週間!?世界日本ハムファイターズ! 10月18日号?
【10月18日】対埼玉西武 西武ドーム
西 4‐3 日
勝:西口
負:吉川
S:牧田
西 4‐3 日
勝:西口
負:吉川
S:牧田
【10月18日】対埼玉西武 西武ドーム
今季公式戦最終試合、勝利で飾ることはできませんでした。この試合は当初ダルビッシュ投手がローテーション通りなら投る筈でしたが、「タイトルの為に投げてると思われたくない」「若手にチャンスを」という理由でダルビッシュ投手が登板を辞退、吉川投手が投る事になりました。
吉川投手といえばワタクシ、先日の中村投手先発の試合のアレで「中村投手よりも糸数投手の方が一枚も十枚も上だし、吉川投手の方が雰囲気がある」とアレしまして。これがいたくお気に召したのか注文をつけられる方がTwitter上で現れまして、そちら様からもこの試合についての私の感想を期待されてますので、まぁ期待に応えられるかどうかはアレですが、それなりに荒れしていこうかとね。
しかし吉川投手、初回には"おかわり君"中村選手に2点弾を、3回にも今度はフェルナンデス選手に2点弾を放り込まれまして、計4失点。此が本日の日本ハムの全失点でございます。2回は良かったと思うんですが、結局右の強打者を攻めきれませんね。頼れる球がないのでしょうね。此処をどうにかしないと、少なくとも先発では厳しいかと。それこそ恐い右打者がズラリと並ぶソフトバンク出せんですとかね、打撃練習になりますよ。
こういうのを見ちゃうと、吉川投手は後ろに回して、宮西投手か林投手を先発に転向、或いは乾投手を先発として育成・調整の方が手っ取り早いようにも思えますけど、右の強打者対策なんだよなぁ、吉川投手は。なにか、精神安定剤的なものでも、右打者相手に投れる武器がひとつ欲しいところだなぁ。
ただね、伊達に5年やってない訳で、雰囲気は持ってますよ。微妙ですがプロ野球選手としての雰囲気が。それが中村投手の場合はまだ希薄、言っちゃえばアマチュア臭が抜けてないんですよ、中村投手。勿論、中村投手は目下プロ仕様にモデルチェンジの最中で、今季終盤の2登板もお試し以下のものだと思います。
そんな中村投手と比べたら、プロでやってる時間が長い上に多少なりとも実績のある糸数投手や吉川投手が中村投手よりも上手で、プロの雰囲気をプンプン漂わせて居ても不思議な話じゃありません。中村投手も「プロ初登板初先発、初勝利」という結果は持ってますが、あくまで結果です。その1勝は中村投手にとっては非常に大きな1勝ではありますが、勝ったというより「勝てた」、アマチュアが抜けきらない若者がなんとか手にした勝利だな?と。
勿論この試合の吉川投手のように、そういう雰囲気を台無しにしてしまう打たれ方をする、そして負けてしまう事だってあります。それでも「こんなもんじゃねえよなぁ、もっと出来た筈」と思わせるのが、私の感じてる雰囲気で、それは吉川投手や糸数投手に強く感じる訳ですよ。吉川投手、コンジャモン!
中村投手はまだまだの選手ですから、そんな雰囲気を持ってないのはある意味当然です。ただ、先発ローテに名乗りをあげるのであれば、そういう雰囲気を出す投球を見せてくれないと厳しいと、見せて欲しいと言う訳でして。できれば来季の早い内に見られればなぁ、とはね。ただ、今の状態じゃ1つ2つ勝てても続かないよ、と。自分に足りないものは、埋めていかなきゃいかんよ、って事が先日の記事の真意。中村投手は確かに可能性のある投手だけど、アレで良しとは言えんでしょ。
今夜の試合に戻りまして、渡部捕手の登場で吉川投手が少しだけ・・・締まり具合も時間もほんの少しだけですが引き締まったように思えます。個人的には二軍で吉川投手の無双を見ている渡部捕手に、試合開始からマスクを被って欲しかったかなぁ、とはね。
ポジション的には鶴岡捕手、大野捕手、今成捕手に続いて序列4位の捕手で、二軍で投手の球を受けるのがメインの仕事ですけど、任せてやらせればそれなりに一軍でも試合を作れそうなのは証明されたと思います。機会さえもらえれば、今成捕手は勿論、大野捕手や鶴岡捕手も食えるのではないかと。
こういう捕手が二軍に控えている、そして若手や調整中の投手の球を受けてくれる、非常に心強く思うんですがね。明日にでも鶴岡・大野体制が渡部・今成体制になっても、そう悪いようにはならないんじゃないかとね。
「打てない、守れない、ダメ害人」と悪名高いスケールズ選手、この試合では来日後初めて一塁手として出場。初回に拙いプレーもありましたが、稲葉選手の代理ぐらいにはね。グラブ裁きをよく問題視されて、大宮さんもその事を言ってましたが、ここ暫くは無難にこなしてると思いますがね。決して威張るほど上手くはないですが、スケールズ選手のモットー?である「無理しない」無難な動きで大きな失敗を回避するようにやってると思いますよ。
打っても此処の処復調っぽいじゃないですか?それでCSに賢介選手が出られる場合、スケールズ選手を何処に移そうか、そういう判断のための一塁手起用なんじゃないでしょうかね?本職は三塁だそうですが、守備で言えば一塁も守れるとはいえ、小谷野選手の三塁守備は捨てがたいんでしょうし、指名打者でも稲葉選手らとの兼ね合いもありますし。
杉谷選手、よく走りました。あの積極的な走塁が相手に幾分かの焦りを誘発させ、結果ミスを招いて1点に繋がったと。相手のミスでの得点ばかりに頼れませんが、貰える時に貰っておくのが礼儀とか行儀とか、そういうもんでしょう。
