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『地球の歩き方 日本』の読書感想文

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大学図書館で以下の本を借りてきました。J00 地球の歩き方 日本 2023〜2024 (地球の歩き方J) [ 地球の歩き方編集室 ]ガイドブックは、旅行時の参考にするためよく見ますが、1冊で日本全部が網羅されている本はあまりありません。まさに図鑑のようで、旅行好きとしてはずっと読んでいられる1冊でした。過去に自分が行ったことのある所は、答え合わせ用に使いました。権威と信頼がある地球の歩き方が選定した場所やグルメを、...

『移動する人はうまくいく』(長倉 顕太 著)の読書感想文

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大学図書館で以下の本を借りてきました。移動する人はうまくいく [ 長倉顕太 ]話題の本で市立図書館では予約が一杯で借りられませんが、大学図書館だと普通に棚に置いてあります。やや極論っぽい部分もあり、全てに共感したわけじゃありませんが。以下の部分(一部中略)には、納得させられました。行動を変えるにはどうすればいいのか?ずばり、環境を変えるだけでいい。理由は簡単だ。私たちは、「環境→感情→行動」の順で動いて...

『「人生が充実する」時間のつかい方』(キャシー・ホームズ 著)の読書感想文

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本屋で目に留まった本を購入して読みました。「人生が充実する」時間のつかい方 UCLAのMBA教授が教える“いつも時間に追われる自分”をやめるメソッド [ キャシー・ホームズ ]本書で注目したのが、ちょうどいい長さの可処分時間について。可処分時間とは、人が自由裁量で行う活動にかけられる時間のこと。可処分時間の長さと幸福感の関係の調査により、可処分時間は2~5時間が最適としています。・可処分時間が少なすぎる(1日約2...

腹が立った本

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先日とある本を借りてきたのですが、読んでいるうちに腹が立ってきました。名前は避けますが、コミュニケーションに関する本。会話における、聞くことの重要性が書かれていましたが・・・ちょっと人をバカにし過ぎではないか?と思いました。人は話を聞いて欲しいので、傾聴と共感をしていれば、円滑な会話が進み好意を持ってくれる。いやいや、ないでしょ。そんな小手先だけのテクニックで、いい気分になっちゃうような人っていま...

『メンタル脳』(アンデシュ・ハンセン 著)の読書感想文

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株主優待で貰った図書カードを使い、以下の本を買いました。メンタル脳 (新潮新書) [ アンデシュ・ハンセン ]同じ著者の『スマホ脳』が良かったのですが、この本も面白い内容でした。本では、脳にスポットを当てて、不安の原因を説明しています。脳は生きのびることを目的にしていて、それ以外のことは二の次。脳が進化した時代は危険が多く、あらゆる方向からリスクが降ってきた。現在では危険の種類が変わったが、脳はその変化...

『影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか』 (ロバート・B・チャルディーニ 著)の読書感想文

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図書館で借りて、主に旅行中に以下の本を読みました。影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]我々がどんなことに影響されるか?について解説してあり、面白い本でした。それによると、影響力の武器として6つの原理を挙げています。①返報性人から与えられたら自分も同じようなやり方で相手に返すように努める②一貫性自分の言葉、信念、考え方、行為を一貫したものにしたい、あるいは、他...

『知らないと損する年金の真実』(大江 英樹 著)の読書感想文

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最近労働分野ばかりやってましたが、社会保障分野も勉強しておかないといけないと思い、旅行中に以下の本を読みました。知らないと損する年金の真実 - 2022年「新年金制度」対応 - (ワニブックスPLUS新書) [ 大江 英樹 ]「年金って巷で言われているような悪いもんじゃないよね」ってスタンスで、年金の真実を教えてくれる良書でした。分かりやすい文書で書かれているので、そこまで知識がなくても読める本だと思います。その中で...

『嫌われた監督』(鈴木 忠平 著)の読書感想文

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東北学院大学の図書館で、以下の本を借りて読みました。【中古】 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか/鈴木忠平(著者) 【中古】afb仙台市図書館だと5冊に対して54件の予約が入っていますが、大学図書館だとすぐに借りることができました。落合監督の中日での軌跡を、監督、記者、選手数人からの目線で書かれています。落合監督が、なぜ語らないのか?なぜ俯いて歩くのか?なぜいつも独りなのか?そしてなぜ嫌われる...

『数値化の鬼』(安藤 広大 著)の読書感想文

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福島旅行割のクーポンを使い、以下の本を買いました。数値化の鬼 [ 安藤広大 ]ビジネスマン向けの本ですが、広く目標達成に有効な考えだと思ったので紹介したいと思います。本では、PDCAを回すことが全てに共通する型であり、数値化の鬼になり、客観的に自分を見ることが大事だと言っています。知っている方も多いと思いますが、PDCAの概要は以下の通り。P(プラン):計画 数値化された目標→400ページの本を読み切るD(ドゥ)...

『コスパで考える学歴攻略法』(藤沢 数希 著)の読書感想文

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気になっていた以下の本を買って読んでみました。コスパで考える学歴攻略法 (新潮新書) [ 藤沢 数希 ]学歴厨の気がある僕なので、興味深い内容満載だったのですが、中でも中高一貫私立vs公立の損益計算が面白かったので、紹介したいと思います。・中学受験をすると、塾の費用と私立中高一貫校の学費などで、公立中学→公立高校のコースよりも、合計で1,000万円ぐらい余分に費用がかかる・英国数の3教科の偏差値を中高一貫私...

