
東京電力福島第1原発の爆発事故で、今も住民の帰還が果たせぬ福島県双葉町。その駅前商店街の入り口に、かつて、原発を推進する幅16メートルの看板が掲げられていた。
「原子力 明るい未来のエネルギー」。看板に記された標語の作者は、大沼勇治さん、44歳。町を挙げての公募に応募し、優秀賞に輝いた1988年は、坊主頭の小学校の6年生だった。
「看板の下を通る度に誇らしい思いでした」
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