回答受付終了まであと6日

どちらが効率的なのでしょうか? 機械加工(NC)をやってます。 ある機械の部品の加工、機械1つに対して部品4つ。特殊製品で形状や寸法が毎回異なる。 テーブルにバイスを1つセットして、1品1品の加工をしていたら、部長クラスの奴がキレてきました。 「どうしてバイスをテーブルに2つ付けて、やらないんだ?」と 私としては マシンバイスは40キロほどあり、取り付け取り外しが厄介。これら部品の加工の後は、テーブルに直で置く部品の加工があるため、1つで加工している。また、部品1つの加工時間は一番長いもので、30分。短いものは5分ほど。 1つ加工している間に、次の準備をしたい。 失敗が許されないから、小刻みに加工を進めていきたい。 という理由でした。説明しましたが、かなりキレられました。 NC機を汎用機のような使いかたをするなと言われました。 その人が言うには、一回にできるだけ、多くのワークをセットして確認して、最後に起動ボタンを押すってのが効率的なんだ!!ということです。 機械動いてても、外段取りってできますよね? 以前は、ドリルやエンドミルをハイスから超硬に変えたことで、加工速度があがりました。しかし、可動時間が落ちてしまい、そのことでゴチャゴチャと言われました。 超硬の方が寿命も長く、加工が早くなるため、手待ちも減る。値段は倍くらいですが、コストダウンできてるはず。 偉い人たちは、汎用機しか使ったことありません。

補足

回答ありがとうございます。 意見が2つに別れましたね。 同じモノ10品〜のリピート品や量産品なら、テーブルバイスを沢山つけて加工します。 単品は精度も高く、材料も特殊だったりします。測定などをはさみ、シングルブロックをかけて、加工音などを聞きながら慎重にすすめます。

回答(4件)

そのキレやすい人の言う通りにやって、どうなったかその現場に立ち会わせたらいいのではないんですか。意外にもダメだと思ったほうのやり方が良かった、ということだって、もしかしたらあるかもしれませんよ。 いや実際にやってみたけどだめだったんです、という回答もあるでしょうけど。 そのダメだった経験っていつの話ですかと返すと今度は答えられないんですけどね。ある例としてはある技術者が磁力で磁性物体を空中に保持することはできないと数式で証明し定理と称されたそれが100数年間通用していました。その定理を知らない研究者がやってみるとついに磁気で物体を浮かせることに成功しました。ありえないので研究してみたらその定理には穴があったということです。研究者が定理を知っていたらあと数百年は定理は生き続けたはずですね。

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

小ロット多品種、少量生産、単品試作など量産ではない少量加工の場合実際のところ効率に正解ありません。不良率などのマイナス要因も含めた上での比較などができず時間と金額換算での比較が難しいので。 結果として偉い人の感覚で良いとされるものが良い、この基準になっているんでしょう。小さい会社なら特に普通と思います。 どっちが正しいかなんて考えるだけ無駄ですので、考え合わない人の指摘を無視して自分の正しいと思うことを重視していくのか、面倒を避けて上が気にいる方法を取って無難に過ごすのか、好きな方選べばいいです。 加工と機械の知識経験積んで中規模以上の量産工場狙って転職した方がいいですよ。 量産の場合は効率=金ですのでそんな意味不明な無駄な方法で意見分かれることはありません。1時間の生産能力が高く不良率が低い物が正義ですので結果がわかりやすいです。 後昇進昇格や昇給の上限も量産屋の方が高いです。 量産=脱着作業者じゃないですよ。設備の世話する技術者ポジションの方です。

そりゃバイス何台も載せて加工したほうが効率いいよ 業務時間に段取り(内段取り)や加工時間の短いものをできるだけやって昼休憩や夜間に時間のかかるものをまとめて動かせば稼働率も上がる 超硬工具にして加工時間は短縮するのになぜ稼働時間が落ちたんでしょうね コストダウンできてる「はず」ではなく実績を出さないといけませんね バイス載せるのなんて5分もかからないでしょ ワーク原点がたくさんあるのを利用しない手はありません

部長さんは「できるだけ多くのワークをセットして、最後に起動ボタンを押す」と言っていますが、これはトータルの段取り時間が長くなります。 ​あなたのやり方であれば、 ​バイス1個設置 ​(外段取り)加工中に次のワークを準備 ​加工が終わったらすぐ次のワークに交換 ​という流れで、「機械が動いていない時間(非稼働時間)」を最小限に抑えられます。部長さんの言うやり方だと、重いバイスを2個設置し、4個のワークすべてをセットし終わるまで、機械は動かせません。 ​機械が動いている最中に、次の準備をするのが、現代の製造業では最も効率的な考え方です。 ​超硬工具の件 ​以前の「可動時間が落ちた」という件は、おそらく加工速度が上がりすぎて、機械の能力ギリギリで運転した結果、予期せぬトラブルや調整が増えたということかもしれません。 ​ですが、超硬工具で「加工速度が上がり、寿命が延び、手待ちが減る」というのは、トータルで見れば間違いなくコストダウン・効率アップです。 ​偉い人は「機械が止まっている=悪」というシンプルな指標しか見ていない可能性が高いです。しかし、あなたが加工速度を上げた分、部品が早く完成し、次の工程に早く回せるというトータルでの効率アップは無視できません。 ​部長さんには、NC機を使う目的は「機械を動かすこと」ではなく「不良品を出さずに、早く、安く、部品を作ること」だと、具体的な数字(トータルの完成時間)で説明できると、理解してもらいやすいかもしれません。頑張ってください!