もう少し あと少し もっと少し【5月4日 対西武7回戦】
若手を貶してれば通ぶれる風潮ってなんなん?何て言うか通ぶる為に特定の選手を貶す、或いは法則に従って選手を貶す、そう言うのってなぁ。
貶す対象ってのが若手に限らずね、例えば若手同士なら「ドラフト上位入団の選手を叩いて下位入団の選手を持ち上げる、テスト入団なら神!」みたいのだとか、「出番が少ない選手は出番が多い選手より出来る筈!」とか。で、そう言うアレで出てる選手を叩く奴ってのは希望通りに重点起用されてた上位入団の若手が離脱して下位入団の選手が出て結果が出ないと掌返して叩き始めるんだよな。「誰でもいいから○○じゃない奴を出せ!」とか仕舞いに言い出す。
或いは「好きな選手の長所vs競争相手の短所」だとか。そう言う比べ方すりゃ大抵自分の贔屓選手が勝つ罠。だから自分の贔屓選手に長所なんてあってはならない、長所なんて認めない。だから仕舞いには何を言ってるかわからん選手叩きだかなんだかわからんモンになる。
「私はこのチームをよく知ってる野球通です」とか「私は誰にも負けない真のファンです」なんて言ってる奴に限ってこう言うのが多いように思う。まぁ、それでそいつらが幸せならアレだけどよ、なら俺は野球通でも真のファンでもなくていいや。
◆5月4日 埼玉西武ライオンズ7回戦
西武 9‐7 日本ハム
勝:サファテ12試合2勝
S:大石12試合1敗5S
負:増井11試合1敗4S
本[西武]片岡1号2ラン(宮西)
貶す対象ってのが若手に限らずね、例えば若手同士なら「ドラフト上位入団の選手を叩いて下位入団の選手を持ち上げる、テスト入団なら神!」みたいのだとか、「出番が少ない選手は出番が多い選手より出来る筈!」とか。で、そう言うアレで出てる選手を叩く奴ってのは希望通りに重点起用されてた上位入団の若手が離脱して下位入団の選手が出て結果が出ないと掌返して叩き始めるんだよな。「誰でもいいから○○じゃない奴を出せ!」とか仕舞いに言い出す。
或いは「好きな選手の長所vs競争相手の短所」だとか。そう言う比べ方すりゃ大抵自分の贔屓選手が勝つ罠。だから自分の贔屓選手に長所なんてあってはならない、長所なんて認めない。だから仕舞いには何を言ってるかわからん選手叩きだかなんだかわからんモンになる。
「私はこのチームをよく知ってる野球通です」とか「私は誰にも負けない真のファンです」なんて言ってる奴に限ってこう言うのが多いように思う。まぁ、それでそいつらが幸せならアレだけどよ、なら俺は野球通でも真のファンでもなくていいや。
◆5月4日 埼玉西武ライオンズ7回戦
西武 9‐7 日本ハム
勝:サファテ12試合2勝
S:大石12試合1敗5S
負:増井11試合1敗4S
本[西武]片岡1号2ラン(宮西)
【健康第一】
まぁ、体調不良はどうしようもないけど先発が早く降りると厳しいね。ウルフ投手は3回無死、連打で1点を失った後栗山選手を四球で歩かせたところでベンチに下がり、そのまま降板となりました。「ウルフは打たれ出すと逃げる」などと「誰にも負けないファン」が言ってたようですが、実際にはウルフ投手は体調を崩してイニング間に戻してたりしてたそうで、それでは好投は期待できないでしょう。あ、「戻す」ってわかりますよね?あまりストレートに表現するのはアレなんで。
まぁそれでも登板と言うのは試合前に快復改善の兆しがあったか、或いは症状が発覚したのがどうにもできない段階だったか?恐らく戻した辺りで矢貫投手の準備を始めて、もうすぐ出れるって事で降ろしたのでしょうね。あと若干の時間があったけどウルフ投手も限界で、残りの時間は「治療の為お待ちください」で時間を潰したか。
そんな状態なんで今日のウルフ投手はしょうがないですよ。思い込みで叩きたい人はどうしようもないけど、健康で投れる状態にないならどうしろとね。変更も出来ない段階だったんだろうし。ですけど先日の中村投手の件もありますし、先発として出来る程度の健康の維持は御願いしたいですね。とりあえず重症でないことを祈ります。
【チャンスの後にはピンチあり】
はい、ウルフ投手の2点はまーしゃーないです。登板したら即ピンチの矢貫投手の1点目もしゃーないですよ、ええ。ただね、打線が点を返した直後、好機を無得点で潰した直後に悉く失点してると言うのはね。特に6回表、四球と敵失で貰った無死からの好機に得点できず、直後の6回裏に宮西投手が片岡選手に今季1号となる2点弾を打たれたのがね。彼処だけが此方が得点できずに向こうが得点していて、結局その2点が響いた形です。
こういうのを見るとね、やれ「投手陣はどうなってる!」だの、やれ「捕手の配球が悪い」だのと言われますけどね、俺は好機に打線が「あと1点」「もう1点」「ここで1点」と言う点の取り損ないが此方の守備時に投手と捕手に制限を掛けてしまってるって言うか。例えば3回表にもう一押し出来てたら?5回表でもいい。6回表に点を挙げられていたら?投手が少しでも楽に投れる環境が出来ていたら、捕手がもう少し楽に配球出来る状況だったら、また展開は違ったんじゃないですかね?
