横浜市長選、林文子氏が4選出馬へ調整 IR誘致推進の立場で

横浜市の林文子市長=池田直撮影
横浜市の林文子市長=池田直撮影

 任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)に、現職の林文子氏(75)が4選を目指して出馬する方向で調整していることが6日、複数の関係者への取材で判明した。林氏はカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致について推進の立場で、IR実現を望む地元経済界などから出馬を期待する声が上がっていた。他の立候補予定者はほとんどIR反対を掲げており、誘致の是非が主な争点となりそうだ。【樋口淳也、高田奈実、中村紬葵】

 2009年に初当選した林氏は、民間出身の市長として3期12年務めてきた。これまで「与党」として支えてきた自民党市連が6月、多選や年齢を理由に「支援しない」と伝達。林氏はその場で出馬に強い意欲を示したとされ、動向が注目されていた。

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