
新潟県は4月から、県動物愛護センター(長岡市)で保護・譲渡する猫の体にマイクロチップを埋め込み、再び迷い猫や捨て猫となった場合でも、里親を識別できるようにする取り組みを始める。県内で年間2000匹を超える猫の殺処分数を減少させるのが狙いで、今後、一般の飼い主にもマイクロチップの装着を呼びかける。県生活衛生課は「事業を継続して、成果を上げたい」としている。【柳沢亮】
マイクロチップは特殊なガラス製で、長さ約1センチ、直径約2ミリ。チップには、15桁の個体識別番号が記録されており、獣医師が専用の注入器で首の後ろの皮下に埋め込んで装着する。外れる心配はないといい、同センターの専用リーダーで番号を読み取ると、あらかじめ登録された猫の名前▽飼い主の名前▽連絡先−−などの情報が分かる仕組みとなっている。
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