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電圧降下についての考え方を教えてください。 最近仕事絡みで電気の勉強を始めた初心者です。 電圧降下について、本やネットでいくつか読んでみて理論や計算式は知りましたが、実務で実際に何をどうすれば良いのかがいまいちピンときません。 例えば空調機(業務用マルチエアコンなど)の複数の室内機(単相100V)の電源配線を渡りにするとき、空調機の仕様書には20mまで2mm2、それより長いときは内線既定でー、など書いてあります。 電源盤から一番遠い室内機まで150mあったとしたら、電線サイズをいくつにしたらいいのか…、となると求め方がわかりません。 それと、例えば電線が太くなる場合、機器の端子が小さくて上手く接続できないということもあるかと思いますが、そういったときはどうするのが良いのでしょう? 途中から細くするのは危険とどこかで聞いたような記憶があるのですが。 知識のある方、教えていただけると嬉しいです。

補足

質問の仕方が悪くてすみません。 電線の求め方も知りたいのです。 業者さんから出された見積もりに記載されている電線の太さが合っているのか確認したくて。 例えば室内機全ての合計電流値が5Aだったら、その渡りが総長150mだと何mm2を引っ張ればいいのかという。

工学 | エアコン、空調家電171閲覧xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">25

回答(6件)

販売施工しております、計算は先の方ので 業務用マルチは室内機も単相200Vになり 室外機は3相動力になります メーカー推奨の太さはある程度まで150m離れることはビルマルになればありますが ビルマルチであれば室内機には個別に電源入るので 信号線は2芯で室外機から出てます こちらは直流になるので あなたの質問では主に電圧降下は電源の配線の話になります 3相動力でも高圧受電しても150m離れるとかなりの電圧降下になり ある大きい現場ではキュービクル1つの予定が2つつけたこともあります

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電線と言うのは電圧降下だけでは無く、被覆が 定格温度に収まるか? のどちらかで決まります。 電圧降下は簡単です。 電線を1個の抵抗とすると、機器との直列になり ます。 2㎟で150mの抵抗はですが、電線は2本なので 300mの抵抗となります。 と言う事で、2㎟の抵抗は? 9.5Ω/km なので、300mでは? 9.5/1000X300=2.85Ω と言う事で、これに5A流すと V=IR=5X2.85=14.25V 電圧降下を起こします。 逆に、5Aで3V以下に抑える場合 R=V/I=3/5=0.6Ω以下となります。 と言う事で、300mで0.6Ωです、1000mでは何 Ωか? 300:0.6=1000:x 300x=0.6X1000 x=0.6X1000/300=2Ω と言う事で、1kmで2Ω以下の電線は? 14㎟の1.32Ω/km となります。 メーカーによって抵抗値は変わりますので、 計算して下さい。

ざっくりとはこちらで計算してみると良いです。 https://www.kyokuto-k.co.jp/voltagedrop.html 例えば 盤---50m---機器1---50m---機器2---50m---機器3 各機器の電流1.6Aとする。 盤から機器3までの電圧降下を2%程度に抑えようとしますと大体、 盤---14SQ---機器1---8SQ---機器2---5.5S Q---機器3 盤→機器1=0.61V 機器1→機器2=0.72V 機器2→機器3=0.51V 盤→機器3=0.61+0.72+0.51=1.84V ※内機の近くにプルボックスを設けて、配線サイズを落としてから端子に接続。 みたいな感じになります。ただ実際は余程悪い環境(放熱しにくいとことか)でない限り、もうワンランク細くして施工する場合も多いと思います。 ※あとは電線の太さどうこうよりも、そもそも150mという長さはメーカー的にNGだと思います(普通は最大でも90m程度に抑えなければならないはず)。なので、一度機器メーカーに問い合わせてみてください。

>業者さんから出された見積もりに記載されている電線の太さが合っているのか確認したくて。 業者は一々計算などしていません。また貴方や業者が計算した値は何の根拠にもなりません。電気工事で使用される電線の太さ、開閉器容量等は全て内線規程によって決められています。貴方のするべきことは業者の見積もりに記載されている電線の太さが内線規程通りかどうかを調べることです。 基礎知識として計算方法は必要ですが、内線規程を理解する方が役立つでしょう。

合計が5Aという考え方では駄目です。 1台の負荷電流が○○A、それが○○台、その合計で〇〇Aという考え方でないといけません。 つまり幹線での電圧降下は負荷電流の総合計で考えますが、2台目以降は1台目の負荷電流分は流れないので減少し、その分を差し引いた電流値で電圧降下するという事です。 そうやって末端までの設置台数が減少していくたびに負荷電流も減少していくので、電線径も小さくする事ができます。