前橋

「本町ライン」にのって前橋のまちなかにでかけてみる

さて本題の前にコロナに関する役立つ情報を
新型コロナ 対策支援制度まとめ@Yahoo
・Yahooによる支援制度の情報です。
新型コロナお役立ちコーナー@首相官邸
・首相官邸での各省庁の対策のまとめサイトです。
新型コロナウイルス感染症について@神奈川県
・神奈川県庁でのコロナウィルスに関するまとめサイトです。
新型コロナウイルス感染症に関する情報(2020年4月3日更新)@横須賀市
・横須賀市役所でのコロナウィルスに関するまとめサイトです。
横須賀市・横浜市公共交通各社の新型コロナウイルスに関する対応について
・横須賀・横浜地区の公共交通各企業のコロナ対策のリンク集です。利用者の協力をもとに3密を恐れず公共交通を利用しましょう。
横須賀公共交通バリアフリーマップの様なもの
・横須賀公共交通バリアフリーマップの様なものです。横須賀に車椅子で来られる際などにどうぞ
新型コロナウイルスワクチン接種の概要@横須賀市
・横須賀市のコロナウィルスワクチン接種に関する情報です。

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写真:前橋へは1980年代の面影を残すこの電車で@両毛線211系

ぶら~っと群馬県前橋市に行ってきました。横須賀・横浜・東京・埼玉方面から前橋に向かう場合、東武伊勢崎線で伊勢崎駅に出るか、JR高崎・八高線で高崎駅にでてJR両毛線にのるのですが、両毛線では東京などへの直通列車を除くと写真の211系となります。一応国鉄時代に作られた車両ではあるのですが少し前までボックスシートのある車両が走っていたので少し残念です。

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写真:駅前の案内

さて前橋駅北口に向かうと何やら見慣れない「本町ライン」と言う案内がありました。「本町ライン」とは何でしょうか?

前橋市内において、バス事業者6社による共同経営が始まります~前橋市中心部の移動が、より一層便利になります~@国土交通省より
○ 本年8月31日、関越交通(株)、(株)群馬バス、群馬中央バス(株)、上信電鉄(株)、永井運輸(株)、日本中央バス(株)の6社より、前橋市内における等間隔運行の実施に関する協定の認可が申請され、同年9月24日、独占禁止法特例法(令和2年法律第32号)に基づく認可を行いました。
○ 本共同経営の対象路線が経由する「本町ライン」(JR前橋駅~表町~本町~日銀前~市役所・合庁前~県庁前)は、時間帯によって運行間隔にばらつきが発生しており、ダイヤがわかりづらく、待ち時間の長い時間帯が生じていました。
○ そこで、独占禁止法特例法に基づき、6社で11路線のダイヤを調整し、JR両毛線の運行ダイヤにあわせ、15分間隔の運行を実施することで、当該路線そのものの維持と利用者の利便性向上を図ることとしています
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前橋市内乗合バス事業 共同経営計画(概要版)より


簡単に言えば前橋駅前から前橋中心部、県庁方面へ行く関越交通(株)、(株)群馬バス、群馬中央バス(株)、上信電鉄(株)、永井運輸(株)、日本中央バス(株)の6社11路線バス路線の間隔を調整して最大でも15分待ちにするようです。実際私の地元横須賀市でもバス会社は京急バス一社ですが横須賀中央駅~横須賀駅等様々なバス路線が集中していて団子状態になったりするので面白い試みではないかと思います。

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写真:もう少し細かく見ていく

さてバスに乗る前にもう少し見ていきましょう。「本町ライン」の案内を見ると1・5番バス停と2つのバス停に別れている上に、改札に一番近い2番バス停は別のバス路線となっています。電光掲示板があるため、そこまで不案内にはならないのですが注意が必要なのは1・5番バス停のバス路線すべてが本町経由で群馬県庁へ行ってくれるわけではない事です。具体的に言うと5番バス停の大渡橋経由箕郷行きのバスは本町までは本町ラインと同様なのですが、本町バス停から右折して17号沿いを経由する形となっています。ただ本数は1日3本程度で「本町ライン」を中心に見ると不便に感じるのですが、実際地元の利用を考えると、本町・県庁から先の行き先も大事なためこの様な事になっています。ちなみに乗り場構成は下記の様になっているようです。
1番:前橋公園、県庁方面
2番:渋川、群大病院方面
3番:敷島、群馬総社駅、および市内循環
4番:東部、南部方面
5番:西部、高崎方面
JR前橋駅北口バスのりば案内@前橋市

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駅改札から一番近い2番乗り場から出るのは

そして「本町ライン」を押しのけ、一番便利な2番バス停から出るのは、関越交通の渋川駅・南橘団地方面へのバス路線、このバス路線は前橋地区で一番本数の多いメイン路線で、この路線単独で平日日中1時間に4本、土休日3本と「本町ライン」に遜色ない本数となっている為このような形になっています。ただ箕郷行き同様本町から右折する為今回の「本町ライン」からは外れて(?)いるようです。

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写真:「本町ライン」の一員です。@高崎イオン行バス

とは言え、極端に言えば上の写真の高崎イオンモール行きや高崎駅行、上野田行き、群馬温泉行きなど雑多な行き先のバス路線が1・5番乗り場に集約され15分以内の待ち時間で乗れるというのは大きいと思います。

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写真:とんかつうどん

さて目的地へ向かいます。バスの話ばかりかいていますが、この日はパーラーももやへ行ってとんかつうどんを食し、前橋の街をぶらついてみました。ここ最近前橋へ行くととんかつうどんばかり食べている様な気がしますが、とぢれた麺とうどん汁、そしてとんかつの組み合わせは意外に商い美味しさがあります。
パーラーレストランモモヤ@食べログ

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ポートランド発、 ハンドクラフトパスタ店GRASSA

お腹いっぱいになったところでまちなかを少し歩くとなんと新しいこじゃれたお店に行列が出来ています。GRASSAと言うハンドクラフトパスタ店で、なんと日本初上陸の舞台に前橋を選んだそうです。よりによって日本一地下の低い県庁市を選ぶとは酔狂なと思いますが、ただ割合双方様になっているのが面白いところです。また隣にある和む菓子 なか又、更に隣の日本橋海鮮丼 つじ半も同様ににぎわっていて、かつての人のいない前橋を知る人間としてはうれしい限りです。

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写真:まちなかに急に表れた謎の小山と白い建物

そして前橋の街中を流れる馬場川を通ると謎の小山と白い建造物が見えます。これはバス通り沿いにあるビジネスホテルらしき建物「白井屋ホテル」がリニューアルされた際に出来た建物らしいです。

前橋でいったい何が起きている?仕掛け人、JINS代表 田中仁さんにイノベーションシティ計画について伺いました!@DiscoverJAPAN2021/3/23より
──一般的にホテルは部屋数を増やすのが定石ですが、真逆ですね。
田中 ただラグジュアリーなホテルにするのではなく、あのホテルだけで採算を取ることも考えていません。何より「前橋の再生」が目的ですから。JINSでつき合いのあったジャスパーやミケーレもその考えに共感してくれて、前橋まで来て感じたものを客室で表現してくれました。そういった世界的なクリエイターと群馬のアーティストの作品がともに「めぶく。」融合は意識的なものです。そして街のリビングとして開放した「ヘリテージタワー」のラウンジで暮らす人と外から来た人が交流することで、かつて三国街道の宿場町として栄えた頃のように人も「めぶく。」場所になる。このホテルは前橋のビジョンの象徴となる存在なんです。
──前橋カルチャーのルーツともシンクロしているんですね。
田中 そういった意味では、かつてシルク産業で栄えた前橋には工場がたくさんあったので、歴史的なコンテクストとしてれんがを取り入れています。それは、「GRASSA」や「つじ半」など新しく街中に誘致した店にも共通したキーエレメントとして


このリニューアルは「めぶく。」をキーワードに採算度外視で行われた様で、そして先に挙げた「GRASSA」や「つじ半」の誘致も一貫した前橋のイノベーションプロジェクトの一環だそうです。地元企業であるJINS代表田中氏が中心となったプロジェクトであり、確かに、石畳の街路の多い前橋のまちなかにレンガ造りと言う組み合わせは違和感が少ないですし、パスタがメインのGRASSAはもともとまちなかにも郊外にも洒落たパスタ屋さんがあった前橋で浮かないですし、和菓子屋さんも洒落ているかどうかはともかくとして前橋の場合そこそこあって家でお客さんを迎える時などにニーズがある、海鮮丼屋さんは一見海から離れた場所で違和感がありそうですが、故にお御馳走としてニーズがある、そして白井屋ホテルの緑の小山も馬場川と言う川のほとりでもともと緑と親和性が高く地元の農業高校の高校生の作った鉢植えだったり、川沿いにカエデなどを植えているのをと考えると奇抜に見えて既存の街から意外に浮かない地に足ついたやり方をしている感があります。

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写真:テイクアウトでブルーボトルコーヒーを所望す

さて蘊蓄はともかく取り敢えずテイクアウトのコーヒーを飲んでいる人が多かったのでコーヒーを頼んで川沿いのベンチに座って飲んでみます。ちなみに隣のJAZZ喫茶では何故か最終工程で鍋であっためるコーヒーが飲めます。どうやら店主はそのやり方しか知らないらしいとの事でした。そしてブルーボトルコーヒーは当然若い人も多かったですが、意外に年配の人も多かったとだけ書いておきましょう。
白井屋ホテル
ブルーボトルコーヒー
JINS

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写真:本町ラインの一員群馬中央バス高崎駅行と本町バス停の時刻表

さて本町バス停に戻ってバスを待ちます。バス待ちの間に「本町ライン」の一員である群馬中央バスの高崎駅行が通り過ぎていきます。そしてバス停の時刻表を見ると前橋駅を通るバスが「本町ライン(県庁前~前橋駅間:日中最大15分間隔運行)」の表示の下案内されていました。実際前橋駅2番乗り場の渋川方面へのバスも含みますがコンセプトとしては正解で前橋へは早朝から深夜まで多くの本数運行され前橋駅行以外にも多くのバス路線が前橋駅を通る事が一目でわかります。

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写真:永井運輸東大室行バス

そして永井運輸東大室行バスに乗って前橋駅に戻ります。前橋駅から見て南や東方面へ向かうバス路線の中には前橋公園~県庁~本庁~前橋駅~各方面へ向かうバス路線も少なくなく、地元の人がまちなかや県庁・市役所へ向かう際直行して便利な反面一見さんには少々わかりづらかったわけですが今回の「本町ライン」で少し緩和されそうです。

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写真:PASMOを導入している関越交通はPRに余念がない
交通系ICカード@関越交通より
2022年(令和4年)4月1日(金)より、下記路線で「金額式IC定期券」を発売いたします。
「金額式IC定期券」とは、ご購入いただいた金額式IC定期券の設定金額以内の区間であれば、 関越交通のバス(一部を除く)が自由にご利用いただける定期券です。
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落ち着いたスタートを切った「本町ライン」ですが今後の懸念として浮かぶのは関越交通がPASMO導入で先行し、群馬バス、群馬中央バス、日本中央バス、永井運輸、上信電鉄がPASMOと互換性のある地域連携ICカードで追随するICカードの問題、「本町ライン」と同時期にスタートした関越交通の「金額式IC定期券」では「「金額式IC定期券」とは、ご購入いただいた金額式IC定期券の設定金額以内の区間であれば、関越交通のバス(一部を除く)が自由にご利用いただける定期券」とあり、関越交通のIC定期券保有者が本町ラインを利用する際関越交通だったら無料、他のバス会社の路線だと有料となる訳です。そうなった時に関越交通のIC定期保有者が群馬バスなど他の会社のバスを使うのが損だという事となり、せっかく出来た「本町ライン」の効果が軽減してしまう可能性があります。今後他社の定期券の事も含めその辺をどう調整していくかと言うのが前橋の交通政策担当者に与えられた課題ではないかと思います。

