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バビロン5/第39話「マルカブ人の幻覚」

原題「KNIVES」
ロンド「麿の手は血で汚れた、過ちであろうとこの道を突き進む」
 シェリダンは”バビロン・トライアングル”と呼ばれているグレー区でマルカブ人の死体に襲われる。その場では何事も無かったが、以来シェリダンは不思議な幻影を見るようになった。その後のガリバルディの調査により、死んだマルカブ人は以前にバビロン4があらわれたセクター14を経由してバビロン5にやってきていたのだ。ガリバルディからバビロン4があらわれたときの映像を受け取って見ていたシェリダンは、ある直感を得て単身セクター14に向かう。
 一方そのころ、ロンドの元に旧友のアルザが訪ねてきた。彼は議会で反逆者として告発されようとしており、ロンドに助けを求めてきたのだ。ロンドは本国のレファー公爵に助力を請うが、実は彼こそアルザを告発しようとした張本人であった。ロンドがレファーと通じていることを知ったアルザはロンドに決闘を申し込む。決闘はアルザ有利に進むが、最後にロンドの突きがアルザを倒した。アルザは家族をロンドに託し、ロンドの腕の中で息絶えた。もはや反逆者とされることを避けられないと悟ったアルザはそうすることで家族と名誉を守ることを選んだのだ。

 ロンドの転落が止まらない。ついに親友まで手にかけてしまい、本当に引き返せなくなってしまった。セントーリ人も、ナーンを一方的に”悪”と断じている人たち
ばかりではない。ロンドの副官バーや前のセントーリ皇帝、そして今回登場したアルザもその一人。彼らの存在はこれからの希望になるのだろうか? でもアルザも皇帝も死んでしまったしなぁ。
 
 シェリダンのエピソードはSFらしいといえばそうなんだけど、今回はロンドの話がメインだろうな。いや、時々飛んでもないところに伏線が張ってあったりするから油断は出来ないんだが(^^; 事実を知ってフランクリンがやたら興奮していたのが彼らしいと思った。

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