東京電力は28日、福島第1原発で電源トラブルが発生し、汚染水からセシウムなどを取り除く装置「キュリオン」や建屋周辺の地中を凍らせる「凍土遮水壁」の冷凍機の一部などが停止したと発表した。今年3月に凍土壁の運用を開始後、初めてのトラブル。これらの装置に電気を供給する電源に何らかの異常があったとみられる。東電によると、原子炉への注水などは続いており、周辺環境への影響はないとしている。
東電によると、28日午前3時40分ごろ、免震重要棟の監視室で高圧電源盤の異常を知らせる警報が鳴り、その電源盤から電気を供給していたキュリオンなどが止まっていることが確認された。同11時現在も復旧しておらず、東電は原因を調べている。バックアップ電源はあるが、原因を調査中のため使っていないという。
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