如何だったでしょうか?これを機に前橋のバスやまちなかに親しんでいただけたら幸いです。

イベント見聞録2016/1/9前橋初市まつり2016

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写真:初市の主役(?)

 新年早々ある意味で連発で行って参りました。今回は前回高崎市のお隣前橋市の初市まつりです。

前橋初市まつり@前橋商工会議所より
前橋の年の初めを飾る1月9日の「初市まつり」、だるまや縁起物など多くの露店が並び、例年夜遅くまで多くの人で賑わいます。初市まつりは、六斎市として毎月4と9の日に開かれた日用雑貨や生糸の市が起源といわれています。厩橋(現在の前橋)城主、酒井重忠候の時代(1600年代初め)から続く伝統ある行事で、別名だるま市とも呼ばれます。まつりは本町の八幡宮境内で午前10時からの神事と市民の皆さんから持ち込まれた古いだるまを燃やす「お焚き上げ」で幕を上げます。10時半ころ八幡宮から「市神様」の渡御行列が出発、木遣りや神輿、天狗や大獅子などの行列が中心商店街を練り歩き、東和銀行本店前(憩いの広場)の仮宮まで行進します。国道50号の本町通りは完全交通規制され、中心商店街全体に市が広がり、だるまや招き猫、さまざまな縁起物、また植木などの露店6百店あまりが出て、縁起物を買い求める人達でごった返します。買い手の値切る声と露天商との威勢のいいやりとりが深夜まで絶えません。

前橋初市まつり @永井雄一郎公式blog
1月9日(金) 前橋初市まつり@弁天通青年会長しゅんこうの日記
前橋初市まつり2015グッドぐんま 2

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 写真:懐かしの国鉄115系

 さてまずは会場の前橋に向かいます。前橋に行くには高崎駅から両毛線に乗るのですが、ここで見たのは懐かしの所謂国鉄系電車115系、昭和の時代からこの地域で生き抜いてきた電車です。この地域では冬場列車停車中に外からの寒風を防ぐのに半自動ドアと言う形式(到着後乗客が何らかの操作をしてドアを開ける)をとっているのですが現代風のボタン式でなく昔ながらの引き戸式なのが懐かしさを引き立てます。

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写真:正月9日前橋初市まつりの看板が誇らしげに

 そして懐かしさに浸りながら前橋駅に到着します。前橋駅では誇らしげに初市まつりの看板が掲げられています。初市まつり、7月の七夕まつり、10月の前橋まつりとともに前橋3大祭りと呼ばれるほどのイベントでJRも力を入れているのかもしれません。

前橋3大祭り@前橋商工会議所

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写真:昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」の関連して県庁に設けられた大河ドラマ館と街なか回遊バス

 さて駅で目立ったのは上の写真にあるように県庁に設けられた昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」を記念して設けられた大河ドラマ館の広告とまちなか回遊バス、群馬県にとっては過去5年で「八重の桜(主人公の夫が群馬出身)」、昨年の「花燃ゆ(後半戦の舞台)」、今年の「真田丸(沼田が主人公の兄信之の領土だったり、他勢力との争いで重要な存在になる)」と3回メインとは言えませんが主要な舞台になっているのですが、この「花燃ゆ」は初代県令(今の県知事)が準主役になるという事(ただし街なか回遊バスは前橋市の運行)で気合が入ったようです。
 どちらも今月31日までとの事で興味あるかたは急いでどうぞ。尚大河ドラマ館の入場料は当日500円、街なか回遊バスは1乗車150円で前橋駅~県庁の前橋中心部を巡れます。

