游剣江湖 第二十集
楊牧のたくらみは、繆兄のおかげで暴かれ、大会は成功に終わった。そして無雙にも後押しされ、ようやく紫蘿に結婚を申し込むのだが、これからもいいお友達で居ましょうね、と笑顔で躱されてしまいました。
後半、繆兄に呼び出され、北宮望に捕らえられてしまう。そのまま北宮望の乾坤大法で内力を吸い出されて殺されそうになるが、だまされたことに気づいた繆兄が乱入。二人分の内力を吸収したことで技が暴走した北宮望を討とうとする。父を殺させまいとする繆兄との戦いになってしまった。お互いぼろぼろになりながらの戦いは、倒れて身動きの取れない元超を殺しに来た北宮望を逆に刺し殺すという結末を迎える。そして重傷を負った元超はもうろうとする意識のまま、紫蘿のいる威武鏢局に倒れ込んだ。
しかし、あんたあれだけみさかい無く繆兄に攻撃していたくせに、仇を討った後はもうやめようとか、ずいぶん勝手なことを。
・繆長風
勝ち誇る楊牧の前に、救出した雲夫人を伴って登場、人質を取って紫蘿を脅していたことをばらして陰謀を潰す。しかし、その場の勢いから、なぜか紫蘿とつきあってることになってしまう。まあ、関係者にはそれがその場を切り抜けるための方便だってことはバレバレだったのだけど、本人にとってはちょっと複雑なものもあるようで、飲み屋の親父相手に酒飲んでからんでたりする(^^;
元超を狙う北宮望の「お前のためにも孟元超と和解したい」という言葉を信じて元超を呼び出し、そのまま共に捕らえられてしまう。自分が嵌められたことに気づくと、親友を救うために北宮望を止めようとするが、自由を取り戻した元超が北宮望を殺そうとしているのを見て、今度は元超を止めるために戦うことになってしまった。初めのうちは元超の攻撃を止めているだけだったのだが、一向に攻撃を止めない元超のために、徐々に本気のボコりあいに。そして、北宮望が殺されたのを見て、逆上するが、すでにぼろぼろになっていたため、決着はつかずにダウンしてしまった。
・北宮望
なんとここで退場か。武林の頂点に立つために、息子の長風をも利用して孟元超の生命を狙う。土壇場で息子に邪魔されるとは思いもしなかったのか、ここまでほぼ完璧に計画を進めていたのだが、土壇場で親子の情を過信したのが敗因だった。急速に勢いづいていく元超に対する焦りもあったのだろうが。
・雲紫蘿
好きな人の名前としてとっさに繆兄の名前を出してしまったのは、あの場を納めるためにしかたないとはいえ、そのあとの元超からのプロポーズを断ってしまったのはがっかりである。そのくせ後でこっそり泣いてたりしてるからな。無雙にゆずるみたいなことを考えているようだけど、それは無雙に対しても失礼な気がするぞ。
・林無雙
こっちもその場の勢いでとばっちりを受けた人。どさくさに紛れて元超の婚約者にされてしまった。びっくりして声も出なくなってるところが可愛いぞ。しかし、元超の気持ちも紫蘿の気持ちもちゃんとわかっているので、迷う元超の背中をきちんと押してあげる。うじうじと堂々巡りをしている元超にくらべると彼女の方がずっと大人に見えてしまうぜ。いつのまにか追い抜かれちゃったね。
・石師兄
いきなり何を言い出すのだ(^^; これ、元超を助けるためというのもあるんだろうけど、どっちかというと、全然進展しない無雙と元超の仲をなんとかするため、この際既成事実を作って外堀から埋めてしまえ、という意図の方が強かったのでは(^^; そのあとも全然悪びれてないし(^^;
北宮さまよいしょ本&北宮さまF.Cつくろー!って思ってたのに… くすん…悪爺薄命だ…(以下省略されました)
>孟元超
>あんたあれだけみさかい無く繆兄に攻撃していたくせに、仇を討った後はもうやめようとか
やっぱ思いますよね~。
元超って、基本的にはそつがないんですけど、
要所要所でこっちの期待に応えてくれないというか、100%の感情移入を拒絶するような言動をするようなところがあるんですよね。
>雲紫蘿
>そのあとの元超からのプロポーズを断ってしまったのはがっかりである
ここもねぇ(^^;
そういう↑みたいな元超が、せっかく「よく言った!」ってところだったんですけどねぇ…
それで完全に吹っ切れてるならまだ良いんですけど、
本人未練たらたらだからこっちとしては画面の前で悶えるしかありません。
>石師兄
>いきなり何を言い出すのだ
とつぜんの既成事実に口があんぐり開いて爆笑しました。
この師兄はぜんぜん悪意がなくこういうとんでもないことをやるから好きです(笑)
2011.01.04 (Tue) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit