康熙王朝 第四十集
李光地を散々いぢめまくってからすくい上げるのを見て、ああ、またやってる、と思ってしまいました(^^; この人に見込まれるとやっぱり大変だわ。
一方この人自身の方は、初めての親征で張り切りすぎたのか、病に倒れてしまう。いつもの風邪?っと思いきや意外なほど症状は重く、崩御の可能性も。視聴者の方では、さすがにまだ死なないと分かっているものの、実際に取り巻く人たちにとっては大事なわけで。気になるのはやはり後継者問題か。
・李光地
この人も皇上の調教を受けてしまった(笑) 皇上って反骨心のある人を評価するし、登用もするんだけど、そのときにはいったんその鼻っ柱を徹底的に折ってからでないと使えない、と思っているんだろうな。天子に向かって口答えするような奴じゃないと使えないけど、そのままでもやっぱり臣下には置いとけないってことで。そして、いったん洗礼を受ければ他の従順なだけの連中とは別格に扱ってくれるという。やっぱり見込まれると大変である。見返りも多いとは言え。
・明珠
李光地や周培公、姚啓聖というレベルまではたどり着けない人。思えば最初に登場した時からそう言うポジションだった明珠。皇上に対する忠誠心は強い、というのも一緒だけど、それがこの人の限界を決めてしまっている。今回も大抜擢される李光地に嫉妬する気持ちを押さえて皇上の言葉を伝える役目を黙々とこなす。イヤなところも多いけれど、どうしても憎めないものを感じてしまうよ。
・インスー
偉大な父親を持つダメなぼんぼんという転落街道まっしぐらという皇太子。さすがに大臣たちを跪かせておいて自分は紅玉といちゃついてる、というのはダメだろう。後ろ盾の索額図にも怒られてたけれど、本人は何が悪いかあんまり分かって無さそうだし。人の気持ちに鈍いところがあるんだろうな、こいつ。
・索額図
そんな頼りない皇太子にいらだってる索額図、今皇上の側にいるのが明珠と大阿哥だということも焦りを生んでいるんだろうな。でも、皇太子をそう育てちゃったのは、かなりこの人にも責任があると思うぞ(^^;
そんな中で皇上が重病、もしかした崩御もあり得る、なんて情報を得ちゃったわけで、さて陰謀好きなこの人がどう出るか。
・藍斉
葛爾丹に嫁ぐことになってから、こういう事になるのは目に見えていたんだが。やはり父と夫の間に挟まれてどうにもならなくなっている。両方ともまったく手を引くつもり無いからな。父母からのプレゼントというのも、悲劇を強調させる役にしか立ってないような……。
>紅玉といちゃついてる
索額図さん、もともと紅玉を使っていずれ太子を骨抜きにしようと考えてたのかと思うんですが、
どうも効き目が強すぎたということでしょうか(^^;
ものすごくわかりやすいダメ後継者っぷりに乾いた笑いがこみ上げました。
>李光地
今回の処置は、李光地の潔癖気味な甘さを取り去るのが目的ってことだったんでしょうね。
たぶん痛くなければ覚えない、とか言ってるのは、
やっぱり自分の経験からそういう風に思っているというところも、あるのかも(^^;
まあ見た目の上では「またやってるよ、このドSの人は」という感じではあるんですが(^^;
2009.10.04 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit