
2017年度の政府予算案をアベ家の家計に例えると--。
シンゾーは17年度の年収(税収)が577万円と、16年度の見込みより1万円増えるとソロバンをはじく。16年度は勤め先の業績が悪く、年収は見込みよりも17万円減ってしまったうえ、来春に予定されていた基本給の引き上げ(消費税率10%への増税)は延期になった。だが、取引先の次期社長となるトランプさんが景気の良い話を振りまいているおかげで、来年はボーナス(法人税収の増加)が期待できそうだからだ。父タローがかき集めてくれたへそくり(税外収入)54万円を足すと、収入は631万円になる。
しかし、家計は火の車だ。一家の通院代(社会保障費)は16年度より5万円増えて、325万円。地方で1人暮らしの長女サナエは「アルバイト代(前年度からの繰越金)が減ったから仕送り(地方交付税交付金)を増やせ」と言ってきた。「シンゾーだって大変なんだぞ」とタローがたしなめてくれたけれど、結局、仕送りは156万円と3万円増やした。
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