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射雕英雄伝/郭靖

 主人公なのに取り上げるのは3番手になってしまった。まあ、ドラマでも登場するのは3話からなので、ちょうどいい(?)のかも。それにしても、これだけいろんな人から馬鹿呼ばわりされる主人公というのも珍しいんじゃないか。

D・I・V・E/PSY・S

 この曲、いままで何度も聴いているはずなのだが、今日になっていきなり歌詞が胸に入ってきたというか、今までいったい何聴いていたんだろう?
迷わずに 飛び込む
まっすぐに 時を越え
輝く瞳で
遥かな未来 見つめ
寂しさも涙も
溶かすキスで
変えて行くわ 今すぐ

 改めてよく聴いて見ると、とてもまっすぐな曲なんだよな。歌詞だけじゃなくて曲もそうだった。それがWindowというアルバムの中では浮いていたように感じたのかもしれない。
 停滞している状況から、一歩踏み出すために、DIVEというタイトルそのままなんだけど、そういう曲なら数あるはずなのに。なぜか今になってこの曲が気になるのはなぜ? と、ちょっと気になる。
作詞:安則まみ
作・編曲:松浦雅也
アルバム
Window

射雕英雄伝/丘処機

 梅超風姐さんの素晴らしさに思わずトップバッターを譲ってしまったが、一話目のオープニングナレーションが終わるやいなや登場し、視聴者に武侠ドラマの素晴らしさを見せつけてくれたこの人のことを忘れるわけにはいかない。中原に名高き全真教の全真七子が一人、長春子こと丘処機、丘道士のことである。

射雕英雄伝 /梅超風

 一通り見終わったので、射雕の方も登場人物について書いてみようと思う。誰からにしようかいろいろ考えたのだが、主人公カップルやステキオヤジ軍団を差し置いて、いきなり梅超風姐さんからいってみることにする(笑)。既にドラマを見たひとであれば、この名前を目にしただけで、脳内に怪しいテーマ曲が効果音付きで鳴り響いていることと思う。
 インパクトとしては、第一話冒頭から大暴れして武侠ドラマの魅力を見せつけてくれた丘道士も相当なものだったので、どっちを最初にしようかかなり迷ったんだけどね。

天地都在我心中

 このあいだとうとう見終わってしまった射雕英雄伝の主題歌。すごく気に入っているので、CDとか売っていたら買いたいんだけどね~。
 Doxさんところで日本語訳つきで聞けます。
 曲だけでもかなり熱いんですが、歌詞もかなりステキです。タイトルの意味は「悠久の天地 我が胸中にあり」。スケールのでかいこのドラマらしい。

 笑傲江湖の時とは違って、先に小説の方を全部読み終わっていたんだけど、だからといってつまらなくなるなんてことは全くなかった。あの登場人物たちを生身の人間が演じるとこんな凄いことになるっっ!!! というのをもう一話目の冒頭から見せつけられるので、じゃあ、あの人やあの人はいったいどんな風に登場して暴れ回ってくれるんだろう、という期待で、ストーリーを全部知っているのにもかかわらず続きが気になってしかたないという、なんだか信じられない状態でしたよ(笑)。そして、ほとんどの場合、期待を上回るとんでもなさを見せて付けてくれるのだ。

 で、何度も書いているけれど、このドラマとにかくオヤジたちが素敵すぎ。一応主人公は郭靖と黄蓉の若いカップルなのだけど、脇役として出てくる人たちがどれもこれも強烈なキャラクターばかり。主人公の郭靖が一番地味なんじゃなかろうか。
 そして平均年齢が高い。高いだけじゃなくて年をとって修行を重ねた人間のほうが絶対的に強い、とでも言いたいのか、トップレベルのキャラクターはみんなかなりのおっさんか爺さんである。

