2009年04月

開国博だ!!電車で横浜にGo!!



写真:今回も走ります。みなとみらい号

横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」
横浜開港150周年記念「開国博Y150」で開会式-28日から公開@ヨコハマ経済新聞
横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」 @Enjoy! YOKOHAMA -横浜ブログ-

 さて昨日から始まりました横浜開国博、おくらばせながらアクセス紹介とでもしゃれ込んで見ましょう。



写真:開国で博も大活躍

ベイサイドエリア(横浜・赤レンガ倉庫周辺)
場所:横浜・赤レンガ倉庫周辺(みなとみらい線みなとみらい駅より無料循環バス、京急日の出町駅より100円バス(土・日・祝日のみ)、横浜市営地下鉄・JR桜木町駅よりあかいくつ号)
チケット
入場券:大人2400円、高校生1200円、中学生以下900円、シニア(65歳以上)1900円
全期間チケット:大人10000円、高校生5000円、中学生以下3300円、シニア(65歳以上)8000円
回数券(6枚組):大人13500円、高校生6900円、中学生以下4500円、シニア(65歳以上)10500円
夜間割引入場券(18:00以降有効):大人1200円、高校生600円、中学生以下400円、シニア(65歳以上)1000円

内容
巨大スペクタクルアート劇団「ENEOS ラ・マシン」
・日本初上陸となるフランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」、横浜に登場するスペクタクルの正体は、高さ約12m(4階建てのビルに相当)の巨大な「クモ」、あのパンフ等でもお馴染みのメカです。4/19の初登場時は実に61.5万人もの人々の注目を浴びました。
参考
Y150「ラ・マシン」巨大クモの街頭公演に61.5万人の観客@ヨコハマ経済新聞
巨大クモが横浜に出現@飲んで飲まれて・・・
巨大クモが横浜にやってきた@ワモの屋根裏部屋の王国
ラ・マシンだ! 開幕準備着々 開国博 その1 @みなとみらい線 周辺散歩日記

未来シアター「BATON」
・岩井俊二氏が初めて挑戦する、新感覚SFファンタジー「BATON」。脚本は岩井俊二氏自らが手がけ、監督には北村龍平氏を起用。世界が認める北村監督のスケールとスピード感あるエンターテインメント性の高さと、映像美にこだわる岩井俊二氏がコラボレーション。実写撮影後に特殊な技法でアニメ化するという、アニメーションというジャンルを越えた魅力あふれる作品を創造していきます。
参考
開国博Y150 ベイサイドエリア潜入レポ!! 「Y150トゥモローパーク」編@Walkerplus
開国博Y150ベイサイドエリア現場公開@AllAbout

NISSAN Y150ドリームフロント
スーパーハイビジョンシアター
・日産自動車は、「開国博Y150」の会期中である、2009年夏に本社を横浜みなとみらいエリアへ移転します。本社の横浜への里帰りを機に、日産の「さらなる地域とのつながりを強めたい」という想いと、本イベントの「未来を創る」という趣旨とが合致して、 今回このイベントへ参加することとなりました。日産自動車からは、『横浜発、「地球への思いやり活動」を世界へ。』をテーマに、これからの未来を創るこども達にメッセージを発信します。
参考:開国博@日産自動車

ENEOS 未来のエネルギー館
ENEOSナイトピクニック
・新日本石油は、1920年代に横浜市内において製油所の操業を開始したことを皮切りに、今日まで横浜市の発展とともに時を刻んでまいりました。『ENEOS 未来のエネルギー館』では、<大切なエネルギー資源と私たちの地球>をテーマに、石油をはじめとするエネルギー資源の大切さ、地球の環境に配慮した新日本石油の様々な取組みなどについて紹介します。「ナイトピクニック」ではファンタスティックな光のページェントをお楽しみ下さい。
参考:開国博Y150に「ENEOS 未来のエネルギー館」を出展!@新日本石油

アースバルーン「HOME」
横浜ものがたり
黒船レストラン

マザーポートエリア(横浜駅周辺〜山下・山手地区)
場所:横浜駅周辺〜山下・山手地区(みなとみらい線沿線、横浜市営地下鉄横浜~関内、JR根岸線横浜~石川町)
内容:マザーポートエリア(横浜駅周辺〜山下・山手地区)では、開港150周年の2009年に横浜を訪れる市内外からの来場者が、「開国博Y150」と同時に、横浜の街全体を楽しめる様々なプランを、行政・商店街・企業・市民が協働で考案、実施しています。

エリア内回遊ルートマップ「たねまるマップ」
・浜市民おすすめのマザーポート内回遊コースや情報を満載、情報ステーション「たねまるポット」や市内各所で無料配布。なお、たねまるマップには、「よこはまマザーポートおすすめ&よりみちコース」として5つのコースをお勧めしています。

情報ステーション「たねまるポット」
マザーポートエリア内の回遊の目印として商店街、施設、観光スポットなど約20ヶ所に設置。「たねまるマップ」や周辺情報チラシの配布、会期中は「たねまるスタンプラリー」のスタンプ台となります。
場所
ザ・ダイヤモンド一番街広場インフォメーション(横浜駅西口) /地下街ポルタインフォメーション(横浜駅東口)/マリノスタウンオフィシャルショップ/横浜美術館/ クイーンズスクエア横浜/野毛地区インフォメーションセンター/BankART1924(アイランドタワー)/ 野毛山動物園/ちぇるる野毛/関内ホール/なか区民活動センター(ZAIM別館)/横浜市開港記念会館/ 横浜開港資料館/横浜港大さん橋客船ターミナル/China Town80/山手234番館 /マリンタワー/帆船日本丸/ベイサイドエリア会場内 ほか

たねまるスタンプラリー
マザーポートエリア内の「たねまるポット」をまわりスタンプを集めて抽選会に応募、ゲーム性を楽しみながら横浜の街を回遊。

特別優待(割引)サービス
「開国博Y150」と連動したマザーポートエリア内での優待サービス。ベイサイド入場券(実券)の提示により、文化施設(博物館など)、観光スポット、会場交通機関などの優待割引等を実施。

参考
マザーポート イベントカレンダー
たねまるドットコム
たねまるスタンプラリー @Enjoy! YOKOHAMA -横浜ブログ-

additional [email protected].


