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| 概ね日常回。 しかし後半、最近今ひとつパッとしなかったシンドイーネが……!
さて本編。
トラだー! ……ということで、今回の舞台は動物園。
アムールトラの迫力に、みんなビックリです。 まあ約1名、平然としているわけですが……。
「オレの仲間は最高にワイルドだぜ」 「へっ?トラとネコって仲間なわけ?」 「……っていうか、そもそもニャトランはネコじゃ」
などと会話していると、割って入ってくる少年が。 「お姉さん、全然知らないんだな。トラとネコは同じネコ科の動物だって」
この少年は『円山孝太』(CV=泊明日菜)。 そういえば、動物園とか博物館には、妙に詳しい小学生がいたりしますよね。
目の前のトラについて一通りレクチャーした孝太は、のどかたちを案内することを買って出ます。 「もしかしてお姉さんたち、ここ来るの始めて?」 「しょうがねぇな。だったらオレが案内してやるよ!」
まあ、他意はないのでしょうが……ナンパみたいなことしてんな?
ではいざ出発というところで、孝太のお父さんが合流。 孝太のお父さんは円山先生でした。
休日に出くわすとわりと気まずいのですが、お互いそんな表情ひとつせず。 円山先生の人のよさが滲み出ています。
軽く挨拶を済ませたら、まずはどこへ向かうかの相談。
「キリン。絶対キリン!」 「私はハシビロコウが見たいわ」 「動物と触れ合えるところに行ってみたいなぁ」 「わたくしは、どこでも構いません」
見事にバラバラですね。 そんなわけで、端から順に見て回ることに。
道すがら、のどかたちについて忌憚のない感想を言う孝太。 「にしてもさ、お姉さんたち、ほんとキャラばらばらじゃない?」 「話すこととか、雰囲気とか。なのに、よく仲よくできるよねー」 「オレだったら絶対無理」
失礼な物言いを諫める先生。 「こら孝太。この子たちはばらばらなのがいいんだ」
先生の『わかっている人』感が半端ないですね……。 まあ、実際問題、よくわかっているのだと思いますが。
孝太がこう言うのも、現在友達と喧嘩中だからのようです。 察するに、何かが合わなかったのが原因なのでしょう。
「今日も、本当はそのこの家族と一緒に来るはずだったんだが……」 「別にいいよ、あんなヤツ」
そう言う孝太に、アスミが話しかけます。 「あんなヤツというのは、つまり嫌いなのですか?」
「……っていうか、面倒くさい」と答える孝太。 「喧嘩とかも面倒くさいから、オレもう友達いらねぇ」
なかなか面倒くさいことを言っています。 まあ、そのひとりとこじれただけで友達全体の話になるあたり、無意識にかなり大事に思っていることが伺えますが。
キリンを見て、ハシビロコウを見て、触れ合いコーナーへ。 それぞれ、発案者だけでなくみんな大喜びです。
「結局、4人とも行くとこ全部楽しんでんじゃん」とこぼす孝太。
「だろう?」と答える先生。 「孝太の言うとおり、あの子たちは雰囲気がばらばらに見えて、でも、何故だかとても仲がよくてね」
その後、ケープハイラックスを見ていると、後ろから声を掛けられます。
件の、孝太と喧嘩中の相手『秀一』(CV=七瀬彩夏)と、そのお父さん。 一緒に行くことは取りやめたものの、動物園に行くこと自体はキャンセルしなかったようです。
鉢合わせたことで、喧嘩を再開するふたり。
「べ……別に仲よくしてねぇし!」 「そうですよ。ボクらもう友達やめたんです」
父親たちは諫めますが、子供たちは止まりません。
「だって、孝太が絶対トラとか言って……」 「お前こそ、ライオン、ライオンって」 「絶対ライオンの方が強い」 「トラの方が強いに決まってる」
こうして、ライオンとトラの最強談義が。 喧嘩の原因はこれだったわけですね……まあ、案外バカにしたものでもなく、争いごとはわりとこういうものですが。
結局決着は付かず、再び喧嘩別れ。 孝太は微妙に後ろ髪引かれるものを感じているようですが、飲み込んでしまい、雰囲気は最悪です。
そこで、我らがのどかの出番です。
