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游剣江湖 第二十八集

 オープニングの爆撃シーンはここかぁ
・孟元超
 たしかに無雙を人質に取られているから手を出せないというのはわかるのだが、事情を知っているこちらでもふがいなく感じてしまうのだから、そのあたりが全く分からない紫蘿とか荘河嶽あたりからは、「なに尻込みしてるんだ、こいつは?」と思われてるに違いない。それはまあしょうがないとしても、繆兄の活躍で無雙も救出され、牟宗濤も倒されて障害が無くなったってのに、そこで自分で立たないってのは奥ゆかしいというより無責任に感じてしまう。
 後半は、紫蘿を失ったこともあって、すっかりダメダメに。いきさつを考えれば無理も無いところもあるが、ちょっと楊牧を信頼しすぎだし。

・雲紫蘿
 牟宗濤に好き勝手やらせてる元超にいらついていたが、ついに我慢できなくなって飛び出していった。やっぱり紫蘿ねーさんはそうでなくては。とはいえ、毒掌のこともあるのでちょっとはらはらしたのだけど。
 その後、牟宗濤の爆撃部隊と戦って爆死? と思われたが墜落したところを助けられていた。

・荘河嶽
 最初は上機嫌だったけど、牟宗濤に何も言わない元超に失望し、自ら宗濤を止めるべく挑んでいったが、逆に毒掌にやられてしまう。そりゃね、あれだけしつこく参加しろと言ってきたくせに、あそこで全然動かなかったら信頼無くしますよ。

・繆長風
 無雙を救出して、そのまま大会会場に駆けつけると、牟宗濤の陰謀を暴く。そして全員の見守る中、宗濤と立ち会いこれを一蹴。もうね、本当に全然相手にしてないのよ。毒掌だって持ってるのが分かってれば怖くない、それどころか反撃で切り刻んじゃってるし。いい気になってる宗濤とそれを黙ってみてる元超という、ずっと溜めの展開だったのだが、これでだいぶすっきりした。こうして見るとやっぱり主人公ってこっちだよなぁ(^^;

・牟宗濤
 結局最後までかませだったやつ。とはいえ今回は全部、獅子身中の虫であった楊牧によって計画を狂わされた結果である。そりゃまさか「簡単に殺したのでは飽きたらない。もっとどん底までたたき落としてからじゃないとやだ」なんてわけわからん理屈で離反するなんて想像もつかないだろうが。最初に師父殺しを見た時点でこいつと手を組むのはやばい、と引き返せばよかったんだろうが。

・楊牧
 というわけで、なぜか終わってみればこいつの一人勝ち状態に。もう邪魔するものは居なくなった上に、完全に元超の信頼を得ることも出来て、あとは好きにやりたい放題というところまで来てしまった。あまりにも憎しみが強すぎて殺すことすらできなくなっており、それで元超は助かってもいるのだが、もう完全に逝っちゃってるので、見てて気持ち悪い。
 残りの敵ってこいつだけなんだけど、最後までこれにつきあうことになるの?

Comment

>繆長風

>陰謀を暴く。そして全員の見守る中、宗濤と立ち会いこれを一蹴
>やっぱり主人公ってこっちだよなぁ(^^;
<
 えーっとえーっと。推量してみるに武侠物の主人公の条件に「成長過程を描かれる男子」ってのがあるんじゃないですか? 無雙は前半を満たすけど、後半でアウトみたいな。まぁ、義兄妹コンビで主人公なら問題なし(ん?)


>牟宗濤
>「簡単に殺したのでは飽きたらない。もっとどん底までたたき落としてからじゃないとやだ」なんてわけわからん理屈で離反
<
 雲紫蘿とくっついてる訳でもないのにねぇ。

2011.01.16 (Sun) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

No title

>「成長過程を描かれる男子」ってのがあるんじゃないですか?

天竜八部の簫峯みたいな人もいるので、

>義兄妹コンビで主人公なら問題なし

でいいんじゃないでしょうか(笑)

>雲紫蘿とくっついてる訳でもない
逝っちゃってる人の考えることは良くわかりません(^^;

2011.01.16 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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