【モスクワ真野森作】ロシアのプーチン大統領は20日放送された国営テレビのインタビュー番組で自国の核兵器について「安全保障の要素として改良し続けるが、『核のこん棒』を振り回すつもりはない」と述べ、抑制的な姿勢を示した。昨年3月の一方的なクリミア編入後、核の力を誇示する発言を続けていたが、若干トーンを落ち着かせた形だ。
20日の番組のタイトルは「世界秩序」で、プーチン氏が国際関係について幅広く語った。1979年の旧ソ連のアフガニスタン侵攻に関しては「現地政府の要請があった点で米国のベトナム戦争とは大きく異なる」と述べつつ、「全体としてソ連の失策だった」と語った。超大国としての旧ソ連を肯定的に捉えるプーチン氏が、ソ連時代の軍事行動を批判するのは珍しい。
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