写真:野毛大道芸より

日本大通りフラワーアートフェスティバル期間:5月2日(土)~4日(祝)
場所:日本大通り(みなとみらい線日本大通り駅、横浜市営地下鉄、JR関内駅下車)内容:2009年横浜開港150周年を記念して、日本で最初の西洋式街路「日本大通りにおいて、市民参加で花びらを敷きつめ《花絵》を描くイベントを開催します。「花のじゅうたん」で埋め尽くされた、歴史的財産である「日本大通り」から、横浜の歴史と魅力を世界へアピールします。また2日、3日にはライトアップも行われます。

第103回どぶ板バザール
期間:5月2日(土)~4日(祝)
場所:横須賀市どぶ板どおり(京急横須賀中央・汐入駅、JR横須賀駅下車)
時間:10:00~18:00
内容
・スワップミート(100店を超えるフリーマーケット出店)
・商店街各ショップの店頭セールやバザール限定掘り出しアイテムセールあり!
・ヨコスカネイビーバーガー・オリジナルTシャツ販売
 話題沸騰中のアメリカ生まれのヨコスカフード、ヨコスカネイビーバーガーのオリジナルデザインTシャツを販売開始いたします。
・どぶ板オリジナルエコバック販売
 毎回大好評いただいております「どぶ板オリジナルエコバック」を追加販売いたします。
・ストリートバンド&パフォーマンス in DOBUITA
 ハーラウ・レフアハアケア(フラダンス)、三好千江子(ジャズ・ピアノ・ライブ)(@5/2)
 エイサー 横須賀琉神会(琉球太鼓)、アテンサ(西アフリカ民族音楽)(@5/3)
 フラ ハーラウ・オプアエナ(フラダンス)、ETCダンススクール(ストリートダンス・パフォーマンス)(@5/4)
参考:イベント見聞録:2009/2/14第102回横須賀どぶ板バザール

第57回ザよこはまパレード 横浜みなと祭 国際仮装行列
期間:5月3日(祝)10:45~
場所:山下公園(出発場所、みなとみらい線日本大通り駅・元町・中華街駅、横浜市営地下鉄、JR関内駅下車)
内容:山下公園~みなとみらい~馬車道~伊勢佐木と横浜の中心を練り歩く仮装行列です。
参考
ザよこはまパレード @単身パパの雑談日記
「ザよこはまパレード(国際仮装行列)」 @あひる隊長さんのフォトアルバム

横浜マリンタワーライトアップ再開
場所:マリンタワー(みなとみらい線元町中華街駅下車)
時間:19:00~24:00
内容:5月23日のリニューアルオープンを前にライトアップが復活し、横浜の夜を彩ります。

運河パークに2万株の花で「巨大花時計」
場所:運河パーク(みなとみらい線みなとみらい駅より無料循環バス、京急日の出町駅より100円バス(土・日・祝日のみ)、横浜市営地下鉄・JR桜木町駅よりあかいくつ号ワールドポーターズバス停下車)
内容:横浜開港150周年を記念して、4月28日に開幕する「開国博Y150」の期間中、「運河パーク」(横浜市中区新港2-1)に、およそ2万株の花による「巨大花時計」が設置されます。

よこはま花と緑のスプリングフェア2009
期間:~5月6日(水)
場所:山下公園(みなとみらい線日本大通り駅・元町・中華街駅、横浜市営地下鉄、JR関内駅下車)
参考:よこはま花と緑のスプリングフェア2009 花壇展 @Enjoy! YOKOHAMA -横浜ブログ-

アクセス


写真:今年もみなとみらい号を走らせる埼玉高速2000系

臨時列車「みなとみらい号」運行
2009年5月4日・5日、臨時列車「みなとみらい号」を運転します。@東急
東急ほか、ゴールデンウィークに臨時列車「みなとみらい号」運転@kq train,net

 この列車は東急東横線・目黒線と直通している東京メトロ日比谷線・南北線、埼玉高速鉄道線、都営地下鉄三田線から普段は直通しないみなとみらい線元町中華街まで前線急行列車として直通する企画列車です。今年の運転は
5月4日(祝)
東京メトロ日比谷線(主要駅)
北千住8:57→上野9:06→秋葉原9:09→銀座9:22→六本木9:32→恵比寿9:38→横浜10:17→みなとみらい10:20→元町中華街10:25
5月5日(祝)
都営三田線(主要駅)
高島平8:47→巣鴨9:07→水道橋9:14→大手町9:19→三田9:28→目黒9:37→横浜10:17→みなとみらい10:20→元町中華街10:25
埼玉高速鉄道・南北線(主要駅)
浦和美園9:04→東川口9:07→鳩ヶ谷9:16→赤羽岩淵9:24→王子9:31→駒込9:35→市ヶ谷9:46→目黒10:07→横浜10:47→みなとみらい10:50→元町中華街10:55

 となっております。

1日乗車券
 さてそんな横浜ですが開国博の会場である横浜都心部を巡るのに便利な1日乗車券も充実しています。
 
横浜市交通局


写真:総延長40kmのブルーラインを走る3000系電車

市営地下鉄一日乗車券
値段:740円(子供370円)
内容:横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインが1日乗り放題
売り場:市営地下鉄全駅の自動販売機



写真:横浜市営バス26系統

市営バス1日乗車券
値段:600円
内容:横浜市営バスが1日乗り放題です。
注意:市内遊覧バスの利用は出来ません
   深夜バスをご利用の際は、一日乗車券を提示の上、別途大人の場合210円、小児の場合110円をお支払いください。
売り場:定期券発売所、バス営業所、バス車内

ファミリー環境1日乗車券
値段:1000円
利用可能日:土・日・祝日、8月12日~8月16日、12月25日~1月7日
内容:家族5人(同居のご家族5人まで:父母、祖父母、配偶者、兄弟姉妹、子、孫(保護者お1人につき6歳未満の小児はお二人まで無料です))まで横浜市営バスが1日乗り放題です。
注意:観光スポット周遊バス「あかいくつ」、市内遊覧バスの利用は出来ません
   深夜バスをご利用の際は、一日乗車券を提示の上、別途大人の場合210円、小児の場合110円をお支払いください。
売り場:定期券発売所、バス営業所、バス車内

