天龍八部 第三集
南海鰐神への弟子入りを拒んだおかげで、なんだかんだで再び左子穆に捕まってしまう。逃げだそうと、洞窟で手に入れた秘伝書の修行をしたり、かなりご都合主義な展開で毒が効かない体になったりと、タナボタ式にパワーアップしてるのだが、本人気がついているのかいないのか。
家出した王子を探しに来たお目付役に連れ戻されることになり、押しかけ女房の木婉青と、途中で合流した母親と共に大理国の父の元に帰る。こいつってへなちょこだけど、へたれではないんだよな。誰かが襲われていれば助けようとするし。
・木婉青
すっかりデレモードに移行してしまった。何が何でも段誉を弟子入りさせたい南海鰐神に人質に取られてしまうが、段誉を迎えにきた朱丹臣たちに助けられ、彼らと共に大里国に。それと知らずに段誉のお母さんに焼き餅を焼いて、後で事情を知って焦ったりとか、なんかやたら可愛いのだが(笑)
なんか弱くなってる、と思ったら前回負傷したのを引きずってたのね。
・南海鰐神
本気で段誉のことが気に入ってしまい、手段を選ばず弟子にするつもりのようだ。人を殺すのに全く躊躇しないあたり、確かに悪人なのだが、段誉や木婉青とのやりとりを見てると、なんか憎めないというか、基本的にお人好しなんだよな。結局、大理国まで追いかけてきて、段正淳と対決することに。
・朱丹臣
家出王子を連れ戻しにきたお目付役。とはいえ、段誉のほうも彼のことは慕っているらしい。結果的に四大悪人に捕らえられていた木婉青を助けることになった。真面目そうな人だが、逃げ出した段誉たちを先回りして待っていたりしてるところを見ると、彼の行動はお見通しのようである。きっと子供の頃から散々振り回されてるんだろうなぁ(笑)
・雲中鶴
四大悪人の四番手で軽功の達人。馬で逃げる段誉たちに軽々と追いつくほどである。女好きというか、ほぼ色魔。四番手とはいえその実力はかなりのものらしい。
・段正淳
ついに登場したお父様。息子と違って武功も高いようである。今回は顔見せ程度で、本格的な活躍は次回からか?
巴天石さんが登場してるはずなのにー(;;)
糸の切れた凧みたいな段親子に振り回される、涙無くしては語れない、大理国家臣団の苦労に温かい目を注いであげてください。
2008.12.30 (Tue) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit