大河ドラマ

「青天を衝け」の続編としての「鎌倉殿の13人」

さて本題の前にコロナに関する役立つ情報を
新型コロナ 対策支援制度まとめ@Yahoo
・Yahooによる支援制度の情報です。
新型コロナお役立ちコーナー@首相官邸
・首相官邸での各省庁の対策のまとめサイトです。
新型コロナウイルス感染症について@神奈川県
・神奈川県庁でのコロナウィルスに関するまとめサイトです。
新型コロナウイルス感染症に関する情報(2020年4月3日更新)@横須賀市
・横須賀市役所でのコロナウィルスに関するまとめサイトです。
横須賀市・横浜市公共交通各社の新型コロナウイルスに関する対応について
・横須賀・横浜地区の公共交通各企業のコロナ対策のリンク集です。利用者の協力をもとに3密を恐れず公共交通を利用しましょう。
横須賀公共交通バリアフリーマップの様なもの
・横須賀公共交通バリアフリーマップの様なものです。横須賀に車椅子で来られる際などにどうぞ
新型コロナウイルスワクチン接種の概要@横須賀市
・横須賀市のコロナウィルスワクチン接種に関する情報です。



さて今年の大河ドラマが終わりました。今年の大河は鎌倉幕府第2代執権北条義時が主役であり、メインは北条氏であるものの私の地元横須賀・三浦半島を地盤としていた三浦氏が義時と同年代の三浦義村を中心に準主役級の活躍をしていたため、別サイトで盛り上げようといろいろやってみました。

電車とバスでGo!その2~2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」聖地を行く 大矢部編~
電車とバスでGo!その5~2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」聖地を行く 三浦編~
電車とバスでGo!その8~2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」聖地を行く~ 鎌倉・金沢編~
電車とバスで行ってみたその1:横須賀美術館特別展 運慶 鎌倉幕府と三浦一族
電車とバスで行ってみたその2:三浦一族展と衣笠商店街



ただその中で気づいたのは地元横須賀で頑張っている人達、三浦氏ゆかりの寺院のトップとも言える満昌寺や三浦一族研究会役員である山城ガールむつみさんと言った日常的に三浦氏に関わる活動している人達が積極的に情報発信をし、それが三浦氏の本拠地衣笠地区の玄関口である衣笠駅前商店街や横須賀の美術館、京急などの鉄道会社の動きに繋がったように感じられ大河ドラマのエネルギーを実感する事が出来ました。

満昌寺
山城ガールむつみの「むっチャンネル」

no more war! no more deflation!!より
そしてあふれたのは借金返済のために身売りする娘や欠食児童と呼ばれる餓死寸前の子供たち、上は秋田県の出版社である無明舎出版が発行したこの時期の東北地方に関する新聞記事のまとめから記事タイトルのみを抜粋したもの、読んでいる方は気がめいるかもしれませんがでも日本が結果的に戦争へ行く過程でこういった光景が見られたというのは忘れてはならない事であり、またこういった体験をした若者が徴兵によって兵士になりこの後戦争を行う軍部に少なからぬ影響を与えたのは無視できない事実ではないでしょうか?


さて大河ドラマの話に戻ります。さてこの鎌倉殿の13人、ファーストインプレッションは昨年の大河ドラマの続編ではないかと言う事でした。昨年の大河ドラマ「青天を衝け」の最終回は満州事変の起こる昭和6年、洪水で苦しむ中国への義援金を募る栄一の素晴らしい演説が出てきます。平和を愛し軍部の増長を憂いた栄一らしい素晴らしい演説・・・のように見えてその足元では東北地方を中心にデフレと凶作で破綻する農家が続出し欠食児童、娘の身売りと言った事態に陥っています。
そしてその描かれなかった苦境を描くかのように平家が栄華を極める中飢饉に苦しむ伊豆から物語がスタートします。そして強大な一族であり、親戚でもある伊東家との対立を覚悟のうえで源氏の御曹司頼朝を婿に迎え、義時の兄宗時の言葉を借りれば「坂東武者の世の頂点に北条が立つ」為に頼朝に賭け挙兵する事になります。

IMG_2021
写真:伊豆の田舎の純朴な青年が日本史を代表する悪人に成長する物語@鎌倉大河ドラマ館

さてここまで書くと平安末期の渋沢栄一である大悪党平清盛を倒す話のように思えますが、むしろ平の清盛を倒すまではプロローグにすぎず、その過程を含めて「坂東武者の世の頂点に北条が立つ」為に、そしてもう1人の兄源頼朝から託された「鎌倉」を守るために伊豆の純朴な青年がやがて化け物と化していく政治劇でした。最後に運慶が作った像の醜さがこのドラマで描きたかった義時の到達した場所なのかもしれません。なにしろ上皇を追放し、謀反に関わっていたとはいえ実の妹を打ち首にしようとしたり、甥2人も直接間接的に殺しています。
そして何よりも恐ろしいのは義時自身は決して権力に執着していたわけでもなく「坂東武者の世の頂点に北条が立つ」「鎌倉」と言う2人の兄に託されたものを実現し守ろうとするためただひたすら生真面目に行動していただけと言う事です。むしろ権力を求めた頼朝、権力欲にまみれた奥さんに振り回された義時の父時政、この作品的には北条のライバルになる比企能員と言った他の権力者や義時が排除したライバルの方がよほどまともに見えると言うのがこの作品の面白さかもしれません。

taiga_yoshimura
地元からすら謀将と呼ばれ当時も「三浦犬は友を食らふなり」と呼ばれた義時最高の伴走者

そしてそんな義時の最高の伴走者となったのが我らが横須賀の謀将三浦義村です。隙あらば頼朝や義時にとって代わろうとし、不満ある御家人をはじめとする関係者を煽り、事が起こるとギリギリのところで義時側につくさまは「三浦犬は友を食らふなり」と言う言葉に恥じない活躍ぶりで、むしろ何かあるたびに義村に相談する義時敵対者に視聴者から「そいつに相談しちゃダメだろ」と突っ込まれるほどでした。そして彼が生き残った背景にあるのは鎌倉幕府と言うのが北条義時も含め、所領と軍事力を抱える御家人たちが集まった政権である事、その為有力御家人である三浦義村を滅ぼそうとすれば義時自体が決して無傷では済まないという事です。そしてその事は権力者義時を持っても軍事力の源泉である領民が飢えてしまえば領主自体も弱体化を意味するという事で、義時の息子泰時が飢饉の際所領への対処として年貢の減免等を行っている様子が描かれました。

wada
視聴者にも御家人にも人気があった和田義盛、故に・・・

その事が意味するのは裏を返せば、御家人たちの支持を集め、神輿とは言え最高権力者である鎌倉殿と結びついてしまえば北条の権力などあっさり瓦解する事です。故に実朝の良き友だった和田義盛、坂東武者の鑑と呼ばれた畠山重忠らとの対立にも結び付きます。そして興味深いのは畠山重忠との決戦の際、当初衣笠城の合戦で義村・義盛の祖父である三浦大介義明を殺した重忠をあからさまに嫌っていた義盛が重忠を助けようと悪戦苦闘しているところでしょうか?この辺は作者である三谷幸喜さんの味を感じました。

msako
もう1人の伴走者尼将軍政子、ある意味で欲にまみれずに権力を得たもう1人

そして私なりに義時の最期は化け物ではなく人間に戻ったから迎えたと考えています。そのきっかけは義村との最後のさしで飲むシーン、義時は義村のある陰謀を突き止め、そして義村もそれを認めるのですが、同時に子供の頃義時に言ったあるうそをばらします。義時は陰謀以上にその嘘にショックを受けました。この時執権北条義時と言う化け物から解放され、小四郎と呼ばれていた若い頃に戻ってしまったのでしょう。それ故にラストシーンの形になったかなと思います。最後のシーンで側にいたのが義時同様愛する夫やむすこたちから引き継いだ幕府を守ろうと必死に頑張った尼将軍政子と言うのもよかったです。

IMG_6832
写真:今回の大河では出てこなかった大介義明公を祀った満昌寺、頼朝公お手植えのつつじが出迎えます。

ざっと書いてきましたがいかがだったでしょうか?勢いで書いたので読みづらい点が多いのはご勘弁ください。この後渋沢栄一が生まれた時代まで武士が地域を支配して軍事力を持ちそれを纏める存在として幕府があるという体制が700年近く続いた訳です。言って見れば「鎌倉殿の13人」が1人の男が修羅となってその後700年続く体制を作った物語だとすれば「青天を衝け」はその700年続いた体制を終わらせ新しい体制を作ろうとして挫折した男の物語だったのかもしれません。もし三谷幸喜氏がまた大河ドラマを描くのなら困難しかないところですが昭和戦前をリクエストしたいところです。

相馬義胤の大河が見てみたい

西郷どん:最終回「敬天愛人」視聴率13.8% 期間平均は12.7%でワースト3位@MANTAN WEB2018/12/17より
 俳優の鈴木亮平さんが主演を務め、西郷隆盛の生涯を描くNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が16日放送され、平均視聴率は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。全47回の期間平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区から算出)と、2012年放送の「平清盛」、15年放送の「花燃ゆ」の12.0%を上回ったものの、史上3番目の低さとなった。