野球は敵味方と攻守をかわりばんこにやる競技ですから守備は守備だけ、攻撃は攻撃だけと考えてる人も居ると思います。俺はそれは違うと思っていて、攻撃がどうなるか・・・敵投手を攻められるのか攻めにくいのか、先程申した「あと1点」「ここで1点」が取れるかどうかでも敵打線の抑え方は違ってくるでしょうし、逆に味方の投手の状態によって攻撃をどうするか・・・じっくり攻めるか手早に行くか?少ない点で大丈夫か多目の援護が必要か?とかね。攻撃と守備は互いに影響を与え合う関係だと思うんですがね?
なので・・・勿論踏ん張りきれなかったバッテリーの過失はあるでしょうが、攻撃で攻めきれずにバッテリーに厳しい展開にしてしまった打線にも原因がない訳じゃないと思うんだよ、うん。
で、大野捕手。今日もまた「ソトイッペントーノタンチョーリード」等と定型文の"大野バッシング"の風が吹き荒れましたが、前にもアレしましたが外角低め中心でも球種に緩急、ゾーンの出し入れと出来る事は沢山ある訳でして。「ソトイッペントーノタンチョーリード」と言いますが、果たしてそれは全て同じ速度の同じ球種だったんですか?針の穴を通すような制球で再現ビデオのように同じ球を同じ調子で投ってたんですかね?
つーかね、一般的に6分割で語られる事が多い投球のコース。まぁ奥行を考慮しないでこれだけでは意味を持たないものなんですが、この二次元コンプレックスだけではなく、その6分割の1つの枡の中であれば何処をどの様に通過しようが同じコースに投った事になる、投らせた事になってしまうってのは6分割二次元配球論最大最悪の罪だと思うんですがね。あなた方が言うところの「ソトイッペントー」とは、本当に全て同じところに行ってるんですか?
そいで外側中心の要求になったとしてね、そうなるに至った理由を考えなければ批判にも批評にもならんですよ。ただ「ソトガオオイナー」と言う見たままの感想にしかなりません。或いは「大野は絶対認めない!」って叩き目的ありきで考える事を放棄している、そう言うようにも見えますね。まぁ俺は大野捕手に甘いですけどね、同じようなケースでも大野捕手と鶴岡捕手では(一部の)ファンの対応が違うよね?ってね。
これも実はそう変わんないんだけどね。鶴岡捕手だって先日みたいな展開ではどんなに努力しても失点を幾つ減らせたか?って話ですし、試合展開が投手と捕手に辛ければ誰が受けても誰が投ってもこうなりますよ。まぁ、「ツルちゃんなら~」って方々は「同点なら失点しなけりゃ負けはしない!!」って人が多いんでしょうけど、それが簡単に出来るんであれば野球から得点が消えてますよ。
先日の鶴岡捕手での大敗も今日の大野捕手での惜敗も、捕手に出来た事はまだあったかも知れません。ですがそれだけで試合を決められる訳じゃないんです。あの試合だって乾投手(と中村投手)の失点を4点か6点で抑えられたとしても、打線の援護がなければ有利な展開には出来ないんですよ。不利な状況で投球・配球を続ける限りは何処かで厳しくなると思うんですよね。なので「あと1点」「ここで1点」の決定力は打線に欲しいなぁ・・・ってんですよ、ええ。
【はいはいまとめまとめ】
まぁ、それに加えて球審のゾーンが凄かったってのもありまして、西武の岸投手が踏ん張りきれなかったってのもそこが大きいんじゃないかと。試合展開に球審のゾーン、そうした条件の下でああいう配球にならざるを得なかった、そう言うのはあると思いますよ。
なんつーか捕手の脳内だけで配球は出来上がると思ってる人が多いですけど、何度もくどくどやってるように味方打線の攻撃の具合に敵方投手のその日の出来、そこまでの試合展開にその打者の最近の調子にその試合での内容と結果、球審のゾーンに屋外球場なら風向風力その他天候も考えて決められるものでしょう。最終的に捕手と投手でゴーサインを出す訳ですけど、捕手が投手に配球を提案するまでには様々な要素を考えてる筈ですよ。これをまるで「何も考えていない」とでも言うようなのは、やはりプロ野球の捕手ってもんを馬鹿にしてると思うがね。
その大野捕手は最後の打者にもなりました。「大野には代打だろ!」って声もありましたが、では誰を出せば確実にいい方向に転がったんですかね?具体的に名前を挙げてくださいよ?
