倚天屠龍記 第十四集
義侠心の強さとやさしさは子供の頃から変わらないな。傷つき捕らえられた明教の人たちを逃がすために、滅絶師太の攻撃を三手受ける。命知らずのように思われた申し出だったけれど、九陽真経を身につけたことで見事三手受けきってみせる。さすがの師太もこれでは手が出せず、引き下がるしか無かった。
その姿は、様子を見守っていた天鷹教の殷野王も感服させたけれど、明教の内紛やら蛛児のこととかも思うままに口を出してしまい、不興も買ってしまう。このあたりの不器用なまっすぐさも子供の頃から変わらない。
いきなり現れて蛛児をさらっていった青翼蝠王・韋一笑から蛛児を取り戻そうと後を追うが、途中で出会った説不得に謎の袋に閉じ込められ、そのままなぜか明教の本拠地・光明頂に連れて行かれる。
・滅絶師太
相変わらず言ってることもやってることも、おいおいおいと突っ込みたくところがいっぱいなのだが、正派と明教が戦っている中に、倚天剣を手に突っ込んでいってあっという間に制圧してしまう姿は、くやしいがかっこいい。たった一人で戦局を左右してしまうなんてあんたはガ○ダムか(笑)
”滅絶”という物騒な法名のままに捕らえた明教の人たちを皆殺しにしようとしたところを無忌に阻まれてしまう。なんとか取り繕ってはいるけれど、あれは相当悔しがっていると思う。
・殷離(蛛児)
実は殷野王の娘で無忌とは従兄妹同士であった。だから無忌が母親に雰囲気が似てるとか言ってたわけか。父親には憎まれているという言葉は嘘ではなかったようで、会ったとたんに険悪な雰囲気になっていた。韋一笑は殷野王と仲が良くないらしく、人質という意味もあるようだ。
・殷梨亭
何かと滅絶師太につっかかる蛛児を師太からかばってやったりと、いつもの通りいい人っぷりを発揮している殷六叔。それでも明教相手では戦うしかないと思っているのか。正派と邪派の溝はそう簡単に埋められないってことなんだろうな。
・宋青書
武当七侠筆頭の宋遠橋の息子。師叔たちと共に明教退治にやってきている。どうやら周芷若に一目惚れしたみたい。育ちの良さを感じさせるけれど、芷若にはあっさり躱されてるような来もする。
・楊逍
光明頂で幹部を集めて正派に対抗するための対策を練っているはずなのに、なぜかいつの間にか後継者問題に話が変わってしまった。この状況でそんなことやってる場合じゃないはずなんだが、自己主張の強すぎる人たちばっかりなので苦労しているようである。
>倚天剣を手に突っ込んでいってあっという間に制圧してしまう姿は、くやしいがかっこいい
<
くやしい、抜きで格好いいですが? ”滅絶”なんてえらい名前を付けるほど明教を恨んでいる理由を、是非とも終幕までに明らかにしていただきたいと切に願う今日この頃です(ん?)。
>いきなり現れて蛛児をさらっていった青翼蝠王
>途中で出会った説不得に謎の袋に閉じ込められ
>楊逍
>なぜかいつの間にか後継者問題に
<
この辺の、明教メンバー達の訳のわからなさが素晴らしいですね(褒め言葉)。
2011.01.16 (Sun) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit