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面白い話をされています。
お暇なときにでも読んでみて下さい。
以下一部転載です。

中村哲さんに聞いた
アフガニスタンという国で、
9条をバックボーンに活動を続けてきた

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2000年から始まったアフガニスタンの大干ばつは、凄まじいものでした。アフガンの人々の生活を、根底から突き崩してしまったといってもいいと思います。
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 例えば、アフガンの大干ばつにしても、それを防ぐために何をすべきか、というところをよく考えて援助の方向を決める。それは、みんなが納得することなんですね。アフガンでは、ほんとうに生きていけない人たちが増大している。なにしろ、2500万人の人口のうち、1200万人がこの干ばつで被害を受け、500万人が飢餓線上、100万人が餓死寸前という状況にあるのがアフガニスタンですよ。そこへ、男女平等だとか情報網の整備だとか言っても、それがどうだと言うんですか。
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 ほんとうに、最初は手探り状態。その中で、日本各地の取水方式が、とても参考になりました。日本方式と言っても、江戸時代や戦国時代の技術を、アフガンで再生しているんです。ほとんど機械が使えないような状況の中では、こんな日本古来の人力に頼った技術が、思わぬ効果を発揮するんですね。
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 おおむね、狙われたのはイスラム教というものに無理解な活動、例えば、女性の権利を主張するための女性平等プログラムだとか。現地でそんなことをすると、まず女性が嫌がるんです。キリスト教の宣教でやっているんじゃないか、と思われたりして。
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対立感情は、むしろ援助する側が持っているような気がしますね。優越感を持っているわけですよ。ああいうおくれた宗教、おくれた習慣を是正してやろうという、僕から言わせれば思い上がり、もっときつくいえば、“帝国主義的”ですけどね。そういうところの団体が、かなり襲撃されています。民主主義を波及させるというお題目は正しいんでしょうけれど、やっていることは、ソ連がアフガン侵攻時に唱えていたことと五十歩百歩ですよ。
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それに僕はやっぱり、日本の憲法、ことに憲法9条というものの存在も大きいと思っています。
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9条です。昨年、アフガニスタンの外務大臣が日本を訪問しましたね。そのとき、彼が平和憲法に触れた発言をしていました。アフガンの人たちみんなが、平和憲法やとりわけ9条について知っているわけではありません。でも、外相は「日本にはそういう憲法がある。だから、アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を期待しているわけではない。日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために素晴らしい活動をしてくれると信じている」というようなことを語っていたんですね。
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 ある意味「美しき誤解」かもしれませんが、そういうふうに、日本の平和的なイメージが非常な好印象を、アフガンの人たちに与えていることは事実です。日本人だけは、別格なんですよ。
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 いちばんのキッカケは湾岸戦争。そして、もっとも身近なのは、もちろんアフガン空爆です。アメリカが要請してもいない段階で、日本は真っ先に空爆を支持し、その行動にすすんで貢献しようとした。その態度を見て、ガッカリしたアフガン人はほんとうに多かったんじゃないでしょうかね。
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 それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情はとても親しいものです。この感情を大事にしなければならないと思うんです。湾岸戦争のときに、「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、しかも国際社会から何の感謝もされなかった。それが、トラウマになっている」なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、なんでそんなことがトラウマになるんですか。「お金の使い方が間違っていた」と言うのならいいのですが、「もっと血と汗を流せ」という方向へ行って、とうとうイラクへは自衛隊まで派遣してしまった。僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。
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 これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに。
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 日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。
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僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。
 武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。
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 具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を持たれている。これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。
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2015/01/17記
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戦争にルールなどない。勝敗は、いつの世も
そのルールらしきものをどうやぶるかにかかる。
要するに戦争を覚悟しているものに誠実さなどないのです。
いくらでも嘘をつく。

自衛の為であっても、
戦争を政治の選択肢の一つに入れている
政治家を信用してはいけない。


 
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コロナ対策と戒厳令?

2025/01/15 Wed 10:25

コロナ対策と戒厳令、
全くレベルの違う話ではありますが、
よく似ていたと思います。
コロナ禍の日本、

私は戦前の雰囲気を感じました。
国が戦争を起こすのではない、
恐怖した人が起こす。
 

追記:
コロナ禍ではなく、コロナ下と表現したい。
禍はコロナではなく、人がもたらしたものだからです。
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昔、戦争の「せ」の字を見ただけで、
きちがいのように抗議する人をたまに見かけた。
子供なりにもう少し冷静に抗議できない
ものかとか、思ったりもした。

しかし、彼らは正しかった。
戦争というものは少しでもその雰囲気を感じれば、
狂ったように抗議するくらいでないと
社会の均衡は取れない。

そうでもしないと、馬鹿な人間社会は
簡単に戦争に引きずられてしまう。
「冷静に」「冷静に」は悪魔が誤魔化す時に
使わせる言葉と覚えていてほしい。

戦争は、
どのような手段を使ってでも
止めなければいけないものです。
 
 
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自衛隊はもう戦争の準備をやめて、
災害救助復興のみに特化すべきだと思います。
これ以上は本当に戦争が始まってしまします。

 
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戦争の準備をしっかりすればするほど
戦争に巻き込まれる可能性は高くなる。
こんな簡単な理屈、どうして分からないのだろう。

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どれだけ他国からの脅威にさらされようが、
戦争の準備をしたがるものは無智です。
巻き込まれれば、命や財産を失ったり、
苦しめられたり、本当に恐ろしいです。

しかし、それでも、
他人を殺してしまう苦しみの恐ろしさに
比べれば、微々たるものです。
 
 
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最近の広島平和記念式典

2024/07/30 Tue 16:56

以前はこういう式典は、「平和を願って反戦を誓う。」
というような人がほとんどだった。
しかし、最近は「英霊に感謝、来る戦争の時はご加護を。」
みたいな人が増えてきた。

戦勝祈念の式典のようにとらえている人です。
戦争反対の大きな声を極端に嫌います。
静かに冥福を祈らないと戦死者に失礼だ。
そのようなことではご先祖様から見放され、

亡国の一途だとでも言いたいような雰囲気です。
戦争を経験し、理解したご先祖様は、
大声で反戦を訴える人と静かに戦争の準備をする人、
どちらの側にいるのかは明白だと思います。

毎年続けていた8月6日に広島に行くのを
今年から止めようと思っています。
大きな理由は、最近の式典人が凄く多いので
もう頭数も必要ないかなと思ったのです。

行き始めたころは、結構空席が目立っていて、、
世界に発信されている式典なのによくないなあと思ったのです。
その他、沢山の小さな理由があります。
その一つがここに書いたことです。

何だか昔のような居心地の良さがないんです。


広島原爆の日の式典、周辺での「平和運動」を締め出しへ 公園一帯で「入場規制」、プラカードやのぼりは禁止
2024年7月26日 東京新聞

メイン会場から離れたエリアも手荷物検査を受けないと入れず、プラカードやのぼりの持ち込みを禁止。安全対策を理由とするが、法的根拠はなく行きすぎた表現規制との懸念も。背景には近年の平和行政の変質も指摘される。
「根拠やプロセスを説明しないという松井市長の政治姿勢が年々、顕著となっている」

 
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もし戦争が始まってしまえば、
きっとすぐ敗けるのが最善なのだと思います。
下手に善戦し、相手を追い込めば、
相手はきっと原発を狙ってくるのですから。

そういう意味からも日本は戦争の準備などする必要がないのです。
あの原爆の千倍以上の放射性物質、
みんな地獄の苦しみで死んでいくことになる。


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みんな、戦争には反対している?
例え自衛の為だけでも戦争の準備をしたいのなら
戦争賛成なのです。
今の多くの日本人は戦争に賛意を表しているのです。

