2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

浜谷直人編著『仲間とともに自己肯定感が育つ保育』

保育園で娘が積極的に挑戦しない、ということが問題視されている。いや「問題」というと、非行少女みたいだけど、そういうことではない。問題のある典型、みたいな感じ。 うちの娘は6歳で、マンガが大好き。だからマンガばかり読んでいるし、マンガばかり描…

『放浪息子』逐巻的精読(4) 13〜14巻

こちらの続き 紙屋A いよいよラストですね。 紙屋B そうですね。別にたいしたオチもありませんが。 A 紙屋Bさんは、高槻さんには全然反応してませんね。 B そんなことないですよ。普通にかわいい。かわいいんだけども、特にこの13〜14巻っていうの…

『放浪息子』逐巻的精読(3) 11〜12巻

※こちらのつづき 紙屋A 11巻でわからないのは、二鳥修一が、中学最後の文化祭でファッションショーに出る決意をして、千葉さおりに女の子の衣装を借りるシーンなんですよね。 紙屋B 何がわからないんですか? A 千葉さおりに衣装を借りた後、修一の夜の…

『放浪息子』逐巻的精読(2) 9〜10巻

こちらのつづきA いきなり「しーちゃん」と「ユキさん」を間違えたわけですが。 B 精読でもなんでもないね。 A 今日、出張だったんだけど、飛行機の中で『放浪息子』読み直していて、気づいて、大声あげそうになったもん。 B それ、航空法のなんかにひっ…

『放浪息子』逐巻的精読(1) 7〜8巻

というわけで、『放浪息子』完結を祝い、巻ごと、話の区切りごとの、感想を垂れ流していく。 シーンの説明を省くので読んでない人にはちんぷんかんぷんだろうし、こういう自意識のだだ漏れぶりに耐えきれない人もいるかもしれないが、しばらく辛抱しろ。お国…

志村貴子『放浪息子』

うぉぉぉ……『放浪息子』が終わってしまった。 ぼくの一番好きなマンガの一つが……。 疎外 志村貴子の短編集『どうにかなる日々』には、中学生のとき家庭教師の男と性行為していた少女・琴子の話が出てくる。琴子は、陰毛が生えてくるので自分が「先生」に嫌わ…