『
どらねこ日誌』さんの2009年09月27日付エントリ『
母子の健康と代替医療⑦」を拝読して、看護師や助産師の卵さんたちが指導者からホメオパシーを奨められているとの情報があると知り、目が虚ろになった。
おいおいおいおいおいと思いながら、Googleの検索窓に思いついた単語を書き込んでクリックすること何度か。セブンアンドワイの本屋で「
花粉症にはホメオパシーがいい 治療現場からの報告 アトピー性皮膚炎からがんまで、エネルギー医学の大きな力」なる本の存在を知る。帯津良一氏と板村論子氏なる人物の共著。二人とも医師だそうだが帯津氏は、
日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長、調和道協会会長などを兼務。2004年春、東京・池袋に統合医学の拠点、帯津三敬塾クリニックを開設。毎朝欠かさずに取り組む気功、全力投球の診療、そして夕刻の酒精で、自らの「いのち」のエネルギーを高めながら、いい場を創ろうと全国を行脚している
だそうだ。板村氏は
医学博士。日本ホメオパシー医学会専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本心身医学会認定医、日本代替・相補・伝統医療連合会認定医。日本人として初の英国Faculty of Homeopathy専門医(MFHom)。
…はぁ。
また、この板村氏、朝日カルチャーセンターで「
心の病気に対するホメオパシー」「
うつ病への理解とその予防- こころの持ち方・日々の過ごし方」という講座ももっているようだ。
ますます目が虚ろになりながら、「エネルギー医学」なるキーワードに今後気をつけようとメモ。
そして、関連の情報を見て回っていると、今度は「波動医学」なる言葉が引っかかってきた(^^;
この言葉を目にした時点で熱が出そうだが、めげていても仕方ない。医学だの科学だのが、どんなものすごい受け取られ方をしているのか知っておきたいし…。
見つけたのは、
日本波動医学協会設立シンポジウム「波動医学フロンティア2005」なるイベントのお知らせらしきコンテンツ。「~命が輝き、魂が踊り出す医療とは?~」だそうな。どうやら「波動医学連続講座2003~2004」DVDシリーズの購入サイトらしい。シンポジウムのスピーカーらしい10人の人物の写真がイベントのお知らせポスター風の画像に配されているが、上述の帯津氏がいる。そして、かの、江本勝氏もいる…(^^;
リンクが貼られていないが、このコンテンツはシリーズになっていた。
『
日本波動医学協会設立シンポジウム「波動医学フロンティア2005」』以降、『
波動医学連続講座II 未来想像~命が輝き、魂が踊り出す医療とは?~』『
波動医学セレブレーション2006 意識の核融合 あなたと私たちで祝う新しい医療の未来』『
波動医学連続講座III 意識の核融合~あなたと私たちで祝う新しい医療の未来~』。
………踊り出したり、祝ったり、なんだかにぎやかな話である。
「波動医学セレブレーション」はシンポジウムと同じような形式のイベントのお知らせ。波動医学連続講座Iは見つけられなかったが、波動医学連続講座の見つけられた二つのコンテンツ、これは資料として価値があるだろう。それぞれの講師の肩書きや講義内容、略歴が掲載されているのだ。シンポジストの江守氏はもちろん、上述の板村論子氏もいる(^^;
ここは、魚拓を撮って、こちらにお持ち帰りさせていただいておけば、今後「エネルギー医学」だの「波動医学」方面で、何か怪しげなコンテンツを見つけたときに照会に活用できるだろう。
まず、『
波動医学連続講座II 未来想像~命が輝き、魂が踊り出す医療とは?~』
(リンクは魚拓へ)より。順番は、DVD収録順のようだ。
「寺山心一翁」氏
(?敬称付けていいのかな?)(日本波動医学協会理事・国際統合医学教育協会副理事長)
Vol.1 「バイブレーショナル・メディスンをめぐってー波動医学というひとつの生きざま」
寺山心一翁氏は1996年カリフォルニアで「バイブレーショナル・メディスン」(日本教文社刊)の著者リチャード・ガーバー氏のワークショップに、日本人として初めて出席しました。その折この本のすばらしさを感じ、ワークショップ終了後に「バイブレーショナル・メディスン」の原書 20冊を購入して帰国しました。さらに帰国後開かれたサトルエネルギー学会の理事会で「この本がこれからの学会の方向性を決める要になる」と言い切り、理事全員に購入させたのです。ご本人のガンの治癒体験、その凄まじい生きざまを通して波動医学の核心について語って頂きます。(略)
1984年右腎臓ガンを患い、肺などに転移し、死を迎えるために病院を去る。しかし自宅に戻りガンに愛を送ることを続ける中、ガンは自然消滅する。社長業の経営相談を行う傍ら、世界中から招聘され、ガンを癒す講演・ワークショップを行い、高い評価を得ている。またガンに苦しむ人々の健康相談を行っている。(後略)
…早稲田の工学部卒だそうである。ガンに愛を送ると自然消滅したのだそうな。
天外伺朗氏(ホロトロピック・ネットワーク代表)
Vol.2 「ホロトロピック・センター構想」
人間という生き物にとって、ありとあらゆる出来事が、魂の成長(学問的には意識の成長・進化)の大切なプロセスの一部であり、病気も例外ではない。つまり、病気のときだけかかわって治療をするという、病院という概念自体が、基本的にどこかおかしいのだ。そこで、胎児のころから死にいたるまで面倒を見、病気にならないように指導し、人々の意識の成長・進化を支援する施設を構想し、「ホロトロピック・センター」と名付けた。(略)
「ホリスティック」が医療に焦点を当てているのに対して、「ホロトロピック」は意識の成長・進化を中心に考えているのが主な相違点。すでに、長年東洋医学に取組み、気功法の指導者としても知られている矢山利彦医師により、2001年10月に九州の佐賀に初のホロトロピック・センターが誕生したのに続き、東京や北海道でも設立準備が進んでいる。(後略)
…この人物も、電子工学を専攻だったらしい。既に「ホロトロピック・センター」が設立済みらしい……。
堤裕司氏(日本ダウザー協会会長)
Vol.3 「波動機器の歴史と現在ー世界の波動機器事情」
(略)
10歳の時UFOを目撃、ミステリーや精神世界に興味をもち14歳の時にダウジングを知り体験する。1984年日本ダウザー協会を設立。日本でのダウジングの普及とともに海外のダウザー協会とも交流を図る。1989年東進カレッジ・能力開発研究所主任研究員に任命され脳波研究をする。1990年、TBS「たけしの頭の良くなるテレビ」に出演、ダウジングの実験を公開。これ以降、テレビ、ラジオ、週刊誌などに多数取り上げられる。現在、(略)、日本ダウジング会の第一人者。著書に(略)「あなたもペットと話が出来る」(学研)
UFOか。。。
…専攻に関する情報は無し。この講演は「医学」を名乗っていたような気がするのだが…。
何かくらくらしてくるが、めげてはいけない。次行こう。
松永修岳氏(国際風水科学協会会長)
Vol.4 「建築医学による住宅革命最前線」
風水術とは東洋医学から派生した住まいの東洋医学です。それは住まうことの智恵と哲学でもあります。この風水術と波動医学を融合させ、さらには環境生理学・環境心理学、さらには精神神経免疫学の最新の知見を統合することによって生まれたのが「建築医学」です。現在、建築医学の実践・普及・啓蒙による不動産業界・住宅業界の革命に取り組んでいます。なぜなら建築医学によって、未病医学はまさに現実のものになるからです。建築医学が教える「絶対にしてはいけない住宅の建て方・住まい方」そして「健康と幸福と開運をもたらす住宅の創り方」について最新の医学的知見をまじえてお話したいと思います。
●略歴:風水環境科学研究家。19歳の頃より運命学(奇門遁甲、風水等)について研鑚。日本各地の名峰に分け入り、風水のフィールドワークを行う。現代科学の研究データを融合させた新しい環境科学として風水術を進化させるべく、1995年に風水環境科学研究所を設立。建築医学を提唱。(後略)
風水から「建築医学」とかに発展してしまっている(^^;
「環境生理学」「環境心理学」「精神神経免疫学」と、並べ立てたらいいと思っているのだろかというか、「最新の医学的知見をまじえてお話」って、「医学」の概念が何か違うのではないかというか。
なお、
風水環境科学研究所なる組織も以前ブックマークしたことがあり、説明に登場するキーワードはとてもよく似ているようだ…と思ったら、松永氏は
この研究所の代表だった。
伝承医学の叡智と環境生理学、環境心理学、大脳生理学の最新の研究データを融合させた新しい代替医療としての『建築医学®』を提唱。2006年11月に『日本建築医学協会』を設立し、同理事長を務める。
多種多様な分野で活躍する様から、『現代の空海』との呼び声も高い。
だそうである。…えーっと、どこからどう突っ込めばいいやら。
安保徹氏(新潟大学大学院教授)
Vol.5 「免疫革命最前線」
病気の成り立ちが不明であれば、原因療法は不可能であろうから対症療法はしかたが無いことであろう。特に、ガン、膠原病、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎のような慢性疾患の治療はこの流れで進んでいる。この流れから脱却するためには病気の成り立ちを明らかにする必要がある。遺伝子、分子の研究だけでは弱点がある。人間は多細胞生物としての特徴があり、このシステムの破綻が病気と関連するという考えが必要と考える。多細胞生物は基本の調節系として自律神経を発展させたし、基本の防御系として白血球系を発達させた。先に述べた多くの慢性病は、この自律神経と白血球系の乱れによって起こっていると考えている。そして、その乱れをつくるのは、多くの生き方の自由を獲得したその人自身(患者)なのではないか。(後略)
…最後の一文が微妙だが、ここにある紹介だけなら、トンデモさんかどうかは判断が難しいだろう。しかし、安保徹氏は、既に当方で1エントリにしている。
「低体温が万病を作る」と主張しているらしい人物だ。『
安保理論の会|医学博士 安保徹 公式ホームページ』を大雑把に要約すると、この人物の視点からは疾患は自己責任らしい。
また、『
NATROMの日記』さんの『
トンデモさんリスト』で、『「爪もみなどで免疫力を上げると病気が治る」 かなり悪質。』との言及もある人物である。
川嶋朗氏(東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長)
Vol.6 「量子物理学が生んだ音楽療法ーたんばく質の音楽」
体の中では常に代謝が行われています。つまり蛋白質が合成され、分解されています。この代謝にはたくさんの酵素、つまり蛋白質が関わっています。蛋白質は20種類のアミノ酸の組み合わせです。量子物理学の世界では、蛋白質が合成される際、アミノ酸がが結合するときある音がでることがわかっています。この音を可聴域に持ってくれば、20種類のアミノ酸それぞれに別々の音符が当てはまります。それをつなぎ合わせれば蛋白質の音楽ができるわけです。 1985年、フランスの量子物理学者ステルナイメール博士はヘモグロビンの音楽を作り、貧血を改善させました。以後、数百の音楽を作成してきています。体の中で起こっている蛋白現象がコントロールできる可能性が出てきました。2005年1月、医療機関としては世界ではじめて、東京女子医大自然医療研究所クリニックで臨床応用を開始しました。(後略)
自然医療と統合医療に取り組んでいるという
東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックはリンク先に。「当クリニックでは薬(西洋薬)の処方や西洋医学的検査は一切いたしません」だそうだが、
当クリニックでは「心理状態が病をつくる」と考え、直接的な病気や心身の状態などのほか、家族構成や人間関係、患者様の人生における出来事まで時間をかけてお聞きし、症状の奥に潜む心の問題(病の原因)を探り、治癒の糸口を引き出すことを心がけています。
だそうなので、、、
ナイチンゲールが砂糖玉に見いだした効果をクリニック単位で追求しているのかもしれない。
(<-好意的解釈)江本勝氏(IHM総合研究所所長)
Vol.7 「世界を駆け巡る結晶写真ー世界波動新事情」
(略)
今から15年前米国で波動測定器MRAやマイクロクラスター水に出会い、水と波動に関する研究に従事する。IHM総合研究所所長、国際波動友の会会長。「波動理論」の提唱者であり、波動医学のパイオニア的存在。(後略)
