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2011年3月24日 (木)

シグマ 21~35mmF3.5~4.2 (FDマウント)

Img_0134  現在のシグマと言えば、ダイレクトイメージセンサーのSDシリーズやDPシリーズでユニークな地位を確立しているように思える。しかし、あっしがカメラ人民として覚醒した頃のシグマは安かろう悪かろうであった。それが今の若い連中はライカ判フルサイズのニッコール30mmF1.8とAPS判デジサイズのシグマ30mmF1.4のどちらを選ぶか真剣に悩んでいる。値段だってシグマの方がかなり高いのだ。今やシグマのレンズはしぶしぶ選択するものではないのである。

Img_0135  今では片手で数えるほどの(国内)レンズメーカーだが、かつては数々のメーカーが純正レンズと競い合い、ライバルたちと競い合っていた。まずは価格、次にズーム、そしてユニークな焦点距離で純正レンズの隙間を縫っていたようである。特に超広角レンズや超望遠レンズは純正は極めて高いから彼らハンター達にとっては格好の獲物となった。本レンズは21mmから始まる超広角ズームレンズである。12mmから始まる超広角ズームレンズが存在する21世紀では大したことはないかもしれないが、本レンズのベースモデルが登場したのは1970年代だというから画期的なことであっただろう。

 本レンズの評価は「価格の割には写る」と「一生懸命バイトして買ったのに裏切られた」と二つに分かれるようだ。しかし、「ビオゴン38mmに比べればゴミだ」という評価は正当ではないだろう。学生のバイトレベルで超広角域が楽しめるのだから他には替えれない。無論、拙僧が1000円だか2000円だかで拾う分にも十分なパフォーマンスだと言える。

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コメント

広角、モノクロ、市場。
いやいや惹かれますね〜。

投稿: ロック | 2011年3月24日 (木) 20時49分

どもども、ロック殿。

超広角はごちゃついた市場や路地に生きますよねえ。
モノクロの方の路地は飛騨高山です。フォトジェネシックな街並みでしたよ。

投稿: Rikkie | 2011年3月24日 (木) 21時22分

モノクロ市場写真イイですな~
#ニンゲンは止まってくれないので苦手…

投稿: 無尽探査機 | 2011年3月31日 (木) 00時16分

どもども、無尽探査機殿。

買い物に値注していますから案外動かないですよ。
東京でもバザールが開かれると思うのですが、自粛で中止も多いのですか?

投稿: Rikkie | 2011年3月31日 (木) 08時13分

上野不忍池の骨董市はしばらく休粛らしいです。公園の夜間照明も自粛モードで寂しい限り…まぁ仕方ないです。

投稿: 無尽探査機 | 2011年4月 1日 (金) 23時20分

どもども、無尽探査機殿。

うーむ、東海の方々の祭りでもイベントを縮小するか中止していますねえ。
夜間照明は仕方ないのかなあと思いますが・・。

投稿: Rikkie | 2011年4月 2日 (土) 00時32分

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