 少し前の話になりますが、今年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」が最終回を迎えました。今年の平均視聴率は12.7%、平清盛・花燃ゆに次ぐ低視聴率だったそうです。個人的には1昨年、昨年に続き毎週見ていたのですが、1昨年や昨年に比べて見逃しても「ま、良いか」と思ったことも多かったのは確かです。

『西郷どん』は総括すると「最高のキャストに最低な脚本」 @Together
#西郷どん 感想+補足まとめ 最終回「敬天愛人」見よ、勇者は帰りぬ。もうここらでよかろうかい。 @Together

 とは言え、そこまで悪いとも思えなかったのも事実です。実際ネットでの評価を見ると厳しめの評価筋でも少なくともキャストは最高と評しているわけです。個人的には西郷隆盛・大久保利通の主人公コンビもさることながら、国父島津久光、ひーさま徳川慶喜が光りました。島津久光は島津斉彬の陰に隠れて一歩間違えると、暗愚扱いされることすらある人物、徳川慶喜は有能ではあるものの戊辰戦争で真っ先に逃げ出した人物と考えるとどちらもきちんと描くのが難しい人物です。とは言え、久光は西郷・大久保のような英傑や新政府での要職を得た人だけでない薩摩藩全体、慶喜はペリー来航以降、揺れ続ける幕府を背負う人間としてのポジションとキャラクターが結びついたから面白かったのかなと思います。逆に主人公である西郷や大久保に関しては役者の熱演は素晴らしくても、西郷や大久保の選択の影で犠牲になった人たちに冷淡だなという感はぬぐえませんでした。見過ごしただけかもしれませんが「重税で苦しんでいた奄美や薩摩の農民はどうなったのだろうか?」という疑問がわかずにはいられませんでした。さて大河はこんな感じですが今年見て印象に残った映画やアニメは以下になります。


動画:よく考えれば2年連続でイギリス関係の映画を見ているな
ボヘミアンラプソディ
 イギリスの伝説のロックバンドクイーンとそのリードボーカルフレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画、有名なバンドとは言え、個人的には疎いバンドだったので、「この曲クイーンだったのか」と言う部分も多かったのですが、やはり複雑なルーツや内面を持つフレディ・マーキュリーという人物にひかれた作品でした。題材が題材だけに単純なスターに駆け上がっていく作品でなく、スターとなってしまった後に起こる様々な軋轢に関してもじっくり書いているところは引き付けられました。またクイーンを最初にスカウトしたのがエルトンジョンの関係者だったり、最初のツアーでなぜか日本が候補だったりと言う話も小ネタとして面白かったです。
 


若おかみは小学生

 原作は令丈ヒロ子による児童小説作品という事で子供向けのアニメなのですがクオリティが高くて大人でも見れる作品でした。グローリー・水領をはじめとする一癖も二癖もある傷ついたお客さんやそれをいやすおっこの若女将っぷり、嫌みだけど優秀で頼りになるライバルキャラ、ピンふりとの関係やおっこを見守る個性的な幽霊や妖怪と言った世界観等丁寧に描かれた映画でした。
 個人的には「訪れたすべてのお客さんをいやす(大意)」春の屋でおっこにとって「とても受け入れられないお客さん」が訪れ、そのお客さんとどのように向き合っていくかというエピソードまで入れたのには作り手のこだわりと誠意を感じました。
 あと「君の名は。」などにも通じるお神楽のシーンも個人的には面白かったです。
 一言でいえば丁寧で誠実な作品でした。



動画:競馬好きには見逃せない作品

ウマ娘プリティダービー
 さてアニメ部門では正直迷ったのですが、この作品に単純にかわいいウマ娘を楽しんだといった感じです。とは言え、オープニングの日高本線のディーゼルカーの描写が良かったというのもポイントでした。
 作品的にはスペシャルウィーク、サイレンススズカ等競馬の世界では名馬と呼ばれる馬を美少女化し、美少女化した名馬であるウマ娘が実際競馬場のコースで徒競走をし、勝つとアイドルよろしくライブをやるという設定、個人的には競馬には詳しくないのですが、トーカイテイオー、ナリタブライアンなど有名な名馬が時代を超えて集結しレースをしたり、また学校でおしゃべりやトレーニングしている様子は競馬好きにはたまらないんだろうなと思いながら見ていました。またメインヒロインのスペシャルウィークの尊敬する先輩であるサイレンススズカが大けがをして1年リハビリをして復活するまでの過程はスペシャルウィークがある意味でスズカに依存してしまうという所まで書いたのが良かったです。そしてメインヒロインであるスペシャルウィークの所属するチーム「スピカ」のメンバーが勝ったり負けたりしながら最後全員揃っての大レースと言うのはこの作品のらしさを感じました。仕事で疲れて帰って夕飯食べながら見るのには非常に良い娯楽作品でした。


