【チュウオン、キム・ヒソン「アリス」観了!!感想、レビュー】
面白かったよ「アリス」
タイトルからして、どんなメルヘンちっくなドラマなんだ?と
最初は思ったけど。
1話見て、まるで印象とは違う内容で驚いた。
途中、チュウオンが主演で高視聴率だったという「ヨンパリ」を
先に見たんだけど。
それが、かえって良かった。
「アリス」を見始めたとき
チュウオンの良さがあまり分からなくて。
というのも、なんせ感情が欠如してる役だから
表情がまるでないジンギョムって人の魅力が
今ひとつわからなかったけど。
それも、回を追うごとに、ジンギョムの欠如している中にも
感情のちょっとした起伏が感じられていくのが分かって、
チュウオンの演技力のすごさに圧倒されていくのと
「ヨンパリ」で見た感情豊かな役柄との演技のフリ幅のすごさを
目の当たりにして、感動すら覚える。
ストーリーは、ジンギョムが高校生のとき
2010年に母親が殺されてしまい
その犯人を追うために警察大学に入り
刑事となるシンギョムが
事故に合いそうになったときに
一瞬、時間が止まり、
そこに母親と瓜二つの女性が現れるところから始まる。
その女性ユン・テイ(キム・ヒソン)は、母ではなく
まったく別の人格で、大学教授をしているのだけど
ジンギョムの周辺に怪しい人が現れるようになり
事件に関わった犯人や、その周辺にも
とても説明のつかない事などが起き始めるのだ。
自分は5才だと言う犯人。
子どもを拉致したのは、同じ顔をした母親だったりと。
「時間旅行」システム<アリス>を構築したジンギョムの母。
しかし、その時空を超えた行き来の中で
決して起こってはいけない事が次々と起こり、
ジンギョムや、テイ教授の身に危険がおよぶ。
最初は敵だと思っていた
必ず事件現場に現れる時間旅行者、未来からやってきた男。
実は、その男ミンヒョクこそがジンギョムの父なのだけど
知らないジンギョムは、敵対心をあらわにし
また、ミンヒョクのほうも、最初はジンギョムを敵視してるけど
自分が父だと分かってからは
自分こそが、ジンギョムを守らなくては。と気持ちが変わっていく。
それを知らないジンギョムは、とても彼を信じる気にはなれないのだけど。
このミンヒョクが所属している「アリス」内でも敵か味方か
わからないような複雑な関係があったり
ミンヒョクをめぐって、友情が憎しみに変わっていく女性とか。
色んな思いが錯綜し
さらに流れは奇妙な方向に行く。
そして、一番のジンギョムの思い。
母を救いたい。
母の命を奪った犯人を突き止める。
結末の最終回は・・・
なるほど。。
そうだったのか。という思いと
ジンギョムが、そこには3人いて。
最終的には、「シーシュポス」で見たように?
経験と感情と存在を共有することになるってことなのかな?
え?あれはどういうこと?って疑問に思うと
ちゃんと、そのあたりからまた物語が始まったりして。
過去、未来、現在、とわかりにくくなりそうな内容が
とてもわかりやすく描かれていた。
本当に、素晴らしいドラマでした。
ただのタイムリープものとはまた違った面白さがあったと思う。
いや~チュウオン、良かった!!
そして、キム・ヒソンさん。
ホントに美しい。
色んな年代を演じきって、本当に素晴らしかったです!
「アリス」文句なしの(5)
★5つ!
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