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康熙王朝 第三十六集

 福建組の楽しさは異常(笑)
・玄燁
 いよいよ台湾攻めということで、魏東亭の所に三年前に約束した軍資金の取り立てに行くことにした。旧友との久しぶりの再会と言うことで結構ご機嫌なのだが、目的はそれだけじゃなくて、明の太祖・朱元璋を祭るということもあった。それで、明の遺臣たちを宥めると言っているが、その日までに台湾を攻め落とせとか命令してるってことは、墓前で勝利宣言したいってことですね。おかげで色々と苦労する人が出てきてしまうわけだ。

・魏東亭
 久しぶりの再会は彼にとっても嬉しいことである反面、気苦労も多い。まずとりあえず、軍資金が満額集まっていない、というのがある上に、福建に送ったはずの大砲が三門行方不明になっているというのも気がかりなところ。
 何かあったら大変と、周囲の住民を皇上には内緒で護衛の兵士たちに入れ替えることまでやってしまうのだが。必死の捜索にもかかわらず見つからない大砲に、焦りはつのるのであった。

・印空大師
 栖霞山寺の高僧、だがその正体は、ニセ皇子楊起隆だった。って生きてたのか。しかもまだあきらめないで康熙帝暗殺を企んでいるとは。結構軍資金も貯め込んでるようだし。やっぱり行方不明の大砲ってこいつらが持って行ったんだよな。

・施琅
 海の上のこととなると、相手が皇上だろうがまるっきり譲る気はないんだな、この人は。いや、もちろん現場の指揮官としては、その判断は正しいし、動かないのは正解なんだが、相手が相手だしな
ぁ。周囲の人間はやきもきしてるのに、本人だけが平然としてるのがいやにおかしい。

・李光地
 前回とは逆に施琅の説得にまわらなきゃならなくなった李光地。どうやらこの人はこういう星回りに生まれてしまったようである。

・姚啓聖
 動かない施琅をなんとか動かそうと、皇上に復帰させられた、そして始まる師弟漫才(笑) ご機嫌を伺うように一緒になって海を眺めたり、空を見上げたり。まあ、そんなことしたって言うことを聞く施琅じゃないわけだが(^_^;
 もう最後の手段だと、皇上よりの密命を持って強制的に指揮権を取り上げようとした正にその時に、望んでいた風が吹いたことで施琅が動いてしまい、はしごを外されてばつが悪そうにしてる姿に爆笑。そして、その後決戦に連れて行ってくれと頼み込む場面でさらに大笑いと、どこまで美味しいんですか、あなたは(笑)

Comment

NoTitle

>おかげで色々と苦労する人が出てきてしまうわけだ
なんか上がノー天気に気まぐれっぽく期日を決めて、
そのせいで下がてんやわんや…という構図に妙にリアリティを感じて笑いました。
逆にそんな中でもブレない施琅って、職人だよなぁとつくづく思いますが。

2009.10.04 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

NoTitle

>妙にリアリティ
いや、ほんとにねぇ(^^; 

>逆にそんな中でもブレない施琅
かつて敵将だったということを考えるとなおさらすごいです。

2009.10.04 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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