つっこみ略。この人物が並んでいる時点で、この一連の講座への評価は確定するだろう。
陰山泰成氏(国際統合医学教育協会副理事長)
Vol.8 「統合医療革命最前線」
(略) 東海大学在学中英国・オランダ等にホリスティック医学の研究のため留学EAVをはじめ、数々の世界の先端医療を医師の立場としては初めて日本に導入。心身のバランスに主眼をおくホリスティック療法の普及に努めている。また、医師以外の療術師や一般の方々が積極的に癒しや健康の指導に携わることを奨励する「フリーライセンスドクター運動」を提唱し実践している。(後略)
…この人物を、私は知らなかったのだが「ホリスティック療法」の普及に努めてるんだそうな。
加島春来氏(国際色彩診断治療研究会会長)
Vol.9 「色体診断治療法ーその成立の経緯と効果」
(略)
「色彩診断治療」とは、文字どおり色(カラー)を用いて痛みを取り除いたり、病気を治そうという、これまでには全く考えられなかった治療法です。当然世界初の試みでもあります。薬の薬効成分と同じように効果がある色を用いて病気を治す、つまり服薬せず色を身体に貼るだけで病気が治ったとしたら、また服用した薬の効能を生かす役割をしてくれるとしたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。患者さんにとっては、検査で辛い思いをしなくてもカラーで診断ができる症状があり、薬の心配もなく費用だって安く済みます。たいがいの人は、そんな治療法がありうるのかと疑問に思われるかもしれません。しかし、これは決して荒唐無稽な話ではないのです。私は今日まで、中国医学を基礎として、このような「夢の医療」の実現を信じ挑戦し続けてきました。そして、現実に第一歩を踏み出すことができました。つまり、実際にこの色彩診断治療法を日常の治療に用いて、驚くべき効果を数多く上げることができたのです。
(略)
10月、バイ・ディジタル・O‐リングテスト国際学会で色彩診断治療に関する研究成果を発表。同時に、「加島パワーテスト」による、松果体システムの解析を完成。1998年11月、「国際色彩診断治療研究会」を設立。現在に至る。(後略)
…Oーリングかぁ。国際学会があるのか…。信じる者は救われるって話なんだろうか(^^;
ブレンダ・E・ダランパン氏(EFT-JAPAN代表)
Vol.10 「心身の自由と平和を得る技術「EFT(Emotional Freed on Techniques)」の医療における応用」
(略)
EFTはエネルギー療法の一つであり、アメリカ・フロリダ州在住のGary Craig氏がTFT(Thought Field Therapy)を元に生み出したものです。多くの療法の中でも一般の方々が学びやすく、そして効果的に使えるものとして研究し続けられています。その効果はほとんど数分のうちに感じられ、お子さんからお年寄りの方まで自分で簡単に行える療法として喜ばれています。(略)
ハワイ在住ながらも、日本中の大人のみならず、子どもたちにもEFTを広め、健やかな心の育成を個人目標としている。(後略)
子供にも広めようと、ハワイから努力なさっているそうである。
そして、『
波動医学連続講座III 意識の核融合~あなたと私たちで祝う新しい医療の未来~』
(リンクは魚拓へ)より。
長谷川淳史氏(TMSジャパン代表)
●第一回 「腰痛革命で何が変わったのか」
(略)
医学界にEBM(根拠に基づく医療)という治療戦略が導入されて以来、さまざまな分野で診療ガイドラインが作成されるようになりました。腰痛疾患については現在、少なくとも14の診療ガイドラインが世界各国で発表されています。こうした医学史に残るようなうねりの中で、いつしか腰痛概念に劇的な転換が生じました。世界の専門家はこれを「腰痛革命」と呼んでいます。(略)
21世紀の腰痛医療は、治療者と患者の意識改革が鍵を握っていることを理解していただければ幸いです。(後略)
…出だしはまっとうな文章のように思えるのだが、「治療者と患者の意識改革が鍵」が微妙である。
板村論子氏(医学博士 日本ホメオパシー医学会専門医)
●第二回 ホメオパシーは本当に効くのか?
エネルギー・メディスンの代表的存在であるホメオパシー。現在日本においても急速に普及しようとしています。アトピー治療の助けとして心理療法を学ぼうとしていた時に、たまたま出会ったホメオパシー。私自身が最初の頃、かなりその効果に対して懐疑的でした。しかし現在はホメオパシーの医療としての正しい普及に全力で取り組んでいます。(略)
今回の講義では、成功例だけでなく、治療がうまくいかなかった場合、思い通りの結果が出なかった事例などについてもきちんと紹介し、より効果的で間違いの少ないレメディーの使い方、レメディーとの付き合い方についてもお話したく思います。(後略)
つっこみは、どらねこさんに任せよう(^^;
川畑伸子氏(サイモントン療法認定トレーナー・認定カウンセラー)
●第三回 「サイモントン療法~がん患者とその家族のための心理療法~」
サイモントン療法は、米国の放射線腫瘍医であり、心理社会腫瘍学の権威、Dr.O.カール・サイモントンが考案した、がん患者とそのサポーター(家族等)のための心理療法です。(略)
今回の講義では、サイモントン療法の核となる認知療法とイメージトレーニング(イメージ療法)について、そしてサイモントン療法の実際についてご紹介します。(後略)
よく解らないのでチェックのみ
江本勝氏(国際生命の水協会会長)
●第四回 「世界波動新事情II - 世界の波動医学最新情報」
紹介文引用略。同じだったし。
もし、万が一、ここで講義している人で何か疑問をもちつつ参加している人がいるとしたら、とっとと離れた方がいいとは思う。
クリスティーン・ペイジ氏(医師、米国サトルエネルギー・エネルギー医学学会会長)
●第五回 チャクラ活性化の秘訣「日本波動医学協会・超越意識研究所協同主催特別企画」
英国に生まれ、医学部を卒業後に医師となり、さらにホメオパシーを学び、フィンドホーンを訪れたときにキャロライン・メイス博士と出会う。30年以上にわたる医師としての仕事はもとより、自らの直感に従い、直感を高めて自分のからだが発する智慧を聞くことを患者に説く。(略)
今回の来日によって、サトルエネルギー分野で、学術的にも、技術の面でも日米間の交流が今後大きく促進されるであろう。(後略)
「サトルエネルギー」って知らなかったのだが、ざっと検索して最初の何文かで判断が付くと申しましょうか、何と申しましょうか…orz (
サトルエネルギー学会のホームページはこちら)
大谷由紀子氏(ゾーンセラピスト・リーディングカウンセラー)
●第六回 「ゾーンセラピー 足裏から見る心のサイン」
人間は小さな足で全身を支えて、人生を歩き続けています。足裏には全身の末梢神経が集まっており、体の各器官の反応が出て、肉体部位そのものの、つまりを見つけ出すことが出来ますが、そのもっと奥に今までの人生のトラウマや、心の傷などが隠れているのです。肉体の心とバランスをとるゾーンセラピーは足から見えてくる隠された深層心理を読み解くヒントをお話いたします。(後略)
…つっこみ入れる元気が吸い取られそうである(^^;
宮川明子氏(マザーズオフィス代表)
●第七回 「生活習慣病と身体のリズム」
私達はリズムの集合体です。心臓のリズム、眠りと目覚めのリズム、月経リズム、四季のリズムなど、私達の生命活動は、太陽や月、惑星と地球など、宇宙のリズムの一要素として存在しています。
ところが戦後、ネット社会や生活の24時間化のほか、冷暖房や「旬」のない食生活の喪失、情報過多や硬直化した組織社会などにより、古来の伝統的な生活習慣が消え、「身体の自然」が失われようとしています。「現代病」は、劇的なリズムの変化ついていけない、身体からのメッセージなのです。
今回は、月経リズムと骨盤の開閉に応じた自然療法オリジナルメソッド「リズミカルボディセラピー」に基づき、生体リズムを整えるためのアプローチについてお話します。(略)
植物療法、野口整体、シュタイナー教育などを背景に、月経リズムに応じたアロマメソッド「リズミカルボディセラピー」を考案するなど、教育、施術など、自然療法家の育成と女性の身体のケアを行なっている。
…見るだけで疲れた(^^;
今後、スピリチュアル系やオカルト系のトンデモさんを見て回る時には、参考になる…かもしれない。
なお、私がつっこみ不足の各人物へのつっこみ、情報提供は大歓迎します。
おまけ;
「
講師 | サプリメント指導士養成講座」
