2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

横山光輝『ウイグル無頼』

中学校のときに、横山光輝の『三国志』にハマり、学校にもちこんでブームをつくったのは何を隠そうこの俺である。そのあと『横山光輝三国志事典 おもしろゼミナール』という困ったタイトルの本が出たくらいだから、自分の学校を起点として全国的ブームとなり…

『サラリーマン漫画の戦後史』と『三等重役』

会社の慰安旅行に行ってきた。 温泉街に100人規模とかで出かけたりして、そんでもって、大宴会場でみんな浴衣を着て、舞台で中高年の上司とかが演歌とか歌っちゃったりするので、ものすごく「戦後」なわけである。別に若い女性にじゃなかったけど、年配の女…

サンデルの問いを考えてみる

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』をちょっとした読書会で読むために読了した。ちなみにサンデルのこの本、そこでも話題になってたんですが5月発売でもう68刷ですよ。まああんまり部数はないんでしょうけど。 サンデルは日本での講義の…

「週刊アスキー」に「私のハマった3冊」を書きました

「週刊アスキー」の2010年9月21日号(No.799)に「私のハマった3冊」を書きました。 小賢しい知恵が炸裂する歴史漫画、ということで選びました。

林まつり『ダンナは海上保安官』

『ダンナは海上保安官』はタイトルのとおりの4コマコミックエッセイである。 職業に焦点をあてたコミックエッセイは、その職業の知られざる点を掘り下げるというだけでも、つまりネタの発掘だけでもかなり楽しめるものである。 シャコが船から出た人のウン…

「くさらせる叱り方」にかわる20の方法について

下記の記事を読んで思ったことを、ちょっとだけメモ。 「くさらせる叱り方」にかわる20の方法 読書猿Classic: between / beyond readers http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-416.html この記事は「子どもをくさらせる10の叱り方」 http://r…

「ザ・スニーカー」、ガジェット通信に拙文が載ってます

角川書店のライトノベル誌「ザ・スニーカー」に「コミック前のめり!」という連載を持っておりますが、最新号(2010年10月号)に柳原望『高杉さん家のおべんとう』の書評を書きました。 また、ガジェット通信に「子供をしかる若い母親に『お母さん、それは無…

立ち読みはやっぱりいいんじゃないか

本屋で立ち読みしていいでしょ、というか、俺は本なんか買わない、どうしても読みたい本は時間かけて立ち読みしちゃう、という人(J_ogawa)のことが話題になっている。Togetter - 立ち読みって何が悪いの? http://togetter.com/li/46420 始まりから13:06あ…