市営地下鉄・市営バス共通一日乗車券
値段:830円(子供420円)
内容:横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン、横浜市営バスが1日乗り放題
注意:観光スポット周遊バス「あかいくつ」、市内遊覧バスの利用は出来ません
   深夜バスをご利用の際は、一日乗車券を提示の上、別途大人の場合210円、小児の場合110円をお支払いください。
売り場:市営地下鉄全駅の自動販売機





写真:赤い靴号とみなとぶらりチケット適用範囲
みなとぶらりチケット
値段:500円(子供250円)
内容:横浜都心部の市営地下鉄(横浜駅~伊勢佐木長者町)、市営バス(赤い靴号、100円バス含む)乗り放題
   都心部各種施設、商店優待
売り場
・地下鉄(ブルーライン)駅 (横浜、高島町、桜木町、関内、伊勢佐木長者町)
・定期券発売所 (地下鉄(ブルーライン)横浜駅、地下鉄(ブルーライン)関内駅、横浜駅東口(そごう地下1F) )
・適用区間内を運行する市営バス車内
・観光案内所(桜木町)
・契約店舗、旅行代理店 (クーポン券で発売)・・・JTB・近畿ツーリスト・名鉄観光・JALツアーズ(チケット発売所で交換)
・横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)

みなとぶらりチケットワイド
値段:550円(子供280円)
内容:ブルーライン新横浜駅~横浜駅往復+横浜都心部の市営地下鉄(横浜駅~伊勢佐木長者町)、市営バス(赤い靴号、100円バス含む)乗り放題
   都心部各種施設、商店優待
売り場
・契約店舗、旅行代理店
(クーポン券で発売)・・・JTB・JR東海ツアーズ・近畿ツーリスト・名鉄観光(チケット発売駅で交換)
・地下鉄(ブルーライン)駅(クーポン券の横浜市内での引換場所)
新横浜、横浜、高島町、桜木町、関内、伊勢佐木長者町

京浜急行電鉄


写真:京急2100系快特泉岳寺行き
横浜1DAYきっぷ
値段:品川発1,090円、金沢文庫発930円、横浜~上大岡間各駅830円、横須賀中央発1,040円
内容
・発駅~上大岡・横浜駅横浜の往復+都心部の市営地下鉄(横浜駅~伊勢佐木長者町+上大岡駅)、みなとみらい線全線、京急線(上大岡駅~横浜駅)、市営バス(赤い靴号、100円バス含む)乗り放題
都心部各種施設、商店優待
売り場:京急線各駅(泉岳寺除く)


写真:京急横浜1DAYきっぷ適用範囲

三浦半島1DAY、2DAYきっぷ
切符概要
出発駅からフリー区間までの往復
金沢文庫以南の京急線(本線・逗子線・久里浜線)使い放題
三浦半島内の京急バス主要路線使い放題

記念艦三笠、猿島航路、観音崎京急ホテル、横須賀美術館等の施設優待
値段()内は2DAYきっぷ
品川駅~:1900円(2000円)
京急川崎駅~:1600円(1800円)
横浜駅~:1400円(1600円)
上大岡駅~:1300円(1500円)
区間内発着:1100円(なし)



写真:みなとみらい線へも直通する東横線急行元町・中華街行き
みなとみらい線
みなとみらい線1日乗車券
値段:450円(子供230円)
内容:みなとみらい線が1日乗り放題です

東京急行電鉄


写真:渋谷駅に乗り入れる東横特急
みなとみらいチケット
値段:渋谷・目黒・二子玉川・大井町・蒲田発840円(子供420円)、自由が丘発830円(子供420円)、武蔵小杉発780円(子供390円)、日吉発750円(子供380円)、菊名発680円(子供340円)
内容:発駅~横浜駅往復+みなとみらい線1日乗り放題
売り場:横浜駅、田園都市線渋谷駅、こどもの国線・世田谷線を除く各駅

相模鉄道


写真:みなとぶらりチケット適用範囲

相鉄発みなとぶらりチケット
値段:二俣川発810円(子供410円)、大和発900円(子供450円)、海老名発980円(子供490円)
内容:発駅~横浜駅往復+横浜都心部の市営地下鉄(横浜駅~伊勢佐木長者町)、市営バス(赤い靴号、100円バス含む)乗り放題
   都心部各種施設、商店優待
売り場:横浜駅・湘南台駅を除く相鉄線各駅

JR東日本


写真:埼玉・北関東・新宿・湘南と自由自在、湘南新宿ライン
横浜フリーきっぷ(+あかいくつバス)
値段:東京~浜松町発1000円(子供500円)、品川~大井町発:650円(子供320円)、蒲田・川崎発530円(子供260円)、渋谷・町田発:850円(子供420円)、藤沢発900円(子供450円)、鎌倉・逗子発750円(子供370円)、八王子発1470円(子供730円)、船橋・大宮発1870円(子供930円)
内容:発駅~横浜駅往復+JR根岸線横浜駅~新杉田駅、赤い靴号乗り放題


列車追跡シリーズその7:臨時特急「ほくそう春まつり号」の行く道その3



写真:実は隠れた主力車輌かも

前回に引き続きほくそう春まつり号を追っていきましょう。

列車追跡シリーズその7:臨時特急「ほくそう春まつり号」の行く道その1
列車追跡シリーズその7:臨時特急「ほくそう春まつり号」の行く道その2

新鎌ヶ谷駅

写真:東武線裏口も開設された新鎌ヶ谷駅

 続いて北総線内を見ていきます。続いては東松戸駅同様乗換駅の新鎌ヶ谷駅、千葉県の統計によると2006年度の乗車人員は以下のようになっています。
定期客 6945人(65.8%)
普通客 3604人(34.2%)
合計  10549人(県内2位、4.7%増加)

 北総線千葉県内の定期比率66.0%、増加率4.3%に近い数字が並んでいる事が分かります。ちなみにこの駅に乗り入れる他線と乗客の増加状況を比較すると
      2000年度 2006年度
東武野田線 8294人 →14360人 73.1%増
新京成線  10335人→13088人 26.6%増
北総線   9457人 →10549人 11.5%増
 と東松戸同様他の路線に比べて伸び率が鈍いと言えます。



建設中のマンションなど

写真:新鎌ヶ谷のイオンと着々と進むまちづくり

 他線の発展を支えてきたのは写真のイオンに代表されるまちづくりの進展、しかしながら北総線にとってはそれを中々取り込めていないと言う状況にあると言えます。

朝ラッシュ時
新鎌ヶ谷~新橋
北総線特急 42分   38120円(通勤定期1月)
北総線普通 52分   38120円(通勤定期1月)
東武~総武 50~52分 21220円(通勤定期1月)

新鎌ヶ谷~日暮里
北総線特急  27分   33940円(通勤定期1月)
北総線普通  39分   33940円(通勤定期1月)
新京成~常磐 42~44分 15680円(通勤定期1月)

 何故かと言えば通勤の足として考えた場合、まず定期券ベースでの費用が倍近くかかり、かつ特急を使えば10~15分速い物の本数は朝ラッシュ時で20分に1本と本数が少なく、普通だと所要時間の差が殆どない事が挙げられます。

日中12時代の本数
東武  6本(10分毎)160円(5kmの運賃)
新京成 6本(10分毎)140円(5kmの運賃)
北総  3本(20分毎)300円(5kmの運賃)

 日中を見ても本数は半分で短距離の運賃は倍となるとやはり厳しいものがあります。

こんなところにも

写真:成田新高速への期待は鎌ヶ谷でも

新社長を直撃! 京成電鉄 その2〜成田新高速鉄道で東京=成田を36分に@NikkeiBP.netより
現在、北総線は1時間に3本ですが、ここに一般特急をさらに3本走らせる予定です。沿線利用者の利便性も上がるでしょうし、同時に地域の活性化も進むことになるでしょう。

 そんな中で期待されるのは来年度開業する予定の成田新高速、上は2004年と少し古いものの成田新高速鉄道の運行事業者である京成電鉄社長のインタビューです。
 現在の北総線は本数が少ないうえに普通のみなのが弱みですので、20分毎の普通のほかに同じ本数特急が走るとなるとその停車が予定されている新鎌ヶ谷駅は相当な改善となると思われます。朝ラッシュに関しては未定ではあるのですがこちらは現在京成線で走っているモーニングライナーイブニングライナーのような通勤ロマンスカーを含めて期待したい所です。

駅前広場

写真:駅前広場

 新鎌ヶ谷駅と言うと私が始めて北総線に乗った際はまだ東武の駅も未完成で、当然この駅前広場も影も形もありませんでした。駅に乗り入れるバス路線と言うと沼南町を経由して白井駅に乗り入れる長距離路線が申し訳程度に北総線高架下の工事中の通路を通って出る県道沿いに走る程度でした。

鎌ヶ谷総合病院
新鎌ヶ谷駅の新顔

写真:鎌ヶ谷総合病院と2007年デビューの船橋新京成バス新鎌ヶ谷線

 しかしながらイオンに代表されるSCや鎌ヶ谷総合病院等、人を集める施設が出来てきたからかここ最近積極的にバス路線が乗り入れています2006年度にはお隣白井市の新興住宅地ベリーフィールドからの千葉レインボーバス西白井線、2007年度には新京成線鎌ヶ谷大仏から新鎌ヶ谷駅を経て新しく完成した鎌ヶ谷総合病院へ向けて走る船橋新京成バスの新鎌ヶ谷線と廃線となるバス路線もある中で積極的な展開も見られます。

鎌ヶ谷のプロスポーツ

写真:鎌ヶ谷のプロスポーツと言えば・・・

 鎌ヶ谷市コミュニティバス「ききょう号」

 また鎌ヶ谷市のコミュニティバスききょう号も市役所そばだからか、全路線乗り入れています。ききょう号と言うと日本ハムの2軍の本拠地であるファイターズタウンへのメインアクセス公共交通でもあります。
 今年はWBCでダルビッシュ投手が先発にリリーフにと大活躍しましたが彼もここから巣立った選手、きっと彼に続いて世界で活躍する選手が出てくることでしょう。

 さてそんな新鎌ヶ谷駅、現在まさに発展途上中で未来が楽しみな存在ですが、今後成田新高速鉄道開業後に更なる飛躍を遂げていくのか楽しみな所です。


列車追跡シリーズその7:臨時特急「ほくそう春まつり号」の行く道その2



写真:千葉ニュータウン中央駅に停車中のほくそう春まつり号

 前回に引き続きほくそう春まつり号を追っていきましょう。

列車追跡シリーズその7:臨時特急「ほくそう春まつり号」の行く道その1

東松戸駅~出世したのか潜在能力がやっと生かせたのか~
東松戸駅2009

写真:東松戸駅

 続いて北総線内を見ていきます。まずは線内最初の停車駅である東松戸駅、千葉県の統計によると2006年度の乗車人員は以下のようになっています。
定期客 3710人(58.6%)
普通客 2622人(41.4%)
合計  6332人(県内3位、6.8%増加)
 北総線千葉県内の合計を見ますと定期客の比率は66.0%、乗客増加率は4.3%ですから成長著しい北総線でも成長率が高く、かつ普通客の比率が高いので日中に利用する利用者の多い駅と言えます。

2面4線
線路は・・・

写真:成田新高速開業に向けて新ホームは完成

 さてそんな東松戸駅で最もホットな話題と言えば今年2月のダイヤ改正でそれまで停車しなかった特急・急行が停車する事になったことでしょう。

東松戸出世物語~東京一号線2/14ダイヤ改正に思う~

 もともと98年の武蔵野線駅開設後に関しては2期線(高砂~新鎌ヶ谷)で新鎌ヶ谷に次ぐ利用者数を示していたのですが実際利用客の多くが武蔵野線に乗り換えて京葉線直通や西船橋で東西線、総武線に乗り換えて都心に向かう乗客と言う所謂「東松戸逸走」を恐れて特急停車を行わなかったのではと言われています。実際記事のコメント欄ではこんな事が書かれていました。

私は人生の1/4市川大野に住んでました。住んでいた時東松戸ができました。東松戸住民は都心への通勤は京葉線直通東京行き利用が多いです。※新松戸も少なからず。
私も朝東京行くときは京葉線直通東京行きを南船橋行き1本見送って利用してました。~中略~
私の主観ですが今まで北総が東松戸に特急を停めなかったのは東松戸逸走が怖かったのではないのかと思っています。


東松戸出世物語~東京一号線2/14ダイヤ改正に思う~より
    通過 乗車 下車
松飛台 18099
東松戸 16879 2270 1050
表:北総線東松戸地区定期乗客の流れ(2003年度都市交通年報2005年度版より1日あたりに換算)
 

 実際統計を見てもその流れを裏付けています。

平成21年3月14日(土)東京メトロ東西線のダイヤ改正列車を増発し混雑緩和と利便性の向上を図りますより
○ 朝ラッシュ時間帯の運転形態の見直し
現在西船橋を6時台~9時10分までに発車する快速列車9本のうち、6本を通勤快速に、3本を普通列車にします。
これに伴い、朝ラッシュ時間帯の中野方面の優等列車は、全て通勤快速になり列車種別毎の混雑の平準化を図ります。


 しかし武蔵野線経由のルートでも有力な路線の一つ東西線でここ2~3年混雑の悪化で快速運転縮小を行っているのが逸走覚悟で特急停車を決めた理由と考えられます。
    定期客 高砂定期※ 東松戸定期
新鎌ヶ谷 1629   22750  15540
西白井  4003   25140  18480
白井   2913   27140  21000
小室   1426   27140  23940
NT中央  8856   30330  26460
牧の原  2878   31530  30660
日本医大 604   32720  31920
合計 22309  28444  24046
表:新鎌ヶ谷~印旛日本医大から高砂、東松戸への定期平均額(定期基準は通勤1月※対高砂に関しては押上から都営線メトロ線直通で5%割り引きなのでそれを適用、定期客数は市交通年報2005年度版より2003年度の各駅下り着客数を1日あたりに換算)

 上の表は特急停車駅の新鎌ヶ谷~日本医大の対高砂・東松戸における通勤定期の平均額を試算したものです。対高砂は1月28444円、対東松戸は1月24046円ですから高砂経由の通勤客が1人東松戸経由になると北総鉄道の収入は4397円減るわけです。一方東松戸~高砂間の同様の1月の定期の金額は17560円(18480円*95%)ですから大まかに計算して東松戸での逸走4人に対して1人乗客が増えれば収支均衡と言う訳です。

ベデストリアンデッキ

駅裏にも

写真:東松戸駅からつながるベデストリアンデッキと駅裏でも進む開発の様子

 さてそんな東松戸の周辺を見ていきましょう。


北総鉄道沿線レポートその2~2期線沿線、鎌ヶ谷、松戸地区編~


 前にも書いたとおり区画整理地獄とまで言われた状況があったものの、2004年の銀行団との和解以降積極的なまちづくりが行われてきて単に乗換駅としてだけではなく住宅地としても充実してきています。実際武蔵野線駅開業後の乗客推移を武蔵野線、北総線両方で見ていくと
     98年度 2006年度
武蔵野線 5605人→11049人(97.1%増)
北総線  4163人→6332人(52.1%増)
 北総線もすごいですが武蔵野線はその倍近く8年で乗客倍増と言う状況にあります。逆に言えばその増加の差は北総線の改善次第で取り込める潜在需要ともいえるわけです。
 そう言った意味で今後この特急停車で武蔵野線に取り込まれていた乗客を取り込めるのか注目したい所です。

 取り敢えず長くなったので今回はこの辺で


列車追跡シリーズその7:臨時特急「ほくそう春まつり号」の行く道その1



写真:臨時特急「ほくそう春まつり号」

 さて昨年6月から久しぶりの列車追跡シリーズ、今回は先日行ってきたほくそうはるまつりのアクセス列車「ほくそうはるまつり号」に焦点を当ててみていきたいと思います。

イベント見聞録:2009/3/28北総はるまつり2009

京成上野駅~はれのターミナル~
京成上野駅

写真:京成上野駅

 それでは早速スタートまずはこの列車の始発駅京成上野駅から見ていきます。
 京成電鉄2007年度の乗降人員のデータを見ると
定期客 21,650人(45.5%)
定期外客25,911人(54.5%)
全体  47,561人 (全体8位)
 となっております。1日の利用者数が5万人弱、順位も8位とおよそターミナルに似つかわしくない数字が並んでいますが、都心方面への通勤客は押上経由の浅草線、山手線利用者は後述する日暮里駅での乗換がメインと言う事でお客さんが分散していると言えそうです。

JR上野駅

写真:JR上野駅

 とは言え興味深いのは定期客より切符を買って利用するお客さんの多さ、京成電鉄といえば昔は(今もだが)成田山新勝寺や柴又帝釈天への参拝客、現在は海外への玄関、成田空港アクセスと非日常的な利用の多さを伺わせます。
 また写真にあるJR上野駅は少し距離があるため都内の移動で使う事は少ないものの、東北・上越・北陸新幹線、常磐線等「遠くに行く為の列車」の利用では重宝する等、こちらも非日常の利用といえるでしょう。

上野の街並み

写真:京成上野駅前の光景

 上野駅と言うと群馬時代よく帰省で利用していたのですが、個人的に良く感じていたのは「大都会東京」と言う言葉がもっとも似合うターミナルではないかと言う事、単純に利用者数や人数の多さで言えば新宿・渋谷・池袋・横浜の4ターミナルの方が圧倒的に多いものの、やはり例えば群馬のような地方であったり、海外であったりと東京を日常としない人たちが集まってくる場所であるのが大きいのではないかと思います。
 そう言った意味で利用者数と言う数は小さいものの「ハレの場」と言う意味でのターミナルではないかなと思います。

日暮里駅~生まれ変わるターミナル~
日暮里駅

写真:日暮里舎人ライナー開業で生まれ変わる日暮里駅

 さて続いては山手線との乗換駅日暮里駅を見ていきましょう。
京成電鉄2007年度の乗降人員のデータを見ると
定期客 47,804人(54.5%)
定期外客39,952人(45.5%)
全体  87,756人 (全体3位)
 とこちらは定期客が多く通勤の足として利用されているのがわかります。とは言え、山手線乗換駅と言う首都圏の私鉄では大票田であるにも拘らず利用者数が1位にならないのは他では横浜と言う大ターミナルを抱える京急くらいで非常に珍しいのですが京成の1位と2位はそれぞれ浅草線との直通客(実際の乗降がなくてもカウントされる)を抱える押上駅と総武線・東武線との乗換駅船橋駅となっています。押上駅に関しては浅草線が有力な都心ルートとして機能しているわけですが、船橋駅に関しては総武線乗換東西線直通列車の存在が大きかったと言われています。
 実際東葉高速鉄道開業後京成電鉄のドル箱地区八千代市内から東西線方面へはこのルートが使い勝手が良いので船橋駅の利用者数は激減している事がそれを裏付けているのですが、逆に言えば京成電鉄の通勤路線としての競争力のなさを物語っているとも言えます。

