2007年08月

イベント情報@8/31~




写真:夏休みの思い出(?)JR九州787系つばめ号、あなたの夏休みは如何だったでしょうか?

8月31日(金)~9月2日(日)
前橋大千円市
場所:前橋市中央通り、すずらんデパート(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
内容:群馬の物産市と屋台村(全日)、スタンプラリー(中央大通りの各店舗で500円以上お買い物をするとスタンプがもらえます)、中央通り音楽祭(前橋テルサ14:00~16:00以下8月31日)、ミュージカル劇団アラムニーレビュー(前橋中央公園9月1日)LIVE IN前橋(前橋テルサ、国際交流会館、前橋文学館他9月1日、2日)、八木節&厩橋CHINDON倶楽部パレード(9月2日)
コメント:夏休み終わりの大売出し、今回もアラムニーや八木節、CHINDON倶楽部とド派手に盛り上がっていきます。

31日(金)
NPO法人洗心洞大学 勉強会 地球温暖化・異常気象への警告と対策サミット動向、ドイツから洞爺湖へ
場所:関内ホール 地下2階 会議室(みなとみらい線馬車道駅、市営地下鉄・JR関内駅下車徒歩)
時間:19:00~
資料代:500円
出演者講師: 加藤 三郎さん (NPO法人 環境文明21 代表理事、元環境庁地球環境部長)
コメンテーター: 佐藤 謙一郎 (NPO法人 洗心洞大学 理事長)
お問い合わせ:洗心洞大学事務局(TEL 045-663-9126 FAX 045-663-9127 e-mail: [email protected]
コメント:日本・世界各国で深刻化する異常気象。  今、大きな気候変動が懸念されている。過去の流れを受け、現状はどうなっているか? 私たちの生活や、社会に与える影響は?近未来のシナリオは? 政策や行動で何をすべきか? 等々・・・ 具体的な解説を通して皆様と大いに話し合いたいと存じます。  是非、多数お誘い合わせください!!との事です。

~9月2日(日)
新井リコ企画版画展 in ギャラリーかわすみ
場所:ギャラリーかわすみ(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
内容:桐生市に生まれた女性版画家新井リコ氏の個展、最近高崎でも個展を開きノッテイルだけに注目です。
参考:『 新井リコ企画版画展 』のお知らせ@美術の徒然
   新井リコ企画版画展 in ギャラリーかわすみ♪@群馬前橋のアジアンキッチンすってんぺブログ  

1日(土)~2月29日(金)
市制100周年記念事業・特別展示「横須賀の近代化 ~建造物が語る先進都市ヨコスカ~」
場所:横須賀市立博物館(京急線横須賀中央駅、JR横須賀駅より衣笠駅、三崎東岡、長井、横須賀市立病院、大楠芦名口行バス文化会館前バス停下車)
時間: 9:00~17:00
内容:横須賀市が誕生してから100年目の節目を迎え、横須賀製鉄所に導入された西洋技術、 横須賀海軍工廠(こうしょう)の最先端の建築、都市化に伴って出現した繁華街の建築など、全国の先端を歩んだ横須賀の近代建築を幅広く紹介します。
コメント:姿勢100周年イベントの一貫と行われる企画展示、海軍の重要港湾であり、平地が極端に少ない横須賀ならではの近代建築をとくとごらんあれ!!


2日(日)
SUBWAY MUSIC FESTIVAL atみらいチューブ
場所:みなとみらい線みなとみらい駅改札前みらいチューブ
時間:13:00~17:00
出演者
N.U. (今年4月に2枚目のマキシシングル「泣きうさぎ」を発売)
CHURU-CHUW
マイクロニクル
I-RabBits
leaf of reason
Capock
ピストルモンキー(ズ)(NHK熱唱オンエアバトルに出演)
TRIPPER (今年12月に横浜ブリッツでワンマンライブ)
コメント:月2回みなとみらい駅コンコースで行われているSUBWAY MUSIC FESTIVALのスペシャルバージョンです。8組のアーティストが出演する大盤振る舞いなので音楽ファンは必聴です。

「第82回上電沿線歩け 日光市足尾町の松木沢を歩く」
集合場所:上毛電鉄・東武桐生線赤城駅
集合時間:8:00
参加費用:大人1500円、子供750円
内容:日本のグランドキャニオンであり、日本近代を代表する公害事件足尾鉱毒事件の舞台でもある松木渓谷を歩きます。壮大な自然とその背景にある郊外に思いをはせて見ましょう。
お問い合わせ、申し込み:上毛電鉄(027-231-3597)

9月2日(日)、15日(土)、29日(土)
ザスパーク草津ザスパ戦放映
場所:ザスパーク草津(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:19:00~
内容:前橋の地元球団ザスパ草津のアウェイ戦を中心市街地にて大画面放映します。
対戦相手:2日東京、15日山形、29日鳥栖
コメント:中心市街地のザスパサポーター施設の定番イベント、ビール片手にサッカー観戦は如何でしょうか?

9月3日(月)
弁天ワッセ
場所:大連寺門前
時間:10:00~17:00
内容:毎月3日大蓮寺門前で行われるフリーマーケットを中心としたお祭りです。
コメント:柳の似合う広瀬川近くの弁天通のお祭り、和物の好きな方には特にお勧めです。
参考:弁天ワッセに行って来ました!@祖母ログ
   弁天ワッセにいってきた@自転車と音楽と
   弁天ワッセその1@ぐんぐんぐんま~とうとう東京
   薔薇は続くよ、これからも@弁天日常劇場


イベント見聞録:8月25日横浜カーフリーデープレイベント




写真:横浜の都心循環バス「赤い靴」を待つ人々、9月に行われるカーフリーデーでは歩行者天国の日本大通にも乗り入れます。

 さて今年で4回目を迎える横浜市のカーフリーデー、そのプレイベントに行ってまいりました。

 まずはカーフリーデーについて(ヨーロッパカーフリーデー日本公式サイトより)
○カーフリーデー
 Car Free Day(ITWMC)
モビリティウィーク中に行われる中心イベントが、毎年9月22日に開催される「カーフリーデー(車のない日 In town, without my car)」です。「フリー」とは、バリアフリーと同じような使われ方で、「車から解放されましょう」という意味合いを持っています。
街の中心部において1日マイカーを使わない地区を創り出し、車のない都市空間を体験します。街では車に頼らなくても日常生活には支障がないことを実感してもらい社会啓発するものです。


 肩っ苦しい感じですが、基本的には中心市街地で車を乗り入れさせない地区を作りそこで様々なイベントをして楽しみ、「車無しでも楽しめるね」と言う事を実感してもらうイベントと私は取っています。また発祥の地であるEUでは2002年からこの日を含む1週間をモビリティウィークとして車社会に対する啓蒙活動なども行っています。
 尚日本では2004年から横浜だけで無く長野県松本市、愛知県名古屋市なども参加しています。よく考えると松本を除くとEUでは規格外とも言えるメガシティが最初に投入していると言うのは面白いことかもしれません。




写真2:横浜カーフリーデー推進会 鏑木孝昭氏によるESTに関する説明

 さてイベント内容と生きたいところですが今回は初めての場所と言う事で思いっきり迷い1時間弱遅刻してしまいました。と言う事で途中からの参加です。
 まず到着時やっていたのは
・日本の状況 本格化するEST事業~荒川区等を事例に
 と言う講演でした。主にEUで行われているEST事業についての説明と今年からモデル地区として実施を行う荒川区の事例について説明が行われました。内容に関する資料はこちら
 舞台となる荒川区南千住地区は地下鉄千代田線、日比谷線、東武伊勢崎線、都電荒川線などが乗り入れる公共交通充実地区なのですが、今後更なる取り組み(例えばエコドライブ講習、コミュニティバスなど公共交通の更なる充実など)を行ってCO2排出量の更なる削減を目指すとの事です。
 個人的に印象に残ったのは「EUではとにかく失敗しても良いから実験してみる」といった報告でした。
 日本を見るとぬれ煎餅で生き残ろうとする鉄道があったり、赤字でそれこそネット通販で収益を拡大している会社があったりしてある見方をしてみるとEUよりよほど過激な状態になっているのですが、ただ行政が絡んだ際にきちんと試行錯誤していけるかと言う事、頑張っている赤字あるいはローカル鉄道を見た際に感じる「生き残るための取り組み」を思い出したました。




写真3:横浜市部長による講演

 続いては横浜市都市整備局部長氏による講演、資料はこちら

 こちらはお年寄りや体が不自由な方等様々な人にとって便利な交通を目指すと言う言葉、そして何より「基本は車でも公共交通でもなくまずは歩く事」が印象に残りました。現場を預かる人だけになかなうかつな事は言えない中できちんとした説明が印象に残りました。

 さてその後は質疑応答、主な内容としては
・EUでは何故この様な車排除的な取り組みが出来たのか
・横浜の地下鉄環状線はどうなるのか
・バスの廃線が続いているがポストバス(郵便輸送などとの混合輸送)等の取り組みは考えられないのか
・通勤路線駅でのトランジットモールは出来ないのか
・若い世代向けの交通施策は無いのか
 など様々な内容が出ました。

 又打ち上げなどにも参加したのですが例えば昨年から行っている歩行者天国へのバス乗り入れの話やまちづくりの話で盛り上がれたのが面白かったです。特に昨年から行っているバス乗り入れに関しては例えば交通の話と言うと国土交通省が絡むのですが工夫を行おうとすると警察の協力が不可欠でかつ信用を得るまでが大変だった話など興味深い話が聞けました。

 さてそんなこんなで参加してきたプレイベントですが個人的に感じたのは以下の点は今後考えていく必要のある点ではないかと思います。
・経済力の低い若い世代の話
HPで書いた話なのですが例えば年収300万円で一人暮らし、車ありだと税金、社会保険70万円、家賃60万円、車保有コスト70万円で実質的な可処分所得が100万円程度でかつかつな暮らしとなる訳です。そういった状況を考えると「車が無くても暮らせる」と言うのは非常に有用な都市としての競争力になりうると考えます。直接的にどうこうと言う訳では無いですが今後交通施策を考える際頭に入れておく必要な事ではないかと感じます。



環境税とは何か

・経済・財政の話
→まだ横浜はそれほどではないかもしれませんが、どこも財政事情が厳しい中、「採算採算言うな」と言い切れない事、またガソリン価格が高騰する中で交通施策のコストパフォーマンスが良くなっている事を考えると例えば「直接的な事業採算はともかく、地域が活性化する中で大きく見た中での採算性」と言った考え方は重要になってくるのではと感じます。何よりも環境にやさしい取り組みを行う動機付けといった調査では案外「経済的だから」と言う事が圧倒的に上位に入る事などを考えると採算性にがんじがらめになるのは違うにしても経済性をアピールしていくと言うのは重要な事に感じます。
・評価の話
→漠然とした感じですがカーフリーデー自体始まったのが3年前でスタートしたばかりかもしれませんが評価に関してきちんとした取り組みが必要な時期に入りつつあるのかなと感じます。この分野は現実の交通機関でも案外抜けている分野なので何ともいえないのですが、今後拡大を考えていく際には確実に役立つ事ではないかと思います。

 さて最後になりますがカーフリーデーの宣伝を
日時:9月22日(土)11:00~16:00(3日(月)~24日(月)地下鉄関内駅にてパネル展示)
場所:横浜市日本大通、横浜公園(横浜スタジアム傍)、伊勢佐木モール6丁目(協力地区:馬車道商店街)
内容@横浜公園
・スタンプラリー(協力地区を含む開催地域全体を回る)、かえっこバザール、レンタサイクル(1日500円)、自転車講習会、ベロタクシー試乗、フリーマーケット、カーシェアリングアピールコーナー、スーパーエコカー展示、車社会を問い直す会によるパネル展示、ミュージックアート舞台、地産地消弁当の販売他
@日本大通
・パレード、手作り自転車・電気自動車などの試乗会、インラインスケート体験試乗会、パネル展示等、ミニ講演会「お金の要らない国」、映画「不都合な真実」上映会等
@伊勢佐木モール
・G30啓発コーナー、麒麟ビール試飲会、ベロタクシー終点、インラインツアー他

 どしどしお越し下さい。

イベント情報@8/25~




写真:今年もカーフリーデーが行われます。横浜大岡川

23(木)~9月2日(日)
新井リコ企画版画展 in ギャラリーかわすみ
場所:ギャラリーかわすみ(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
内容:桐生市に生まれた女性版画家新井リコ氏の個展、最近高崎でも個展を開きノッテイルだけに注目です。
参考:『 新井リコ企画版画展 』のお知らせ@美術の徒然
   新井リコ企画版画展 in ギャラリーかわすみ♪@群馬前橋のアジアンキッチンすってんぺブログ  

25日(土)
横浜カーフリーデープレイベント
場所:ZAIM 401号(みなとみらい線馬車道駅下車)
時間:13:30~17:30
内容:講演+パネルディスカッション
講演内容
・世界の状況 カーフリーデーからモビリティウイークへ(カーフリーデージャパン 代表 望月真一)
・日本の状況 本格化するEST事業~荒川区等を事例に(横浜カーフリーデー推進 会 鏑木孝昭 + 荒川区職員)
・横浜の新しい交通政策 提言とそれに対する横浜市の対応 (横浜市 都市整備局 部長 鈴木伸哉)
コメント:昨年に引き続き行われる横浜カーフリーデーのプレイベントです。ガソリン価格が高騰しているだけに注目です。
参考
横浜カーフリーデー推進会
横浜カーフリーデー2006@横浜カーフリーデー実行委員会
横浜カーフリーデー@ソーシャルアドベンチャー

海上自衛隊横須賀基地一般開放
場所:海上自衛隊横須賀基地(京急線汐入駅、横須賀線横須賀駅下車徒歩)
時間:9:00~16:00
内容:護衛艦一般公開、交通艇による港内周遊、君も水中処分隊員になろう、ヘリコプターによる救難展示、水中処分隊による高速航行及び訓練展示、260トン大型タグボート2隻による放水展示、災害救助器財展示、横須賀音楽隊演奏等
コメント:海上自衛隊基地の一般開放、中々見れない場所だけに注目です。

横須賀西地区西地区納涼花火大会
場所:横須賀西海岸自衛隊武山駐屯地(京急線横須賀中央駅、JR衣笠駅(衣笠十字路バス停)より三崎東岡、長井、大楠芦名口、横須賀市民病院行バス、YRP野比駅より横須賀市民病院行バス林バス停下車)
時間:17:00~20:30
内容:花火大会、自衛隊音楽隊演奏(太鼓、軽音楽他)、盆踊り他
コメント:横須賀西部最大の花火大会、自衛隊基地も開放されます。海上自衛隊基地とのはしごもいかがでしょうか?
参考:陸上自衛隊武山駐屯地一般開放@Take4's 悠々知的生活

26日(日)
第19回「読み聞かせと手作りおもちゃ」
場所:前橋市国際交流広場(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:10:00~10:30
内容:群馬で知る人ぞ知る「読み聞かせ名人・小林茂利さん」による読み聞かせ!終了後はいつものように、手作りおもちゃで楽しんじゃおう!!
参考:夏休み遊びの広場 模様@寺子屋 Carpe Diem (カルペディエム)
   みつろうクレヨン布バッグ作り(夏休み・遊びの広場@前橋)@いちごな気分




反対と叫ぶ前に




写真:旧日本海軍の名残~戦艦三笠~

 8月ももう後半ですがこの季節と言うと2次大戦の終戦時期でありお盆シーズンと相まって「戦争を考えるシーズン」となります。
 この季節様々な2次大戦のテーマとした番組が放映されます。普段余りTVを見ない私もこの時期の深夜の報道番組だけは帰省先であったり、旅先であったり、はたまた自宅であったりと場所こそ違いますが見入ってしまいます。
 特に今年は現首相安倍氏が憲法改正を目指している事や戦後62年がたち戦争を体験した世代の高齢化が進んだ事から特に気合が入っていた様にに思います。
 さて気合を入れて戦争を伝え平和を訴えたのは何も報道ばかりではありません。こんな方も発言をして話題になりました。

頑張れ!日本 @インリン・オブ・ジョイトイの日記より
極悪な戦争犯罪者の孫、安倍晋三が、もしもまともに教養とか知恵を身につけて大人になってれば、祖父を恥じ、日本がやらかした侵略戦争を恥じ、「せっかく首相になったんだから地球の平和の為に人生を捧げよう!」と真剣に思っても良いと思う。~中略~とにかく、武力に頼らないで頭使えって!それが政治家の仕事でしょ?・・・・って・・・・憲法改正とか言ってる君たちのその頭じゃ無理?けど、君たち馬鹿者がお金の為に戦争始めて、それで死ぬのは庶民だよ?!日本はどうどうと、不戦・非武装・中立・文化優先の国で通して下さい!

 愛のエプロンで素晴らしい料理の数々を披露してくれる天然ボケのセクシーオネェサン、インリンさんがじっくりと思う事を語ってくれています。

さすが、『うるるとさらら』@日々の雑感8/17
ふと、インリン・オブ・ジョイトイさんの日記頑張れ!日本を見つけ、まさにその通りと膝を打った。

インリン様が政治についてご発言を...@時事を考える8/18
いっていることはワカルが、政治とか外交ってそんな単純な話しではないと思う、~中略~まあ台湾のフツーの女のコの発言で、何か彼氏に向かって喋っている感じがしますナ、まチョイと顰蹙をかった感がある、韓国のユン・ソナさんの偏向発言よりはだいぶましですが...

 さて私がどう考えたの前に反応を少し、何となく「平和は大事」と全面肯定する人もいれば「そんな簡単な話ではなかろう」と言った意見もあると言った感じです。
 個人的にはどちらかと言えば後者なのですが、眉をひそめるとしたら彼女本人に対してではないと言った所でしょうか?



ナショナリズムの克服


 と言うのは結局の所彼女の言うところの「平和憲法とその憲法が守られた次代は絶対的な善である。それを目先の利益で変えようとしたり、それを変える価値観である愛国心を主張する物はバカであり悪である」と言った価値観は何も彼女だけが主張する物だけで無く、むしろこの国の知識的階層にいる人たちの多くが結局彼女レベルの主張しかして来れ無かったのではないかと思います。だからこそこう言った主張が説得力を失い眉をひそめられるようになったのではないかと思います。

ガンダム/機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕か
ガンダム/機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕か

 私は結構ガンダムなどのロボットアニメが結構好きでたまにDVDを借りてきてみたりするのですがびっくりするのは「正しいはずの平和が何故貫けないのか」と言う事に関しての考察がものすごくじっくりされている事です。上のアフィリエイトリンクの「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」では「戦争の無い世の中」を目指した究極の策DESTINY PLUN(要は出生前の段階で遺伝子を解析してその適正に適した役割に押し込めて争いを無くすと言うプラン)を巡る争いが描かれています。
 最終的には「争いは無いかもしれないが遺伝子分析と言う最新技術を用いた士農工商社会」が良いか「争いはあるかもしれないが自分の人生は自分で選べる社会」が良いかと言う究極の選択の争いとなるのですが、ここまで突き詰めるとものすごく説得力があるように感じます。逆に言えばこう言ったアニメを見て育った子供達に対して「平和憲法は善」なんていっても通じるのだろうか?と思ってしまいます。
 こう言った部分を原点に考えなくてはグローバル化でどんどん複雑になっていく世の中もはや平和のメッセージは通じないのではないでしょうか?

平和教育プログラム、売ります。 @FEMINEMblog8/18より
最終的な目的は「平和な世界をつくる」こと、じゃないっすか?
教育プログラムの目的としては、「平和な世界をつくる担い手を育てる」こと、ですよね?~中略~なので、もう一つの軸として、「戦争はなぜ起こるのか?」を置くべきだと思います。
第二次世界大戦のことを扱うなら、そのとき日本はどういう状況だったのか?なんで東南アジアまでわざわざ行って戦ってたのか?なんでアメリカに攻撃されたのか?なんでドイツ・イタリアと同盟国だったのか?etc。


 そのためには何をすべきか上の案などは結構良いなと感じます。最近サブプライムローン問題による株価暴落が起きていますが、こう言った経済問題は一見無関係に見えて戦争の背景に見え隠れしています。

日本の名列車 (祥伝社新書)
日本の戦時下ジョーク集 太平洋戦争篇 (中公新書ラクレ 250)


 経済だけで無くその時代を生きていた人間に関しても良く戦時中を「マインドコントロールを受けた独裁国家」になぞらえる事があるのですが実際戦時中の鉄道好きも新しい列車が出来れば貴重品のフィルムを持って撮影しに行ったり、あるいは演芸場やラジオで流れるお笑い芸人のジョークに笑ったりと今の人と変わらない部分があるわけです。
 そう言った人達が何故あんな戦争に駆り立てられたのかと言うのは今「戦争反対」、「憲法改正反対」を叫ぶ前に知っておく必要があるのではないかと思います。

 又何だかまとまりませんがこの辺で失礼します。

円高状況について漠然と考えてみる




写真:円高になると重要な要因となる国内消費:ドブ板バザール@横須賀

 円安*2と散々騒いでいたのですがどうやらとんでもない事からいきなり円高に移ってきたようです。

◎円続伸、欧州市場でも111円台=対ユーロも149円台-ロンドン外為@時事通信8/17
【ロンドン17日時事】週末17日朝方のロンドン外国為替市場の円相場は、信用収縮懸念の高まりで円高・ドル安がさらに進み、一時1ドル=111円60銭と約1年2カ月ぶりの高値まで上昇した。~中略~円は対ユーロでも急伸し、一時1ユーロ=149円25銭をつけ、約9カ月ぶりに149円台に突入した。午前9時現在は151円20~30銭(前日午後4時は153円05~15銭)。 
[東証]874円安、終値で1万5300円割る 1年ぶり@毎日新聞@8/17
17日の東京株式市場は、外国為替市場で急激な円高が進んだことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄で売りが先行した。日経平均株価は3営業日連続で年初来安値を更新し、前日終値比874円81銭安の1万5273円68銭で取引を終えた。終値で1万5300円を割り込むのは06年8月7日以来約1年ぶり。

 アメリカの低所得者向け住宅ローンであるサブプライムローンの破綻問題から日本のバブル崩壊後の「失われた10年」のきっかけとなった信用収縮がおきつつあると言う事で円が買われ株が一気に売られ株式は1年前、為替も同様に1年前後前の水準に戻りました。

 とかくと分かりづらいので少し解説すると
・まず為替に関しては日本とそれ以外の各国の金利差は名目上は相変わらず大きい物の、他国に関しては貸し倒れ懸念が出てきて実質的な金利水準が落ちたので他国との金利差を利用した円キャリートレードの逆の動きが起こったと考えられる。
・その上で日本企業はアメリカを中心に他国へ輸出する企業を中心に株価を向上させていて言うなれば外需頼みの体質なのですがその外需が縮小しそうな為株価が低落

 言うなれば手堅い日本が買われて円高となった訳ですが日本のお客さんである諸外国の経済状況が悪くなるのでそれにつられると言う意味で将来性に不安が生じての株価が低下すると言った感じです。
 となると中長期的には日本が味わった「失われた10年間」を世界規模で繰り返す可能性も出てくるため各国が知恵を絞ってこの信用収縮を収束させようとする訳で結果的に手堅い日本に集まりつつお金の流れを止める方向即ち円安方向にもって行こうとすると考えられます。

 さてそれでも円高傾向が止まらなかったとすればどう言った対処が求められるでしょうか?
 その時の対処のキーを握るのは手堅い日本と急成長中のアジアになるのではと考えます。
 まずお金が入ってくるであろう日本に求められるのは入ってくるお金をとにかく回す事、即ち消費の拡大です。とは言え財政状況から税金は上がる、大量退職で消費力の小さい年金生活者が増える中で今のままで消費拡大もままなりません。となると諸外国からの移民受け入れ要求が大きくなり、少子化で働き手も減少するので何らかの形で移民受け入れは避けられない状況となると考えられます。

 もう1つのキーアジアに関しては特に中国に関してですが2008年オリンピック、2010年万博辺りを機に程度はともかく何らかの調整局面に入ると考えられるのでその対応をきちんと行い97年のアジア危機の様な事態を避けるために動いていく事が重要と考えられます・・・、と漠然と考えてみました。



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取り敢えず船橋でなくて横須賀在住なのだが・・・



写真:横須賀線ホーム増設中@品川駅

 某所で船橋在住渋谷勤務と勘違いされたbrother-tです。ちなみに本当は横須賀在住で町工場のメッカ大田区勤務(一応東急の沿線ではあるのだが)です。

 さて大まかな話の流れを言うとまず時事を考えるさんが新宿などの東京西部から発展著しい品川~浜松町辺りのアクセスが悪いので湘南新宿ラインを品川経由かつ品川駅から東海道線経由にしたらどうかと言う事を書かれていたのでだったら埼京線快速と総武快速を直通させたらどうかと延々コメントしたらこう言った勘違いをされてしまった訳です。
 さて自分のブログと言う事でこの案について少し突っ込んだ事を書きますと
・品川駅での横須賀線~東海道線の転線
→平面交差だとダイヤへの影響が大きすぎ、立体交差だといくらかかるのかと言う問題に直面する
・東京西部3大ターミナル(渋谷・新宿・池袋)への直通ニーズが高そうなのは東京東部、千葉方面だと言う事
→他の地域を見てみると
多摩地区(中央線・京王線・西武新宿線→新宿、京王井の頭線→渋谷)
埼玉地区(埼京線・湘南新宿ライン→渋谷・新宿・池袋、西部池袋・東武東上線→池袋)
神奈川地区(湘南新宿ライン→渋谷・新宿・池袋、東急東横・田園都市線→渋谷、小田急線→新宿)
千葉地区(総武緩行線→新宿)
 と考えると分かると思います。実際千葉地区各線からのターミナルを見ると
総武快速線:東京・品川
総武緩行線:秋葉原・新宿
常磐快速線:北千住・上野
常磐緩行線:北千住・西日暮里(?)・大手町
京葉線:東京
京成線:上野・浅草・日本橋
 で総武快速、京葉線の東京駅が地下4階と相当に不便な事を考えると総武快速の3大ターミナルへの乗り入れのメリットがより分かってくると思います。
 一応私なりに纏めるとこの案段階での対案を纏めると
・湘南新宿ライン:現状維持
・埼京線:快速を総武快速(→君津、上総一ノ宮、成田空港)、普通をりんかい線直通
 と言った感じになります。これだったら川崎を除けば当初の目的を達成できますし、千葉県・特にアクアラインを中心とした高速バスとの競合で乗客減に苦しむ千葉地区の各線の活性化に繋がるのではなかろうかと。

>新宿~渋谷~品川~東京~秋葉原~上野~田端~池袋~新宿...これ以外の21駅を通過すれば、一周僅か35分程度の高速電車となります~中略~東海道線は品川始発、東北線は田端または日暮里始発、埼京線は池袋始発
>総武線のネックは錦糸町駅の快速と緩行が同一ホームで乗り換えできないということだと思います、ここに1時間に2本高尾~新宿~秋葉原~千葉~成田空港という超特別快速を通しても面白いと思います、

 追加でこんな案も出ています、個人的には各線の始発駅はさすがに・・・と感じるのですが基本的には面白い案だと思います。
 ただもう1歩進めて考えてみるとポイントは今のJR、地下鉄などの東京の都心を走る鉄道がスピード面で不満が残っているかと言う事になると思います。実際都心を走る路線の快速運転と言うと
JR:京浜東北快速(昼間のみ)、埼京線・湘南新宿ライン・総武快速(・中央快速)
地下鉄:東西線、新宿線(昼間のみ)、浅草線(エア快一部時間帯)
 と言った感じで私の住む横須賀を起点で考えれば東京北部の上野・浅草、時事を考えるさんが挙げてくれた東京西部→品川、千葉→渋谷・新宿・池袋等結構穴となる部分が出てくるし大学時代も例えば都心に向かう電車に比べて時間のかかる都心部の移動にはいつもやきもきしていた覚えがあります。
 こう言った部分での改善は今後重要になってくると思うのですが如何でしょうか?>関係各位のお偉方様方


 




全国鉄道事情大研究 東京東部・千葉篇 1


全国鉄道事情大研究 東京東部・千葉篇 2


全国鉄道事情大研究 東京都心部篇


全国鉄道事情大研究 東京西部・神奈川篇 2

九州鉄道旅行記その3~JR九州その2新幹線に向けて・・・鹿児島本線普通電車~



写真1:新幹線に向け工事中の熊本駅

 さて昨日は特急を中心に見て行きましたが本日は普通列車を中心に見て行こうと思います。今回の旅行では法事の合間と言う事で鹿児島本線が中心となってしまいましたので鹿児島本線を中心に見て行きます。
 現在鹿児島本線では2011年の九州新幹線博多開業へ向けて急ピッチで工事が進められています。その中でどの様になっているのか少し見てきました。

鹿児島本線福岡地区~特急の合間に走る都市圏電車~



写真2:鹿児島本線福岡地区の主力車両811系、813系

 まずは福岡地区です。概要としては以下のようになっています。
博多発下り大牟田方面ダイヤ(12時代)
特急6本(熊本・鹿児島方面3本、佐賀・長崎・佐世保方面2本、日田・由布院・大分方面1本)
快速3本(大牟田行き、羽犬塚行き、鳥栖行き区間快速(二日市より各駅停車))
普通4本(荒木行き、鳥栖行き、二日市行き2本)
博多発上り小倉方面ダイヤ(12時代)
特急3本(大分方面2本、小倉方面1本)
快速3本(門司港行き、うち1本は赤間~折尾各駅停車の準快速)
普通3本(門司港行き2本、赤間行き1本)
 関西や名古屋と同様に快速と普通による大都市型のダイヤを作ろうとしているのですが特に大牟田方面で特急が1時間に6本と他の地域ではまず見られないほどの特急銀座となっていて、快速・普通の行き先が複数になったり、小倉方面では準快速と言う他の地域では見られない種別が見られる等苦戦が見られます。




写真3:811系普通電車の車内JR化後東京以外では最も普及した3扉転換クロスシート

 実際乗った感じでは普通がガラガラとまでは行かなくても普通に座れるくらいの乗車率だったのに対し快速が立ち客が出るほどの混雑でダイヤのアンバランスさを感じました。実際快速列車も小倉方面は博多~小倉67.2kmで停車駅15、大牟田方面も博多~大牟田69.3kmで11駅と例えば名古屋地区での名古屋~豊橋72.4km8駅(新快速)、大阪地区での大阪~草津65km7駅(新快速)に比べて圧倒的に多いため快速と普通の役割分担が求められるように感じました。

鹿児島本線熊本地区、豊肥本線~都市圏電車の確立を~





上写真4:豊肥本線815系
下写真5:鹿児島本線熊本地区817系ブルネル賞をもとった新鋭車両

 続いては熊本地区こちらもダイヤの概要は

鹿児島本線下り新八代方面(12時代)
特急:2本(新八代、鹿児島方面)
普通:2本(八代行き)
鹿児島本線上り大牟田方面(12時代)
特急:3本(博多行き2本、小倉行1本)
普通:2本(鳥栖行き)
豊肥本線下り(大分方面)(13時代)
特急:1本(光の森行)
普通:2本(肥後大津行)
 こちらは博多方面に比べ特急の本数が多くない為1時間に普通2本で行き先が一定した比較的分かりやすいダイヤとなっています。




写真6:豊肥本線用815系内装

 実際に乗ってみた感じではまだまだこの地区の需要を上手く取り込めていない感を感じました。実際この地区を走る路面電車はそれこそ5~10分程度の感覚で待たずに乗れる位の本数があってかつ乗客も多かったのですが並行するJRは乗客が少ない訳では無いですが人数的には路面電車1~2本分で本数から考えると路面電車に比べて定着度の低い交通機関の様に感じられました。
 鹿児島本線では玉名~八代63.7kmで15駅と駅数が少なく、豊肥本線は熊本~肥後大津間22.7kmで11駅と駅数は多いものの単線で本数が増やせないのがネックになっているように感じられました。

新幹線開業後への期待~今後の展開~



写真7:新幹線工事に向けてホームが撤去されている熊本駅

 さてざっと見てきた熊本地区、福岡地区の鹿児島本線なのですが、今後2011年にどう言った展開を見せるかが期待されます。
 福岡地区に関しては大阪や名古屋で新快速と言う特急並みの快速電車が15分毎(名古屋は快速込み)に走る様になって乗客が激増し、周辺の私鉄が乗客減で悩まされるようになりました。実際福岡地区の鹿児島本線では博多基準で6~70kmくらいの距離に大牟田・小倉の拠点があり、実際名古屋・大阪地区の成功を目の当たりにしてJR九州も福岡でその再現を目指していた物の、特急との兼ね合いで出来なかったと言う現状があったのが今後新幹線の開業でどうなっていくのか期待したいところです。

 一方熊本方面は人口70万人弱と本州で行けば岡山や静岡と言った地域に負けない中核都市なのですが、岡山のメインルート山陽本線福山方面における1時間に快速2本、普通4本と言うダイヤや静岡の東海道本線における10分後とのフリークエントダイヤに比べて大きく見劣りがします。今後書きますが、熊本の中心部も昨今言われている空洞化と言う状況から程遠く求心力があるためその熊本の都市の格に見合ったダイヤ編成が求められるように思います。

 取り敢えず新幹線開業後の在来線の展開に請う御期待と言う所で本日は失礼します。
 福岡県 博多の匠 無添加明太子(480g)
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福岡県 博多味処一寸「特製もつ鍋」
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白川水源(熊本・軟水)【代引宅配可】  2L
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九州鉄道旅行記その2~JR九州その1華のある特急たち~



写真1:特急の発車を見守るつばめレディ

 さて九州と言えばJR九州の特急と言う事で法事の合間を縫って乗ってまいりました。乗った特急は・・・




写真2:特急つばめ

 博多と熊本、鹿児島を結ぶ特急つばめ号です。大まかなプロフィールを書くと
デビュー:1992年(それまでは有明(現在は主に小倉~水前寺間))
運転区間:門司港、博多、熊本~鹿児島中央間(新八代以南は九州新幹線に接続)
本数:博多~鹿児島中央31往復、熊本~鹿児島中央33往復
最速所要時間:2時間12分(1号)、速達便2時間19分(1時間1本程度)、通常便2時間30分程度(1時間1本程度)区間は博多ー鹿児島中央
 と言った感じです。




写真3:つばめ普通車内

 まずは普通車を見て行きましょう。全体的に落ち着いた雰囲気で一瞬グリーン車と見まがうほどです。
 









写真4、5、6つばめDXグリーン席

 さてまずと書いたように実は乗ったのはグリーン車しかもDXグリーンと言う日本一豪華なグリーン車を奮発してみました。
 普通車に輪を駆けてどっしりとした座席と落ち着いた内装が素晴らしいです。スリッパもついているので靴を脱いでくつろぐと言うのも乙な物です。






上写真7:笑顔が素敵なつばめレディのオネェサン
下写真8:ウェルカムサービス

 DXだけに座席だけでも豪華ですが、それだけでなくグリーン車だけに笑顔が素敵な客室乗務員つばめレディによるウェルカムサービスもあります。JR九州の客室乗務員は1988年に誕生し、現在このつばめ、九州新幹線のほか長崎行きかもめ、大分行きソニック、九州横断特急、ゆふいんの森、はやとの風、いさぶろう、しんぺいなどの観光列車などに乗務し、木目細かいサービスとさわやかな笑顔で迎えてくれます。
 今回のウェルカムメニューはドリンク+オリジナルクッキー、キャンディーのサービスです。ドリンクはコーヒーなどから選べるのですが、ここでは九州と言う事で、大分名産の柑橘類カボスのジュースをセレクト、東京では中々お目にかかれないだけに美味しくいただきました。
参考:JR九州客室乗務員の歴史




写真9:つばめの勲章1993年ブルーリボン賞

 さすが日本一のグリーン車と言う言葉を納得する旅を満喫させていただきました。このつばめ号、後述するかもめ号、ソニック号と共に鉄道ファンの決める最優秀車両ブルーリボン賞、経済産業省のグッドデザイン賞、日欧を中心とした鉄道デザインコンペブルネル賞の最優秀賞と言う鉄道車両の3冠を総なめしているのですがそれにも納得した次第です。






写真10,11:新幹線つばめ号

 さて乗ったのはつばめだけだったのですが他の車両も少し見てきました。まずは新八代で連絡する九州新幹線から
プロフィールは以下の様な感じです。
運転区間:新八代~鹿児島中央
本数:33往復(区間運転下り2本、上り3本)
所要時間:最速35分、速達40分(1時間1本程度)、各駅停車47分(1時間1本程度)
車両:800系
 こちらはグリーン車無しの普通車のみですがやはり木材をふんだんに使いナチュラルで落ち着いた雰囲気が特徴です。又当然の事ながら客室乗務員によるサービスもあります。今後博多延伸時にはグリーン車がついたりと変更がありそうなので期待したいところです。






上写真12:佐世保行き特急みどり
下写真13:ハウステンボス行特急ハウステンボス

 続いてはJR九州初の特急車両783系を使った2列車みどりとハウステンボス
 プロフィール(みどり)は以下の様な感じです。
運転区間:博多~佐世保(ハウステンボス)
本数:16往復(9往復、うち5往復は季節運転)
所要時間:最速1時間40分、連結なし1時間43~4分、連結あり1時間50分
車両:783系




写真14:783系内装

 この列車の売りは連結運転、長崎行きかもめもあわせると最大3本立てと言うのがファン的な興味を引きます。又車両の783系はJR九州初の特急車両で内装こそ割合普通な感じですが真ん中に扉があって車両を2分しているのが面白いところです。




写真15:大分行き特急ソニック

 続いては大分行き特急ソニックです。プロフィールは
運転区間:博多~大分、佐伯
本数:29往復(他に中津までの区間便2往復)
所要時間:最速:2時間1分、速達便2時間2分(1時間1本程度)、通常便2時間13~16分(1時間1本程度)
車両:883系、885系








写真:16~18:ソニック車内の光景

 ソニックの売りはなんと言ってもワンダーランドエクスプレスと言うニックネームが示すとおり華やかな車内、現在は赤一色ですがミッキーマウスを思わせるようなヘッドレストは健在で、またデッキには下の写真の様なフリースペースもあり、気分転換などに最適です。
 またカーブを高速で走りぬける振り子機能も備え付けられ、博多~大分200.1kmを最速2時間1分評定速度100km近い速度で走り抜ける俊足、29往復、1時間に2本近い本数も売りです。
 この列車もつばめ同様ブルネル賞、グッドデザイン賞、ブルーリボン賞の3冠を受賞しています。




写真19:長崎行き特急かもめ

 最後を飾るのは長崎行き特急かもめです。プロフィールは以下のようになっています。
運転区間:博多~長崎
本数:25往復(区間運転4.5往復)
所要時間:最速1時間45分、速達1時間52~55分(1時間に1本程度)、連結2時間4~7分
車両:885,783系