「初代県令・素彦と文 ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館」@群馬県庁
街なか回遊バス@前橋まるごとガイド
ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館が1/10オープンしました@前橋日記
花燃ゆ大河ドラマ館レポぐんまの片隅で大河を応援するブログ

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写真:アクセスに利用したマイバス南循環と損保JAPAN前橋ビル前臨時バス停の様子、お祭り無料バス

 さて駅前でもたもたしているのも何ですからお祭りの会場に向かいましょう。利用するのは前橋市のコミュニティバスマイバスの南循環、前橋駅や市の南側にあるSCケヤキウォーク、市民文化会館等と中心市街地・市役所・県庁などを結ぶ循環線です。うれしいのは1乗車100円、1日乗車券310円と言う安さと日中20分毎と言う本数の多さです。
 このマイバス本来は前橋の街なかをトランジットモールで走るのですが、この日をはじめとする大イベントの際は前橋市内で大規模な交通規制に巻き込まれ右の写真の損保JAPAN前橋ビル前バス停に迂回しますので注意が必要です。
 またグリーンドーム前橋駐車場からお祭り会場を結ぶ無料バスも出ているので車で来られる方はグリーンドーム前橋の駐車場を使うのが便利と言えます。

マイバス(北・南・西・東循環)のご案内@前橋市
前橋初市まつり交通規制のお知らせ@前橋まるごとガイド


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写真:お焚き上げの会場前橋八幡宮

 さて街なかについたのでこの初市まつりのメインイベントの一つお焚き上げの会場である前橋八幡宮に移動します。この前橋八幡宮、戦国時代武田信玄と激闘を繰り広げた上州長野氏によって平安時代に建てられたものだそうです。

前橋八幡宮@玄松子の記録

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写真:天狗と御神輿

 さてお多義上げに向かおうとすると天狗と御神輿が迎えます。槍を持った天狗はなんだかんだでインパクト満点です。そしてこの八幡宮のルーツは戦国時代剣聖と言われた上泉伊勢守を従え武田信玄と激闘を広げた上州長野氏でありそう考えると何とも強そうな感じがします。

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写真:お焚き上げの様子

 そしてお焚き上げに向かいます。決して広くはない八幡宮の広場に積み上げられたダルマたちに火がかけられます。願い事をかなえ両目を開いた状態で燃やされるのは達磨の本懐を果たしたという事でその煙にはご利益があるので、その煙を浴びるべく多くの人が構えているのが印象的でした。
 私も煙を浴びたので良い事があると信じて頑張っていきましょう。

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写真:市神様の御渡行列

 続いて市神様の御渡行列と言うパレードが街中を練り歩きます。このパレードはダルマの供養と言う大仕事を終えた八幡宮の神様が街なかの仮宮へ移動する行列です。先導は消防音楽隊のブラスバンドと消防団と思しき若い衆です。

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写真:市神様の御渡行列2

 続いて天狗様に引き連れられ神官たちが笙などを吹きつつ、そしてその後ろには山本前橋市長をはじめとした前橋のお偉いさんが続きます。

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写真:市神様の御渡行列3

 最後に御神輿やちんどん屋さんなどにぎやかな一行が続きます。獅子舞まであるのはなかなか愛嬌を感じます。個人的には獅子舞に頭でもかじってもらいたいところですが自重します。

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写真:屋台街

 さて続いて屋台を通りつつ仮宮に向かいます。前橋の3大祭りではアクセスのバスが迂回している事からも分かるようにメインストリートから車を排除して大規模な屋台街が出現し、普段は人通りの少ない街なかも大賑わいとなります。
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写真:名物達磨販売の屋台