「ねぇ、そろそろご飯にしない?私、お腹空いちゃった」 そう言って、一息つくことを提案します。
本当、完璧な対応ですね。
そして、昼食タイム。 やはりというか、のどかたちは注文もばらばら。
のどかがハンバーグ、ちゆがピザ、ひなたがオムライス(?)、アスミがハンバーガーです。 意図的に外したわけではなく、自然にこうなったようです。
せっかくみんな別のものを頼んだので、分け合って楽しむのどかたち。
そんなのどかたちを見て何か感じ取る孝太に、先生がアドバイス。 「キャラが違うからこそ、楽しいってこともある。興味のなかった動物を見たり、いつもなら注文しない料理を美味しいと感じたり」 「相手がいるから、自分の世界が広がる。友達はいいもんだ」
口出しは最小限で、孝太が自分で考える・感じるように仕向けているのが伺えます。 いい人なのはわりと初期からわかってはいましたが、人がいいだけでなく、なかなかの人物でもありますね。
そうしていると、園内の別の場所にダルイゼンが出現。 本当、なんでこんなに場所が被るのでしょうね……やはり、これもまた縁でしょうか。
今回のダルイゼン、主な目的はメガパーツの回収の様子。 どうやら、(ダルイゼンの)手持ちは既に使い切ってしまったようですね……まあ、収穫のできない使い方をしていたので、仕方ない部分もありますが。
そうして、手ごろな植物にナノビョーゲンを放ち、メガビョーゲン化。 メタ的には、動物園なのに動物ではないというのは、結構な変化球だと思います。
メガビョーゲン発生により、ラテの体調が悪化。 事態を察知したのどかたちは、急遽先生たちとお別れし、現場へ急行し、変身します。
そして、程なくして怪物騒ぎ。 これはもう、怪物騒ぎとのどかが関連付けられてもおかしくない(第7話)振る舞いのような……。
先生たちも、もちろん避難。 孝太を出口付近まで連れて行った先生は、ほかの人を助けるため、引き返します。
職業柄か人柄か、少しでも人の役に立ちたいという感じですね。 今作のモブでない大人は、そういう人が多い気がします(全員ではない)。
先生と別れた孝太の前に、転んだ秀一が。 孝太は秀一を助け起こし、一緒に逃げようとします。
「秀一、一緒に行くぞ」 「いや、ボク足遅いからお前は先に……」 「いいから」
そう言って、肩を貸す孝太。
「あのさ、オレたちってさ、全然キャラ違うじゃん。お前はすげぇ勉強できるし、オレは勉強いまいちだけどスポーツ得意だし」 「でもさ、キャラが違うといいってこともあるのかも。今日見たお姉さんたちがさ、キャラばらばらだけどすげぇ楽しそうで」 「だから、そういうのもありかなって」
それを聞いて、「そっか」と答える秀一。 その表情は、だいぶ緩やかになっていました。
仲直りですね。 こうなれば、ライオンとトラの話も、相変わらずお互い譲りませんが、笑いながらできます。
孝太たちが決着した頃、プリキュア対メガビョーゲンのバトルも佳境。 メガパーツなしのメガビョーゲンなので、後れを取ることもなく、フォンテーヌの『キュアスキャン』が開幕成功したりと押せ押せムードです。
「やれやれ、あれじゃメガビョーゲンが育たない」と、重い腰を上げるダルイゼン。 戦いに割って入り、かき乱します。
アースの勢いを止め、フォンテーヌとスパークルを吹っ飛ばし、次はグレース。 姿をくらまし、接近するダルイゼンですが……グレースはそれを見切ります。
睨み合い。 「元気?」と挑発するダルイゼンに「あなたに言われたくない」と返すグレース。
なかなかいい感じに緊迫した雰囲気です。 やはりこのふたりは別格というか、別世界ですね。
そうしている間に、メガビョーゲンが成長。 ダルイゼンはその端を切断し、複数のメガパーツの入手に成功します。
それを物陰から見ていたのが、シンドイーネ。 万事上手く行っている感じのダルイゼンに対し、焦りや嫉妬が露わ。
まあ、最近でいえばメガパーツも今ひとつ活用できてないですし、存在感は薄いですよね。 そんなシンドイーネが執った手段、それは……自らにメガパーツを使用!