本当に戦争反対なら如何なる条件下でも
戦争には反対しなければなりません。
戦争はしたくないけど準備はしておくよは
戦争反対ではなく賛成なのです。


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自衛隊は戦争をやめよう

2024/04/12 Fri 16:13

自衛隊はもう戦争の準備をやめて、
災害救助のみに特化すべきだと思います。
 
如何なる問題も戦争に依存した解決法では
人の成長は止まってしまう。
軍隊・自衛隊、全て拒否しなくては、
人生の意義が無くなってしまうのです。
 

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ワクチン、マスク、様々な感染症対策。
本当に簡単に行われてしまった私権の制限、
それも行政が率先したのではなく、
民衆が率先して行政が後追いした感じだった。

コロナの恐怖ですら、こうなった。
日本人は戦争の恐怖の前にはどうなってしまうのだろう。


 
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公明党、平和の党に戻って欲しいです。
自民党に仏法を尊ぶことができるのかどうか、
もう気づいていると思います。


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戦争が始まれば、人権が無くなる。
昨今の日本の戦争の準備、本当にいいのですか。
障がい者などは、ほぼ全ての権利が奪われます。
他人の人権を奪う恐怖、私は耐えられない。

 
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戦争体験と想像力

2023/10/11 Wed 14:52

戦争を経験したほとんどの人は、
もう一度戦争に行きたいとは言わない。
戦争の準備を訴えたりはしない。
戦争の話すらしたがらない。

戦争を経験していない人には、
しっかり想像力を働かせてほしい。
私は戦争には反対です。
その準備すらすべきではないと思います。

たとえ、自衛のためだけでもです。



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今回の殺人事件とは関係ないですが、
災害救助等にあこがれて自衛隊に入った人は、
入隊後本当に精神的にきついと思います。
軍隊の普段の実際はそういう所からは程遠い所にあるからです。

殺し合いの訓練、内外に対する人権侵害、人間関係・いじめ、
自衛隊に入ろうと思っている人は本当によく考えてほしい。
私は自衛隊や軍隊を就職先には勧められないです。


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今回の戦争を見て、
ロシアってひどい国だなあと思っている人いないでしょうか。
大きな誤解です。
戦争を始めれば、どこの国でもああなってしまうのです。

欧米や日本も同じです。ルールなしの殺し合い、
よほどの余裕がない限り、参加者は悪の限りを尽くします。



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戦争や原子力を考えるには、必ず見てほしい写真集です。

被ばく者の叫び
 旧ソ連セミパラチンスク核実験場の村

(カザフスタン共和国)
森住 卓 さん

ここで旧ソ連は1949年から1989年の40年間に467回の核実験を行った。
環境に放出された放射性物質はチェルノブイリ原発事故の5000倍とも言われている。
ソ連時代、核実験は一切秘密にされ、住民にも知らされなかった。
核実験場周辺には百数十万人の被曝者がいる。
ガンや死産、先天的異常が多発し、平均寿命は劇的に下がった。
カザフスタンの人々はソ連が崩壊する直前の1989年核実験場の閉鎖を求め「ネバダセミパラチンスク運動」という大きな国民的運動を起した。
1991年独立したカザフスタン共和国はセミパラチンスク核実験場を閉鎖した。
セミパラチンスク核実験場は市民の運動で閉鎖に追い込まれた世界で初めての核実験場となった。
核実験場閉鎖から30年。いまなお世代を超えて被ばくの影響は続いている。
福島第一原発事故を経験した私たちはセミパラチンスクから何を学ぶのか?
核の犠牲となった人々は人類の未来に警鐘を鳴らし続けている。



2023/04/16 記
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コロナ程度の恐怖で人々はこれだけ盲目になった。
戦争の恐怖の前には、
どれだけの人が目を開けていられるのだろう。
これから心配です。

何が本当の苦しみなのか。
個別の事態などは本質ではない。

 
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平和とは浄まる覚悟

2023/01/27 Fri 11:08

平和とは浄まる覚悟だと思います。
戦争の準備をしながら成立するものではないのです。
 


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