 というわけで、笑傲江湖に続き、射雕英雄伝でもなんかエントリーを上げずにいられない気分。

ドタバタ喜劇としての特攻映画

 Dox師兄のこの記事を受けて、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」について、映画を観ずに批判してみる。見ないで批判するな、というのはまあ、正しいのだろうけれど、タイトルと石原慎太郎制作ということで、げんなりして見る気になれんというのが正直なところ。
 確かに、”と”知事が何を主張しようと、そりゃまあ表現の自由ってやつだろう。けれど、特攻隊を搭乗員の周辺の視点から見ている限りはどうしたって悲劇にしかならんのよ。あとはその悲劇を肯定的に描くか、否定的に描くかというさじ加減で反戦映画になるか戦争賛美になるかが変わるくらいで。どっちか片方に完全に偏るというのも少ないだろう。
 搭乗員の思いは肯定しつつ、戦争の悲惨さも描く、なんてのがフォーマットになってしまうんだろう。

 しかし、なんで彼らの物語が悲劇になっているのかというと、作戦を立てた奴が救いがたいほどの大馬鹿だったからだ。そう思わなければやってられなかったのかもしれないが、彼らの行為はちっとも「君のため」になってない。人命を浪費するばかりで効果の出ない馬鹿な作戦を押しつけてるんだから。
 だから、どうせなら”搭乗員可哀想”って泣く映画じゃなくて、こんな作戦考えついた連中に向かって”うわー、馬鹿だこいつら”と指さして嗤ってやるような映画が観たい。

 だって、どう考えても馬鹿ですよ、練習機に爆装させて体当たりに使おうとか、
潜水服着て海岸で待ち伏せて、槍でつっつくとか。本気でなんかの役に立つと思ってたんなら、頭のネジが五、六本はずれてるんじゃないの?

 やっぱりお手本としては「博士の異常な愛情」あたりだろうか。

笑傲江湖 人物伝/不戒和尚

 恒山派美少女尼僧、儀琳のお父さん。名前の通り坊さんなんだけれど、出家した理由が無茶苦茶である。

突撃! ドン・キホーテ

いつも愛読しているApemanさんのところで、なんだか懐かしい名前を発見。そして相手の批判に対して、内容を理解せずに反論するところは相変わらずです伊藤市議
ああ、また”見解の相違”使ってるよ、とか、コメント欄で自爆してる莫迦な人がやっぱりいるなあ(味方は選んだ方がいいぞ)、とか懐かしい気持ちでいっぱいになりました(笑)
まあ、Apemanさんのブログにリンク貼った状態で十条さんに向かって”活字がお嫌いなようですから”って、いったいなんの冗談だろう? とも思ったのですが。この相手の意見を理解しないで明後日の方向に突撃していく姿を”ドン・キホーテ”と評した南郷さんはさすがだなぁ。

しかしほんとに一年以上前とちっともおかわりありませんね。進歩ないなあ。人の意見を聞かない(つうか素で理解できていないんじゃないか)以上、しかたないんでしょうけどね。

ちゃくちゃくと

武侠ブログ化が進んでおります。ついにカテゴリに”武侠もの”を追加してしまいました。
ここまではまるとは思わなかったよ(笑)

ところで、射雕英雄伝の詳細なレビューが読めるブログを見つけました。
主に映画の感想など(別館)
激しくネタバレしてるので、「まだドラマ見てない」とか「原作読んでない」とかいう人は見に行かない方がいいかも。
初めて見た(or読んだ)時の、「うわっ、この人たちいったい何者? すげー」という感動を味わうには、やっぱりいきなり見た方がよいかと(笑)

射雕英雄伝

 すっかり武侠ブログとなってしまった今日この頃(笑)射雕英雄伝も見始めてしまいました。これもdox師兄のおかげです。
 まだまだ序盤三話を見終わったところ。おおっ、オープニングがカッコいいぞ。主題歌が気に入ったんですけど、これCD出てるんでしょうか?