動画:野馬追の御大将相馬氏

 さてこんな作品を見てきたわけですが、やはりどの作品も影の部分をきちんと書いていたのが印象的でした。個人的にもしNHKに2021年の大河をリクエストするなら相馬義胤と言うのが個人的な答えです。1542年に勃発した伊達家稙宗・晴宗の親子喧嘩が南・中東北地方の大名を大々的に巻き込んだ天文の乱以降織豊時代に入るまでの50年間、国力10倍(江戸時代の石高で相馬:6万石、伊達62万石)の伊達家と戦い続け生き残った相馬家の当主、真田丸の真田昌幸が徳川・北条・上杉の大勢力の間で綱渡りを繰り広げた天正壬午の乱を50年近くやった人物です。

相馬義胤 (十六代当主)@Wikipediaより
天正16年(1588年)義胤が三春城へ入り損じたとき、相馬派の田村家臣・大越紀伊守(顕光)の小舅・甲斐守が伊達派の田村月斎、刑部(橋本顕徳)の妻子を人質に取れば城を明け渡すはずと進言したが、義胤は「男のいない屋敷に押し入って女子供を人質に取るのは恥である。敵が襲ってこれば潔く切腹するまで。」と言ってこの進言を退けた。義胤の武士道精神を伝える逸話である。
 
 その為一瞬真田昌幸の様な表裏秘境の人物かと一瞬思ってしまいますがむしろ逆に正々堂々とした人物像が浮かび上がってきます。

相馬義胤 (十六代当主)@Wikipediaより
奥相茶話記によれば、この後、義胤は伊達家臣・中島宗求から降伏を勧められたが、討死を決意して「我と死生を同じくしようとする者は(相馬氏ら千葉一門の守護神である)妙見のご神前において神水を飲むべし。異儀を唱えるものは来るに及ばず。我は少しも恨みに思いはしない。」と言い、まさに最後の一戦を挑まんとしたという。この時一同が飲んだとされる御神水の井戸は、小高城跡に立つ小高神社の裏にある。
第5回 相馬氏存亡の危機@相馬の歴史講座 「相馬氏の統治時代」

二つ目の危機は、関ヶ原の戦い(せきがはらのたたかい)の後に訪れました。慶長(けいちょう)5年(1600)天下分け目の関ヶ原の戦いがおこりました。義胤(よしたね)は兵を抑えて出陣せず、戦いの決着がついたあとに上杉領の安達郡を攻めましたが、失敗に終わりました。慶長7年5月、野馬追祭が終り、牛越(うしごえ)城で義胤が家臣を集めて祝宴を張っているところへ、常陸(ひたち)の佐竹義宣(さたけよしのぶ)から書状が届きました。書状によれば、「自分(義宣)は、石田三成(いしだみつなり)へ加担したことで常陸80万石を没収されて、秋田に移される。相馬も領地没収となったので、親戚の縁で秋田に一緒にいけば、佐竹領の中から1万石分与したい」、というものでした。

評定の結果、義胤は三春領(みはるりょう)の大倉に隠居し、子息利胤(としたね)は幕府に再興を訴えるため江戸に上りました。訴えが聞き入れられ、10月には旧領の全てが安堵され、この危機も脱することができました。
相馬義胤@猛将妄想録


 また豊臣氏による総無事令によって同盟相手の佐竹氏から援軍が望めなくなった中で伊達氏と単独で向かい合う状況になったとき、関ヶ原の合戦で佐竹氏との連座で転封されそうになった時と言う2度の危機においても前者は国力10倍の伊達氏との直接対決にもかかわらず、部下や領民は義胤に死生をゆだねることで、後者では息子の利胤の粘り強い交渉によって乗り越え、鎌倉時代から明治時代と言う700年近い相馬地域の領主として生き残っています。この700年続いたというのは九州の島津・相良氏と共に世界で最も長く続いた地域領主と知られています。

