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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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リュウグウへの着陸リハ開始 30mまで降下

探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウの着陸候補地として選んだ「L08」地点。残りの2カ所はバックアップで選ばれた地点=宇宙航空研究開発機構、東京大など提供
探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウの着陸候補地として選んだ「L08」地点。残りの2カ所はバックアップで選ばれた地点=宇宙航空研究開発機構、東京大など提供

 小惑星探査機はやぶさ2が11日午後、小惑星リュウグウへの着陸リハーサルを開始した。リュウグウの表面から30メートルまで降下し、運用手順のチェックや表面の状況の情報収集をする。成功すれば、これまでで最も低い高度になる。最低高度に到達するのは12日午後2時ごろの予定。

 はやぶさ2は6月27日、リュウグウの上空20キロに到着。高度を下げたり移動したりして、リュウグウ表面の撮影や重力の測定、表面物質の特徴の分析など、詳細な観測を続けてきた。

 はやぶさ2の着陸地点は、直径100メートルの範囲内に高さ50センチ以上の岩などの障害物がないことが条件。はやぶさ2は機体上部の左右に太陽電池パネルがあり、大きな物体があると着陸時にパネルが壊れる恐れがあるためだ。ところが、観測の結果、リュウグウの表面にはまんべんなく岩塊(ボルダー)があり、着陸に理想的な「広くて平らな場所」がないことが明らかになった。

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