『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン 著)の読書感想文

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気になっていた本を購入して読んでみました。限りある時間の使い方 [ オリバー・バークマン ]本の中で最もためになったのは、「効率性の罠」と言うキーワードです。以下、本から抜粋しています。効率性の罠一般的な生産性向上のアドバイスは、「重要なことをすべて成しとげる」ことを暗黙の前提にしている。でもそれは不可能だし、そんなことを達成しようと頑張っても余計に忙しくなるだけだ。何かを捨てることは避けられないとい...

『生まれが9割の世界をどう生きるか』(安藤寿康 著)の読書感想文

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ちょっと前から気になっていた以下の本を購入して読んでみました。生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 (SB新書) [ 安藤寿康 ]タイトルにもなっている生まれが9割について、こう書いてあります。私たちの社会はとても不平等です。その不平等をもたらす大きな原因の1つが、偶然親から配られた遺伝子の組み合わせが生む遺伝的な素質の格差だということが、行動遺伝学によって明らかに...

『いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学』(センディル・ムッライナタン)の読書感想文

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勉強に時間を費やしており、読書はほとんどしていませんが、読みたかった本が図書館で待ち無しで借りられたので、読んでみました。いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ文庫NF) [ センディル・ムッライナタン ]「欠乏」という状態を解説する非常に面白い本だったので、共有したいと思います。欠乏は集中を生む代わりに、トンネリングを引き起こすと言うこともできる。トンネリングとは、トンネルの内側のも...

『HEALTH RULES 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』(津川 友介)の読書感想文

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ここ数日で、以下の本を読みました。HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ) 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣 [ 津川 友介 ]著者の津川さんの本は、ブログ経由でお会いさせていただいた医師の方にいただいて読みました。 『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川 友介 著)の読書感想文エビデンスの正しさに徹底的にこだわって作られた、とても信頼できる本だと思いました。以前は食事に特化していましたが、生活全...

『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン 著)の読書感想文

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ここ数年スマホ依存気味だと自覚しているので、以下の本を買って読んでみました。スマホ脳 (新潮新書) [ アンデシュ・ハンセン ]1番のメモポイントが、どうして人がスマホばかり触ってしまうのか?の原因。要約すると、こんなことが書いてありました。今でも私たちは狩猟採集民の脳を持っていて、新しい情報を探そうとし、すぐに気が散るようになっている。もともとは生き残り戦略だったはずの脳のメカニズムのせいで、人間は着...

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 (ビル・パーキンス 著)の読書感想文

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お正月休みを利用して、以下の本を読みました。DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール [ ビル・パーキンス ]前々から気になっていましたが、図書館ですぐに借りられる感じじゃなかったので、普通に本屋で買いました。「娯楽コンテンツは無料かサブスクで」という縛りを取っぱらう方針の元、読みたい本は躊躇なく買っていこうと思います。この本のメッセージが、「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」という...

石原さとみと付き合う方法

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石原さとみと付き合う方法を知りたくて、以下の本を読みました。メモの魔力 The Magic of Memo (NewsPicks Book) [ 前田裕二 ]残念ながら石原さとみと付き合う方法は分かりませんでしたが、いい気づきがあったので共有しておきたいと思います。前田氏曰く、モチベーションには、「トップダウン型」と「ボトムアップ型」の2つの型があるとのこと。それぞれの特徴が、以下の通り。「トップダウン型」:目標、ゴールをきっちり...

『Phantom』 (羽田圭介 著)の読書感想文

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約1年ぶりの読書感想文です。8月下旬までは社労士の勉強で、本はほぼ読んでいませんでした。以後は読書してますが、小説等の単純に面白い本を読んでおり、ブログで共有する気づきは特にありませんでした。今回は、マネー系の小説で少し思うところがあったので、紹介します。Phantom [ 羽田 圭介 ]価格:1,540円(2021/12/3 23:11時点)主人公の華美は、生活費を切り詰め株に投資することで、5,000万円の金融資産を保有すること...

『統計学が最強の学問である』 (西内 啓 著)の読書感想文

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久しぶりの読書感想文。図書館で借りて読んだ、以下の本を紹介したいと思います。 正直、後半部分は難しくなってきて途中で断念しました。しかし途中までは僕でも理解できて、かつとても良かったので紹介したいと思います。1冊の本の中で、一文でも心に刺されば読んだ価値があると言われますからね。タイトルにもなっている、統計学が最強の学問である。その理由として、本書ではこう言っています。どんな分野の議論においても...

『「原因と結果」の経済学』(中室 牧子・津川 友介 著)の読書感想文

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最近小説ばかり読んでいて、特に読書感想文記事を書くこともありませんでしたが、久々に面白いビジネス書に当たったので、ご紹介したいと思います。たまたま図書館で借りて、読んだのが以下。 本のキーワードが、因果関係と相関関係の違い。2つを以下の通り説明し、区別することの重要性を説いています。因果関係:2つの事柄のうち、どちらかが原因で、どちらかが結果である相関関係:2つの事柄に関係があるものの、その2つ...