「何が起こるか分かんないけど、キングビョーゲンさまのためなら構わない」 「あたしが一番になるのよ。キングビョーゲンさまの、一番に!」
悲痛な叫び。 本当、一途ではあるのですよね。
さて、そんなことが起きているとは露知らず、戦闘は続行中。 メガビョーゲンが成長したことにより、やや手を焼くようになりますが、それでもアースの敵ではありません。
『音のエレメント』を用いた攻撃により動きを止め、一撃を見舞います。 そしてフィニッシュは、グレースたちの『プリキュア・ヒーリングオアシス』!
かくして、『葉っぱのエレメントさん』は救出され、メガビョーゲンは浄化。 本来の目的は既に果たしていたダルイゼンも早々に撤退です。
これにて、めでたしめでたし……とはいかず。 秀一親子と別れ、動物園のゲートで先生を待っていた孝太の前に、新生シンドイーネが。
「フフ……あんたで試してあげる」と、ナノビョーゲンを孝太に差し向けるシンドイーネ。 これはつまり、人間相手でも蝕めるようになったということでしょうか。
(画像クリックで高解像度版表示)
孝太のピンチに、自らの体を投げ出す先生。 身代わりになり、ナノビョーゲンを打ち込まれた先生は、果たしてどうなってしまうのでしょうか。
 
| 2020/10/25 12:07|TV・CD・本|TB:2|CM:4|▲
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コメント
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| シンドイーネさんが追い詰めれられた状況になりましたね。自分自身にメガパーツを注入するとは対した覚悟だと思います。
パワーアップに成功しましたが、副作用とか起こる可能性は高いでしょうか?苦しみ出したり制御が出来なくなって暴走したりしないでしょうか?
シンドイーネさんが浄化されヒーリングッバイされる日が近いじゃないかと思います。
シンドイーネさんがパワーアップした時のメイクは涙でしょうか?キュアフォンテーヌこと沢泉ちゆちゃんと関係あるのでしょうか?シンドイーネの宿主はちゆちゃん?またはとうじ君などの沢泉家の関係者?キュアスパークルこと平光ひなたちゃん?円山先生?小考太くん?などでしょうか? |
アイワーン 6月6日生まれのふたご座 #-|2020/10/31(土) 11:50 [ 編集 ]
| > シンドイーネさんが追い詰めれられた状況になりましたね。自分自身にメガパーツを注入するとは対した覚悟だと思います。
キングビョーゲンによく思われるためなら、本当に何でもするタイプですよね。 言動は軽薄ですが、そこのところは重いというかなんというか。
> パワーアップに成功しましたが、副作用とか起こる可能性は高いでしょうか?苦しみ出したり制御が出来なくなって暴走したりしないでしょうか?
いかにもそういうことがありそうな感じの前フリではありました。 これで何もなかったら、逆に驚きです。
> シンドイーネさんが浄化されヒーリングッバイされる日が近いじゃないかと思います。
突然のパワーアップは更なるパワーアップの前座になることも多いので、心配ですよね。 ただ、感想の方でも触れましたが、単純に怪物化ではないことと、ギガビョーゲンを作り出したことで、退場の可能性自体は減少したように思います。
まあ、それでも、今作だと容赦なくやってしまうというのも否定しきれないのですが……。
> シンドイーネさんがパワーアップした時のメイクは涙でしょうか?キュアフォンテーヌこと沢泉ちゆちゃんと関係あるのでしょうか?シンドイーネの宿主はちゆちゃん?またはとうじ君などの沢泉家の関係者?キュアスパークルこと平光ひなたちゃん?円山先生?小考太くん?などでしょうか?
涙系のメイクに見えますが、どうでしょうね? デザイン自体には何かしらの意図はあるとは思いますが、本編で拾われる要素なのかは微妙なところではないでしょうか。
宿主に関しては、ちょうど3対3なので対応させたくなりますが、ここまでの話からすると、直接的には無関係なのではないかと思います。 キングビョーゲンが健在だった時期は相当昔ですし、逆に復活は最近すぎるので、その時期に寄生されていたなら、のどかの病気に対してもっと違う反応になっていたはず。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2020/11/06(金) 05:12 [ 編集 ]
| シンドイーネが次回で浄化を免れたとしても、今月中に浄化される可能性はあるでしょうか?ある日突然に制御が出来なくなる苦しみ出して暴走し、自らギガビョーゲン化する可能性はあるでしょうか?GO!プリンセスプリキュアのトワイライトみたいに邪悪な仮面を被って最後の戦いを挑む流れにならないでしょうか?
シンドイーネはキュアフォンテーヌ(ちゆ)を関係あるのでしょうか?
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アイワーン 6月6日生まれのふたご座 #-|2020/11/06(金) 23:45 [ 編集 ]
| > シンドイーネが次回で浄化を免れたとしても、今月中に浄化される可能性はあるでしょうか?ある日突然に制御が出来なくなる苦しみ出して暴走し、自らギガビョーゲン化する可能性はあるでしょうか?GO!プリンセスプリキュアのトワイライトみたいに邪悪な仮面を被って最後の戦いを挑む流れにならないでしょうか?
直前のレスでも書いたように、暴走の可能性は十分にあり得ると思います。 ただ、メガパーツ以前から既にテラビョーゲンなので、ギガビョーゲン化はないのではないかと思います。
それとはまた別の怪物化ならあり得るとは思いますが。 それがペタビョーゲンなのかは、主に語感の関係で予想も難しいところですけども。
> シンドイーネはキュアフォンテーヌ(ちゆ)を関係あるのでしょうか?
これも先のレスでも書いたとおりですね。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2020/11/08(日) 04:39 [ 編集 ]
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ヒーリングっど♥プリキュア 第30話「キャラがバラバラ?動物園の休日」 
| ”らいしゅうのヒーリングっど♥プリキュアはおやすみです”
うぐぅ…_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
決定事項だったんでしょうけどねえ。タイミング悪いなあ。
この分だと結局放映回数少ないまま来年1月終了か。
お話の方はかなり巻き展開?
悪事で一歩遅れを取ってる感が否めないシンドイーネさん。
自らメガパーツを埋め込んで悪さ爆増し。
次回プリキュアの新技食らっちゃいそうだけど^^;
シンド姐さん...  
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のらりんすけっち 2020/10/25(日) 19:55
ヒーリングっど♥プリキュア 第30話「キャラがバラバラ?動物園の休日」 
| ヒーリングっど♥プリキュアの第30話を見ました。
第30話 キャラがバラバラ?動物園の休日
動物園に遊びに来たのどか達はそこで孝太という男の子と出会う。
孝太の父はのどか達の担任の円山先生で、親子で動物園を訪れていた。
雰囲気も見たい動物もバラバラなのに、仲良くできるのどかたちを不思議がる孝太はいっしょに動物園に行く約束をしていた友達の秀一とケンカをしたばかりだった。
園内をめぐって...  
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MAGI☆の日記 2020/10/25(日) 20:46
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