【<2023年見た韓国ドラマ・ランキング>】

残念ながら「会いたい」は昨年見たドラマなのでランキングには入れてないけど、このドラマでの出会いは衝撃でしたね。
ユ・スンホ。
この役にしては、ちょっと年齢が若すぎるんじゃないかと違和感を持ちながら見ていたのが、いつしか「ハリー」に夢中になってて、主演の二人よりも、断然ハリーを応援してた。
かなり前の作品だったので、この後、ユ・スンホという俳優がどんなふうに成長していったのか、とてもとても気になって。
思い返せば2023年。
「ユ・スンホ祭り」だった🤣🤣🤣💐💐🔥
そんな2023年に見た韓国ドラマは、53作品。
いや、もっと見てるだろ、韓ドラ見始めて、一番見た気がするぞ!と思ったけど。きっと二巡目見たり、放送と同時配信だったり、新作で配信が毎週だったりの作品が多かったんだわ。と分かった。
今年見た韓国ドラマ
●アゲイン・マイ・ライフ(イ・ジュンギ) ★5
●車輪(キム・ヒョンジュ、パク・ヒスン) ★4
●メモリスト(ユ・スンホ、イ・セヨン) ★5◎
●ザ・グローリー(ソン・ヘギョ) ★5
●仮面の王イ・ソン(ユ・スンホ) ★5◎
●財閥家の末息子(ソン・ジュンギ) ★5
●リメンバー (ユ・スンホ) ★5
●ロボットじゃない(ユ・スンホ) ★5◎
●イルタスキャンダル(チョン・ギョンホ) ★5
●ボクスが帰ってきた(ユ・スンホ) ★5
●ペク・ドンス(チチャンウク、ユ・スンホ)★5◎
●花が咲けば月を思い(ユ・スンホ) ★4,8
●ドラゴン桜(ユ・スンホ) ★5
●離婚弁護士シン・ソンハン(チョ・スンウ)★5
●ウォンテッド(キム・アジュン、チヒョヌ)★4,5
●医心伝心(キム・アジュン、キム・ナムギル★5
●欲望の炎(ユ・スンホ、シン・ウンギョン)★5◎
●クィーンメーカー(キム・ヒエ、ムン・ソリ)★5
●パンチ(キム・レウォン、キム・アジュン) ★4,3
●良くも悪くもだって母親(ラ・ミラン) ★5
●カネの花(チャンヒョク) ★5
●キルヒール(キム・ハヌル、イ・ヘヨン) ★4,3
●マイダス(チャン・ヒョク、キム・ヒエ) ★4
●IRIS(イ・ビョンホン、キム・テヒ) ★5
●ブラッドハウンド(ウ・ドファン) ★5
●生まれ変わってもよろしく(シン・ヘソン) ★5
●悪の心を読む者たち(キム・ナムギル) ★5◎
●セレブリティ(パク・ギュヨン) ★3→レビュー最終話よりも評価下げてます
●浪漫ドクターキム・サブ3(ハン・ソッキュ)★5
●国民死刑投票(パク・ヘジン) ★5◎
●悪鬼(キム・テリ) ★5
●DP2(チョン・ヘイン) ★5
●ファーストレスポンダーズ(キム・レウォン)★5◎
●庭のある家(キム・テヒ、イム・ジヨン) ★4
●ファーストレスポンダーズ2(キム・レウォン)★5
●ムービング(リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ★5
●なぜオ・スジェなのか(ソ・ヒョンジン) ★5
●ハピネスバトル(イエル) ★5
●ドクター弁護士(ソ・ジソプ、イム・スヒャン)★5
●7人の脱出(オム・ギジュン) ★3,9
●アイランド(キム・ナムギル、イ・ダヒ) ★5
●最悪の悪(チ・チャンウク、ウィ・ハジュン) ★5◎
●剣の詩(キム・ナムギル、ソヒョン) ★4,5
●弱いヒーロー(パク・ジフン) ★4,2
●キマイラ(パク・ヘス、イ・ヒジュン) ★5
●取引(ユ・スンホ) ★5
●ヒップタッチの女王(イ・ミンギ、ハン・ジミン)★5
●今日もあなたに太陽を(パク・ボヨン) ★5
●ヴィジランテ(ナム・ジュヒョク) ★5◎
●D-DAY(キム・ヨングァン、チョン・ソミン) ★5
●運の悪い日(イ・ソンミン、ユ・ヨンソク) ★5
●ビッグマウス(イ・ジョンソク、ユナ) ★5◎
●自白(ジュノ) ★5
●模範タクシー(イ・ジェフン)
残念ながら今じてんでまだ20話なので、見終わらないので入らない。
<映画>
●キム・ソンダル(ユ・スンホ)
●ブラインド(ユ・スンホ、キム・ハヌル)
●挑戦魔術師(ユ・スンホ)
<リタイア作品>
昼と夜(ナムグン・ミン)→衝撃的な映像で興味は湧いたんだけど、惹かれるところがなくて。
イルジメ(イ・ジュンギ)→イルジメになるまでが長すぎて長すぎて飽きた。
太王四神記(ペ・ヨンジュン)→ユ・スンホがヨンさまの少年時代を演じたので見たけど、ヨンさまに変わったら内容も苦手なファンタジーだったし、ここ数年で韓ドラしか見てないので目が肥えて、まったくヨンさまに魅力を感じなくてやめた。
美男ですね(チャン・グンソク)→これもユ・スンホ目当て。コンビニ客のほんの一瞬のシーンが光ってた。
熱血司祭(キム・ナムギル)→アクションシーンがすごい司祭って珍しいキャラだけど、コメディ要素が強すぎてストーリーが進まなすぎて飽きた。
【2023年見た韓国ドラマ・私のランキングベスト10】
<10位>:悪の心を読む者たち(キム・ナムギル)

まだプロファイラーという職業が少なかった時代の1998年。刑事ハヨン(キム・ナムギル)のプロファイリングの素質を見抜いた鑑識官とともに「プロファイリング」を成立させ、新しい視点で犯人を追っていく話。キム・ナムギルの演技が本当に素晴らしかった。凶悪犯の心理がどうしても理解出来ない中プロファイリングをしていく苦悩、周囲から理解されない苦悩。「静」の芝居、その感情表現がとても光ってた。
<9位>:ファーストレスポンダーズ(キム・レウォン)

初動捜査で消防と警察が一緒に動き出すという「ファーストレスポンダーズ」。
消防隊の話、刑事の話、と別々はよくあるけど、一緒にっていうのは私も初めて見てとっても新鮮で、その映像のクオリティの高さにすっごく驚いたし、なんといってもキム・レウォンが演じるチン・ホゲ刑事が軽快でアクティブでめちゃ強くて魅力的だった。
ソル(コン・スンヨン)もすごく良かった。ただ、シーズン2もすごく期待していただけにドジンが死んじゃったことだけが納得いかなくて腑に落ちなくて。もしシーズン2もまた3人ずっと出てたらランキングしてたと思うよ。
<8位>:ロボットじゃない(ユ・スンホ)

何度も言うようにラブコメがホント苦手なんだけど、これはそんな私もすごく楽しめたし面白かった。
金融取締議長のミンギュ(ユ・スンホ)。この議長っていう肩書、日本じゃあまり聞かないし、何かの議題進行役の議長くらいしか使わないけど、どうも銀行でいう頭取みたいなポジションのようだよね。
子供の頃に両親を事故で亡くし、以来、ずっと一人で生きてきたミンギュ。実は彼は人間アレルギーで人にちょっと触れただけでも反応が起きてしまい命に関わるほどになってしまう。大きすぎる広すぎる豪邸にただ一人、愛する機械たちと一人遊びが上手なミンギュの前に現れた人間そっくりのロボット「アジ3」。
アジ3を開発した博士がどうにか資金提供をしてもらおうとミンギュに売り込むと、その仕事っぷりに感激したミンギュはアジ3を雇うことに。
ロボットと分かっていながら、アジ3がいないととても寂しい気分になり、いつしか人間らしさをミンギュ自身が取り戻していき、感情までも豊かになっていく。
そんなアジ3に感じるその感情は、いったい何なのか?
人工アンドロイドのはずなのに、実は人間が演じてたという秘密を持つアジ3。その背景もなかなか面白いし、本当のロボットのアジ3と、ジアという人間と、ジアが演じるアジ3といくつも同じ顔で演じ分けてるチェ・スビンもまたすごかった。
ミンギュを演じるユ・スンホの豊かな表現力が感動もの。また、「仮面の王イ・ソン」の直後に制作されたというこの作品。イ・ソンとのまるで違う顔に衝撃すら受けた。
(熱く語るわ。。。)
<7位>:欲望の炎(ユ・スンホ、シン・ウンギョン)

ユ・スンホが出てるというだけで見始めたドラマ。全50話で、面白くなかったらどうしようと思いながら見始めたのに、1話からすでに夢中になって見てた。いわゆる昼ドラっぽい要素が満載のドロドロ系。主演はシン・ウンギョンだし、はじめの頃は全然ユ・スンホ出てこないので、きっと出番も少ないのかもな。と思ってたらとんでもなかった。ほぼユ・スンホ主演。
好きになった女性が女優でスターのペク・インギ(ソウ)。母からは猛反対を受けるミンジェ(ユ・スンホ)。この反対されればされるほど燃え上がる気持ちと、母ナヨンの言うことをきいちゃうマザコンミンジェとの葛藤も面白かったし、ミンジェの成長も楽しかったし、それに加えて、実は母は本当の母ではないという出生の秘密を抱えたミンジェにバレそうでバレなかったり。
また、母のナヨンはもともと貧乏に育った環境から、子供のころから絶対に金持ちになってやると近い、財閥の嫁になるまでの話も斬新で。やっぱ出生の秘密とか絡んでくると秘密も増えていくから面白くなっていくよね。
そんな大人の事情に翻弄されるミンジェが、また素直で可愛くて、良い子で、ホント天使。
ミンジェを見てるだけで幸せになれるドラマだった。
(これまた熱く語ってるわ。。)
<6位>:ビッグマウス(イ・ジョンソク、ユナ)

これは想像以上に面白かった。1話の始めがあまり惹かれるものがなくてしばらく冬眠させたんだけど、いや参った。こんなに面白いならちゃんと続けて見れば良かった!と思った。
イ・ジョンソクがはじめは三流の弁護士で勝率も低いし、どこか自信なさげな雰囲気のチャンホだったのが、闇の大犯罪悪党ビッグマウスに仕立てられ、ビッグマウスを演じていくうちに、どんどんカリスマ性が備わり、リーダーシップもとんでもなく身につき、いつしか誰もが道をゆずり拍手してその存在を認めるビッグマウスになりきっていく姿が、ちょっとワクワクしたしカッコ良かった。
舞台がほぼ刑務所内っていうのもつまらないようでいて、面白かったし。あまりにも汚すぎる金持ち、刑務所所長らも、ギャフンと言わせ、ホンモノのビッグマウスの正体をつかもうとするチャンホの戦いが、とてもとても面白かった。
<5位>:ヴィジランテ(ナム・ジュヒョク)

兵役中のナム・ジュヒョクが残していった作品。ホントにすごい作品をいない間に見せてくれる粋な計らいをしてくれてありがとうの感謝感激だった。
法じゃ裁けない悪人を自分の手で裁いていくというダークヒーロー「ヴィジランテ」。
彼の存在は、瞬く間に世間に知れ渡り、いつしかヒーローとして取り上げられ、模倣するものもあちこちに現れ。
しかし、ホンモノの「ヴィジランテ」は格が違うのだ。
その正体を知って、守りながら協力する者。守りながら手を引かせようとする者。孤独なダークヒーローがだんだん形を変えて悪に挑んでいく。でも、彼そのものもかなりの犯罪者。
そのヒリヒリした駆け引き具合。
ヴィジランテの賢すぎる知能。
強すぎのカッコ良すぎのアクションシーン。
それが長身イケメンのナム・ジュヒョクが演じてるんだから、これは夢中にならないわけがないよね。
もっともっと見ていたいヴィジランテ。ナム・ジュヒョク戻ってきたら、絶対に続編作ってほしい。
<4位>:国民死刑投票(パク・ヘジン)

なんだかんだ言っても、やっぱりパク・ヘジン。今年は、ちょっとおとなしく、そこで待っててね。って待たせてたけど。
これ見たら、うわ!!!やっぱカッケ~~~~~!!!やっぱヘジン全然好きじゃんって再認識した作品。
恋愛要素がまるでない硬派な作品だったのも良い。
刑事役っていうのが初めてのヘジンなので、ちょっと想像ができてなかったけど、始まったらムチャンムチャンムチャンだよ。
これもまたダークヒーローもので、法で裁けない悪を「ケタル」と称する仮面をつけた人物が国民に「死刑」を賛成か反対か投票させて執行するという新しい形。
ケタルもユニークだったし、このケタルがいったい誰なのか、次のターゲットはどんな人物なのか。
サスペンス要素もたっぷりで、本当に楽しめた。
なのにSBSは、1話は台風で1時間以上も放送が延期になるし、1話、2話と連続放送のはずだったのが、2話は翌週にまわされ、途中、アジア大会で2回も放送が中止になり、それだけでなく野球放送でも中止になるという前代未聞のドラマ放送となってしまい、生殺し状態にされてホントに苦しかった。
中には、最終回で全部ぶち壊し系とか言ってるヤツもいたけど、私はそうは思わなかった。そりゃヘジン贔屓のところもあるかと思うけど。納得だな。って思うところが大きかった。
ムチャンもケタルの気持ちはおおいに分かってたし同じ気持ちも持っていたのが、最後のケタル仮面を被った現れだったんだよね。でも自分は刑事だから。警察だから。ってもっと強い気持ちを持っていたし。
あ、止まらなくなりそうなので、ここらへんで。
<3位>:メモリスト(ユ・スンホ)

