「これはさっき教えたろ?」「なんでこんなカンタンなことできないの!?」「ヘタクソだなっ!」って子どもを罵る親父に私はなるのだろうか?(私へのメッセージ)
あと7年経つと、息子は10歳になる。ちょうど反抗期の入口かな? 息子10才をひとつのマイルストーンとして、それまでに、何をしてやれるだろう、何を考えてやれるだろう。(前回の記事)
えと、考えるきっかけとなった本は「実践 親子会話術」です。最初は「子どもとちゃんと話すらできなくなったって?このドキュソ親がッ」と思ったものですが、ヒトゴトじゃないぞと。
彼が初めて立った瞬間を、ハッキリと覚えている。彼は思う存分ズリハイを楽しんでいた。ふと静かになったなぁと視線を向けると、まさに立ち上がろうとしていた。まるで土俵入りのようにしずしずと、ふんばりながら、ものすごく集中した顔つきで。
彼が立ち上がった瞬間、私は叫んでいた「うわーできたね、たっちできたねー すごいすごーい!! ママ、ママ、はやくはやく!!」
彼が初めて「ママごめんなさい」が言えたときも、ちゃんと覚えているぞ。お風呂上りにパンツをはきたくないとダダこねたんだ。ママはその時ずいぶん疲れてて、すかしたりなだめたりしてもダメだったんで、「もうママ知らない! 勝手にしなさい!!」って怒っちゃったんだよな。
… しばらくして、彼が自分から「… ママごめんちゃい」と謝ったとき、パパもママも嬉しくて、嬉しくて、パンツのことなんてどうでもよくて、ちゃんとごめんなさいが言えたことに小躍りしたものよ。
絶対に忘れない。初めて喃語(なんご)がいえたとき。初めてハイハイできたとき。初めての言葉はやっぱり「ママ」だった。初めてスプーンが使えたとき。初めての2語文は「ママどこ?」だった… 初めて○○ができたとき、日記に書いたり、ママと踊ったり、大喜びで「○○できたねー」ってはしゃいだものよ。
さて、問題です。(自分への問題です)
わたしはいつから、できたことよりも、できなかったことに目を向けるようになるのだろうか?
幼稚園で?
友達と比べて?
学校行くようになったら?
成績?
今はいい、今は大丈夫。
でも…
自戒のつもりで、書いてみた。未来の自分へのメッセージとして。
(この記事まだ続く)
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