 実は今回、原作は先に読み終わっているので、あの人やあの人がどんなふうに登場するのか楽しみなのだ。なにしろとんでもない人ばっかり出てくるんだよ、この小説。

 食事のシーンを見ていたら、ひさしぶりにモンゴル料理を食べたくなった。

笑傲江湖 人物伝/任我行

 日月神教の前教主で聖姑さま(盈盈)の父君。登場する時にはいつも高笑いを欠かさないおちゃめなおっさんである。

下っ端根性

 産経新聞の古森記者のこちらの記事がいろんな意味で大人気のようです。
占領時、米軍も「慰安婦」調達を命令 ホンダ議員「旧日本軍は強制」言明|米国|国際|Sankei WEB

 しかし、どうやら米軍が「命令」したということは元ネタにしているAPの記事には書かれていなかったようである(強制徴用を知りながら許可したという表現がされているので、米軍に責任がないということではない)。実際に命令を下したのは日本の内務省であり、設置を指導したのは日本の警察だった。

 ところで、ここで使われたトリックは、行為の主体を日本から他に移すことで日本の責任を軽く見せようというものだ。この手法は別段珍しいものではなく、日本の従軍慰安婦問題にしても、露見した悪事についてはすべて、「業者がやったこと」とか「現場の暴走」とか主張することで日本の責任からのがれようとする。
 これは太平洋戦争はアメリカの謀略にはめられたんだ、だから日本はそんなに悪くないんだ、なんてのも一緒だね。

 しかし、これをそのまま受け取ると、開戦から敗戦までの一部始終をアメリカにすべて引き回され、国内では自国民や占領地の人間を”自国の人間”からすら守れず、敗戦したら敗戦したで、戦勝国の言いなりに自国の女性を人身御供に出すという、ものすごく情けない国家像が出来上がるんだが、いいのかそんな自虐的で?

 自ら責任を引き受けることが出来ないのであれば、”しょせん下っ端”と呼ばれるんだけど、古森記者のこの記事に喜んでる人たちってそれでいいってことなんだね、きっと。

笑傲江湖 人物伝/岳霊珊

 華山派掌門丘不羣の一人娘で、令狐冲の想い人。林平之を除く華山派のみなからは小師妹と呼ばれて可愛がられていた。最初のうちは彼女の方も”大師兄”と冲のことを慕っていたのだが、彼が謹慎している間に新弟子の林平之と急接近。その後の令狐冲への態度の急変ぶりも災いしてか、嫌われキャラになってしまった感がある。

実は改憲派?

 といっても一章だけどね(笑)
 いや、もう60年も経つんだから、いいかげんあの家族を「日本の象徴」というお役目から解放してあげてはどうだろうか? 最近は気の毒でちょっと見てられない。みんなもう少し彼らを人間扱いしようよ。
 それに理念的にも疑問がある。第十四条にあるように、
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

としている国の象徴として、血筋を最も重視する家族を置くことは理念としてどうなの? と思うのだ。
 これは天皇家を無くそうということじゃないので勘違いしないように。

 9条は変える必要はないだろう。あれは確かに”持っていさえすればどこからも攻め込まれない魔法のお札”ではない。そう思っているなら間違いである。ちゃんと使わなきゃいけないのに使いきれてないから勿体ないのである。
 使いきれないからってせっかくのカードを場に捨てるのは愚か者のすることだ。

笑傲江湖 人物伝/左冷禅

 五嶽剣派の一派、嵩山派の掌門。五嶽統一を狙い、暗躍を続ける策略家。正派でありながら、その手法はかなり悪辣で情け容赦ないため、彼を嫌う人間も多い。が、その一方で力を求める人間には結構人望もあるようで、協力者には不自由してはいなかったようだ。

笑傲江湖 人物伝/向問天

 日月神教前教主・任我行の右腕。東方不敗体制下で行方不明だった任我行の捜索を続け、裏切り者として追われていた。しかし、腕も立つ上に人望もあったので、なかなか捕まらずにいた。