 ある意味妄想ではあるのですが、この人を真田丸や女城主直虎のようにきちんと描く大河をやったら面白いのかなと思います。

 最後は妄想になってしまい間抜けですが皆さんの一年はいかがだったでしょうか?
 来年が読者の皆様にとって良い一年でありますように。
 

人気記事ランキング201707

  さて7月のランキングが出ました。先月に引き続き市長選無双と言うほかありません。

1. 小泉進次郎と藤野英明が学ぶべきもの~Choose or Loose 横須賀市長選挙2017エピローグ3~
2. 上地克明が与えたもの~Choose or Loose 横須賀市長選挙2017エピローグ1~
3. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ 上地克明と田川誠一~
4. 吉田雄人の遺産と林伸明の危惧~Choose or Loose 横須賀市長選挙2017エピローグ2~
5. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ2 市長吉田雄人の光と影~

 先月に引き続き5位までを横須賀市長選挙関連記事が独占しました。ちなみに先月同様6位以下は

6. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~アーティスト村とコミュニティバス~
7. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~人口減少と京急~
8. 吉田雄人と藤野英明の6年間~横須賀市長選挙結果に思う~
9. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~少子化をいかに解決するか~
10. 戦後の終わりに考える~SEALDsと赤木智弘から見るリベラルの衰退~

 と上位10記事中9記事を横須賀市長選挙関連記事が占めました。

1. 小泉進次郎と藤野英明が学ぶべきもの~Choose or Loose 横須賀市長選挙2017エピローグ3~
2. 上地克明が与えたもの~Choose or Loose 横須賀市長選挙2017エピローグ1~
3. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ 上地克明と田川誠一~
4. 吉田雄人の遺産と林伸明の危惧~Choose or Loose 横須賀市長選挙2017エピローグ2~
5. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017 ~プロローグ2 市長吉田雄人の光と影~
8. 吉田雄人と藤野英明の6年間~横須賀市長選挙結果に思う~
 さて個人的にはエピローグシリーズが人中心に書いてきたせいもあるのかもしれませんが、政策に関して書いた記事よりも人について書いた記事が上位になったのが印象的でした。具体的な人物名で上げれば当選して新市長になった上地克明氏、落選した前市長吉田雄人氏、このblogでの横須賀市政におけるキーパーソン、藤野英明氏、横須賀で一番有名な政治家小泉進次郎氏でしょうか?もしこのメンバーに今後加わるとすれば小林のぶゆき市議では無かろうかなと思います。個人的にはある程度中立的なポジションで政策を中心とした情報提供を積極的にやっているのには好感が持てました。
小林のぶゆき市議HP
市長選の政策を見比べてみよう
 「緊急特集:市長選2017候補予定者の政策比較」
いよいよ市長選。候補者の政策比較表をつくってみました@のぶログ

6. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~アーティスト村とコミュニティバス~
7. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~人口減少と京急~
9. Choose or Loose 横須賀市長選挙2017~少子化をいかに解決するか~

 さて政策メイン(?)で取り上げた3記事の中ではコミュニティバスに関して書いたChoose or Loose 横須賀市長選挙2017~アーティスト村とコミュニティバス~が一番読まれました。個人的な見解ですが横須賀の公共交通は実質的な京急の独占で、かつ京急がきちんと安定した運営していると言うのは地域公共交通としては相当に理想的な体制ではないかと考えています。その前提で横須賀のコミュニティバスを考えると最も公共交通について真剣に考える機会となるバス(鉄道)路線の廃止が無い事等、行政・住民が経験不足である事をきちんと把握してやる必要があるのかなと感じます。



10. 戦後の終わりに考える~SEALDsと赤木智弘から見るリベラルの衰退~

 さてそんな横須賀市長選挙無双状態の中で唯一ベスト10入りをしたのはやはりこの記事、ちなみにこの記事は毎年終戦記念日前後にやっている特集記事の昨年版なのですが、昨年のテーマは天皇陛下のお言葉があった事をきっかけに「戦後の終わり」をテーマに、一昨年はこの手の言説が政治と軍にあまりに偏っているので井上準之助蔵相の行った金解禁が起こしたデフレと東北飢饉のつながりから経済をテーマとした記事を書きました。さて今年ももうそろそろ夏休みなのでこの終戦記念日特集の記事を考えている最中なのですが今年は「政治としてのリベラル」と「リベラルアーツ=教養の役割」と言う2つの「リベラル」をテーマにしようかなと「女城主直虎」を見ながらぼんやりと考えています。とは言え最終的には夏休みにパソコンの前で決まる事なので果たしてどうなるやらと言った感じなのですが読みたいと言う酔狂な方は期待しておいてください。

2016年度の終戦記念日特集の他の記事

戦後の終わりに考える~韓国の立ち位置~

戦後の終わり~今上天皇生前退位に思う~

2015年度の終戦記念日特集の記事

no more war! no more deflation!!
経済を忘れた道徳は、寝言である。~とある市議さんの終戦記念日に思う~




イベント見聞録2016/1/9前橋初市まつり2016

IMG_2373
写真:初市の主役(?)

 新年早々ある意味で連発で行って参りました。今回は前回高崎市のお隣前橋市の初市まつりです。

前橋初市まつり@前橋商工会議所より
前橋の年の初めを飾る1月9日の「初市まつり」、だるまや縁起物など多くの露店が並び、例年夜遅くまで多くの人で賑わいます。初市まつりは、六斎市として毎月4と9の日に開かれた日用雑貨や生糸の市が起源といわれています。厩橋(現在の前橋)城主、酒井重忠候の時代(1600年代初め)から続く伝統ある行事で、別名だるま市とも呼ばれます。まつりは本町の八幡宮境内で午前10時からの神事と市民の皆さんから持ち込まれた古いだるまを燃やす「お焚き上げ」で幕を上げます。10時半ころ八幡宮から「市神様」の渡御行列が出発、木遣りや神輿、天狗や大獅子などの行列が中心商店街を練り歩き、東和銀行本店前(憩いの広場)の仮宮まで行進します。国道50号の本町通りは完全交通規制され、中心商店街全体に市が広がり、だるまや招き猫、さまざまな縁起物、また植木などの露店6百店あまりが出て、縁起物を買い求める人達でごった返します。買い手の値切る声と露天商との威勢のいいやりとりが深夜まで絶えません。

前橋初市まつり @永井雄一郎公式blog
1月9日(金) 前橋初市まつり@弁天通青年会長しゅんこうの日記
前橋初市まつり2015グッドぐんま 2

IMG_2179
IMG_2184
 写真:懐かしの国鉄115系

 さてまずは会場の前橋に向かいます。前橋に行くには高崎駅から両毛線に乗るのですが、ここで見たのは懐かしの所謂国鉄系電車115系、昭和の時代からこの地域で生き抜いてきた電車です。この地域では冬場列車停車中に外からの寒風を防ぐのに半自動ドアと言う形式(到着後乗客が何らかの操作をしてドアを開ける)をとっているのですが現代風のボタン式でなく昔ながらの引き戸式なのが懐かしさを引き立てます。

IMG_2198
写真:正月9日前橋初市まつりの看板が誇らしげに

 そして懐かしさに浸りながら前橋駅に到着します。前橋駅では誇らしげに初市まつりの看板が掲げられています。初市まつり、7月の七夕まつり、10月の前橋まつりとともに前橋3大祭りと呼ばれるほどのイベントでJRも力を入れているのかもしれません。

前橋3大祭り@前橋商工会議所

IMG_2193IMG_2207
写真:昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」の関連して県庁に設けられた大河ドラマ館と街なか回遊バス

 さて駅で目立ったのは上の写真にあるように県庁に設けられた昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」を記念して設けられた大河ドラマ館の広告とまちなか回遊バス、群馬県にとっては過去5年で「八重の桜(主人公の夫が群馬出身)」、昨年の「花燃ゆ(後半戦の舞台)」、今年の「真田丸(沼田が主人公の兄信之の領土だったり、他勢力との争いで重要な存在になる)」と3回メインとは言えませんが主要な舞台になっているのですが、この「花燃ゆ」は初代県令(今の県知事)が準主役になるという事(ただし街なか回遊バスは前橋市の運行)で気合が入ったようです。
 どちらも今月31日までとの事で興味あるかたは急いでどうぞ。尚大河ドラマ館の入場料は当日500円、街なか回遊バスは1乗車150円で前橋駅~県庁の前橋中心部を巡れます。

「初代県令・素彦と文 ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館」@群馬県庁
街なか回遊バス@前橋まるごとガイド
ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館が1/10オープンしました@前橋日記
花燃ゆ大河ドラマ館レポぐんまの片隅で大河を応援するブログ

IMG_2212IMG_2215IMG_2355

写真:アクセスに利用したマイバス南循環と損保JAPAN前橋ビル前臨時バス停の様子、お祭り無料バス

 さて駅前でもたもたしているのも何ですからお祭りの会場に向かいましょう。利用するのは前橋市のコミュニティバスマイバスの南循環、前橋駅や市の南側にあるSCケヤキウォーク、市民文化会館等と中心市街地・市役所・県庁などを結ぶ循環線です。うれしいのは1乗車100円、1日乗車券310円と言う安さと日中20分毎と言う本数の多さです。
 このマイバス本来は前橋の街なかをトランジットモールで走るのですが、この日をはじめとする大イベントの際は前橋市内で大規模な交通規制に巻き込まれ右の写真の損保JAPAN前橋ビル前バス停に迂回しますので注意が必要です。
 またグリーンドーム前橋駐車場からお祭り会場を結ぶ無料バスも出ているので車で来られる方はグリーンドーム前橋の駐車場を使うのが便利と言えます。

マイバス(北・南・西・東循環)のご案内@前橋市
前橋初市まつり交通規制のお知らせ@前橋まるごとガイド


IMG_2244
写真:お焚き上げの会場前橋八幡宮

 さて街なかについたのでこの初市まつりのメインイベントの一つお焚き上げの会場である前橋八幡宮に移動します。この前橋八幡宮、戦国時代武田信玄と激闘を繰り広げた上州長野氏によって平安時代に建てられたものだそうです。

前橋八幡宮@玄松子の記録

IMG_2242IMG_2222
写真:天狗と御神輿

 さてお多義上げに向かおうとすると天狗と御神輿が迎えます。槍を持った天狗はなんだかんだでインパクト満点です。そしてこの八幡宮のルーツは戦国時代剣聖と言われた上泉伊勢守を従え武田信玄と激闘を広げた上州長野氏でありそう考えると何とも強そうな感じがします。

IMG_2227IMG_2239
写真:お焚き上げの様子

 そしてお焚き上げに向かいます。決して広くはない八幡宮の広場に積み上げられたダルマたちに火がかけられます。願い事をかなえ両目を開いた状態で燃やされるのは達磨の本懐を果たしたという事でその煙にはご利益があるので、その煙を浴びるべく多くの人が構えているのが印象的でした。
 私も煙を浴びたので良い事があると信じて頑張っていきましょう。

IMG_2248IMG_2251
IMG_2254IMG_2256

写真:市神様の御渡行列

 続いて市神様の御渡行列と言うパレードが街中を練り歩きます。このパレードはダルマの供養と言う大仕事を終えた八幡宮の神様が街なかの仮宮へ移動する行列です。先導は消防音楽隊のブラスバンドと消防団と思しき若い衆です。

IMG_2262IMG_2263

写真:市神様の御渡行列2

 続いて天狗様に引き連れられ神官たちが笙などを吹きつつ、そしてその後ろには山本前橋市長をはじめとした前橋のお偉いさんが続きます。

IMG_2265IMG_2267
IMG_2270IMG_2271

写真:市神様の御渡行列3

 最後に御神輿やちんどん屋さんなどにぎやかな一行が続きます。獅子舞まであるのはなかなか愛嬌を感じます。個人的には獅子舞に頭でもかじってもらいたいところですが自重します。

IMG_2277IMG_2279
写真:屋台街

 さて続いて屋台を通りつつ仮宮に向かいます。前橋の3大祭りではアクセスのバスが迂回している事からも分かるようにメインストリートから車を排除して大規模な屋台街が出現し、普段は人通りの少ない街なかも大賑わいとなります。
IMG_2274IMG_2363
IMG_2276IMG_2275

写真:名物達磨販売の屋台

 高崎市民にとって少林山が多分そうであるようにこの初市まつりは前橋市民がだるまを買う場と言え、多くの屋台が軒を連ね多くの市民が行きかいます・・・。と言うよりも今年に関しては間違いなくこちらの方が少林山より大規模でかつ業者は同じ高崎の業者と考えると達磨屋さんにもう少し地元で頑張ってくださいと思わざるを得ません。

IMG_2366

写真:東和銀行本店前に設けられた仮宮

 そうこうしているうちに仮宮に到着しました。こちらも達磨と人でごった返しています。

IMG_2367IMG_2369
写真:ご神体となっている御神輿と獅子頭

 仮宮を参拝していきます。ご神体は御神輿と獅子頭、インパクト満点ですがこんな彼らもきちんと手続きを得て街なかに出てきた八幡様の代理という事で前橋の人達は礼儀正しく参拝し、商人たちはお酒などの供物を奉納し、運営側は奉納された供物をきちんと見えるように配置していくのでした。
 また奉納されたお酒は無料でふるまわれていました。

IMG_2371IMG_2375

写真:子供にも大人気の天狗様と巨大だるま

 そしてご神体ではないですが傍には天狗様がきちんと槍を持って守護されていました。また隣にはご神体にこそなっていませんが巨大な福だるまが陳列されまわりでは老若男女問わず撮影にいそしんでいました。


IMG_2284IMG_2288
写真:賑わう屋台街と元気プラザ21

 参拝も終わったので初市でにぎわう街なかを歩きます。そして見えてきたのは元気プラザ21、元は西武百貨店で撤退後複合施設になったとの事です。

IMG_2294IMG_2287
写真:新春うまいもの市とTONTON汁

 そしてその元気プラザでは「新春 うまいもの市」なるイベントが前橋市のコミュニティFM M-WAVEのスタジオをバックに行われていました。中華料理屋の李玖が提供しているTONTON汁を頂きました。
 この日は比較的暖かったとは言え寒い中歩き回った後の熱い豚汁はとてもおいしかったです。

新春うまいもの市@前橋商工会議所
前橋プラザ元気21施設案内@前橋市
前橋CITY FM M-WAVE
中華料理 李玖@ぐるなび
まえばしTONTON汁@TONTONのまち前橋

IMG_2297IMG_2299
写真:芸術系複合施設のアーツ前橋と刃物の屋台

 さて進んでいきます。すると美術館(?)らしきものと刃物の屋台が見えてきました。
 美術館らしきものはアーツ前橋と言う施設で、この日は展覧会をやっていたそうです。そして刃物の屋台はやはり初市=初売り的なニュアンスもあるのかなとふと思いました。

アーツ前橋

IMG_2359IMG_2423
写真:パーラーモモヤとモモヤのお宝

 さて本格的にお昼ご飯を食べようと思い、街なかを歩きます。目的地はパーラーモモヤ、前橋の街なかでも個人的におすすめのお店の一つです。到着するとやはりこの賑わいの中行列ができていました。
 行列のリストに名前を記入すると前橋まちなか博物館なる看板と御釜が見えてきました。どうやら街なか博物館と言う企画を行っていてパーラーモモヤとしては創業当初使っていたお釜を出したそうです。

パーラー・レストラン モモヤ
前橋まちなか博物館

IMG_2420
写真:前橋名物トンカツうどん

 さて1時間近く待ってやっと入って頼んだのはトンカツうどん、個人的には前橋に住んでいたころよく食べていたメニューです。メンが手打ち風でおいしくカツもめんつゆとよくマッチし中々の美味でした。前橋にお越しの際はぜひどうぞ!!
 さて何故こんなメニューが前橋にあるかと言うと前橋市は合併に合併を重ね赤城山周辺の町村まで合併した結果、日本でも上位20くらいに入る農業生産高の高い、特に豚関係ではトップ10に連ねる都市になってしまった結果豚肉料理でまちおこしをしようと努力を始めたのですがその初期にこのメニューが出てきたようです。
 と書くととんでも名物メニューのようですが10年以上たって定番メニュー化したようです。
 ちなみに今前橋では豚肉メニューNo.1を決めるべくT-1グランプリなるものを行っているので興味のある方はそちらもどうぞ

T-1グランプリ

IMG_2496
写真:年数回とは言えものすごい人の流れ

 さて腹も朽ちたので再び初市まつりを巡ります。しかしものすごい人出です。

IMG_2425IMG_2426
写真:ずわい天を食す

 そして屋台でずわい天成るものが売られていたのが気になったので購入、傍の広場でたべようとすると・・・


IMG_2429IMG_2432
写真:田楽座

 田楽座なる看板を持った獅子舞の被り物をした若者が闊歩しいなせな法被を着たおねぇさんが笛を吹き始めました。田楽座は長野県伊那市に本拠を持つ歌舞劇団で今度前橋で講演することになったそうなのでPRに来たそうです。

IMG_2437IMG_2446
写真:獅子舞と南京玉簾

 演目は正月らしく獅子舞と南京玉簾、獅子舞では頭を差し出す人が多く同じことを考えている人が多いなと妙な関心をしてしまい、南京玉簾は本格的(?)なのは初めてなので器用な芸に感心することしきりでした。

 ちなみにずわい天はほぐしたズワイガニの身を串に巻いて挙げたもので天つゆをかけて食べたのですがおいしかったです。

IMG_2321
写真:田楽座の公演が行われたtokku広場

 さて今回の初市まつりいかがだったでしょうか?個人的にはもう少し前橋の街の魅力を紹介できればと思ったのですがなかなかままならなかったのが残念です。
 とは言え久々の前橋まつりの賑わいは中々なものでした。これで前橋の街や初市などのお祭りに興味をもたれたらぜひ訪れてみてください。


<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-1283272-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
読者登録
広告
広告3
広告4
広告2
アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • 人気記事ランキング2024年間
  • 人気記事ランキング2024年間
  • 人気記事ランキング2024年間
  • 人気記事ランキング2024年間
  • 人気記事ランキング2024年間
  • 謹賀新年2025
  • 選挙が注目された1年
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
楽天
  • ライブドアブログ