…川嶋朗氏や板村論子氏がいる(^^;
TB用のリンク;
「
東海林さだおがいいなぁ 「本当にサルから進化したの?」 追記アリ」
「
こんなサイトもあった - 百丁森の一軒家・別館」
「
聖なる数 - 北斗柄の占いについて思うこと」
この言葉を目にした時点で熱が出そうだが、めげていても仕方ない。医学だの科学だのが、どんなものすごい受け取られ方をしているのか知っておきたいし…。
見つけたのは、
日本波動医学協会設立シンポジウム「波動医学フロンティア2005」なるイベントのお知らせらしきコンテンツ。「~命が輝き、魂が踊り出す医療とは?~」だそうな。どうやら「波動医学連続講座2003~2004」DVDシリーズの購入サイトらしい。シンポジウムのスピーカーらしい10人の人物の写真がイベントのお知らせポスター風の画像に配されているが、上述の帯津氏がいる。そして、かの、江本勝氏もいる…(^^;
リンクが貼られていないが、このコンテンツはシリーズになっていた。
『
日本波動医学協会設立シンポジウム「波動医学フロンティア2005」』以降、『
波動医学連続講座II 未来想像~命が輝き、魂が踊り出す医療とは?~』『
波動医学セレブレーション2006 意識の核融合 あなたと私たちで祝う新しい医療の未来』『
波動医学連続講座III 意識の核融合~あなたと私たちで祝う新しい医療の未来~』。
………踊り出したり、祝ったり、なんだかにぎやかな話である。
「波動医学セレブレーション」はシンポジウムと同じような形式のイベントのお知らせ。波動医学連続講座Iは見つけられなかったが、波動医学連続講座の見つけられた二つのコンテンツ、これは資料として価値があるだろう。それぞれの講師の肩書きや講義内容、略歴が掲載されているのだ。シンポジストの江守氏はもちろん、上述の板村論子氏もいる(^^;
ここは、魚拓を撮って、こちらにお持ち帰りさせていただいておけば、今後「エネルギー医学」だの「波動医学」方面で、何か怪しげなコンテンツを見つけたときに照会に活用できるだろう。
まず、『
波動医学連続講座II 未来想像~命が輝き、魂が踊り出す医療とは?~』
(リンクは魚拓へ)より。順番は、DVD収録順のようだ。
「寺山心一翁」氏
(?敬称付けていいのかな?)(日本波動医学協会理事・国際統合医学教育協会副理事長)
Vol.1 「バイブレーショナル・メディスンをめぐってー波動医学というひとつの生きざま」
寺山心一翁氏は1996年カリフォルニアで「バイブレーショナル・メディスン」(日本教文社刊)の著者リチャード・ガーバー氏のワークショップに、日本人として初めて出席しました。その折この本のすばらしさを感じ、ワークショップ終了後に「バイブレーショナル・メディスン」の原書 20冊を購入して帰国しました。さらに帰国後開かれたサトルエネルギー学会の理事会で「この本がこれからの学会の方向性を決める要になる」と言い切り、理事全員に購入させたのです。ご本人のガンの治癒体験、その凄まじい生きざまを通して波動医学の核心について語って頂きます。(略)
1984年右腎臓ガンを患い、肺などに転移し、死を迎えるために病院を去る。しかし自宅に戻りガンに愛を送ることを続ける中、ガンは自然消滅する。社長業の経営相談を行う傍ら、世界中から招聘され、ガンを癒す講演・ワークショップを行い、高い評価を得ている。またガンに苦しむ人々の健康相談を行っている。(後略)
…早稲田の工学部卒だそうである。ガンに愛を送ると自然消滅したのだそうな。
天外伺朗氏(ホロトロピック・ネットワーク代表)
Vol.2 「ホロトロピック・センター構想」
人間という生き物にとって、ありとあらゆる出来事が、魂の成長(学問的には意識の成長・進化)の大切なプロセスの一部であり、病気も例外ではない。つまり、病気のときだけかかわって治療をするという、病院という概念自体が、基本的にどこかおかしいのだ。そこで、胎児のころから死にいたるまで面倒を見、病気にならないように指導し、人々の意識の成長・進化を支援する施設を構想し、「ホロトロピック・センター」と名付けた。(略)
「ホリスティック」が医療に焦点を当てているのに対して、「ホロトロピック」は意識の成長・進化を中心に考えているのが主な相違点。すでに、長年東洋医学に取組み、気功法の指導者としても知られている矢山利彦医師により、2001年10月に九州の佐賀に初のホロトロピック・センターが誕生したのに続き、東京や北海道でも設立準備が進んでいる。(後略)
