『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 (ビル・パーキンス 著)の読書感想文
お正月休みを利用して、以下の本を読みました。
前々から気になっていましたが、図書館ですぐに借りられる感じじゃなかったので、普通に本屋で買いました。
「娯楽コンテンツは無料かサブスクで」という縛りを取っぱらう方針の元、読みたい本は躊躇なく買っていこうと思います。
この本のメッセージが、「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」というもの。
多くの思い出をつくるために、DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)。
「生きているあいだに資産を有効に使い切り、人生を最大限充実させることを目指す」と言うのです。
ゼロで死ぬことに向けての、発想・方法論等、様々なことが書かれているのですが。
最もメモったフレーズが、「思い出の配当」。
経験は私たちに、尽きることのない「配当」を与えてくれる。
とても楽しかった休暇旅行のことを思い出してほしい。
その旅行についてあなたは、友人に話したり、自分1人で回想したり、一緒に旅した人と思い出話に耽ったり、同じような旅行の計画を立てている誰かにアドバイスをしたりしたはずだ。
こんなふうに、元の経験から副次的に生まれる経験は、まさに記憶の配当だと言える。
経験した思い出は、その時だけじゃなく、後々にも楽しい感情を生み出すことを、思い出の配当と表しています。
書かれている旅行の例はかなり共感できますし、先日同じようなことを経験しました。
札幌に住んでいた際に、グルメをなるべく味わっておこうと思い、特に最後のほうは多くの店に行きました。
先日、バナナマンのせっかくグルメという番組を見ていると、札幌が出てきて、行ったことのあるラーメン屋の白樺山荘が登場しました。
しかも、僕が行った真駒内本店に日村さんも行ってました。
「そうそう、ここはゆで卵食べ放題なんだよな」とか「あ~、僕もうちょいあっちの席だったわ」とか、当時のことが色々と浮かんできて、テンションが上がりました。
まさに、思い出の配当ってやつ。
白樺山荘に行った経験が、その時ラーメンを食べて美味しいだけじゃなく、後からプラスの感情をもたらしてくれました。
ゼロで死ぬことへの第1歩して、今年は収支を赤字にすることを至上命題としています。
度々嘆いていますが、気を抜くとすぐに黒字思考に流れていってしまいます。
しかし、それでは経験が限られる。
「思い出の配当」を信じて、使っていけないといけません。
- 関連記事
-
- 『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン 著)の読書感想文
- 『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 (ビル・パーキンス 著)の読書感想文
- 石原さとみと付き合う方法