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俠骨丹心 第二集

 まだまだ導入部。
・金逐流
 そこがどういう場所かもわからずに、妓館に入り込み、自分の荷物を持っていってしまった男装の麗人を探しまわる。しかし、いくら世間知らずとはいえ、片っ端から客がいる部屋を開けて回るって、普通、叩き出さるような気がするぞ。
 しかし、ようやく見つけ出した彼女がだれかに追われていると知ると、全く事情も聴かずにかばって逃がしてあげるのであった。この辺は世間知らずがいい方に転んだ感じだね。
 そしてその性格は新しい出会いも持って来るのであった、ちんぴらみたいなのに絡まれていた少女・仲燕燕を成り行きで助けたことで彼女に気に入られる。実は燕燕は丐幇の一員であり、彼女のおかげで逐流の追っている女性が六合幇の幇主の妹である史紅英であることがわかった。

・史紅英
 十三娘の後をつけていたおかげで、二つ目のお宝である金糸甲冑も横取りすることができた。しかし、元の持ち主である文道荘・勝中親子にばれてしまう。その場は逐流に助けられて逃げられたが、傷を追って行き倒れているところを謎のイケメンに助けられた。
 逐流の時と態度が全然違うのは、……ま、あたりまえか(笑)

・厲南星
 その史紅英を助けた謎のイケメン。おもいっきりがさつな野生児という感じの逐流とは好対照の、上品で落ち着いた物腰の青年。その名前からわかるように厲勝男の血縁者(甥)で、天魔教教主を受け継ぐ資格があるようだが、本人にはその気は無いようである。
 天魔教最高を画策する人たちの強引な勧誘に本人は迷惑しているようである。

・仲燕燕
 六合幇の下っ端たちに絡まれていたところを、逐流に助けられた丐幇の少女。とはいえ、一人でも切り抜けられたっぽい。どうやら逐流の腕っ節を見て、次期幇主候補として丐幇に引き入れようとしているようである。乱闘の最中、手を引いて値踏みするみたいに見ていたのはそういうわけか。
 あけっぴろげで邪気の無い性格は逐流とはなかなかお似合いである。

・文道荘/文勝中
 金糸甲冑の持ち主。文勝中が絵に描いたようなバカ息子で、大事なお宝を着たまま妓館に遊びに行くわ、妓女に化けた十三娘にそそのかされてあっさりそれを脱いじゃうわで、これじゃ盗まれてもしょうがない。

・十三娘
 妓女に化けてまんまとバカ息子に金糸甲冑を脱がせることには成功したものの、後をつけてきた史紅英にあっさり取られてしまう。やっぱり詰めが甘い。

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