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康熙王朝 第三十七集

 台湾編ももう終わりか
・玄燁
 魏東亭とのひさしぶりの再会に、珍しく上機嫌な皇上。満額集まらなかった軍資金についても、あんまり気にしてないみたいである。更に台湾攻略が間に合い、明の太祖の前で、全土統一の勝利宣言と絶好調である。
 と、ここまでは良かったのだが、失敗したとはいえ印空大師により皇上暗殺計画が進んでいたこと、さらに警備のために農民を兵士に入れ替えていたことが発覚して、一気に不機嫌に。また東亭もついうっかりなんてしょうもない言い訳するから(^^; そりゃうっかりにもほどがあるとか言われちゃいますよ。
 でも、厳しくもするけど彼のことを買ってもいるんだよね。

・魏東亭
 そんなわけで途中までは順調だったのだが、最後に大目玉を食らってしまった。この詰めの甘さが東亭らしい。まあ確かに、印空が暗殺計画のために集めた金を押収したからって、大喜びで報告しちゃったらまずいでしょ。軍資金が足りないことは、皇上はそれほど気にして無かった。たぶんそれはなんとかなる話だから。でも、謀反計画をずっと見過ごしていたこととか、皇上のためにという名目で住民に不自由な思いをさせるというのは、集めた金が少し足りないことよりも遙かに重大な傷になるってことなんだよな。

・容妃
 農民を兵士に入れ替えていた件を見破ったのはこの人だった。本当にあっという間にバレてるし(^^; 大砲が行方不明であるという事情を明かしてないこともあるから、余計にいい印象を持たれてないんだろうね。

・姚啓聖
 前回からの引きで、なんとか台湾攻略の舟に一緒に乗せてもらおうと頼み込む師弟漫才の場面から。なんかここ、遠足のバスに遅れそうになって走ってくる生徒と引率の先生みたいになってる(笑) 師弟が逆だけど(^^;
 そしてその後は緒戦に勝ったところで船上で施琅と酒盛り。なんか台湾上陸前にすっかり勝った気になってるし(笑) いや、こういう先生いるよね(笑)
 しかし、最後の最後で、老師だから身内としてつきあうと、皇上の勅命を無視して施琅が上陸して家族を弔うことを許す。ふだんあんな調子だけど、やっぱり良い先生である。

・施琅
 連れて行ってもらいたくて、櫓を漕いでもいいから、と言った姚老師に本当に櫓を渡しているところに笑いました。それにしても最初から最後まで、本当に海の上では無敵だったな。そんな感じで、ずっと姚啓聖を引っ張り回してた感もあるんだけど、台湾上陸を勅命で止められ、憤る施琅に、師としてつきあってくれた姚啓聖。やっぱりこの二人、良い師弟である。

Comment

NoTitle

>バスに遅れそうになって走ってくる生徒と引率の先生
(笑)
姚老師も、ほんとは施琅の言ってる通り、今さら無理に付いて行かなくても
十分手柄はあると思うんですけどね(^^;
な~んかこの二人見てると、施琅っていじめっ子気質だなぁと感じます(笑)
相手の考えとかわかってて転がしてるんだか、それともこれが素なのか…
(まあ姚啓聖は、最後の密勅のことがあったから同行したがったということも、もしかしたらあったのかも知れませんが…)

2009.10.04 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

NoTitle

>相手の考えとかわかってて転がしてるんだか、それともこれが素なのか…
素でやってるようにも見えるし、かと思うと密命のこと気づいていたりと、そのあたりも読めませんよね、この人は。

2009.10.04 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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