…この人物も、電子工学を専攻だったらしい。既に「ホロトロピック・センター」が設立済みらしい……。
堤裕司氏(日本ダウザー協会会長)
Vol.3 「波動機器の歴史と現在ー世界の波動機器事情」
(略)
10歳の時UFOを目撃、ミステリーや精神世界に興味をもち14歳の時にダウジングを知り体験する。1984年日本ダウザー協会を設立。日本でのダウジングの普及とともに海外のダウザー協会とも交流を図る。1989年東進カレッジ・能力開発研究所主任研究員に任命され脳波研究をする。1990年、TBS「たけしの頭の良くなるテレビ」に出演、ダウジングの実験を公開。これ以降、テレビ、ラジオ、週刊誌などに多数取り上げられる。現在、(略)、日本ダウジング会の第一人者。著書に(略)「あなたもペットと話が出来る」(学研)
UFOか。。。
…専攻に関する情報は無し。この講演は「医学」を名乗っていたような気がするのだが…。
何かくらくらしてくるが、めげてはいけない。次行こう。
松永修岳氏(国際風水科学協会会長)
Vol.4 「建築医学による住宅革命最前線」
風水術とは東洋医学から派生した住まいの東洋医学です。それは住まうことの智恵と哲学でもあります。この風水術と波動医学を融合させ、さらには環境生理学・環境心理学、さらには精神神経免疫学の最新の知見を統合することによって生まれたのが「建築医学」です。現在、建築医学の実践・普及・啓蒙による不動産業界・住宅業界の革命に取り組んでいます。なぜなら建築医学によって、未病医学はまさに現実のものになるからです。建築医学が教える「絶対にしてはいけない住宅の建て方・住まい方」そして「健康と幸福と開運をもたらす住宅の創り方」について最新の医学的知見をまじえてお話したいと思います。
●略歴:風水環境科学研究家。19歳の頃より運命学(奇門遁甲、風水等)について研鑚。日本各地の名峰に分け入り、風水のフィールドワークを行う。現代科学の研究データを融合させた新しい環境科学として風水術を進化させるべく、1995年に風水環境科学研究所を設立。建築医学を提唱。(後略)
風水から「建築医学」とかに発展してしまっている(^^;
「環境生理学」「環境心理学」「精神神経免疫学」と、並べ立てたらいいと思っているのだろかというか、「最新の医学的知見をまじえてお話」って、「医学」の概念が何か違うのではないかというか。
なお、
風水環境科学研究所なる組織も以前ブックマークしたことがあり、説明に登場するキーワードはとてもよく似ているようだ…と思ったら、松永氏は
この研究所の代表だった。
伝承医学の叡智と環境生理学、環境心理学、大脳生理学の最新の研究データを融合させた新しい代替医療としての『建築医学®』を提唱。2006年11月に『日本建築医学協会』を設立し、同理事長を務める。
多種多様な分野で活躍する様から、『現代の空海』との呼び声も高い。
だそうである。…えーっと、どこからどう突っ込めばいいやら。
安保徹氏(新潟大学大学院教授)
Vol.5 「免疫革命最前線」
病気の成り立ちが不明であれば、原因療法は不可能であろうから対症療法はしかたが無いことであろう。特に、ガン、膠原病、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎のような慢性疾患の治療はこの流れで進んでいる。この流れから脱却するためには病気の成り立ちを明らかにする必要がある。遺伝子、分子の研究だけでは弱点がある。人間は多細胞生物としての特徴があり、このシステムの破綻が病気と関連するという考えが必要と考える。多細胞生物は基本の調節系として自律神経を発展させたし、基本の防御系として白血球系を発達させた。先に述べた多くの慢性病は、この自律神経と白血球系の乱れによって起こっていると考えている。そして、その乱れをつくるのは、多くの生き方の自由を獲得したその人自身(患者)なのではないか。(後略)
…最後の一文が微妙だが、ここにある紹介だけなら、トンデモさんかどうかは判断が難しいだろう。しかし、安保徹氏は、既に当方で1エントリにしている。
「低体温が万病を作る」と主張しているらしい人物だ。『
安保理論の会|医学博士 安保徹 公式ホームページ』を大雑把に要約すると、この人物の視点からは疾患は自己責任らしい。