最終回は牧田投手相手によく粘りました。ホフパワー選手にイラつく方もいるでしょうけど、1点目はホフパワー選手の犠飛で入ったって事は忘れないで欲しいかな?と。
そして糸井選手。怪我のために数試合休んでましたが、休み明けの代打の場面で、あんな打球を飛ばせるのは流石糸井選手と言ったところか。惜しくも捕球されましたけど、いい感じです。CSでの完全復活が今から楽しみです。
【結局、今年はなんだったのか?】
まぁまだCSも、日シリもアジアシリーズもある訳で、今年の振り返りにはまだまだ早いですけども、とりあえずは公式戦・・・ペナントレースについて四の五のと。
なんといってもソフトバンクさん、此処には敵わなかったですね。長期のリーグ戦であの物資量を誇る巨大軍事国家に、正に資源の貧しさを工夫でやりくりする日本軍のような日本ハムが、言ってしまえば敵う筈もなかったんじゃないか?なんてね。
100の目標達成に、日本ハムを筆頭とした5球団は60とか70、よくて80の兵力をやりくりして100を目指す。それに対してソフトバンクは、100の目標達成のために150の兵力を用意してきた。100に対して150・・・150から100を産み出すわけですから、多少怪我人やベテランを休ませながらでも確実に100の結果を出せる。
今考えてみれば、日本ハムがソフトバンクになんとか追い付こうとか、或いは交流戦前に首位に立ってたとか、そういうのは70~80をなんとか頑張って100にしていたのであって、どこか無理が聞かなくなれば、100を達成できなくなります。それでも必死に100を狙った結果が逆に失速を生み出したのではないかとね。そんな日本ハムを尻目に、ソフトバンクは余裕で100を当たり前に達成し、見事優勝まで果たしました。
結局はそこですね。60%で充分のソフトバンクと、100%以上でなきゃ先にいけない他球団。例えばソフトバンクが、他球団より勝っていても、90とか95とか100に満たない戦力であったなら、他球団にも付け入る隙はあったでしょうが。
勿論、戦力が揃ってるだけではなく、当たり前の事を当たり前の行う秋山監督と選手たちの奮闘もあってこそ。一部では「秋山のバント野球」「勝ってもつまらん」なんて声があったそうですが、秋山監督が選手時代・・・一番いい思いをしたのは森監督率いる西武黄金時代でしょう。揃った戦力に当たり前の事をさせて勝つ、そういう野球が身にしみていても不思議はありません。
結局はそういうソフトバンクの強さを讃えるしかないですね。よくもまぁそんな戦力を揃えたものです。結果を見れば、無理して1位を狙わずに、早いうちから2位死守に切り替えていれば・・・8月とか9月じゃないですよ、交流戦の頃からそういう意識に変えてれば、最後の方でここまで苦しむこともなかったのかな?とは。でも、そんな戦い方なんて、日本ハムに限らず西武もオリックスも楽天もロッテもできやしないでしょう。
結果を見てからなら、或いは落ちはじめてからなら、ファンは好き勝手に言えますよ、「2位死守に切り替えろ」とか「優勝は諦めろ」とかね。でもね、無謀に見えても巨大戦力に立ち向かい、その結果としてヨレヨレになりつつも手に入れた順位なら、2位でも3位でも尊いんですよ。逆に、上を目指すことを早々に諦めて、逃げて得た順位なら、例え1位でも安っぽいもんです、はい。そんな戦い方をしたら、他球団にも失礼ですしね。
主力と控え選手の差、此が大きな違いですね。主力級が控えてるソフトバンクと、控え選手になるとグッと落ちる、目鼻のついてない若手か起用に制限のあるベテランを使うしかない日本ハム、一番良い時同士では良い戦いができても、長期戦を戦って傷ついてくるとその差が響いてきます。そうした控え選手の底上げ、特に若手の成長が望まれますね。
中田選手と陽選手は大きく成長しました。ですがまだまだこんなもんじゃない筈です。小さくまとまらず、もっと大きく貪欲に育って欲しいもんです。梨田監督がバントをさせなかった中田選手と、バントをさせた陽選手。どちらも大きく育ってもらうため、決して"職人"的に細く鋭くなくて良い、中心を任せられる強く太い選手になって欲しい、そういう意思を中田選手と陽選手はこの先も積み上げていって欲しいものです。
でもまぁ、よくそんな戦力でソフトバンクに立ち向かい、ズタボロになりつつも2位に滑り込んでくれたものですよ。世間じゃ「ゲームサガー」等と言われるでしょうが、2位は2位です。せめてファンなら選手達を・・・少なくとも選手達だけは讃えてやってくれ。
ファンにまで「恥ずかしい」「CS辞退しろ」「第1ステージで無様に負けろ」とか、そういう事をあなた方は選手に直接言えるのか?と。それは誰の為だ?貴方自身の事故満足じゃないか!よくまぁそんな身勝手で、他人を蔑めるものだと感心するよ。
とりあえずここから先のCS、そしてさらに先、悪足掻きしましょうじゃないですか。選手がやる気なのに、ファンが落ちててどうするよ?それこそ、こういう時こそファンは「意地を見せろ」「気合いを入れろ」「ガムシャラになれ!」ですよ、ファンがね。そんなファンが真っ先に折れちゃったのが、今年は痛かったなぁ。ファンの補強が必要かもね。
【来季は"熱血監督国際派"?】
びびった、たじろいだ。まぁいつもこういう時に名前が上がる方ですし、何回目の出場だ?って感じで軽く見てたんですが、まさか当たりだったとは。当初から本命だったかどうかは別として、最初のデイリーと報知の記事も、全くの飛ばしって訳でもなかったって事ですかね?
ここで一回おさらいすると、デイリー&報知のアレは球団側が梨田監督に見切りをつけて、マンネリ防止に新監督を招聘すると。その本命が栗山さんだ、という調子でした。ただ、実際には球団側から梨田監督に対して契約終了を言い渡した訳じゃなく、球団は続投を要請しながら梨田監督に固辞された訳で。
"梨田監督退任"の発表は9月の半ばでしたが、梨田監督との交渉は8月中より行ってたでしょうし、その上で慰留に失敗したときに備えて次期監督候補をリストアップ、或いは打診などをやっていて、その動きをデイリーと報知に捕まえられて、不完全なピースを出鱈目に繋ぎ合わせた記事が出来上がったんじゃないかとね。
で、栗山さん。賛否が賛:20、否:80くらいで両論ですが、そこまで悲観するようなものですかね?確かに指導者経験もなく、パリーグに至っては選手として関わった経験もない。ですが現役を退いて20余年、ただ何となくやっていた訳ではないでしょうし、ある意味パもセも見渡せる位置に居たとも思えます。勿論、現場と放送席、或いはスタジオでは事情が違いますが、心配するほど知識がない訳でもないでしょう。心配するとしたら、その知識を活かせなかったらどうしよう?ですかね。
私も実は指導者経験などを重視するとばかり考えてまして、その中で予想とか希望とかを出してた訳ですが、そういう前提を見事に覆し・・・破壊してくれました。もし2年契約なら2年目が「移転後10年目」になる訳ですが、栗山さんは「球団の破壊者」になるんでしょうか?
まぁああいう前提も良いとは思いますが、それに拘って人材獲得の選択肢を減らしてはアレですし、ただでさえフロントと現場の分業制など特殊な状況で、選択肢を限定するのは得策とも言えません。今回の人選にはそういう意味も隠れているんじゃないかとか。或いは別の"本命"にフラれて、指導者経験がないものの、GM候補として検討していた栗山さんに頼み込んだか。
そうそう、GM候補なんですよね、栗山さんは。今回の監督就任要請も、その先にGMのポジションが待ってるわけでして、そう長期の政権にはならないのかな?とは。
で、そういう意図での監督就任要請であるのに、スポーツ紙の記事の一部を取り上げて「観客動員の為のイメージ重視。営業主体の人選だ」などと切り捨てる御仁もいらっしゃる。ミーハーみたいだろ?何十年来のヘビーファンなんだぜ?
例えば昨秋のドラフトでの早大(当時)の斎藤佑投手の指名についても、未だに「客寄せパンダとして獲得」「実力は度外視」などと失礼な事を垂れ流す方々がいる。球団運営のプロである他球団関係者や、スポーツ記者でさえ平気でそんな事を吐いたり書いたりして注目を集めたり、給料を貰ったりしている。
一体どっちが斎藤佑投手を「客寄せ」「商売優先」に使っているのか?そんな扱いをしているのは、恥ずかしげもなくそんな事をだらしなく垂れ流す貴方達ではないか。
確かに斎藤佑投手への指名決定のプロセスは、些か非科学的にも思える。ただ、斎藤佑投手のキャラクターを考慮してああ表現しただけで、実際は山田GMの元来の"スカウトの勘"みたいなものじゃなかろうか?野球に携わる者として、単純に斎藤佑投手の活躍を見てみたいとか、そういった類いの。
それまでに指名を検討していた大石投手(早大、当時)と塩見投手(八戸大、当時)からの指名変更も、決して営業から「客の入りそうな選手を獲得してくれ」という声だけによるものではない、私はそう思っている。
同様に、幾ら栗山さんの見た目やキャスターとしてのイメージが良いからと言って、イメージ優先で獲得したという訳ではないだろう。GMとしての招聘を検討していたという事で、決して野球人として評価していなかった訳ではないという事は明らかです。
そんなに集客目的でイメージを重視するならば、もっと他にも居るんじゃないですか?イメージだけは良さそうな人とか、話題だけは一流の方が。コスト重視だってね、それなら内部昇格でも良かったわけですし。
采配については、未だ何も始まっていない時点で論ずる事はできないでしょう。あと、多くの方が心配される・・・とある邪宗門との関わりも、偶々スカウトされた高校が帝京高校と其処の2校で、近い方を選んだらそうだったというだけらしいですし。大体、どっぷり浸かってたら大学もそっちに行くだろうし。
その邪宗門に関してはね、日本国内では否定的な事が一切禁忌とされていると言いますか、一度"認定"されると弁明の機会さえも貰えず、一生背負っていかなくてはならない、そんな理不尽な事情もあります。その為にそっちの世界から抜け出せなくなってる方も居るでしょう。不用意な信者認定は、かえって邪宗門の勢力維持・拡大を助けてしまっている、そういう印象もあります。
違う人には「違う」と言わせてあげる。違う人も人生のどこかで接近・交差していたというだけで、安易な信者認定は行わない。そしていわれのない汚名で苦しんでる方々は助ける。そうした事こそが、邪宗門の被害者を減らすのには効果的だと思うのですがね。
なんだかよくわからない話になりましたが、とにかく最初から悲観せず、否定したい為に否定する材料を探すようなこともせず、まずはお手並み拝見させていただこうと思う次第でして。個人的には白井氏じゃな(ry
・・・とかいって、最後の最後で破談!とかだったら嫌だなぁ。
【10億円の男!!】
スポニチさんがまたぶちまけまして。なんでもオーナーが「ダルビッシュ投手残留なら7億~10億出す。それくらいの価値がある。費用対効果は抜群!」だとかで。それくらいにオーナーがダルビッシュ投手を評価してくれてるというのは、素直に嬉しいですよ。
ただね、此は即「7億~10億を提示してダルビッシュ投手を引き留める」って訳でもないんですよね。「もし残ってくれるとしたら、そのくらいは出さなきゃ失礼だし、出して出せない金額でもないよ」というだけでありまして。
とはいえね、「もう払えんから円高で儲けも薄いけどアメリカに売るわ!」って訳じゃない、そういう姿勢を少しでも見せてくれたというのは、重ね重ねでありますが、オーナーに感謝です。あとは本人が、日本ハムに残留したいのか、それとも愈々日本にうんざりしてきて何処か遠くに行きたくなったか。その本人の意思ですよね。
一寸前にも今更な感の記事がわら半紙みたいな可燃ごみの表面に印刷されましたが、あくまで本人の意思を重視するということなんですよね。本人の意思を曲げてまで海外に売る事もなければ、我慢して留まってもらうようなこともしない。
ただ、居て欲しい選手にはそれなりの態度は見せるけど、それでも出ていく意思が強ければ、無理に縛り付けるような事はしない。ただそれだけの話で、「筋を通した移籍は認める」って事は、何がなんでも追い出すように売り払う訳ではないという事。
何て言うかさ、「ダル本人の意思は関係ない!父親や代理人、マネジメント契約しているエイベックスがいかせる可能性もある!」なんて言っちゃう人もいるけど、あくまで本人の意思ですから。最後に決断するのは本人の意思。今回のオーナーのコメントっぽい何かは、「どうしても行きたいならしょうがないけど、球団の懐を心配して出ていくような事はするなよ?そんな心配は要らないから」というメッセージ、「居たかったら居てもいいんだよ」ってね。
さて、もしそうなっちゃうと、ダルビッシュ投手年俸が著しく突出し、年俸総額の3分の1以上を占め、そして年俸総額を引き上げてしまいます。この事を問題視される方もいると思います。ですが、此はそれだけの能力を持った選手は正当な評価をしなければいけない以上回避できないモノであり、仕方のない事と思う他ありません。
年俸総額にしてもただ闇雲に抑制する訳ではなく、出すべき選手には確り出す、そうじゃない選手には適切な額を出すというだけの話で、結果として多少の総額の膨張は必要であれば認める方針なんじゃないでしょうか?ただ、今まではそこまでするような選手がいなかったというだけで。
また、選手に我慢させて球団を維持するのではなく、結果を出した選手を正当に評価できるよう、グラウンドの将兵以外のスタッフも選手同様に必死に働いてもらう、そして企業全体を向上・拡大していこう、そういう経営方針なのではないかと。
ですから集客も必死、スポンサー獲得も必死、みんながそれぞれの持ち場で必死に戦って、プロ野球の世界で強くあれる球団を目指しているのが、我らが北海道日本ハムファイターズなのではないでしょうか?
・・・とかいって「そろそろアメリカ行くわ。ムネリンも行くって言ってるし」だったらアレですが。そん時はオーナー、「俺は敗戦処理か!」って言ってもいいですよ。地味にダルビッシュ投手の取得を目指す米球団への牽制にもなりますね。10億円ですと1300万弗ですから。1000万弗程度を考えていた米球団は今ごろ不動産やら国債やら売ってますよ、多分。
・・・で、共同通信にビビりましたwダルビッシュ投手本人が即座に否定しましたんで、一応この記事は消さずに上げますけど、どうなんでしょうかね?10億円発言、米への牽制という話もないことじゃなくなって来ましたかね?
【どうなる?こうなる?CSローテ!?】
さて、来週の土曜日ですからおよそ1週間半ですか。クライマックスシリーズ開幕しまして、初めて本拠地札幌ドームで第1ステージを開催する事になりまして。まぁ、ホントはファイナルステージを開催したかったんですけどね。
で、気になるのは先発投手、どういった順番に先発投手が投げるのか?恐らく此のままなにもなければ第1ステージの第1戦はダルビッシュ投手が先発、ファイナルステージ進出の場合にも、中4日でダルビッシュ投手が初戦に投るでしょう。第6戦まで行った場合も中4日でダルビッシュ投手、まぁ初戦を北九州とかにされなければ此で堅いでしょう。
気になるのはそれ以外の先発投手。恐らく第1ステージでは第2戦にケッペル投手、第3戦があればウルフ投手ではないかと。斎藤佑投手は第1ステージでは先発しないらしいですね。
私は、ファイナルステージの第2戦で斎藤佑投手が先発するんじゃないかと、そう見ています。ダルビッシュ投手に中4日を連続でやってもらう為に、ケッペル投手には間隔を取って長いイニングスを投ってもらうんじゃないかと。そして第3戦のケッペル投手の次に、肘の張りが治っていれば武田勝投手、第5戦にウルフ投手ではないかと。武田勝投手とウルフ投手は逆かな?武田勝投手が間に合わなければ・・・中村投手か吉川投手、そんな感じでしょうか?
もしもダルビッシュ投手に中4日登板をさせないなら、ファイナルの初戦はいきなり斎藤佑投手ということもありますね。ですが、そうするとダルビッシュ投手は第6戦には投る事ができず、最終戦は厳しくなりますね。やはり、此処はダルビッシュ投手にやってもらうしかないんじゃないかと。シーズン中の中4日も、実はこの予行演習だったんじゃないか、そう考えられない事も・・・・ない・・・か・・な?
【世界日本ハムなう】
さて、レギュラーシーズンも終わりまして、なんとか2位でフィニッシュしました。ゲーム差とか勝率とか貯金とかあるけど、結局最後にものを言うのは順位ですから。そしてそれで得た権利を何処まで活かすか。グランドスラム達成でもタワシとか壁とかあるんです。一本でもパジェロは獲れるんです。
恐らく、CSには稲葉選手、糸井選手も戦列に復帰するでしょう。賢介選手も復帰せんと合わせてきてます。ベター以上のベストに近い状態で、レギュラーシーズンにはできなかった戦いを、本来やりたかった戦いを、見せて欲しいものです。そりゃ勝って欲しいですが、そこまでやって負けて終わるなら、それはそれで満足です。負けろって言うんじゃないよ?勝てとも言わない。ただ、戦ってくれ、それだけです。
ダルビッシュ投手の"誤報"もビビりましたが、二岡選手の噂もなにか流れてましたね。考えてみれば日本ハムを含む数球団が、未だに選手のそういう話を出してません。公式戦終了のこのタイミングで何かあるとは思いますけど、そのアナウンスがあってからですね。ダルビッシュ投手もそうですが、公式発表が全てです。
それにしても共同通信はやらかしたなぁw「公式戦終わったし、花火でもあげとけ!」って感覚なんでしょうね、去年のサンスポと言い。それをそのまま一面に持ってくる道新もなんだかな。道新は共同に頼らんでも取材できるだろ?株主なんだからさぁ。例え同じ方向性でも、自分で記事を書こうぜ?
ダルビッシュ投手のマスコミ不信は相当なモノなので、恐らく自分で全てを話すでしょう。いい加減、どうして嫌われてるか、仕事とはいえメディアの皆様は気づいて欲しいかな?と。米国に行くか行かないかの話ではないんだよ、貴方たちは。それ以前の問題です。
それでは、CS前にドラフト含め何本かアレすると思いますが、とりあえずそんな調子、こんな感じで。
↓以下TB用リンク
今季公式戦最終試合、勝利で飾ることはできませんでした。この試合は当初ダルビッシュ投手がローテーション通りなら投る筈でしたが、「タイトルの為に投げてると思われたくない」「若手にチャンスを」という理由でダルビッシュ投手が登板を辞退、吉川投手が投る事になりました。
吉川投手といえばワタクシ、先日の中村投手先発の試合のアレで「中村投手よりも糸数投手の方が一枚も十枚も上だし、吉川投手の方が雰囲気がある」とアレしまして。これがいたくお気に召したのか注文をつけられる方がTwitter上で現れまして、そちら様からもこの試合についての私の感想を期待されてますので、まぁ期待に応えられるかどうかはアレですが、それなりに荒れしていこうかとね。
しかし吉川投手、初回には"おかわり君"中村選手に2点弾を、3回にも今度はフェルナンデス選手に2点弾を放り込まれまして、計4失点。此が本日の日本ハムの全失点でございます。2回は良かったと思うんですが、結局右の強打者を攻めきれませんね。頼れる球がないのでしょうね。此処をどうにかしないと、少なくとも先発では厳しいかと。それこそ恐い右打者がズラリと並ぶソフトバンク出せんですとかね、打撃練習になりますよ。
こういうのを見ちゃうと、吉川投手は後ろに回して、宮西投手か林投手を先発に転向、或いは乾投手を先発として育成・調整の方が手っ取り早いようにも思えますけど、右の強打者対策なんだよなぁ、吉川投手は。なにか、精神安定剤的なものでも、右打者相手に投れる武器がひとつ欲しいところだなぁ。
ただね、伊達に5年やってない訳で、雰囲気は持ってますよ。微妙ですがプロ野球選手としての雰囲気が。それが中村投手の場合はまだ希薄、言っちゃえばアマチュア臭が抜けてないんですよ、中村投手。勿論、中村投手は目下プロ仕様にモデルチェンジの最中で、今季終盤の2登板もお試し以下のものだと思います。
そんな中村投手と比べたら、プロでやってる時間が長い上に多少なりとも実績のある糸数投手や吉川投手が中村投手よりも上手で、プロの雰囲気をプンプン漂わせて居ても不思議な話じゃありません。中村投手も「プロ初登板初先発、初勝利」という結果は持ってますが、あくまで結果です。その1勝は中村投手にとっては非常に大きな1勝ではありますが、勝ったというより「勝てた」、アマチュアが抜けきらない若者がなんとか手にした勝利だな?と。
勿論この試合の吉川投手のように、そういう雰囲気を台無しにしてしまう打たれ方をする、そして負けてしまう事だってあります。それでも「こんなもんじゃねえよなぁ、もっと出来た筈」と思わせるのが、私の感じてる雰囲気で、それは吉川投手や糸数投手に強く感じる訳ですよ。吉川投手、コンジャモン!
中村投手はまだまだの選手ですから、そんな雰囲気を持ってないのはある意味当然です。ただ、先発ローテに名乗りをあげるのであれば、そういう雰囲気を出す投球を見せてくれないと厳しいと、見せて欲しいと言う訳でして。できれば来季の早い内に見られればなぁ、とはね。ただ、今の状態じゃ1つ2つ勝てても続かないよ、と。自分に足りないものは、埋めていかなきゃいかんよ、って事が先日の記事の真意。中村投手は確かに可能性のある投手だけど、アレで良しとは言えんでしょ。
今夜の試合に戻りまして、渡部捕手の登場で吉川投手が少しだけ・・・締まり具合も時間もほんの少しだけですが引き締まったように思えます。個人的には二軍で吉川投手の無双を見ている渡部捕手に、試合開始からマスクを被って欲しかったかなぁ、とはね。
ポジション的には鶴岡捕手、大野捕手、今成捕手に続いて序列4位の捕手で、二軍で投手の球を受けるのがメインの仕事ですけど、任せてやらせればそれなりに一軍でも試合を作れそうなのは証明されたと思います。機会さえもらえれば、今成捕手は勿論、大野捕手や鶴岡捕手も食えるのではないかと。
こういう捕手が二軍に控えている、そして若手や調整中の投手の球を受けてくれる、非常に心強く思うんですがね。明日にでも鶴岡・大野体制が渡部・今成体制になっても、そう悪いようにはならないんじゃないかとね。
「打てない、守れない、ダメ害人」と悪名高いスケールズ選手、この試合では来日後初めて一塁手として出場。初回に拙いプレーもありましたが、稲葉選手の代理ぐらいにはね。グラブ裁きをよく問題視されて、大宮さんもその事を言ってましたが、ここ暫くは無難にこなしてると思いますがね。決して威張るほど上手くはないですが、スケールズ選手のモットー?である「無理しない」無難な動きで大きな失敗を回避するようにやってると思いますよ。
打っても此処の処復調っぽいじゃないですか?それでCSに賢介選手が出られる場合、スケールズ選手を何処に移そうか、そういう判断のための一塁手起用なんじゃないでしょうかね?本職は三塁だそうですが、守備で言えば一塁も守れるとはいえ、小谷野選手の三塁守備は捨てがたいんでしょうし、指名打者でも稲葉選手らとの兼ね合いもありますし。
杉谷選手、よく走りました。あの積極的な走塁が相手に幾分かの焦りを誘発させ、結果ミスを招いて1点に繋がったと。相手のミスでの得点ばかりに頼れませんが、貰える時に貰っておくのが礼儀とか行儀とか、そういうもんでしょう。
最終回は牧田投手相手によく粘りました。ホフパワー選手にイラつく方もいるでしょうけど、1点目はホフパワー選手の犠飛で入ったって事は忘れないで欲しいかな?と。
そして糸井選手。怪我のために数試合休んでましたが、休み明けの代打の場面で、あんな打球を飛ばせるのは流石糸井選手と言ったところか。惜しくも捕球されましたけど、いい感じです。CSでの完全復活が今から楽しみです。
【結局、今年はなんだったのか?】
まぁまだCSも、日シリもアジアシリーズもある訳で、今年の振り返りにはまだまだ早いですけども、とりあえずは公式戦・・・ペナントレースについて四の五のと。
なんといってもソフトバンクさん、此処には敵わなかったですね。長期のリーグ戦であの物資量を誇る巨大軍事国家に、正に資源の貧しさを工夫でやりくりする日本軍のような日本ハムが、言ってしまえば敵う筈もなかったんじゃないか?なんてね。
100の目標達成に、日本ハムを筆頭とした5球団は60とか70、よくて80の兵力をやりくりして100を目指す。それに対してソフトバンクは、100の目標達成のために150の兵力を用意してきた。100に対して150・・・150から100を産み出すわけですから、多少怪我人やベテランを休ませながらでも確実に100の結果を出せる。
今考えてみれば、日本ハムがソフトバンクになんとか追い付こうとか、或いは交流戦前に首位に立ってたとか、そういうのは70~80をなんとか頑張って100にしていたのであって、どこか無理が聞かなくなれば、100を達成できなくなります。それでも必死に100を狙った結果が逆に失速を生み出したのではないかとね。そんな日本ハムを尻目に、ソフトバンクは余裕で100を当たり前に達成し、見事優勝まで果たしました。
結局はそこですね。60%で充分のソフトバンクと、100%以上でなきゃ先にいけない他球団。例えばソフトバンクが、他球団より勝っていても、90とか95とか100に満たない戦力であったなら、他球団にも付け入る隙はあったでしょうが。
勿論、戦力が揃ってるだけではなく、当たり前の事を当たり前の行う秋山監督と選手たちの奮闘もあってこそ。一部では「秋山のバント野球」「勝ってもつまらん」なんて声があったそうですが、秋山監督が選手時代・・・一番いい思いをしたのは森監督率いる西武黄金時代でしょう。揃った戦力に当たり前の事をさせて勝つ、そういう野球が身にしみていても不思議はありません。
結局はそういうソフトバンクの強さを讃えるしかないですね。よくもまぁそんな戦力を揃えたものです。結果を見れば、無理して1位を狙わずに、早いうちから2位死守に切り替えていれば・・・8月とか9月じゃないですよ、交流戦の頃からそういう意識に変えてれば、最後の方でここまで苦しむこともなかったのかな?とは。でも、そんな戦い方なんて、日本ハムに限らず西武もオリックスも楽天もロッテもできやしないでしょう。
結果を見てからなら、或いは落ちはじめてからなら、ファンは好き勝手に言えますよ、「2位死守に切り替えろ」とか「優勝は諦めろ」とかね。でもね、無謀に見えても巨大戦力に立ち向かい、その結果としてヨレヨレになりつつも手に入れた順位なら、2位でも3位でも尊いんですよ。逆に、上を目指すことを早々に諦めて、逃げて得た順位なら、例え1位でも安っぽいもんです、はい。そんな戦い方をしたら、他球団にも失礼ですしね。
主力と控え選手の差、此が大きな違いですね。主力級が控えてるソフトバンクと、控え選手になるとグッと落ちる、目鼻のついてない若手か起用に制限のあるベテランを使うしかない日本ハム、一番良い時同士では良い戦いができても、長期戦を戦って傷ついてくるとその差が響いてきます。そうした控え選手の底上げ、特に若手の成長が望まれますね。
中田選手と陽選手は大きく成長しました。ですがまだまだこんなもんじゃない筈です。小さくまとまらず、もっと大きく貪欲に育って欲しいもんです。梨田監督がバントをさせなかった中田選手と、バントをさせた陽選手。どちらも大きく育ってもらうため、決して"職人"的に細く鋭くなくて良い、中心を任せられる強く太い選手になって欲しい、そういう意思を中田選手と陽選手はこの先も積み上げていって欲しいものです。
でもまぁ、よくそんな戦力でソフトバンクに立ち向かい、ズタボロになりつつも2位に滑り込んでくれたものですよ。世間じゃ「ゲームサガー」等と言われるでしょうが、2位は2位です。せめてファンなら選手達を・・・少なくとも選手達だけは讃えてやってくれ。
ファンにまで「恥ずかしい」「CS辞退しろ」「第1ステージで無様に負けろ」とか、そういう事をあなた方は選手に直接言えるのか?と。それは誰の為だ?貴方自身の事故満足じゃないか!よくまぁそんな身勝手で、他人を蔑めるものだと感心するよ。
とりあえずここから先のCS、そしてさらに先、悪足掻きしましょうじゃないですか。選手がやる気なのに、ファンが落ちててどうするよ?それこそ、こういう時こそファンは「意地を見せろ」「気合いを入れろ」「ガムシャラになれ!」ですよ、ファンがね。そんなファンが真っ先に折れちゃったのが、今年は痛かったなぁ。ファンの補強が必要かもね。
【来季は"熱血監督国際派"?】
びびった、たじろいだ。まぁいつもこういう時に名前が上がる方ですし、何回目の出場だ?って感じで軽く見てたんですが、まさか当たりだったとは。当初から本命だったかどうかは別として、最初のデイリーと報知の記事も、全くの飛ばしって訳でもなかったって事ですかね?
ここで一回おさらいすると、デイリー&報知のアレは球団側が梨田監督に見切りをつけて、マンネリ防止に新監督を招聘すると。その本命が栗山さんだ、という調子でした。ただ、実際には球団側から梨田監督に対して契約終了を言い渡した訳じゃなく、球団は続投を要請しながら梨田監督に固辞された訳で。
"梨田監督退任"の発表は9月の半ばでしたが、梨田監督との交渉は8月中より行ってたでしょうし、その上で慰留に失敗したときに備えて次期監督候補をリストアップ、或いは打診などをやっていて、その動きをデイリーと報知に捕まえられて、不完全なピースを出鱈目に繋ぎ合わせた記事が出来上がったんじゃないかとね。
で、栗山さん。賛否が賛:20、否:80くらいで両論ですが、そこまで悲観するようなものですかね?確かに指導者経験もなく、パリーグに至っては選手として関わった経験もない。ですが現役を退いて20余年、ただ何となくやっていた訳ではないでしょうし、ある意味パもセも見渡せる位置に居たとも思えます。勿論、現場と放送席、或いはスタジオでは事情が違いますが、心配するほど知識がない訳でもないでしょう。心配するとしたら、その知識を活かせなかったらどうしよう?ですかね。
私も実は指導者経験などを重視するとばかり考えてまして、その中で予想とか希望とかを出してた訳ですが、そういう前提を見事に覆し・・・破壊してくれました。もし2年契約なら2年目が「移転後10年目」になる訳ですが、栗山さんは「球団の破壊者」になるんでしょうか?
まぁああいう前提も良いとは思いますが、それに拘って人材獲得の選択肢を減らしてはアレですし、ただでさえフロントと現場の分業制など特殊な状況で、選択肢を限定するのは得策とも言えません。今回の人選にはそういう意味も隠れているんじゃないかとか。或いは別の"本命"にフラれて、指導者経験がないものの、GM候補として検討していた栗山さんに頼み込んだか。
そうそう、GM候補なんですよね、栗山さんは。今回の監督就任要請も、その先にGMのポジションが待ってるわけでして、そう長期の政権にはならないのかな?とは。
で、そういう意図での監督就任要請であるのに、スポーツ紙の記事の一部を取り上げて「観客動員の為のイメージ重視。営業主体の人選だ」などと切り捨てる御仁もいらっしゃる。ミーハーみたいだろ?何十年来のヘビーファンなんだぜ?
例えば昨秋のドラフトでの早大(当時)の斎藤佑投手の指名についても、未だに「客寄せパンダとして獲得」「実力は度外視」などと失礼な事を垂れ流す方々がいる。球団運営のプロである他球団関係者や、スポーツ記者でさえ平気でそんな事を吐いたり書いたりして注目を集めたり、給料を貰ったりしている。
一体どっちが斎藤佑投手を「客寄せ」「商売優先」に使っているのか?そんな扱いをしているのは、恥ずかしげもなくそんな事をだらしなく垂れ流す貴方達ではないか。
確かに斎藤佑投手への指名決定のプロセスは、些か非科学的にも思える。ただ、斎藤佑投手のキャラクターを考慮してああ表現しただけで、実際は山田GMの元来の"スカウトの勘"みたいなものじゃなかろうか?野球に携わる者として、単純に斎藤佑投手の活躍を見てみたいとか、そういった類いの。
それまでに指名を検討していた大石投手(早大、当時)と塩見投手(八戸大、当時)からの指名変更も、決して営業から「客の入りそうな選手を獲得してくれ」という声だけによるものではない、私はそう思っている。
同様に、幾ら栗山さんの見た目やキャスターとしてのイメージが良いからと言って、イメージ優先で獲得したという訳ではないだろう。GMとしての招聘を検討していたという事で、決して野球人として評価していなかった訳ではないという事は明らかです。
そんなに集客目的でイメージを重視するならば、もっと他にも居るんじゃないですか?イメージだけは良さそうな人とか、話題だけは一流の方が。コスト重視だってね、それなら内部昇格でも良かったわけですし。
采配については、未だ何も始まっていない時点で論ずる事はできないでしょう。あと、多くの方が心配される・・・とある邪宗門との関わりも、偶々スカウトされた高校が帝京高校と其処の2校で、近い方を選んだらそうだったというだけらしいですし。大体、どっぷり浸かってたら大学もそっちに行くだろうし。
その邪宗門に関してはね、日本国内では否定的な事が一切禁忌とされていると言いますか、一度"認定"されると弁明の機会さえも貰えず、一生背負っていかなくてはならない、そんな理不尽な事情もあります。その為にそっちの世界から抜け出せなくなってる方も居るでしょう。不用意な信者認定は、かえって邪宗門の勢力維持・拡大を助けてしまっている、そういう印象もあります。
違う人には「違う」と言わせてあげる。違う人も人生のどこかで接近・交差していたというだけで、安易な信者認定は行わない。そしていわれのない汚名で苦しんでる方々は助ける。そうした事こそが、邪宗門の被害者を減らすのには効果的だと思うのですがね。
なんだかよくわからない話になりましたが、とにかく最初から悲観せず、否定したい為に否定する材料を探すようなこともせず、まずはお手並み拝見させていただこうと思う次第でして。個人的には白井氏じゃな(ry
・・・とかいって、最後の最後で破談!とかだったら嫌だなぁ。
【10億円の男!!】
スポニチさんがまたぶちまけまして。なんでもオーナーが「ダルビッシュ投手残留なら7億~10億出す。それくらいの価値がある。費用対効果は抜群!」だとかで。それくらいにオーナーがダルビッシュ投手を評価してくれてるというのは、素直に嬉しいですよ。
ただね、此は即「7億~10億を提示してダルビッシュ投手を引き留める」って訳でもないんですよね。「もし残ってくれるとしたら、そのくらいは出さなきゃ失礼だし、出して出せない金額でもないよ」というだけでありまして。
とはいえね、「もう払えんから円高で儲けも薄いけどアメリカに売るわ!」って訳じゃない、そういう姿勢を少しでも見せてくれたというのは、重ね重ねでありますが、オーナーに感謝です。あとは本人が、日本ハムに残留したいのか、それとも愈々日本にうんざりしてきて何処か遠くに行きたくなったか。その本人の意思ですよね。
一寸前にも今更な感の記事がわら半紙みたいな可燃ごみの表面に印刷されましたが、あくまで本人の意思を重視するということなんですよね。本人の意思を曲げてまで海外に売る事もなければ、我慢して留まってもらうようなこともしない。
ただ、居て欲しい選手にはそれなりの態度は見せるけど、それでも出ていく意思が強ければ、無理に縛り付けるような事はしない。ただそれだけの話で、「筋を通した移籍は認める」って事は、何がなんでも追い出すように売り払う訳ではないという事。
何て言うかさ、「ダル本人の意思は関係ない!父親や代理人、マネジメント契約しているエイベックスがいかせる可能性もある!」なんて言っちゃう人もいるけど、あくまで本人の意思ですから。最後に決断するのは本人の意思。今回のオーナーのコメントっぽい何かは、「どうしても行きたいならしょうがないけど、球団の懐を心配して出ていくような事はするなよ?そんな心配は要らないから」というメッセージ、「居たかったら居てもいいんだよ」ってね。
さて、もしそうなっちゃうと、ダルビッシュ投手年俸が著しく突出し、年俸総額の3分の1以上を占め、そして年俸総額を引き上げてしまいます。この事を問題視される方もいると思います。ですが、此はそれだけの能力を持った選手は正当な評価をしなければいけない以上回避できないモノであり、仕方のない事と思う他ありません。
年俸総額にしてもただ闇雲に抑制する訳ではなく、出すべき選手には確り出す、そうじゃない選手には適切な額を出すというだけの話で、結果として多少の総額の膨張は必要であれば認める方針なんじゃないでしょうか?ただ、今まではそこまでするような選手がいなかったというだけで。
また、選手に我慢させて球団を維持するのではなく、結果を出した選手を正当に評価できるよう、グラウンドの将兵以外のスタッフも選手同様に必死に働いてもらう、そして企業全体を向上・拡大していこう、そういう経営方針なのではないかと。
ですから集客も必死、スポンサー獲得も必死、みんながそれぞれの持ち場で必死に戦って、プロ野球の世界で強くあれる球団を目指しているのが、我らが北海道日本ハムファイターズなのではないでしょうか?