上写真20:書などが飾られ和風テイストあふれるデッキ
中写真21:本皮シートが特徴な普通車
下写真22:デッキの展望スペース

 この列車はJR九州の最新鋭特急車両と言う事で、一見ドイツICEと見まがう外見とは裏腹に和風で落ち着いたテイストの内装を誇ります。デッキには書などが飾られ、普通車両でも本皮のシートがあったり、デッキには展望スペースがあったりとつばめ用787系、ソニック用883系で培ったノウハウが生かされよりハイレベルな車両に仕上がっています。
 当然の事ながらこの車両もブルネル賞、ブルーリボン賞、グッドデザイン賞の3冠を受賞しています。
 またこの車両もソニック同様振り子機能を搭載しソニックに助っ人に行く事もある俊足ランナーで長崎方面へは単線区間もあるのでソニックにはやや劣りますがそれでも評定速度90kmを超える俊足ランナーです。

 さてここまでざっと眺めてきたJR九州の特急如何だったでしょうか?個人的には群馬の会社に勤務しているので新幹線や東武特急りょうもう、JRの昔新特急と言われたあかぎなどに乗る機会は多いのですがこれらと比較してワンランクも2ランクも上の印象を受けました。東武はかつては急行と言われたようにワンランク落ちる列車なので少しおいておくにしてもJR東日本の新幹線や特急は結局「良い座席で座れるだけ」と言った感じなのですがそれに比べJR九州の特急は普通車にしてもグリーン車にしても比較してはいけない感じすらしました。
 この差の背景には何があるのでしょうか?
 それはやはり生き残っていく意思の強さみたいなものだと思います。良く言われる話としては西鉄を中心とした高速バスとの競合と言うのはあり、それはそれで厳しい物があります。特に長崎・大分・熊本方面へは1時間に3本以上のバスが走り、特に大分方面は鉄道が遠回りをしているだけに競争は熾烈です。
 しかし少なくとも競争を放棄せずにレベルアップをはかってきたからこそ現在の特急王国とも言えるハイレベルな特急列車群が出来たのだと思います。
 翻って首都圏を見ると木更津方面がアクアラインの開業でまた銚子や鹿島方面が九州に負けず劣らずの競合区間となったのですが結果的にはJRは最終的にはバスが不利な朝夕だけに特急をシフトさせる等高速バスとの競争を放棄してしまいました。
 その結果JR千葉地区の幹線鉄道の衰退だけで無く沿線の銚子電鉄をはじめとするローカル私鉄も苦境に陥いる状況となってしまいました。
 JR九州は今年度の決算で過去最高益を記録するなど強調なのですがその背景にはこの競合から逃げずにハイレベルな特急網を築き上げた生き残る意思があったからだと思うのは総計でしょうか?
鉄道模型シミュレーター 3 第7号 JR九州特集号
鉄道模型シミュレーター 3 第7号 JR九州特集号


九州特急物語 創業からJR九州までの120年


全国鉄道事情大研究 九州篇 1


全国鉄道事情大研究 九州篇 2

九州鉄道旅行記その1~九州人が走らせる鉄道~



写真1:九州の鉄道の象徴、JR九州の特急つばめとつばめレディ

 先週ブログの更新が一週間近く停滞したのですが実は体調不良などではなく、両親の実家で法事があったので1週間近く九州に行っておりました。と言う事で少し移動などで利用した九州の鉄道について書きたいと思います。

香椎から西鉄電車で一本~九州人の感覚~



写真2:今年3月に末端部が廃線になった西鉄貝塚線600系@千早駅

 両親とも法事の会場となったのが福岡の近郊だったので宿は福岡の都心天神地区となったのですがたまたま母方の法事の会場のある福岡の香椎地区から宿に戻る際、地元に住む従兄弟(と言っても20近く年上の方ですが)にどう帰ったら良いだろうか訪ねると以下の答えが帰ってきました。
香椎から西鉄電車で一本でいけるからそうしよう
 事情が分からない方のため解説を少し入れておきますと香椎と言うのは福岡市の副都心と言われている地域で駅には地元の大手私鉄西日本鉄道貝塚線とJR鹿児島線、香椎線が乗り入れています。また福岡はバスが発達していて天神への直通バスも走っています。すると天神に向かうには下の3つほどの選択肢が浮かびます。
1、JR鹿児島線で博多駅に出て地下鉄に乗り換える
2、西鉄貝塚線で貝塚駅に乗り換えて地下鉄に乗り換える
3、直通バスでそのまま天神直行
 そう西鉄電車に乗っても香椎からだと天神に直行できないのです。




写真3:西鉄貝塚駅の乗り換え光景

 とは言え上の写真の様に西鉄電車と地下鉄の乗換は同一平面状で、九州1のターミナル駅博多駅での乗換の様に距離の長さや混雑に煩わされる事はありません。また不案内な旅行者にはバスはどうしても不安に感じられる以上一番使い勝手の良いルートである事は間違えないでしょう。ただ案内する側にとっては中々言い方が難しさを感じるルートでもあります。旅行者にとってはJRの看板は安心感があり、乗換回数も変わらない訳ですから、と考えると「香椎駅から西鉄電車で一本」と言う案内は正確ではなく大雑把ですが遠方から来たゲストのことを考えた表現だなと感じました。

大雑把だが遠方から来たゲストのことを考えた鉄道とは・・・

 さて何故こんな事を長々と書いたかと言えば結構こう言った気質は九州人に通じる部分があって鉄道にも反映されているのではと感じたからです。




写真4:新八代駅のリレーつばめーつばめ乗換場面

 例えばバリアフリーが叫ばれる昨今色んな駅でエレベーターやエスカレーターが設置されています。とは言え一番バリアフリーな状態と言うのはエレベーターやエスカレーターを必要としない状態、要は段差の無い同一ホームでの乗換です。
 上の写真は新幹線新八代駅での在来線特急と新幹線の乗換の場面です。在来線が直接新幹線のホームに乗り入れて同一ホーム上の乗換が行われています。
 これは今後新幹線が延長される中での暫定的なターミナルだからこそ出来た事なのですがそれでも同じ様に延長が予定されているJR東日本の八戸や長野では見れない光景だけに印象的でした。何となく「最終的には延伸されて直通になるのだから」と考える東京の考え方と「暫定的ではあってもとにかく便利に出来るのだから、より便利にして多くのお客さんに乗ってもらって初の新幹線を成功させよう」と言う九州の意気込みの差を感じずにいられない光景でした。
 新幹線、特急共に新八代での乗換があるのにも拘らず上りは博多行き、下りは鹿児島中央行きと案内されている所にらしさを感じます。




写真5:バスと電車が同一平面状で乗り換えられる熊本電鉄御代志駅

 又新幹線ばかりで無くローカル私鉄でも似た光景が見られます。上の写真は熊本電鉄の終点御代志駅ですがホーム上にバス停があるのが目立ちます。これは1986年に末端の御代志~菊池間が廃止された際にこう言った形になったそうです。こちらにも「そんな手間がかかる訳でないしやれるのならやっておこう」と言う考え方を感じます。昨年富山ライトレールが開業した際に同様の乗換が採用されて注目されたのですが、こちらでは日常の光景として溶け込んでいるのが印象的でした。こちらはさすがに行き先までは変えていませんが「温泉電車(廃線前の終点菊池地区は温泉で有名)」として親しまれています。

 またバリアフリーとは違いますがこんな光景も印象的でした。





上写真6:特急つばめ号の日英中韓の4カ国表記の案内
下写真7:福岡市営地下鉄天神駅の日英中韓の4カ国表記の案内

 母が久しぶりに訪れた福岡の街の感想としてもらしていたのですが、確かに福岡に限らず鉄道に限らずですが中国語、韓国語での案内も目立ちました。特に印象的だったのは最終日新八代から福岡に向かう特急では日英中韓の4カ国の案内、福岡から羽田に向かう飛行機では日英の2カ国の案内と言う事でした。よく考えれば九州に限らず日本にいる外国人あるいは訪れる外国人で最も多いのはアメリカでもイギリスでもなく韓国や中国の人達なのでより実践的な感じがしたのが印象的でした。

 バリアフリーにしても表記にしても前者であれば山形新幹線、秋田新幹線に代表される在来線直通がありますし、後者であれば音声案内があったほうが良いと言う考え方も出来ます。そう言った意味で洗練されてはいませんがただ日常に溶け込んだ形でこう言ったものがあるのは良いなぁと感じたしこの部分こそ個性的な九州の鉄道の原点ではないかと感じた訳です。
 それでは又ページを改めて九州の鉄道を見て行きたいと思います。



九州特急物語 創業からJR九州までの120年


まるごと西鉄ぶらり沿線の旅 西日本鉄道


熊本電気鉄道釣掛電車の時代

イベント情報@8/10~




写真:夏祭りの季節です。よさこい踊り@横須賀青空ソーランまつり

10日(金)~12日(日)
前橋工科大学こども科学実験教室
場所:前橋テルサ 9階
時間:10:00~16:00
内容:前橋の科学の殿堂(?)がまちなかに出張して小中学生向きの科学教室を行います。将来のノーベル賞学者や発明王が見られるかもしれません。
お問合せ:前橋工科大学事務局 TEL:027-265-0111

11日(土)~9月17日(月)
第14回萩原朔太郎賞受賞者松本圭二展覧会
場所:前橋文学館(上毛電鉄中央前橋駅下車)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料:[企画展のみ] 一般・大学生300円、高校生100円、中学生・小学生無料
    [常設展とセット] 一般・大学生350、高校生100円、中学生・小学生無料
内容:昨年の第14回萩原朔太郎賞は、松本圭二さんの『アストロノート』(2006年)が受賞しました。
本展覧会では、松本さん自身によるそれぞれの詩集制作の経緯や当時の状況の解説、受賞作『アストロノート』の全ての詩作品の解説、そして、各詩集の本作りについての技術データなどから、松本さんの詩集制作や詩作品の世界を紹介いたします。
25日には本人の講演も行われます。

11日(土)
フェスタよこすか夏の舞
場所:横須賀市追浜公園第2・3軟式野球場(京急線追浜駅下車徒歩)
時間:16:00~
内容:人気沸騰キャラクターショー 、誰でも参加できる「民謡輪踊り」 、夏の舞(公募団体等による各種演技)、みんなで楽しく「おいしい広場」(各種模擬店)、子供も大好き「縁日広場」、フィナーレの花火打上!等
コメント:横須賀北部のモータウン追浜地区の夏祭りです。

12日(日)
It's A GREATEST ENTERTAINMENT LIVE
場所:横浜赤レンガ倉庫(みなとみらい線馬車道駅下車)
時間、チケット:開催時間は1部=13時、2部=18時。チケットは指定席=5,000円、自由席=3,500円。問い合わせは事務局(TEL 045-743-5795)まで。
内容:参加は横浜を中心に活躍するマジックの「聖寿(SEIJU)」「Motti」「SHUN」のほか、西城秀樹さんの物まね「ダンキー」、お笑い芸人「サイクロンZ」「庵」などで、お笑いコンビ「キャラメルマシーン」が司会を務める

野外朗読劇 「diary」 8月の上演
場所:前橋中央広場(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:17:00~
内容:だんだん定番と化してきた野外朗読劇団の8月上演、夕涼みがてら朗読劇としゃれ込んで見ましょう。
参考:感動しました!!野外朗読劇 『diary』♪@群馬前橋のアジアンキッチンすってんぺブログ

12日(日)、19日(日)、24日(金)
ザスパーク草津ザスパ戦放映
場所:ザスパーク草津(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:19:00~
内容:前橋の地元球団ザスパ草津のアウェイ戦を中心市街地にて大画面放映します。
対戦相手:12日京都、19日仙台、24日愛媛
コメント:中心市街地のザスパサポーター施設の定番イベント、ビール片手にサッカー観戦は如何でしょうか?

12日(日)~9月2日(日)
わたらせアートプロジェクト
会場:わたらせ渓谷鉄道大間々、本宿、花輪、神戸、沢入、足尾各駅
内容
渡良瀬 Camping Train(廃車となっているキハ35系などを宿泊施設として再生@足尾駅)、
オープニングパーティー + パフォーマンス(@大間々駅 旧桑原利平マンガン工場12日18:00~、出演:ダビ、大家 一将(ゲスト) ほか)、
「Drop performance p.j」(@15日、22日、29日 (水) 9:00 ~ 16:00、花輪 ー 渡良瀬川 河原(15日)、わたらせ渓谷鐵道 車内 ~ 沿線各所(22日、29日)列車内でのパフォーマンスなど)
「マンガン工場内 即興映画 上映会」 (@8月25日(土) 14:00 ~ 15:00、大間々 ー 旧桑原利平マンガン工場)
「モールス」 國分 郁子 パフォーマンス(8月25日(土)、26日(日) 16:30 ~ 17:00、神戸 ー 石材工房跡)
コメント:「WATARASE Art Project 2007 は、2007年8月12日から9月2日にかけて、わたらせ渓谷鐡道沿線で展開されるプロジェクトです~中略~
わたらせという場所の力と若手作家の力が共鳴する時、そこには新しい熱が生まれます。都会よりも涼しい風の吹くこの街に、温度計では測ることの出来ない熱を感じに訪れてみませんか。」との事ローカル線とアートとのコラボイベント、注目されます。




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