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写真:ラブフェミニストのサロンとは対照的な場所

 さて今月のランキングです。今月は激戦でした。
1,ムジカの国の動画と差別問題
2,幸色のワンルーム
3,平成の終わりに考える外伝~女性に甘く残酷な社会が終わるとき~
4,取り残された女性たちのまち
5,平成の終わりに考えるその1~女性の社会進出と8050問題~

 1位はムジカの国の動画と差別問題でした。中盤までは鳴かず飛ばずだったのですが白饅頭さんの白饅頭日誌の記事のコメント欄でリンクを張ったらここまで伸びました。白饅頭日誌はツイッターで活躍する白饅頭さんの有料マガジン、月額千円なのでおいそれとお勧めできませんが個人的には購読して損したと言う感じは無いです。
 あと矛盾社会序説 [ 御田寺圭 ]と言う初単行本も出るらしいので興味のある方はどうぞ。
 さてこの記事に触れる部分についても少し書くと白饅頭日誌の記事ラブフェミニスト勝部元気氏が月額5400円と言う白饅頭日誌の5倍もの高価格のサロン生きやすさ解放区を解説したものの会員であるパトロンが記事を書いた時期は0人、10月2日現在でもわずか1人とフォロワー10000人と言う人気ツイッタらーの割にさびしいと言う話を枕に白饅頭氏らしい切り口で最近はやるウェブサロンについて書かれているのですが、個人的にはこの勝部氏の有料サロンの状況がムジカの国の動画と差別問題で取り上げた「日向市のサーファー動画を絶賛する物の日向市に行くこともしない人達」に被ってしまいました。確かに日向市に旅したり勝部氏のサロンのパトロンになるのは決して安くは無いですが、ムジカの国の動画と差別問題で取り上げた同じ九州の人吉市に聖地巡礼に行く人は少なからず見つけられましたし、また勝部氏のサロンの月会費5400円を上回る価格のアニメのBDを毎月購入しているファンと言うのは決して少なくは無い事を考えるとケチな話だと思います。

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写真:放映前の批判が話題になったドラマ

 2位は幸色のワンルームでした。9月にドラマの最終回を迎えたせいか、その前後にヒット数を伸ばしていたのが印象的でした。個人的には漫画は全てよんだのですがドラマの方は脱落してしまいました。さて漫画やドラマを見ていて、ふと感じたのは批判している人達にとって不快なのは誘拐犯と言うよりもむしろ誘拐犯についていった少女なのではと言う点、2大批判者の一人、太田弁護士の視点に立てば、少女が被害者とと言う特権を生かしていじめの加害者や虐待した母親、性的搾取者である教師に賠償を求めないと言う姿勢はおまんまの食い上げですし、2人の娘の父親である朝日新聞三浦記者にとって娘が親が作り上げた家から背を向け海のものとも山の物ともわからない得体のしれないフリーターについていく光景はそれはそれは不快なものだったろうと感じます。話はそれましたが、原作が終了しない段階であり、デリケートなテーマであるこの作品を1クールドラマとしてきちんとまとめあげた制作陣には敬意を表さざるを得ません。ハッピーエンドにするにしても、そうでないにしても終わらせるのが難しい作品であることであるのは確かな中、批判者と共に難敵だったこの作品の幕引きときちんと戦ったのは見事と言わざるを得ません。



3,平成の終わりに考える外伝~女性に甘く残酷な社会が終わるとき~
4,取り残された女性たちのまち
5,平成の終わりに考えるその1~女性の社会進出と8050問題~

 3~5位にはある種シリーズと言ってもいい3記事が並んでランクインしました。

九大箱崎キャンパス火災 元院生の男性 放火し自殺か 身元判明、福岡東署@livedoornews2018/9/16
 この3作品に共通するテーマは持たざる女性たちが年老いていく中で追い詰められていくという事なのですが、ある種その男性版と言う事件が福岡で起こりました。元院生は私より年上ですが、自衛隊勤務を経ての大学入学ですので、同じ時期に大学生だったことになります。この元院生とは違いあまり誇れない理由ですが人より少し長く大学にいる時間が長かった人間としては確かにポスドクのような問題もありますが、20年以上も大学に居続ける前に何故方向転換できなかったのだろうかと感じずにいられませんでした。

 中々へヴィな記事がみられた9月でしたが如何だったでしょうか?今月はランキング以外の記事も充実させていくべく頑張るつもりです。