大唐游侠伝 第十六集
「王姑娘、目を覚ませ」って、こんなところにふらふらやってきたお前が言うなよ、と思っていたらそのまんまつっこまれてた(笑) この話、こういうの多いな(^^; そしてそれを見てしまった韓芷芬という、なんかどろどろした展開になりそうな。摩勒としては気持ちの上では王姑娘の方が好きなのだが、頭で考えてしまって芷芬の方と一緒になるしかない、というところか。なんかどっかで見たような(^^;
そんなことやってるうちに、王龍客の策略で哥舒翰将軍が陥れられそうになり、婚礼を延期して潼関に行くことになりかけたのだが、結局芷芬も一緒に行くことになってしまったので、微妙な気分はあいかわらず。とはいえ、当面の悩み事は色恋からは離れそうである。
・王龍客
お尋ね者という自覚が全然無い人(^^; まあ、平然とうろつき回っていても誰にも咎められないんだから、どっちかというと警備側の問題だと思うが(^^;
哥舒翰が皇上や楊国忠から疎まれるように色々と工作を重ね、割と思い通りに進んでいる感じではあるが、兵糧を餌に段大侠たちをうまく罠に嵌めたと思ったら、実は頭隠して尻隠さずで結局まんまと兵糧を焼かれてしまうあたり、やっぱり詰めの甘いお兄様なのであった(笑)
・韓芷芬
摩勒の後をこっそりつけていって、王姑娘との逢い引きを覗き見。そしてその後、「王姑娘とはお友達でしょ」と念を押したり、なんかいつの間にか黒くなってるような、こんな娘じゃないような気がするんだけどな~。
なんかこう、微妙にもやもやした感じのまま摩勒との結婚話が進んでいる居心地の悪さは、たぶん彼女も感じているんだろうけど、きっぱり自分の方から別れを切り出せないというのが惚れた弱みというやつか。
・空空児
婚礼衣装をずたずたにしちゃったのはやりすぎだけど、基本的にこいつの言ってることが一番の正論なんだよな。このままだと三人とも不幸になるのは目に見えてる。ただ、摩勒も頑固だからなぁ。
それにしても、もうすっかりマブダチになってるのね、この二人は。
・楊国忠
そりゃ、この人はこういう奴だというのは歴史をベースにしている以上良くわかっているのであるが、どんどんうざくなっていくな。まあ、この先の運命は変えられないわけだから、好感度が上がってもどうか? というところなんだが……。
・哥舒翰
楊国忠が吹き込んだおかげで、皇上から再三の督戦をされ、更には監軍までつけられてしまった。哥舒翰にしてみれば、こうなることは戦さを始める前から分かっていたことであるというのがなんともやるせない。それでも、摩勒たちのおかげで、なんとか出陣は免れたのだが……。兵糧焼き討ち計画を簡単にスパイに探られちゃうというのは、どうなんだろう? 最初はわざと聞かせたのかと思ったんだが……
・皇上
まったく、叛乱が起きているとは思えないほどの色ボケっぷりは呆れるばかり。一つ前に見ていたのが康熙王朝なので、上に立つものの差が余計に目立ってしまう。だめだこいつ、はやくなんとかしないと(^^;
・皇上とか将軍とかを見てると「史実はつらいよ」という気分になります。
・因みに自分が楊貴妃の名前を初めて知ったのは仮面ライダーXの怪人ムカデヨウキヒでした。GOD悪人軍団の悪人率の低さはつとに指摘されるところで、なかんずく楊貴妃はとばっちり率が高いのですが、いま大唐遊侠伝を見ていると「これはとばっちりを受けるのもやむを得んのかもしれん」という気分に。
・そしてうちのFEPは大唐遊興伝と出ます。だめだろうそれ。
2009.12.08 (Tue) | くま(仮) #.8F7RpF2 | URL | Edit