関東大震災で殺害された朝鮮人らを悼む式典に歴代知事が出してきた追悼文を東京都の小池百合子知事が4年連続で送らない方針を示していることに対し、追悼文を送るよう求めるデモが22日夜、新宿区の都庁前で開かれた。新型コロナウイルス対策のため声は上げず、参加者約50人は「私は追悼します」などと書かれたプラカードを掲げて静かに思いを訴えた。
デモは在日コリアンらへの差別に反対する活動をしてきた世田谷区の自営業、谷口岳さん(50)が呼びかけた。ツイッターでも「#小池百合子は9月1日に追悼文を送れ」というハッシュタグ(検索目印)が広がっている。参加した横浜市に住む韓国人、南相旭さん(41)は「知事がメッセージを出すことは多くの都民がこの歴史を考えるきっかけになり、憎しみのない未来への一歩になるはずだ」と話した。
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