お知らせ

『“町内会”は義務ですか?』8刷です

拙著『“町内会”は義務ですか?〜コミュニティーと自由の実践〜』(小学館新書)が8刷となり、本日我が家に届きました。担当の編集の方からも「もう書店に並んでいると思います」と言われました。 8刷のオビです! 2014年に刊行して10年経ち、今だに読み継…

中川剛『町内会』復刊についての雑感

最近、中川剛『町内会』関連でぼくの昔のエントリにも来訪者がある。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 補足をしておいたけど、同書は最近復刊し、一般の書店やネット書店などでも入手ができるようになった。 2018年のときに思い出深い中公新書を3冊あげさせ…

「楽待」の自治会問題記事にコメントが載りました

不動産投資新聞「楽待」で2024年5月25日付、編集部執筆の「謎の組織『自治会』、加入強制が退去の原因に…大家vs自治会のトラブル勃発 加入は義務じゃない、それでも「自治会」トラブルが減らない理由は」という記事で、取材を受けて、ぼくのコメントが載って…

『このマンガがすごい! 2024』でアンケート回答しました

『このマンガがすごい! 2024』の「オンナ編」選者としてアンケートで回答しました。 このマンガがすごい! 2024 宝島社 Amazon ぼくが選ぼうかどうか迷って結局選ばなかった作品の一つを挙げておくと『いつか死ぬなら絵を売ってから』。 これがオンナ編18位…

「神社のお祭りはいつまで町内会に運営を押し付けられるか」

「季刊 宗教問題」の2023年秋季号に、拙文「神社のお祭りはいつまで町内会に運営を押し付けられるか」を掲載していただいた。 宗教問題43:崩れゆく「伝統」と「共同体」 合同会社宗教問題 Amazon 同号には山下祐介、木下斉、古川琢也、平沢勝栄などがイン…

田村景子『希望の怪物』の書評が掲載されました

日本社会文学会「社会文学」第58号に書評を掲載していただきました。 田村景子『希望の怪物 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ』(笠間書院)についての書評です。 希望の怪物: 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ 作者:田村景子 笠間書院 Amazon…

「隠れ教育費」を3つの部分に分けてその解消を考える

前の記事を書いたことがきっかけとなり、2023年4月5日に「公立小中高の〝隠れ教育費〟を考える」というテーマで「ABEMA Prime」にオンラインで出演した。 www.youtube.com ぼくとして話したことの振り返りはツイッターで行った。 #アベプラ 「隠れ教育費」問…

 『このマンガがすごい! 2023』で回答しました

『このマンガがすごい! 2023』(宝島社)で今年も「総勢45名 各界のマンガ好きが選ぶ このマンガがすごい! オンナ編」に回答させていただきました。 このマンガがすごい! 2023 宝島社 Amazon 去年はぼくが選んだ5作品は1つとして20位にランクインしませ…

『現代思想』2022年12月号に寄稿しました

『現代思想』2022年12月号の「特集=就職氷河期世代/ロスジェネの現在」で「変容期の新たな生き方を模索しようとした実験性――『ロスジェネ』マンガのスケッチ」を寄稿しました。 www.seidosha.co.jp 現代思想 2022年12月号 特集=就職氷河期世代/ロスジェ…

「日本とコリア」に福岡市長選について書きました

日本コリア協会・福岡の機関紙「日本とコリア」第265号(2022年11月1日号)に「ここがロドスだ! ここで跳べ!」という一文を寄稿しました。福岡市長選挙でどのような「合成力」によって市民と野党の共闘が実現したのかを間近で「観察」していた者として書き…

松竹梅を買い占めた父

お盆で帰省したとき、父(84歳)の昔話を意識的に聞くようにしている。というか、録音している。 父の語りは「植木・盆栽の卸の成功譚」という体裁を持っていて、めっぽう面白い。アジテーターなのであろう。 十八番は、「1988年末の松竹梅の相場を立てた」…

「週刊ポスト」6月24日号でコメントしました

「週刊ポスト」2022年6月24日号で「夫婦で『やめる』と幸せになる111の秘訣」特集のうち「ほんとに面倒な人間関係10と『距離を取る』『縁を切る』これが正解!」の章(すごいタイトル…)で、『“町内会”は義務ですか?』の著者としてコメントしました。 週刊…

「わが青春つきるとも」のトークイベントに出演しました

映画「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」の神戸でのトークイベントに出演させていただきました。(伊藤千代子は戦前の共産党員で、天皇制権力の弾圧により若くして獄中で亡くなりました。その映画化です) 声をかけてくださった民青同盟兵庫県委員会の…

「PTAはどう変わるべきか」:雑誌「教育」に書きました

教育科学研究会編集の雑誌「教育」(旬報社)2022年6月号に「PTAはどう変わるべきか」というタイトルで執筆しました。 この文章は「保護者の願い、学校の現在」という特集の中の一文です。 編集後記に次のようにあります。 保護者が学校という場で他の保護者…

民主青年新聞で「水木しげる生誕100周年」特集でコメントしました

5月16日付の民主青年新聞で「水木しげる生誕100周年」特集があり水木しげるのマンガについてコメントしています。 水木の3冊のマンガもお勧めしました。 リアルということについて 当の水木自身は、「戦争コミック」と対比して「戦争想像コミック」というも…

「星灯」No.9で「ドリン・ドリン!」という小説を書きました

同人誌「星灯」No.9(2022年4月号)で「ドリン・ドリン!」という小説を書きました。 えっ、紙屋が小説とかwww って呵々大笑の貴兄。 そうじゃないんです。いや、小説なんですけど…。 左翼組織の今後のあり方、もっと言えば「ビジネスモデル」「マネタイズ…

「マンガ論争 24」で対談&木戸衛一「ドイツ総選挙をどう見るか」

「マンガ論争 24」で荻野幸太郎さんと対談した。 manronweb.com 左翼が表現の自由と表現規制についてどうしているのか、どうすべきなのかがテーマだったが、もっと言えば、表現の自由の問題と、ジェンダー平等の課題をどう両立させるのか、という問題だと感…

堀内京子『PTA モヤモヤの正体』の書評が「赤旗」日曜版に載りました

堀内京子『PTA モヤモヤの正体』(筑摩選書)の書評が「しんぶん赤旗」日曜版2022年1月16日号に載った。 PTA モヤモヤの正体 ――役員決めから会費、「親も知らない問題」まで (筑摩選書) 作者:堀内 京子 筑摩書房 Amazon PTAにかかわりながら日常に感じるモヤ…

『このマンガがすごい! 2022』で回答&『明日、私は誰かのカノジョ』

『このマンガがすごい! 2022』(宝島社)で今年も「総勢43名 各界のマンガ好きが選ぶ このマンガがすごい! オンナ編」に回答させていただいた。 このマンガがすごい! 2022 このマンガがすごい! 宝島社 Amazon 今回はぼくが選んだものは1つも20位に入らな…

何か書かないと人生が変わらない

「はてなブログ10周年特設サイト」で、なんと自分のブログが取り上げられておりました。 hatenablog.com ありがとうございます。 2箇所で取り上げられました。 一つは、「II 10年間で話題になった記事」のところで。 ぼくが書いたこの記事ですね。 kamiyake…

「日本とコリア」(2021年11月1日号)にインタビューが載りました

日本コリア協会・福岡が発行している「日本とコリア」2021年11月1日(253)号の巻頭で「この人に聞く」というインタビューを載せていただきました。 ぼくは同誌で時々コラムを書かせてもらっているのですが、同誌の編集をされている方が、ぼくが上西充子教授…

「やってる」感だけの空手形

…っていうタイトルのエッセイを「日本とコリア」第252号(2021年10月1日号、日本コリア協会・福岡発行)に掲載していただきました(「これでいいのかニッポン!」というコーナーです)。 日本政府は2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを打ち出しています…

「福岡民報」2021年7月号に「マンガから見えるジェンダー」3回目

「福岡民報」2021年7月号に「マンガから見えるジェンダー」という連載で、よしながふみ『きのう何食べた?』と『1限めはやる気の民法』を取り上げた。 同性愛が日常にドラマで描かれるようになったことと、同性愛を「気持ち悪い」とする感情をどう評価するか…

山本直樹『田舎』

「福岡民報」2021年6月号(No.1711)に「マンガから見えるジェンダー」という3回連載の第2回目が載った。山本直樹『田舎』を入り口にしながらエロマンガについて書いている。エロマンガというポルノが問題だと思う人はなぜそれが問題なのか答えられる(言語…

週刊現代2021年4月3日号に町内会問題のコメント掲載

「週刊現代」2021年4月3日号に町内会問題についてのぼくのコメントが掲載されました。 週刊現代 2021年4月3日号 [雑誌] 「60歳すぎたら、70歳すぎたら『人づきあい』を整理する」という特集の中で、ぼくが町内会で人間関係のトラブルに巻き込まれた経…

「福岡民報」で「マンガから見えるジェンダー」を連載

「福岡民報」2021年5月号(No.1710)に「マンガから見えるジェンダー」という(たしか)3回連載の第1回目が載りました。 「福岡民報」って福岡県で最も配布されている媒体=号外チラシと思われているかもしれませんが(笑)、ちゃんと定期刊行されているん…

講演会で質問されて考えたこと

講演終わりました。 いっぱいのお運びでありがとうございます! 「ゆるゆるな新町内会をつくってみた」と題して、佐賀市立高木瀬公民館の「第4回 大人塾(R2)」で講演します。(会員限定で、すでに入場応募受付は締め切られています。)https://t.co/BAOyX4…

佐賀市立高木瀬公民館の「大人塾」で講演します

「ゆるゆるな新町内会をつくってみた」と題して、佐賀市立高木瀬公民館の「第4回 大人塾(R2)」で講演します。(会員限定で、すでに入場応募受付は締め切られています。)https://t.co/BAOyX4jZC2 — 紙屋高雪 (@kamiyakousetsu) 2021年1月25日

「鬼滅の刃」についてインタビューを受けました

「しんぶん赤旗」日曜版2021年1月17日号の「『鬼滅』旋風どう見る」という『鬼滅の刃』特集でコメントしました。インタビューをまとめてもらったものです。 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 発売日: 2016/06/17 メディア: Kindle版 …

「ぼくは娘の保護者になれない」

「ぼくは娘の保護者になれない」というエッセイを日本コリア協会・福岡の「日本とコリア」誌第243号(2021年1月1日号)に寄稿しました。「これでいいのかニッポン!」というリレー連載のコーナーです。 夫婦同姓の強制によって、事実婚ではどのような不利が…