初めて見始めたのがちょうど去年の12月で見終わってレビュー書いたのが元旦。なので2022年のランキングには入れてなかったし、今年すぐにまた二巡目を見始めたっていう作品。
ちょっと一回目では難しくて理解が出来てなかったぞ。というところも多くて。すぐにまた見たんだと思う。
やっぱこういうサスペンス系アクション系、大好きなので。
しかも「会いたい」のあとにこの「メモリスト」見たので、ユ・スンホの成長が一気に10年後!?
うわ~丸くなってる・・・・。ってすぐに思ったけど、これ、役作りのために体重増やしたって知ってホッとしたのと同時に、いや、ここまで丸くしなくても。と思ったのと複雑な気持ちだったっけ。でもそれ以上にトン・ベクがカッコ良かった。
相手に振れると、その人の「記憶」が見えてしまう能力を持った刑事トン・ベク。
それだけに、人一倍、犯罪者には厳しいし、つい余計に力が入りすぎて過剰暴力になってしまう短気なところのあるトン・ベク。
その分、繊細で優しくて、男らしいトン・ベクは、ミンジェやミンギュと同じ人が演じてるとは、また思えないユ・スンホの演技力が光に光ってた作品。
<2位>:最悪の悪(チ・チャンウク、ウィ・ハジュン)

これは本当に良かった。本当に素晴らしかった。
これ1位かな。って思ったくらいなんだけど、いや待て待て。と最後まで葛藤しながらの結論2位に。でも僅差よ。
地方の警察官だったジュンモ(チ・チャンウク)が、麻薬組織の潜入捜査官として抜擢され、ヤクザの世界に入っていく話。
その組織を牛耳るチョン・ギチョル(ウィ・ハジュン)は、若い頃は人気のあるDJとして活躍していて、そのカリスマ性で瞬くまに裏の世界でもトップになっていったギチョル。
頭も良くて、麻薬に関しては幹部しか全く知らされておらず、ジュンモがなんとかギチョルに気に入られ組織の幹部になっていこうとあがいていく姿。また、ギチョルが愛する妻と高校時代に付き合ってた元カレだったことが分かり、妻のウィジョン(イム・セミ)とギチョルが再会してからは、ギチョルのウィジョンへの気持ちがストレートになっていき、それに苦しむジュンモ。ウィジョンのほうも、夫のジュンモに協力する以上、ギチョルに近づくことが早道だとギチョルからの愛を危険だと知りながら、受け止める気持ちはないはずなのに受け止めなくてはいけない状況になっていく辛さ。
この細かい細かい感情が3人、それぞれ、本当に素晴らしく描かれてた。
また、組織が組織なだけに「戦争」がハンパなく、流血必須の殺し合い。
そこに絡んでいく中国組織と日本組織。
迫力だった。
独特な世界観が、本当に好きだった。
<同率1位>仮面の王イ・ソン(ユ・スンホ)