大野捕手は安打こそこの試合では出ませんでしたが、良い打球は幾つか飛んでいました。それがもう少しだけ野手のグラブの先に落ちていれば安打になっていたでしょうし、そう言うのが出れば大野捕手の流れも変わりそうだと思うんですけどね。元来打撃は悪くない筈なんですから、打球が元気のいい内にもっと試合に出してあげられればなぁ・・・と。
そうそう、大野捕手が先発した試合は負けが多いとか得意気に言う人も後を絶ちませんが、大野捕手と鶴岡捕手で担当した先発投手の顔触れを比べてくださいよ。大野捕手は計算できる投手ではウルフ投手としか組んでおらず、そのウルフ投手も開幕カードでの投手直撃の影響や今日の体調不良と万全でない時もありました。それ以外は実績が少ない投手ばかりです。鶴岡捕手は吉川投手に木佐貫投手と計算できる投手と組む機会が倍で、かつ大きな不調や負傷もありません。復帰した武田勝投手も鶴岡捕手ですし、大野捕手に鶴岡捕手と張り合えと言う方が無理と言う状況になりつつあります。
勿論それは鶴岡捕手の勝ち取った信頼でもあるんでしょうが、栗山監督になって捕手の起用が変わったって言うのはありますよね。それまでのほぼ対等の併用制からどちらかに重きを置いて出場機会に差をつけるって言うかついちゃうって言うか。どっちがチームの為に良いとは言えませんが、そう言う方針で大野捕手は計算できる投手と組む機会が減ってしまったな、とは。
両者の出場機会を対等にしていくとどうしても出場試合数が伸びにくい。従って契約更改での年俸の伸びも少なくなりがち。そう言う状況が続けば2人が2人とも不満を抱えてFA権取得と共に移籍と言う事もある訳で、両方を失うよりは片方を確実に残すってのもあるかもしれません。そう言う諸事情もあるかも(あくまで俺の憶測です)ですけど、やはり計算できる投手と組めないと言うのは大野捕手には厳しい環境だと思うんですよね。
そう言うのを考えていくと・・・あまりそう言う事を考えるのは好きじゃないんですが、もっと出番をもらえるところに・・・なんてのは考えてしまいますね。ですが放出したとして、その上鶴岡捕手に国内FAで退団されたら緊急事態ですし、今の状態を続けていくしかないんでしょうなぁ。
まぁ連勝も連敗も何処かで止まるし、それが偶々ぶつかってこうなっちゃったって事でね。加えるならば中田選手やホフパワー選手がアレだけ派手に暴れたらマークも厳しくなりますし、そらそうそうヤらせてはくれないですね。こんな日もあるさ、掃いて捨ててもまだまだ山になるくらいあるさ。それを踏み越えてかなきゃなんねんだ。気張るべ。
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まぁ、体調不良はどうしようもないけど先発が早く降りると厳しいね。ウルフ投手は3回無死、連打で1点を失った後栗山選手を四球で歩かせたところでベンチに下がり、そのまま降板となりました。「ウルフは打たれ出すと逃げる」などと「誰にも負けないファン」が言ってたようですが、実際にはウルフ投手は体調を崩してイニング間に戻してたりしてたそうで、それでは好投は期待できないでしょう。あ、「戻す」ってわかりますよね?あまりストレートに表現するのはアレなんで。