 高崎市民にとって少林山が多分そうであるようにこの初市まつりは前橋市民がだるまを買う場と言え、多くの屋台が軒を連ね多くの市民が行きかいます・・・。と言うよりも今年に関しては間違いなくこちらの方が少林山より大規模でかつ業者は同じ高崎の業者と考えると達磨屋さんにもう少し地元で頑張ってくださいと思わざるを得ません。

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写真:東和銀行本店前に設けられた仮宮

 そうこうしているうちに仮宮に到着しました。こちらも達磨と人でごった返しています。

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写真:ご神体となっている御神輿と獅子頭

 仮宮を参拝していきます。ご神体は御神輿と獅子頭、インパクト満点ですがこんな彼らもきちんと手続きを得て街なかに出てきた八幡様の代理という事で前橋の人達は礼儀正しく参拝し、商人たちはお酒などの供物を奉納し、運営側は奉納された供物をきちんと見えるように配置していくのでした。
 また奉納されたお酒は無料でふるまわれていました。

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写真:子供にも大人気の天狗様と巨大だるま

 そしてご神体ではないですが傍には天狗様がきちんと槍を持って守護されていました。また隣にはご神体にこそなっていませんが巨大な福だるまが陳列されまわりでは老若男女問わず撮影にいそしんでいました。


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写真:賑わう屋台街と元気プラザ21

 参拝も終わったので初市でにぎわう街なかを歩きます。そして見えてきたのは元気プラザ21、元は西武百貨店で撤退後複合施設になったとの事です。

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写真:新春うまいもの市とTONTON汁

 そしてその元気プラザでは「新春 うまいもの市」なるイベントが前橋市のコミュニティFM M-WAVEのスタジオをバックに行われていました。中華料理屋の李玖が提供しているTONTON汁を頂きました。
 この日は比較的暖かったとは言え寒い中歩き回った後の熱い豚汁はとてもおいしかったです。

新春うまいもの市@前橋商工会議所
前橋プラザ元気21施設案内@前橋市
前橋CITY FM M-WAVE
中華料理 李玖@ぐるなび
まえばしTONTON汁@TONTONのまち前橋

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写真:芸術系複合施設のアーツ前橋と刃物の屋台

 さて進んでいきます。すると美術館(?)らしきものと刃物の屋台が見えてきました。
 美術館らしきものはアーツ前橋と言う施設で、この日は展覧会をやっていたそうです。そして刃物の屋台はやはり初市=初売り的なニュアンスもあるのかなとふと思いました。

アーツ前橋

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写真:パーラーモモヤとモモヤのお宝

 さて本格的にお昼ご飯を食べようと思い、街なかを歩きます。目的地はパーラーモモヤ、前橋の街なかでも個人的におすすめのお店の一つです。到着するとやはりこの賑わいの中行列ができていました。
 行列のリストに名前を記入すると前橋まちなか博物館なる看板と御釜が見えてきました。どうやら街なか博物館と言う企画を行っていてパーラーモモヤとしては創業当初使っていたお釜を出したそうです。

パーラー・レストラン モモヤ
前橋まちなか博物館

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写真:前橋名物トンカツうどん

 さて1時間近く待ってやっと入って頼んだのはトンカツうどん、個人的には前橋に住んでいたころよく食べていたメニューです。メンが手打ち風でおいしくカツもめんつゆとよくマッチし中々の美味でした。前橋にお越しの際はぜひどうぞ!!
 さて何故こんなメニューが前橋にあるかと言うと前橋市は合併に合併を重ね赤城山周辺の町村まで合併した結果、日本でも上位20くらいに入る農業生産高の高い、特に豚関係ではトップ10に連ねる都市になってしまった結果豚肉料理でまちおこしをしようと努力を始めたのですがその初期にこのメニューが出てきたようです。
 と書くととんでも名物メニューのようですが10年以上たって定番メニュー化したようです。
 ちなみに今前橋では豚肉メニューNo.1を決めるべくT-1グランプリなるものを行っているので興味のある方はそちらもどうぞ

T-1グランプリ

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写真:年数回とは言えものすごい人の流れ

 さて腹も朽ちたので再び初市まつりを巡ります。しかしものすごい人出です。

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写真:ずわい天を食す

 そして屋台でずわい天成るものが売られていたのが気になったので購入、傍の広場でたべようとすると・・・


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写真:田楽座

 田楽座なる看板を持った獅子舞の被り物をした若者が闊歩しいなせな法被を着たおねぇさんが笛を吹き始めました。田楽座は長野県伊那市に本拠を持つ歌舞劇団で今度前橋で講演することになったそうなのでPRに来たそうです。

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写真:獅子舞と南京玉簾

 演目は正月らしく獅子舞と南京玉簾、獅子舞では頭を差し出す人が多く同じことを考えている人が多いなと妙な関心をしてしまい、南京玉簾は本格的(?)なのは初めてなので器用な芸に感心することしきりでした。

 ちなみにずわい天はほぐしたズワイガニの身を串に巻いて挙げたもので天つゆをかけて食べたのですがおいしかったです。

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写真:田楽座の公演が行われたtokku広場

 さて今回の初市まつりいかがだったでしょうか?個人的にはもう少し前橋の街の魅力を紹介できればと思ったのですがなかなかままならなかったのが残念です。
 とは言え久々の前橋まつりの賑わいは中々なものでした。これで前橋の街や初市などのお祭りに興味をもたれたらぜひ訪れてみてください。


お店探訪:すってんぺ&馬場川工房




写真1:すってんぺ&馬場川工房

 さてはじまりました新シリーズ、今回は当blogの常連のすってんぺさんです。
まずはプロフィールを
営業時間:ランチAM11時30分~PM3時まで(ラストオーダー2時30分)
創作中華料理&酒場:PM6時~PM10時まで(ラストオーダーPM9時30分)
メニュー
住所:前橋市千代田町4丁目1-3(よいみせ)地図
定休日:日曜日   
TEL:027-235-1110、FAX:027-234-8040
加盟:Qのまちポイントカード、ザスパ草津サポートショップ

 お店の概観からも分かるようにアジアテイストの雰囲気を持つ中華料理屋さんです。




写真2:広坦麺

 今回は写真の広坦麺を頂きました。ゴマがたくさん入ったスープに回線を中心とした餡の懸かった麺メニューです。この日は暑かったので坦々面はちょっとと言う感じでしたのでちょうどぴったりなメニューでした。ゴマの風味がグッド!!です。

 他のメニューを見てみると315円と言う驚きの価格の醤油ラーメンや、日本酒好きにはとても嬉しい地酒の赤城山や本場新潟の名酒八海山が揃っていて、高校生など若い人たちが御飯を食べに来たり、職場の宴会で利用される事が多いのにも納得です。
 店主さんとは当然初対面だったのですが、blogの様子からも分かるようにナイスガイでした。




写真3:馬場川工房その1

 さてそのナイスな店主さんの案内で馬場川工房も少し見る事が出来ました。画家のさいとうみささんをはじめ店主の素晴らしいセンスを垣間見せる絵画を中心に手作りながらアットホームかつアートな雰囲気の漂うスペースとなっています。
 
 


写真4:馬場川工房その2

 今後は工房と名のつくように工芸教室やライブイベント等様々な展開を見せていく構想だそうです。先行してかアート絵葉書も売っていて思わず購入してしまいました。1枚200円也




写真5:馬場川工房その3

 そんな馬場川工房ですが当然の事ながら飲食の場としても利用できます。現在はランチのみとの事ですがこんな感じのスペースでグラスを傾けながらジャムセッションを聞くなんても粋な感じですね。
 他の方の感想記事
うまやばしさん
●酒と新中国料理 『すってんぺ』 /前橋市千代田町@Webクリエイターsomyuのブログ
■[ブログ街中探検隊-53] すってんぺ/創作中華料理・前橋@群馬のポータルサイトGAM(ガム)の社長ブログ
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