毎日新聞は5、6両日、全国世論調査を実施した。結婚しても夫婦が別の名字を名乗る「夫婦別姓」を選択できるようにすることに「賛成」との回答は51%で、「反対」の36%を上回った。ただ、選択的夫婦別姓が認められた場合も、「夫婦で同じ名字」を選ぶと考えている人は73%に上り、「夫婦で別々の名字」は13%にとどまった。調査結果からは、選択的夫婦別姓の導入と、実際に自分が別姓にすることとを分けて考える傾向が鮮明になった。
選択的夫婦別姓に関しては、2009年12月調査でも同じ質問をし、「賛成」50%、「反対」42%だった。このときは男性で賛否が拮抗(きっこう)したが、今回は男性でも賛成が反対を上回った。
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