宇宙戦艦ヤマト de 絵日記 |「追悼・松本零士ひとつの旅の終わり」

「追悼・松本零士ひとつの旅の終わり」

2023.05.27

■池袋の新文芸坐で『さよなら銀河鉄道999』を観てきました。
→映画ナタリー紹介記事（明日28日の方が柴田秀勝さんのトークショー付き二本立て2800円で格安。まだ空いてるので宜しければどうぞ）

999はドルビーシネマ上映とかコンサートとかは、コロナ渦中ということで躊躇してしまいましたので、今行かなくていつ行くの？今でしょ！という事で自分ケツバット。
何を隠そう、私、９９９も旧ヤマトも劇場で観ていないもんでね...^^;
大画面で観たらどんな気分になるかとか、色々興味があった訳ですよ。。。
そして、なぜ無印じゃなくて、敢えて”さよなら～”なのか？
ドルビーシネマの時も思ったのですが、”さよなら～”って無印のオマケみたいな扱いだから、まず上映時間は夜の事が多いし、今後はもう上映される機会がないかもしれないと思ったからというのが一つ。あと一つは１９７９（無印）年と１９８１年（さよ銀）では映像の美しさが後者の方が良さそう。。。という理由でした。調子が良ければ6/3の丸の内ピカデリー（ﾄﾞﾙﾋﾞｰｼﾈﾏ）に行くという事もできますし。（多分行かないけど）

（グッズも売っていまして、皆さま割と買っていました。）

さて、新文芸坐ですが、昔の名画をやってる古めかしい映画館かと思ったのですが・・・
設備は新しく、座席、音響、映画館スタッフともに大変良い感じで、落ち着いてリラックスして観ることができました。
トークショー付き＆二本立ての28日は満席に近かったですが、本日は空いていましたし、ヤマトより常識人的な客層。
音響は特に、7.1ch／Dolby SRD-EXとありまして、川崎チネチッタとかその辺に近いのかな？
最初のシーンの雷鳴が後方から聞こえてきた時にはかなりビックリしました～。

＜感想＞
ちゃんと観たのは8～9年ぶり。
前回は富山敬さんのミャウダーばかりが気になっていたのですが、今回は大画面の４Ｋリマスターの映像を隅々まで堪能しました（特に前半、手書きアニメ最高潮）。荒廃したメガロポリスと機械化兵の描写は「ヤマトよ永遠に」と似てる～^^
音楽は・・・多分音響は良いのだろうけど、耳が悪い（低音が聞き取れないみたい）のでなんとも^^；ヤマトの方が好きかな、やっぱり。ストーリーは無印に較べ散漫でしまりがないよな。。。と思いましが、松本零士節はしかと受け止めてまいりました。
命ある限りがむしゃらに頑張れ、気力を失ったら負けだというメッセージは、今流行らないかもしれないけど、困った時にきっと助けになると思う、いや、実際なりました。活力って大事だと思う（アラフィフ的にも）。
泣いたりなんかしないだろう～（途中で寝ちゃうかも^^）と思っていたのですが、生身の人間から命の火を抜き取る工場でできたカプセルを新ウェイトレス・メタルメナさん（cv.麻上洋子）に
「飲めよ!飲んでみろよ!これが命の火だぞ」
と差し出すシーンで泣きました。野沢さんの演技力凄い。
しかし、考えてみれば、我々も誰かの命の火を食べて生きてるようなものなのかも。

＜萌えシーン＞
・鉄郎君の入浴シーン・・・じゃなくて、アクションシーンでキッとなってる顔がイイ！
・999号が加速する時の車輪の横アングル（煙入り）＆汽笛。崩れ落ちるレール、列車のうねり。
・金田アクション

無印版の方も機会があればも行ってみようと思ってます。

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