日暮里駅の乗り換え光景

写真:日暮里駅の乗り換え光景

 とは言えさすがにターミナルらしく乗降の光景は活気に満ちています。とは言え国際空港アクセス鉄道の乗換駅としてはホームは1面で乗換階段も狭くボトルネックを感じざるを得ません。

京成線乗り換え口

写真:リニューアルされた京成線乗り換え口

日暮里駅総合改善事業 ~ターミナル駅の改良~@京成電鉄鉄道事業
日暮里駅において、JR連絡改札を変更し、駅中央付近のエスカレーターを新たに使用開始しました。@京成電鉄プレスリリース
日暮里駅改良工事2008年@市千葉建替えレポートetc(Yahoo!ブログ版)

 と言う事で2010年度の成田新高速鉄道開業に向けて改良工事が始められ写真のように1部は完成し供用されています。乗換階段の光景とは同じ駅と思えないほど綺麗に仕上がっていますが今後は3階建てにリニューアルされ今よりゆったりと使えるターミナルになる予定です。

成田アクセス拠点らしい光景

写真:成田アクセス拠点らしい光景

 またリニューアルされた電光案内では日中韓英の4カ国表記で国際空港へのアクセス拠点と言う気分を盛り上げてくれます。当然ながら今後増加が予定される中国等からの来日者にとって心強い存在になると思われます。

改良工事中の日暮里駅

写真:日暮里駅の改良工事光景

 さて駅の外に出てみると改良工事の状況が良く見渡せます。現在工事中の3階部は成田方面への下り線となり駅のホームはスカイライナーと一般列車のものに分けられ2階の乗り換え通路とはエスカレーターやエレベータで結ばれます。
 現在の日暮里駅では少し早く来て電車を待とうにも人通りの激しいホームや通路しかないのですが完成後は快適に電車を待つ事が出来そうです。

日暮里駅工事 簡便に全景 その1@京成・新京成・北総 ~只今工事中!~

改良工事中区間を走るスカイライナー

写真:改良工事中区間を走るスカイライナー

新型スカイライナー@京成電鉄
新型スカイライナーが現れるので・・・走る地域について少し書いてみる

 さてそんな工事中の区間を現在の空港アクセスの主力スカイライナーが駆け抜けていきます。まだまだ現役で頑張れそうな車両ですが、来年度開業の成田新高速鉄道は全線立体交差で準新幹線ともいえる高速路線、当然最高速度も160km/hと在来線では最速レベルの為新型車両が主役となりそうです。
 とは言え最近スカイライナーは船橋に停車する等線内の需要喚起に勤めているので成田新高速後彼らがどうなっていくかと言うのは予想がつきづらい所です。
 どうなるにせよより多くの人に利用される状況が期待されます。

日暮里駅前のパチンコ屋さん
駅前の通り

写真:日暮里駅前の光景1

 さて駅前広場に出てみると南側には古びたパチンコ屋さんや商店街等よく言えば下町、悪く言えば雑然とした光景が広がっています。

日暮里のニューフェイス
建設中のマンション

写真:日暮里のニューフェイス日暮里舎人ライナーとひぐらしの里再開発のマンション群

日暮里舎人ライナー@東京都交通局
日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。@東京都交通局

 一方北側に向かうと昨年開業した日暮里舎人ライナーと再開発で建設されているマンション群が見え南側と違って整然とかつ新しさを感じさせる光景が広がっています。日暮里舎人ライナーは利用状況の詳細は分からないものの開業3ヶ月で増発ダイヤ改正を行う等で出しは好調のようです。
 日暮里駅は昨年開業した日暮里舎人ライナー、来年度開業する成田新高速鉄道による成田空港アクセスの再編によってより発展し生まれ変わって言っている最中と言った状況です。それゆえに混雑する乗換階段とリニューアルされた乗換改札、雑然とした商店街と再開発でマンションの建設の進む光景と相反する光景ヶ共存している状況な訳ですがそれが今後どのように変わっていくか、生まれ変わるターミナル日暮里には今後も注目していく必要がありそうです。

京成高砂~生活の中にあるジャンクション~
京成高砂駅

写真:京成高砂駅

 続いて京成線と北総線の境界高砂駅を見ていきます。
京成電鉄2007年度の乗降人員のデータを見ると
定期客 59,860人(うち北総への直通客42,412人)(68.3%(75.5%))
定期外客27,825人(うち北総への直通客13,762人)(31.7%(24.5%))
全体  87,685人 (うち北総への直通客56,174人)(全体4位)

 利用客を見るとこれまでの2駅と比べて定期客の比率が非常に高いのが分かります。これは利用者の約2/3を占める北総線からの直通客の影響が大きく、逆に言えば成田さ山参拝客や空港アクセス客等非日常的な利用の多い京成線に比べて沿線がNTでそこから都心方面への通勤に特化した北総線と言う構図が浮かび上がってくるともいえるでしょう。そして成田新高速開業後は空港アクセス客や成田市方面への乗客が増えるので北総線がそう言った面でどう変わっていくかも注目される所です。

高架工事中の金町線

写真:高架工事中の金町線

4-2 金町線(京成高砂駅付近)高架化工事@京成電鉄安全報告書
高架ホーム工事中の京成高砂、を訪問 その18@京成・新京成・北総 ~只今工事中!~
京成電鉄(金町線高架工事)@鉄道三昧?

 さてそんな高砂駅でホットな話題は金町線の高架工事、現在本線下り線につながっている金町線を分断してコンコース2階に移設しようと言うプロジェクトなのですが、これも成田新高速が完成する事により列車本数が増え踏み切り遮断時間が増加するのを防ぐのが目的と言う変則的ですが成田新高速がらみの工事と言えます。
 とは言え現在4番線ホームにしか乗り入れていないため高砂駅が完全な対比駅として機能していない感があるのでそう言った側面でも大きいのではないかと思います。
 確かに本線と分断され上野方面への直通は走らなくなるし、押上・浅草線・京急方面へも同じホームでの乗換はできなくなるのですが、一方本線の市川・船橋・千葉・八千代方面から見ると乗換の手間が軽減されるのがメリットとなるので果してそう言った面でプラスに働くのかマイナスに働くのか注目したい所です。

高砂駅前の光景
高砂駅前の光景2

写真:高砂駅前の光景

 さて高砂の駅前へ出てみましょう。駅の光景を見ても分かるように大きな駅前広場が無く高架駅でもないので生活との距離が近い駅と言うイメージがあります。
 何となく「駅があるから駅前商店街が発達した」と言うよりも「商店街の中に駅が出来た」と言った感じでしょうか?ここから京成本線や金町線をたどると比較的に似た光景にめぐり合うのですが北総線へ向かうと「何もない場所に駅はできたけど商店街は出来なかった」と言った地域が続くのでこの生活感溢れる光景は上野駅の都会的な光景とは違いますが東京を印象付ける光景なのではないかと思います。
 そんな生活の中にあるジャンクション高砂駅、そんなジャンクションが今後成田新高速でどう代わっていくかと言うのもまた注目したい所です。

 いかがだったでしょうか?取り敢えず都内、京成線内を網羅したと言う事で今宵はここまでとしたいと思います。


イベント見聞録:2009/3/28北総はるまつり2009

さわやか切符一日乗車券

写真:北総鉄道さわやか切符一日乗車券

 さて一昨年、昨年と続き今年も行ってまいりました。北総鉄道の春のビッグイベント、ほくそうはるまつり。
 今回はその模様を少しレポートしようと思います。
イベント見聞録:2008/3/29ほくそう春祭り
イベント見聞録:4月14日ほくそう春祭り2007



写真:臨時特急「ほくそう春まつり号」

 さて現在横須賀在住なので普段北総線方面へ向かうには京急の快特で品川に出て北総線直通列車に乗り換えるのですが今年は北総線開業30周年と言う事で何と普段北総線の乗り入れない京成電鉄上野ターミナルから特別列車が走る事になったと言う事で早速アクセスに利用してきました。
 写真の臨時特急「ほくそうはるまつり号」です。今回京成上野初お目見えとなった千葉ニュータウン鉄道9100系C-Flyerの周りにはこの臨時特別列車を一目見ようと多くのファンが集まっていたのが印象的でした。

車内広告その1

写真:まさにこの列車に乗っています

 さて早速乗車して千葉ニュータウンへ向かいます。列車内では様々な車内広告がありますがこんなものもありました。見ているのは乗客だけなので広告としての価値は0ですが思わず受けてしまいました。

車内広告その2

写真:商売熱心(?)

 さて車内広告にはこんなものもありました。Bトレインショーティー、京成グループである京成3000,3200両形式と北総鉄道にレンタルされ7250形となっていた3車種(?)シリーズの広告です。
 このBトレインショーティーは今回のほくそうはるまつりで先行販売との事で上野広告に比べてすばらしい(?)広告です。
 ちなみに現在は京成電鉄の主要駅の売店やネット通販等も行っているので興味のある方はそちらもどうぞ

「Bトレインショーティー」の発売について@北総鉄道
?コントリビュート

検札でなくて

写真:営業活動中

 さて商売熱心なのは広告だけではありません。ふと車両を見回すと制服やスタッフジャンパーで身を固めたスタッフが検札ではなく、記念切符の販売を行っていました。

30周年記念乗車券

写真:30周年記念乗車券

 と言う事で早速購入してみました。30周年記念乗車券です。30年前の1979年に開業した小室・白井・西白井各駅からの200円区間の切符に小室~西白井間の300円切符、小室~白井間の子供切符100円とちょうど1000円になる組み合わせの硬券に立派な大師とレプリカ切符もついてちょうど1000円、ちなみに一応自動改札での利用は無理ですが駅員さんのいる窓口では11月まで利用可能との事です。
 ただしBトレインショーティーとは違い駅での販売は無く「熱心なファンが集まる鉄道イベントのみの発売となり」とあるので買い損ねた方は北総鉄道が出店するイベントを一生懸命探すしかなさそうです。取り敢えず親会社の京成電鉄、兄弟(?)会社の新京成電鉄・関東鉄道あたりは可能性は高そうですが、昨年4社合同企画をやった津軽鉄道、秩父鉄道、銚子電鉄あたりも見逃せません。

開業30周年記念乗車券を発売します@北総鉄道

記念乗車証明書

写真:記念乗車券

 さてそんな「ほくそうはるまつり」の旅ですが、なんと記念乗車券まで出ました。さすが30周年粋な計らいです。
 ただその後「京成線京成高砂駅までの精算と1日乗車券」と言うえらく複雑な手続きを行う乗客の長蛇の行列に並ぶ羽目になってしまいましたが・・・

京急旧1000系&北総7000系
開運号用1600系

写真:車両模型の展示

 さて早速はるまつりを巡ってみましょう。まず駅構内では車両模型の展示と運転会、及びプラレールのコーナーが展開されていました。車両模型の展示では私の地元京急の古株旧1000系と北総のげんこつ電車7000系、そしてスカイライナーの前身(?)列車である京成開運号の1600系車両と言うオールドファンをうならせるラインナップに思わず見とれてしまいました。
 そしてプラレールや運転会のコーナーではたくさんの子供たちが楽しそうに電車と戯れているのが印象的でした。

成田新高速鉄道工事状況写真展その1
成田新高速鉄道工事状況写真展その2

写真:成田新高速鉄道工事状況写真展

 さて北総鉄道沿線の長年の宿願であり先日の知事選挙でも大きなポイントの一つとなった成田新高速鉄道の工事状況の写真展示も行われていました。ここ2~3年を見てもホームの増設が完成した新鎌ヶ谷、東松戸の両駅をはじめとして着々と工事が進んでいる状況が見て取れ、来年度の開業が待ち遠しくなる展示でした。

