大唐游侠伝 第三集
猪突猛進の熱血馬鹿という位置づけは変わらないものの、今のところそんなに悪い方向には向かってないので、印象は悪くない。ただ今のところ腕の方が追いついていない。特殊技能とか含めると主人公サイドで一番使えないかも(^^; というか、敵が強大すぎるんだよな、これは。叔父さんの大ピンチに助けに入るのだが、力の差が大きすぎて結局この人も敗北してしまう。
・王燕羽
好奇心から摩勒の押しかけ助手になった女盗賊。力比べの賭けは、うまいこと機転を利かせて勝ったけど、あの摩勒のがたいを片手で持ち上げるってのは普通に考えても相当な力持ちですよ(^^;
摩勒にはあいかわらずうざがられているものの、結構役に立っているんだから、もうちょっと扱いを良くしてやれよとは思う。しかし、わざわざ窓から出て行かんでもと思ってみてたら、摩勒がそのままツッコミ入れてたのには笑った。
・段圭璋
摩勒が来ちゃうことはある程度予想がついていたようで、「こいつめ、しょうがないやつだ」で話をすましてしまった。それでいいのかな?と思っていたら、やっぱり連れて行くには危険すぎるということで、点穴して動けなくして置いてから一人で救出に向かう。しかし、ここで敵方に最強レベルの達人・羊牧労が登場。現時点での主人公サイドの最強戦力であるこの人といきなり頂上決戦である。
だがこいつが無茶苦茶強い。段圭璋ほどの人が完全に押されぎみ。偶然を利用して、安禄山の息子・安慶宗に剣を突きつけて人質に取る形に持って行くのだが、それでも敗北してしまう。
・夏凌霜
段圭璋と鉄摩勒の窮地に現れ、機転と度胸でなんとかその場を逃れる。この人がいなかったらここでバッドエンドで話が終わっていたよ。しかし、羊牧労どころかその下のランクである王龍客相手でも苦戦するレベルだから、見ていてかなりの緊張感である。今回は謎の達人・皇甫嵩のおかげでなんとか逃げ切れた形になったが、線娘までは助けきれなかった。段圭璋が傷を癒している間に、摩勒と二人、再び安禄山の屋敷に忍び込むのだが、大丈夫なのだろうか?
・羊牧労
某シスの暗黒卿みたいな謎の達人。なんだかデタラメに強いんですけど、王龍客でも手に余るくらいだったのに、こんなのまでいて、果たして大丈夫なのか?
・王龍客
羊牧労の登場で、いきなり使いっ走りに格下げになってるが、この人自身も決して弱いわけじゃなく、摩勒と夏凌霜の二人がかりでも押されぎみになってしまう。パワーバランス的に圧倒的に安禄山側が有利なんだよな、いまのところ。
・皇甫嵩
夏凌霜と鉄摩勒を追っ手の王龍客から救ったのがこの人である。乞食で達人というとどうしても思いだしてしまう人が一人いるが、そちら関係ではなく崋山派らしい。……崋山派ってこんな昔からあったのか。どうやら鉄摩勒の父親・鉄崑崙の友人らしい。そういえば、羊牧労もなんか正体は段圭璋の知っている人間のようなのだが、もしかして……
摩勒があそこで助けに入らなかったら叔父さんやられちゃってただろうし、
いちおう全くの勇み足とか、無能というわけではないようなんですけどね(^^;
基本役立たずなんだけど、今のところは話のほうに助けられているという感じですね。
「窓から」の突っ込みとか居残り点穴摩勒とか、観てるこっちを代弁してくれるようなことが劇中に多くて、楽しいです。
2009.11.09 (Mon) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit