札幌高裁 札幌ドームで失明女性 日本ハムなどに賠償提訴
札幌ドーム(札幌市)でプロ野球の観戦中、ファウルボールが当たって右目を失明した女性が、北海道日本ハムファイターズなどに計約4660万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が20日、札幌高裁(佐藤道明裁判長)で言い渡される。危険な打球を防ぐ責任は誰にあるのか。1審判決は「安全管理に欠陥があった」との原告側主張を全面的に認めており、控訴審の判断は今後のプロ野球観戦の在り方に影響を与えそうだ。【安達恒太郎】
訴訟では、球場の安全管理に問題はなかったか▽危険な打球を防ぐ責任は観客にもあるのか−−などが主な争点となった。高裁は昨年10月に和解勧告したが、今年2月に協議が決裂。原告側は責任の所在を明らかにすることや安全対策の改善を求めたが、球団側と折り合わなかった。
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