徳島の食や文化を発信する情報発信拠点「Turn Table(ターンテーブル)」が、4日に東京・渋谷にオープンした。アンテナショップとしては全国で初めて、宿泊施設を備える。「徳島」とは大きく掲げないのに、食や手に取るモノを通じて徳島を体感する。実際に泊まり、そのひとときを体験してみた。【松山文音】
5階建てビルを改装した。1、2階にはカフェと県産食材を使ったレストランがあり、食材は1階のマルシェで販売する。2~5階は宿泊施設で、2段ベッドを並べたドミトリーと個室の計64床を用意した。
看板にも、屋内にも「徳島」と明確に表示されたものはない。ただ、マルシェには県産野菜が並び、内装のタイルはスダチの緑、ソファは鳴門金時の赤、クッションは藍色--と、徳島らしい色で彩る。机や陳列棚には、県産杉を使った。1階の壁には、眉山から見下ろす徳島の町が描かれていた。徳島県庁に、記者自身の住まいも見つけた。数々の“仕掛け”に気づいた人は「徳島」とふと、口にする。
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