大相撲

春場所9日目の取組速報

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鶴竜、魁聖が全勝キープ 豪栄道は3敗目

 大相撲春場所9日目は19日、土俵際で際どい勝負をものにした鶴竜と、右上手からの力強い引きつけで圧倒した魁聖の2人が、無傷の9連勝。ただ一人1敗だった大奄美が敗れ、首位から2差の2敗に高安、2連覇を狙う栃ノ心ら7人。豪栄道は初顔の千代丸に不覚を取り、3敗に後退した。

<大相撲春場所>幕内の星取表

【大相撲春場所】鶴竜(右)がはたき込みで正代を降す=エディオンアリーナ大阪で2018年3月19日午後5時54分、山崎一輝撮影
【大相撲春場所】鶴竜(右)がはたき込みで正代を降す=エディオンアリーナ大阪で2018年3月19日午後5時54分、山崎一輝撮影

○鶴竜-正代●

正代に押し込まれた鶴竜。突っ張って一度は前に出たが、再び押し込まれる厳しい展開。しかし、土俵際ぎりぎりのところで鶴竜がはたいて左に動く...正代は残せず、勢いそのまま土俵を割ってしまった。なんとか切り抜けた鶴竜は苦笑い。鶴竜9勝0敗、正代5勝4敗


○高安-千代大龍●

立ち合い、高安が左で当たると右に動いて上手投げ。大関・高安が千代大龍を一蹴した。高安7勝2敗、千代大龍1勝8敗

【大相撲春場所】立ち合いでぶつかる高安(左)と千代大龍=エディオンアリーナ大阪で2018年3月19日午後5時48分、山崎一輝撮影
【大相撲春場所】立ち合いでぶつかる高安(左)と千代大龍=エディオンアリーナ大阪で2018年3月19日午後5時48分、山崎一輝撮影

○千代丸-豪栄道●

低い姿勢から前に出た豪栄道。しかし、千代丸に回り込まれると形勢逆転。追い込まれた豪栄道、土俵際でなんとかはたいてみせたが先に右足が土俵外に出てしまう。軍配は千代丸に上がったが「同体ではないか」と物言い。協議の結果、豪栄道の右足が先に出ているとの判断で軍配通りに。豪栄道は痛い3敗目。千代丸4勝5敗、豪栄道6勝3敗

【大相撲春場所】豪栄道(右)を攻める千代丸。押し出しで破った=エディオンアリーナ大阪で2018年3月19日、山崎一輝撮影
【大相撲春場所】豪栄道(右)を攻める千代丸。押し出しで破った=エディオンアリーナ大阪で2018年3月19日、山崎一輝撮影

●御嶽海-琴奨菊○

立ち合いすぐに左四つ。御嶽海は琴奨菊に胸をつけられ中に入ることができず...。最後は琴奨菊がすくい投げで御嶽海を転がした。御嶽海5勝4敗、琴奨菊3勝6敗


●松鳳山-栃ノ心○

栃ノ心が豪快な左のかち上げで松鳳山を起こすと右四つに。万全の寄りで松鳳山を圧倒した。「右おっつけ、左かち上げは、立ち合いからの自然な流れ。なぜこうなるのか分からない。攻めたい気持ちからかな」と栃ノ心。松鳳山5勝4敗、栃ノ心7勝2敗


○逸ノ城-貴景勝●

立ち合い、張り差しを狙った逸ノ城。貴景勝は当たった後に引いてしまう。寄り切りで逸ノ城の勝ち。貴景勝はどこか痛めたのか、ぶつかった衝撃が影響したのか、土俵際で少し力が抜けたような姿だった。逸ノ城7勝2敗、貴景勝3勝6敗


●遠藤-玉鷲○

呼吸合わず、立ち合い2度目で成立。玉鷲が強烈な突き放し。左のど輪で起こすと遠藤に何もさせなかった。遠藤4勝5敗、玉鷲5勝4敗


○荒鷲-宝富士●

荒鷲が下がりつつ宝富士の左を抱えてとったり。荒鷲は今場所初白星を挙げた。荒鷲1勝8敗、宝富士1勝8敗


○魁聖-竜電●

立ち合い、魁聖は右上手、引き寄せて一気に前に出る。竜電は魁聖のパワーに対抗できず土俵下へ。魁聖9勝0敗、竜電3勝6敗


●千代翔馬-北勝富士○

低い姿勢の千代翔馬が踏み込んで前に。北勝富士が強引に右上手をとると送り出し。北勝富士が千代翔馬を降した。千代翔馬3勝6敗、北勝富士3勝6敗


○阿炎-隠岐の海●

阿炎がのど輪で隠岐の海を突き起こすとそのまま突き進む。一方的な相撲で隠岐の海を退けた。阿炎5勝4敗、隠岐の海5勝4敗


●千代の国-嘉風○

頭でぶつかり合った両者。嘉風が左を差して前に出る。土俵際で粘る千代の国に対し、今度は右差し。嘉風が相手のまわしの結び目を掴んでからの出し投げ。千代の国はうつぶせに倒れ込んだ。千代の国5勝4敗、嘉風3勝6敗


○輝-栃煌山●

もろ差しを狙った栃煌山。中に入りかけたが、小手投げに屈した。輝4勝5敗、栃煌山3勝6敗


○豊山-大栄翔●

大栄翔が押し上げて前に出る。先手を取られた豊山だったが土俵際でしのぐと左からの攻めで逆転。押し出しで大栄翔を破った。豊山6勝3敗、大栄翔5勝4


●石浦-錦木○

立ち合い成立も、合わずに「待った」と思ったのか、ふわっと立った石浦、慌てて体勢を整える。錦木が右で石浦の左を抱えると最後は投げの打ち合い。錦木が小手投げで制した。石浦4勝5敗、錦木4勝5敗


○勢-琴勇輝●

琴勇輝の押しに対し引いてはたいた勢。両者土俵下へ...軍配は勢に上がるも「勢が土俵際で飛ぶのと琴勇輝の手がつくのが同時ではないか」と物言い。協議の結果、取り直しに。取り直しの一番、勢が右に動いて再びはたく。琴勇輝は足が出ず、崩れ落ちた。勢7勝2敗、琴勇輝0勝8敗1休


○大翔丸-妙義龍●

呼吸合わず、立ち合い2度目で成立。右で張った妙義龍。大翔丸はかまわず潜って中に入ると一気に前へ。押し出しで大翔丸の勝ち。大翔丸7勝2敗、妙義龍4勝5敗


●大奄美-朝乃山○

朝乃山が突き押しで大奄美を攻める。左のど輪で起こすとそのまま大奄美を押し出した。大奄美7勝2敗、朝乃山5勝4敗


●蒼国来-碧山○

もろ手突きの碧山、しっかりと足を前に出して蒼国来を押し込む。押し出しで碧山の勝ち。蒼国来3勝6敗、碧山7勝2敗


○安美錦-英乃海●

安美錦が頭でぶつかり左で前まわしを取る。切られて右を抱えられたが、下がりつつ右に回り込んで送り出し。ベテラン安美錦が英乃海を降した。安美錦3勝6敗、英乃海2勝7敗。安美錦の通算出場回数が、若の里(元関脇、現西岩親方)を抜き、歴代単独5位の1692になった


<大相撲春場所>幕内の星取表

【取組表】

決まり手

西

安美錦

(3勝6敗)

送り出し

英乃海

(2勝7敗)

蒼国来
(3勝6敗)
押し出し碧山
(7勝2敗)
大奄美
(7勝2敗)
押し出し朝乃山
(5勝4敗)
大翔丸
(7勝2敗)
押し出し妙義龍
(4勝5敗)

(7勝2敗)
はたき込み琴勇輝
(0勝8敗1休)

石浦

(4勝5敗)

小手投げ

錦木

(4勝5敗)

豊山

(6勝3敗)

押し出し

大栄翔

(5勝4敗)

(4勝5敗)

小手投げ

栃煌山

(3勝6敗)

千代の国

(5勝4敗)

上手出し投げ

嘉風

(3勝6敗)

阿炎

(5勝4敗)

押し出し

隠岐の海

(5勝4敗)

千代翔馬

(3勝6敗)

送り出し

北勝富士

(3勝6敗)

魁聖

(9勝0敗)

寄り切り

竜電

(3勝6敗)

荒鷲

(1勝8敗)

とったり

宝富士

(1勝8敗)

遠藤

(4勝5敗)

押し出し

玉鷲

(5勝4敗)

逸ノ城

(7勝2敗)

寄り切り

貴景勝

(3勝6敗)

松鳳山

(5勝4敗)

寄り切り

栃ノ心

(7勝2敗)

御嶽海

(5勝4敗)

すくい投げ

琴奨菊

(3勝6敗)

千代丸

(4勝5敗)

押し出し

豪栄道

(6勝3敗)

高安

(7勝2敗)

上手投げ千代大龍
(1勝8敗)

鶴竜

(9勝0敗)

はたき込み正代
(5勝4敗)

※表内の○…勝/●…負/□…不戦勝/■…不戦敗

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