まぁそれでも登板と言うのは試合前に快復改善の兆しがあったか、或いは症状が発覚したのがどうにもできない段階だったか?恐らく戻した辺りで矢貫投手の準備を始めて、もうすぐ出れるって事で降ろしたのでしょうね。あと若干の時間があったけどウルフ投手も限界で、残りの時間は「治療の為お待ちください」で時間を潰したか。
そんな状態なんで今日のウルフ投手はしょうがないですよ。思い込みで叩きたい人はどうしようもないけど、健康で投れる状態にないならどうしろとね。変更も出来ない段階だったんだろうし。ですけど先日の中村投手の件もありますし、先発として出来る程度の健康の維持は御願いしたいですね。とりあえず重症でないことを祈ります。
【チャンスの後にはピンチあり】
はい、ウルフ投手の2点はまーしゃーないです。登板したら即ピンチの矢貫投手の1点目もしゃーないですよ、ええ。ただね、打線が点を返した直後、好機を無得点で潰した直後に悉く失点してると言うのはね。特に6回表、四球と敵失で貰った無死からの好機に得点できず、直後の6回裏に宮西投手が片岡選手に今季1号となる2点弾を打たれたのがね。彼処だけが此方が得点できずに向こうが得点していて、結局その2点が響いた形です。
こういうのを見るとね、やれ「投手陣はどうなってる!」だの、やれ「捕手の配球が悪い」だのと言われますけどね、俺は好機に打線が「あと1点」「もう1点」「ここで1点」と言う点の取り損ないが此方の守備時に投手と捕手に制限を掛けてしまってるって言うか。例えば3回表にもう一押し出来てたら?5回表でもいい。6回表に点を挙げられていたら?投手が少しでも楽に投れる環境が出来ていたら、捕手がもう少し楽に配球出来る状況だったら、また展開は違ったんじゃないですかね?
野球は敵味方と攻守をかわりばんこにやる競技ですから守備は守備だけ、攻撃は攻撃だけと考えてる人も居ると思います。俺はそれは違うと思っていて、攻撃がどうなるか・・・敵投手を攻められるのか攻めにくいのか、先程申した「あと1点」「ここで1点」が取れるかどうかでも敵打線の抑え方は違ってくるでしょうし、逆に味方の投手の状態によって攻撃をどうするか・・・じっくり攻めるか手早に行くか?少ない点で大丈夫か多目の援護が必要か?とかね。攻撃と守備は互いに影響を与え合う関係だと思うんですがね?
なので・・・勿論踏ん張りきれなかったバッテリーの過失はあるでしょうが、攻撃で攻めきれずにバッテリーに厳しい展開にしてしまった打線にも原因がない訳じゃないと思うんだよ、うん。
で、大野捕手。今日もまた「ソトイッペントーノタンチョーリード」等と定型文の"大野バッシング"の風が吹き荒れましたが、前にもアレしましたが外角低め中心でも球種に緩急、ゾーンの出し入れと出来る事は沢山ある訳でして。「ソトイッペントーノタンチョーリード」と言いますが、果たしてそれは全て同じ速度の同じ球種だったんですか?針の穴を通すような制球で再現ビデオのように同じ球を同じ調子で投ってたんですかね?
つーかね、一般的に6分割で語られる事が多い投球のコース。まぁ奥行を考慮しないでこれだけでは意味を持たないものなんですが、この二次元コンプレックスだけではなく、その6分割の1つの枡の中であれば何処をどの様に通過しようが同じコースに投った事になる、投らせた事になってしまうってのは6分割二次元配球論最大最悪の罪だと思うんですがね。あなた方が言うところの「ソトイッペントー」とは、本当に全て同じところに行ってるんですか?