・・・とかいって「そろそろアメリカ行くわ。ムネリンも行くって言ってるし」だったらアレですが。そん時はオーナー、「俺は敗戦処理か!」って言ってもいいですよ。地味にダルビッシュ投手の取得を目指す米球団への牽制にもなりますね。10億円ですと1300万弗ですから。1000万弗程度を考えていた米球団は今ごろ不動産やら国債やら売ってますよ、多分。
・・・で、共同通信にビビりましたwダルビッシュ投手本人が即座に否定しましたんで、一応この記事は消さずに上げますけど、どうなんでしょうかね?10億円発言、米への牽制という話もないことじゃなくなって来ましたかね?
【どうなる?こうなる?CSローテ!?】
さて、来週の土曜日ですからおよそ1週間半ですか。クライマックスシリーズ開幕しまして、初めて本拠地札幌ドームで第1ステージを開催する事になりまして。まぁ、ホントはファイナルステージを開催したかったんですけどね。
で、気になるのは先発投手、どういった順番に先発投手が投げるのか?恐らく此のままなにもなければ第1ステージの第1戦はダルビッシュ投手が先発、ファイナルステージ進出の場合にも、中4日でダルビッシュ投手が初戦に投るでしょう。第6戦まで行った場合も中4日でダルビッシュ投手、まぁ初戦を北九州とかにされなければ此で堅いでしょう。
気になるのはそれ以外の先発投手。恐らく第1ステージでは第2戦にケッペル投手、第3戦があればウルフ投手ではないかと。斎藤佑投手は第1ステージでは先発しないらしいですね。
私は、ファイナルステージの第2戦で斎藤佑投手が先発するんじゃないかと、そう見ています。ダルビッシュ投手に中4日を連続でやってもらう為に、ケッペル投手には間隔を取って長いイニングスを投ってもらうんじゃないかと。そして第3戦のケッペル投手の次に、肘の張りが治っていれば武田勝投手、第5戦にウルフ投手ではないかと。武田勝投手とウルフ投手は逆かな?武田勝投手が間に合わなければ・・・中村投手か吉川投手、そんな感じでしょうか?
もしもダルビッシュ投手に中4日登板をさせないなら、ファイナルの初戦はいきなり斎藤佑投手ということもありますね。ですが、そうするとダルビッシュ投手は第6戦には投る事ができず、最終戦は厳しくなりますね。やはり、此処はダルビッシュ投手にやってもらうしかないんじゃないかと。シーズン中の中4日も、実はこの予行演習だったんじゃないか、そう考えられない事も・・・・ない・・・か・・な?
【世界日本ハムなう】
さて、レギュラーシーズンも終わりまして、なんとか2位でフィニッシュしました。ゲーム差とか勝率とか貯金とかあるけど、結局最後にものを言うのは順位ですから。そしてそれで得た権利を何処まで活かすか。グランドスラム達成でもタワシとか壁とかあるんです。一本でもパジェロは獲れるんです。
恐らく、CSには稲葉選手、糸井選手も戦列に復帰するでしょう。賢介選手も復帰せんと合わせてきてます。ベター以上のベストに近い状態で、レギュラーシーズンにはできなかった戦いを、本来やりたかった戦いを、見せて欲しいものです。そりゃ勝って欲しいですが、そこまでやって負けて終わるなら、それはそれで満足です。負けろって言うんじゃないよ?勝てとも言わない。ただ、戦ってくれ、それだけです。
ダルビッシュ投手の"誤報"もビビりましたが、二岡選手の噂もなにか流れてましたね。考えてみれば日本ハムを含む数球団が、未だに選手のそういう話を出してません。公式戦終了のこのタイミングで何かあるとは思いますけど、そのアナウンスがあってからですね。ダルビッシュ投手もそうですが、公式発表が全てです。
それにしても共同通信はやらかしたなぁw「公式戦終わったし、花火でもあげとけ!」って感覚なんでしょうね、去年のサンスポと言い。それをそのまま一面に持ってくる道新もなんだかな。道新は共同に頼らんでも取材できるだろ?株主なんだからさぁ。例え同じ方向性でも、自分で記事を書こうぜ?
ダルビッシュ投手のマスコミ不信は相当なモノなので、恐らく自分で全てを話すでしょう。いい加減、どうして嫌われてるか、仕事とはいえメディアの皆様は気づいて欲しいかな?と。米国に行くか行かないかの話ではないんだよ、貴方たちは。それ以前の問題です。
それでは、CS前にドラフト含め何本かアレすると思いますが、とりあえずそんな調子、こんな感じで。
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