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初日に買った曲とアルバム

 結局、ITMSで初日に買ったのは全部で19曲。うち、単品で買ったのは4曲とアルバム一枚。合計で2150円だった。あまりにお手軽に買えてしまうのでいつの間にか散財することになってしまう。どんな曲を買ったかというと……

世界中の誰よりきっと/WANDS
 まず最初に買ったのがこれ。ブラウザ使っていろいろ眺めているうちに見つけてしまい、つい懐かしくなってしまった。昔よくカラオケで歌ってたんだよね。実はこの曲しか知らないのでアルバムはあまり買う気にも借りる気にもなれず。ITMSみたいなサービスがなければまず買ったりしなかったろう。

Yah Yah Yah/CHAGE & ASKA
 やっぱりブラウザで見ているうちに、彼らの曲が非常に沢山あることを発見。どうやら日本人ミュージシャンとしては最多曲らしい。それほど好きってわけでもないのだけど、試聴しているうちについ……。彼らの曲の中では一番好き。

Travelogue - Sweet and Bitter/遊佐未森
 これはアルバムで購入。彼女については以前も書いたことがあるけれど、初期のころファンだったのだけどいつの間にか聴かなくなっていた。初期アルバムはソニーだったので(今のところ)買えないのだが、探しているうちに初期アルバムで好きだった曲がニューバージョンで売られていた。収録されているアルバムを見たら15曲入りで1500円だったし、試聴してみたら良い感じだったのでアルバムで購入を決意した。久々に聴いてみると、新しい曲もかなり良い感じ。特に7曲目の「ココア」というのが好みの曲だった。これの曲についてはそのうちエントリーを立てようと思う。

ある朝、風に吹かれて/EPO
 これは、同じEPOなんだけど、曲が同じで詞が別の「ジェラシーと呼ばないで」というのを持っているので、聴き比べてみたくて買ってしまった。「ジェラシーと呼ばないで」も一緒にITMSで売っている。

ありふれた人生/スピッツ
 今回買った中で唯一200円だった曲。アルバムで買うと13曲入りで2000円で買えるので少しお得なんだけど(昨日は1500円だったような気もする)でもなんか他の曲はあまり気に入らなかったのでこれだけ。スピッツも好きなほうなんだけどアルバムを買ったりするほどでも無いし、やっぱり借りてくるってほど好きでもない。こういう風に買えるとなんだか際限なく買ってしまいそうで怖い。

宇宙戦争

 本日は夏休み、平日でかなり公開されてから日数も経っているので、すいているかなと思い、遅ればせながら観てきた。スクリーン正面の真ん中を取れるとまでは思わなかったけれどね。
 話には聞いていたけれどかなり怖い映画になっている。ストーリーはほぼ原作どおりと言ってもいいかもしれない。もちろん舞台や年代は変えてあるし、細かいエピソードは違っているのだけど、原作の持っている本質的な部分はそのままだと思う。
 この映画の一番のポイントは、本当になんでもない一人の個人の視点に徹底しているところだろう。大局的なことは全く分からないまま、目の前の災厄から逃げるしかない。そこで何が出来るか、そして何が出来ないかということが、かなりドライに描かれている。もちろん娯楽映画なんだから、それなりに英雄的な行為もあるんだけど、基本的には普通の個人にできること=逃げることなのだ。これは私たちが戦争に巻き込まれたとしても恐らく同じだろう。この映画の怖さは、今自分たちが置かれている状況が、本当に目の前に見える範囲でしかわからない所にある。どこに行けば安全なのか。敵はどこまで来ているか。いや、そもそも何が起こっているのか全然分からないのだ。その状態で自分の息子と娘を守らなきゃならない。これはかなりきつい。実際、ほとんど目の前の状況に対応するだけで精一杯なのだ。
 ラストがあっけない、という評もあるんだが、そうだろうか? 私はあのあたりで決着が付いてくれてよかった。あれ以上続くとかなり辛いと思うのだけど。
 実は主人公は侵略者の撃退には全く関与してない。これは原作版も同じだ。実際の戦争でも、戦争を終わらせるのに市井の個人の働きなんて関係ないだろう。これは個人が戦争に巻き込まれる話なんだ。原題の「War of The World」なのはそういう意味があるんじゃないかな。