東京電機大学コーナー

写真:東京電機大学コーナー

 さて駅舎内では東京電機大学による実験コーナーが今年も行われていました。前に取り上げたいすみ鉄道では最近千葉大学園芸学部による様々な取り組みが行われていますが、北総鉄道にとってこの東京電機大学はイベント等で頼りになる存在、今年も少子化、理系離れが言われる中、科学の楽しさを一生懸命伝えようとする雰囲気が伝わってきました。

主な活動内容@東京電機大学電子技術研究部
いすみ景観PV (千葉大学園芸学部)@いすみ鉄道ファン

鉄道会社によるグッズ販売コーナーその1
鉄道会社によるグッズ販売コーナーその2
鉄道会社によるグッズ販売コーナーその3

写真:鉄道会社によるグッズ販売コーナー

 さてさて駅の外に出ると今年も多くの鉄道会社によるグッズ販売が行われました。今年目を引いたのは京成建設とはとバス、ここまで来るとなんでもありと言った感じですが、どちらも多くの人で賑わっていました。

今年の戦利品

写真:今年の戦利品

 ちなみに今年購入したのは写真の東葉高速鉄道の携帯クリーナー、実は一昨年にも購入しているのですが、800億円以上の累積赤字を抱え黒字化が急務なのに、直通先の東西線の混雑悪化で朝時間帯の東葉快速が全廃になる等なかなか恵まれない状況にあるので思わず購入してしまいました。ちなみに現在私の携帯で汚れを取るのに大活躍しております。

東葉高速鉄道

地元名産品コーナー

写真:地元名産品コーナー

 また今年も北口方面では地元名産品販売コーナーが開かれていました。印西市の木下煎餅を始め様々な名産品を見ると例えば群馬県の太田ヤキソバや前橋の豚をフィーチャーした各種メニューのような展開を期待したい所です。
 ただ個人的に興味深いのは名物が無く開き直ったように見える船橋市、ヤキソバやビールを販売して実は隠れた人気ブースになっているのは上手いなぁと感じます。

セーブオン表彰式に「太田焼そばのれん会」会長-タイアップでまちおこし@高崎前橋経済新聞

成田ゆめ牧場コーナー
今年の旅グルメ

写真:今回の旅グルメ

 さて毎回毎回、食べる事に拘るイベント見聞録でありますが今回も旅グルメとしゃれ込んで見ました。今回は成田新高速開業に向けてと言うわけではないですが成田ゆめ牧場のソフトクリーム、ある意味このイベントでは木下煎餅と並ぶ定番商品ですが私は今回初挑戦、濃厚なミルクによるふわふわした食感と蕩ける様なクリームが美味でした。

千葉レインボーバスコーナー

写真:千葉レインボーバスコーナー

 続いて北口のバスターミナルに出てみます。バスターミナルでは今年も千葉レインボーバスによるバスコーナーが行われていました。千葉レインボーバスは今月基幹路線である木下線を廃止する等厳しい状況にありますがこの日は多くの子供たちとファンがあつまり大賑わいでした。
 ガソリン代が再び上昇している昨今、車への過度の依存を避ける意味でももう少し活躍を期待したい所です。

消防自動車展示
乗車を待つ子供たち

写真:消防自動車コーナー

 続いて少し行くと消防自動車の展示が行われていました。手前では警察車両の展示もあったのですが、特に消防自動車は子供たちに人気が高く乗車体験の記事引きに多くの子供たちが群がっていたのが印象的でした。

紙芝居コーナー

写真:紙芝居コーナー

 子供たちに大人気と言えば昔懐かしい(と書いては見たもののよくよく考えたら私が子供頃の段階では殆どなかった・・・)紙芝居のコーナーも盛況でした。ローカル線のイベントに行くと子供向けのイベントであっても子供の数が少ないと言うのが珍しくないのですがさすがにニュータウンど真ん中のこの地区は子供が多いなぁと妙に感心してしまいました。

宮路オサムによる演歌ライブ

写真:宮路オサムによる演歌ライブ

 ただ当然鉄道ファンと子供向けだけでなくアダルトな方向けの出し物もありました。ステージでは演歌歌手宮路オサムによるライブも行われました。
 さすがにこちらは年齢層は高かったのですがただ他のスペースに負けず劣らず盛況でした。

ステージコーナー

写真:ステージで大活躍の2人(?)

 ステージと言えば今年は千葉ニュータウンが誇るゆるきゃら(?)なし坊と共にステージを盛り上げてくれたのが鉄道映画女優の史絵さん、昨年グッズ販売コーナーで偶然見かけてちょっとびっくりしたのですが今年はステージで大活躍していました。当然グッズコーナーでも昨年の都電に加え今年は岡山電機軌道のDVDを販売と大活躍していました。もしかしたら来年は鉄道アイドル木村裕子さんと競演等期待したい所です。


鉄道女優史絵
鉄道映画女優史絵.オフィシャルブログ
鉄ヲタだって人間だぁ~木村裕子オフィシャルブログ~

ビンゴ大会

写真:ビンゴ大会

 さて今回のはるまつりの占めはそんな史絵さんが取り仕切るビンゴ大会、こちらも大盛り上がりでした。

 さてそんな今年のほくそうはるまつりいかがだったでしょうか?伝え切れなかった面も多々あるのですが、30周年だからと言って無理矢理豪華に展開するわけではなかったものの地元のニュータウン住民と鉄道ファン共に盛り上がり、意外に別々と言うわけでなく共存するイベントと言うのは以外にありそうでないのかなと感じました。
 そんなほくそうはるまつり来年もより盛り上がって行われる事を期待しています。


<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-1283272-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
読者登録
広告
広告3
広告4
広告2
アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
  • 平成の終わりに考える外伝6:「女性」を特別扱いする時代の終わり~兵庫県知事選挙に思う~
  • 平成の終わりに考える外伝5:メディアのラスボスの死が告げる苦く険しい新しい時代
  • 平成の終わりに考える外伝5:メディアのラスボスの死が告げる苦く険しい新しい時代
  • 平成の終わりに考える外伝5:メディアのラスボスの死が告げる苦く険しい新しい時代
  • 平成の終わりに考える外伝5:メディアのラスボスの死が告げる苦く険しい新しい時代
楽天
  • ライブドアブログ

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('