これは衝撃のドラマだった。
ユ・スンホを知って、「会いたい」から「メモリスト」そして、この「仮面の王イ・ソン」を見たら、一気に沼落ちした。
気の弱い世子イソン(ユ・スンホ)。身分を隠し村に出ていき、一生涯愛する女性ガウン(キム・ソヒョン)と出会う。
いつしか二人、気持ちが通じ合うようになるのだけれど。
ガウンの父を世子であるイソンが死に追いやる結末となってしまう。
また、父である王は、裏の組織「辺首会」の会長であるテモク(ホ・ジュノ)に力を牛耳られており傀儡の王だったことを世子は知らない。
辺首会によって惨殺されてしまった父。それを目の当たりにした世子は、護衛のチョウンに守られどうにか逃げ切り宮殿から外に出て暮らすこととなる。
かわりに村に出たときに友人となった同じ名前を持つイソンが世子としてテモクに身代わりをさせられていた。
初めて出来た友人に対する懺悔の気持ちと、愛するガウンに対しても本当のことが言えないままの世子。
そんな世子が、師であるウ・ボの提言どおり行商として全国を回り5年がたち。。。
世子は、「頭領」となり人望もあり力も身に着け持って生まれたその品格で人々を魅了し戻ってくる。
この「頭領」として現れたときのユ・スンホ。
これには参ったね。
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
なになに????
なにぃ???
なにこれ、めちゃカッコ良いんだけど😭😭😭😭😭😭😭
号泣ものですよ。
そして、この辺首会という妙な組織。
花から作るという毒だんご。
なんだかワケの分からない話で架空の物語ではあるものの、本当によく出来た話で。
とにかくテモクという確固たる大きい存在の敵に向かっていく世子が、どんどんたくましくなっていく。
時代劇だし、恋愛ものだし、私が苦手としてる部分もたくさんあるはずなのに、ストーリーと、ユ・スンホの演技力に魅了されつづけた作品だった。
そして、もう1つ1位あります。
同率1位で、どうしても差がつけられず。数えたら11あったっていう。
どれも入れたいランキング。
<同率1位>:ペク・ドンス(チ・チャンウク、ユ・スンホ)

この作品もとても難しくて難しくて、1話は3回くらい見て途中で分からなくてやめて見て。
ペク・ドンスが生まれる前の話から始まってるって分かったのが、だいぶしてからだった😅
ユ・スンホが出てるから見始めたけど、まだ10代のユ・スンホだし、主演はチ・チャンウクだし、そんなに重要人物ではないのだろうな。なんて思って見たのが大間違い。まったくのとてつもない重要人物だった。
これ、高校生!???
その美しさにも驚いたけど、その演技力ったら。
元々、殺星のもとに生まれたというヨ・ウンは、かたときも木刀を離さず振っては剣の練習をし、父からは止められ、それがどうしても納得できないウナはついに家出を決意する。拾われたのが、黒紗燭籠(フクサチョロン)の長ワン(チェ・ミンス)だった。
ワンは弟子になるには身内をその剣で殺すテストがあると言われ、父を殺そうと試みたウナ。
その時の記憶を失くし、ウナはワンの言いつけどおり、父の友人のフクサモに引き取られ、ペク・ドンスとともに成長していく。
ライバルでもあり親友でもあるペク・ドンスと剣を交わし、一緒に修行し、ともに世子の護衛団の一員となっていく。
ところが、黒紗燭籠の一員であるヨ・ウンはいわゆるスパイでもあり、ついには友人である仲間に剣を向けなくてはならない時がやってきて、世子抹殺の目的を果たさなくてはならなくなる。
本当はペク・ドンスと普通に一緒に過ごしていきたいという思いが強くなっていくウナの苦しい運命。
また、愛する人と出会っても、これまた苦しい運命。
そして、世代交代、黒紗燭籠の長となっていくヨ・ウン。
若くてして、その組織を従えるウナのたくましい姿。
悲しくも苦しい胸の痛みをひた隠しにしている、その目。
どこをとっても10代とは思えない高校生とは思えないユ・スンホの芝居が、ホントにすごくて、すごくて、毎回食入るように見入ってた。
難しかった内容も、次第に分かるようになってきて。
登場人物も大勢いるので、その人間関係も複雑ながらもよく出来てるし、架空の黒紗燭籠の大人の恋愛事情もまた儚く切ないものがあって、よく描かれてたし。
なんといっても、このヨ・ウン。
ウナを演じてるユ・スンホを見ているうちに、最終話を見た2月8日。どうしてもヨ・ウンへの思いが断ち切れずに、2月12日にスンホのインスタアカウントまで作ってしまったという思い出の作品。
このとき、もう頭の中、ウナでいっぱいだったな。
かなり昔の2011年の作品だけど、音楽も素晴らしかったし、良いものってのは、いつ見ても良いんだな。って切に思う。
すごい作品を残してくれてありがとう。だよ。
おっと、主演のペク・ドンスについてはまったく語ってないね。
でも、このペク・ドンスは、ヨ・ウンあってのペク・ドンスだったと思う。
というわけで、ユ・スンホの年だった2023年。
来年も良いドラマに出会えますように。
よいお年を~~。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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