そいで外側中心の要求になったとしてね、そうなるに至った理由を考えなければ批判にも批評にもならんですよ。ただ「ソトガオオイナー」と言う見たままの感想にしかなりません。或いは「大野は絶対認めない!」って叩き目的ありきで考える事を放棄している、そう言うようにも見えますね。まぁ俺は大野捕手に甘いですけどね、同じようなケースでも大野捕手と鶴岡捕手では(一部の)ファンの対応が違うよね?ってね。
これも実はそう変わんないんだけどね。鶴岡捕手だって先日みたいな展開ではどんなに努力しても失点を幾つ減らせたか?って話ですし、試合展開が投手と捕手に辛ければ誰が受けても誰が投ってもこうなりますよ。まぁ、「ツルちゃんなら~」って方々は「同点なら失点しなけりゃ負けはしない!!」って人が多いんでしょうけど、それが簡単に出来るんであれば野球から得点が消えてますよ。
先日の鶴岡捕手での大敗も今日の大野捕手での惜敗も、捕手に出来た事はまだあったかも知れません。ですがそれだけで試合を決められる訳じゃないんです。あの試合だって乾投手(と中村投手)の失点を4点か6点で抑えられたとしても、打線の援護がなければ有利な展開には出来ないんですよ。不利な状況で投球・配球を続ける限りは何処かで厳しくなると思うんですよね。なので「あと1点」「ここで1点」の決定力は打線に欲しいなぁ・・・ってんですよ、ええ。
【はいはいまとめまとめ】
まぁ、それに加えて球審のゾーンが凄かったってのもありまして、西武の岸投手が踏ん張りきれなかったってのもそこが大きいんじゃないかと。試合展開に球審のゾーン、そうした条件の下でああいう配球にならざるを得なかった、そう言うのはあると思いますよ。
なんつーか捕手の脳内だけで配球は出来上がると思ってる人が多いですけど、何度もくどくどやってるように味方打線の攻撃の具合に敵方投手のその日の出来、そこまでの試合展開にその打者の最近の調子にその試合での内容と結果、球審のゾーンに屋外球場なら風向風力その他天候も考えて決められるものでしょう。最終的に捕手と投手でゴーサインを出す訳ですけど、捕手が投手に配球を提案するまでには様々な要素を考えてる筈ですよ。これをまるで「何も考えていない」とでも言うようなのは、やはりプロ野球の捕手ってもんを馬鹿にしてると思うがね。
その大野捕手は最後の打者にもなりました。「大野には代打だろ!」って声もありましたが、では誰を出せば確実にいい方向に転がったんですかね?具体的に名前を挙げてくださいよ?
大野捕手は安打こそこの試合では出ませんでしたが、良い打球は幾つか飛んでいました。それがもう少しだけ野手のグラブの先に落ちていれば安打になっていたでしょうし、そう言うのが出れば大野捕手の流れも変わりそうだと思うんですけどね。元来打撃は悪くない筈なんですから、打球が元気のいい内にもっと試合に出してあげられればなぁ・・・と。
そうそう、大野捕手が先発した試合は負けが多いとか得意気に言う人も後を絶ちませんが、大野捕手と鶴岡捕手で担当した先発投手の顔触れを比べてくださいよ。大野捕手は計算できる投手ではウルフ投手としか組んでおらず、そのウルフ投手も開幕カードでの投手直撃の影響や今日の体調不良と万全でない時もありました。それ以外は実績が少ない投手ばかりです。鶴岡捕手は吉川投手に木佐貫投手と計算できる投手と組む機会が倍で、かつ大きな不調や負傷もありません。復帰した武田勝投手も鶴岡捕手ですし、大野捕手に鶴岡捕手と張り合えと言う方が無理と言う状況になりつつあります。
勿論それは鶴岡捕手の勝ち取った信頼でもあるんでしょうが、栗山監督になって捕手の起用が変わったって言うのはありますよね。それまでのほぼ対等の併用制からどちらかに重きを置いて出場機会に差をつけるって言うかついちゃうって言うか。どっちがチームの為に良いとは言えませんが、そう言う方針で大野捕手は計算できる投手と組む機会が減ってしまったな、とは。
両者の出場機会を対等にしていくとどうしても出場試合数が伸びにくい。従って契約更改での年俸の伸びも少なくなりがち。そう言う状況が続けば2人が2人とも不満を抱えてFA権取得と共に移籍と言う事もある訳で、両方を失うよりは片方を確実に残すってのもあるかもしれません。そう言う諸事情もあるかも(あくまで俺の憶測です)ですけど、やはり計算できる投手と組めないと言うのは大野捕手には厳しい環境だと思うんですよね。
そう言うのを考えていくと・・・あまりそう言う事を考えるのは好きじゃないんですが、もっと出番をもらえるところに・・・なんてのは考えてしまいますね。ですが放出したとして、その上鶴岡捕手に国内FAで退団されたら緊急事態ですし、今の状態を続けていくしかないんでしょうなぁ。
まぁ連勝も連敗も何処かで止まるし、それが偶々ぶつかってこうなっちゃったって事でね。加えるならば中田選手やホフパワー選手がアレだけ派手に暴れたらマークも厳しくなりますし、そらそうそうヤらせてはくれないですね。こんな日もあるさ、掃いて捨ててもまだまだ山になるくらいあるさ。それを踏み越えてかなきゃなんねんだ。気張るべ。
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テーマ : 北海道日本ハムファイターズ
ジャンル : スポーツ