また、『
NATROMの日記』さんの『
トンデモさんリスト』で、『「爪もみなどで免疫力を上げると病気が治る」 かなり悪質。』との言及もある人物である。
川嶋朗氏(東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長)
Vol.6 「量子物理学が生んだ音楽療法ーたんばく質の音楽」
体の中では常に代謝が行われています。つまり蛋白質が合成され、分解されています。この代謝にはたくさんの酵素、つまり蛋白質が関わっています。蛋白質は20種類のアミノ酸の組み合わせです。量子物理学の世界では、蛋白質が合成される際、アミノ酸がが結合するときある音がでることがわかっています。この音を可聴域に持ってくれば、20種類のアミノ酸それぞれに別々の音符が当てはまります。それをつなぎ合わせれば蛋白質の音楽ができるわけです。 1985年、フランスの量子物理学者ステルナイメール博士はヘモグロビンの音楽を作り、貧血を改善させました。以後、数百の音楽を作成してきています。体の中で起こっている蛋白現象がコントロールできる可能性が出てきました。2005年1月、医療機関としては世界ではじめて、東京女子医大自然医療研究所クリニックで臨床応用を開始しました。(後略)
自然医療と統合医療に取り組んでいるという
東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックはリンク先に。「当クリニックでは薬(西洋薬)の処方や西洋医学的検査は一切いたしません」だそうだが、
当クリニックでは「心理状態が病をつくる」と考え、直接的な病気や心身の状態などのほか、家族構成や人間関係、患者様の人生における出来事まで時間をかけてお聞きし、症状の奥に潜む心の問題(病の原因)を探り、治癒の糸口を引き出すことを心がけています。
だそうなので、、、
ナイチンゲールが砂糖玉に見いだした効果をクリニック単位で追求しているのかもしれない。
(<-好意的解釈)江本勝氏(IHM総合研究所所長)
Vol.7 「世界を駆け巡る結晶写真ー世界波動新事情」
(略)
今から15年前米国で波動測定器MRAやマイクロクラスター水に出会い、水と波動に関する研究に従事する。IHM総合研究所所長、国際波動友の会会長。「波動理論」の提唱者であり、波動医学のパイオニア的存在。(後略)
つっこみ略。この人物が並んでいる時点で、この一連の講座への評価は確定するだろう。
陰山泰成氏(国際統合医学教育協会副理事長)
Vol.8 「統合医療革命最前線」
(略) 東海大学在学中英国・オランダ等にホリスティック医学の研究のため留学EAVをはじめ、数々の世界の先端医療を医師の立場としては初めて日本に導入。心身のバランスに主眼をおくホリスティック療法の普及に努めている。また、医師以外の療術師や一般の方々が積極的に癒しや健康の指導に携わることを奨励する「フリーライセンスドクター運動」を提唱し実践している。(後略)
…この人物を、私は知らなかったのだが「ホリスティック療法」の普及に努めてるんだそうな。
加島春来氏(国際色彩診断治療研究会会長)
Vol.9 「色体診断治療法ーその成立の経緯と効果」
(略)
「色彩診断治療」とは、文字どおり色(カラー)を用いて痛みを取り除いたり、病気を治そうという、これまでには全く考えられなかった治療法です。当然世界初の試みでもあります。薬の薬効成分と同じように効果がある色を用いて病気を治す、つまり服薬せず色を身体に貼るだけで病気が治ったとしたら、また服用した薬の効能を生かす役割をしてくれるとしたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。患者さんにとっては、検査で辛い思いをしなくてもカラーで診断ができる症状があり、薬の心配もなく費用だって安く済みます。たいがいの人は、そんな治療法がありうるのかと疑問に思われるかもしれません。しかし、これは決して荒唐無稽な話ではないのです。私は今日まで、中国医学を基礎として、このような「夢の医療」の実現を信じ挑戦し続けてきました。そして、現実に第一歩を踏み出すことができました。つまり、実際にこの色彩診断治療法を日常の治療に用いて、驚くべき効果を数多く上げることができたのです。
(略)
10月、バイ・ディジタル・O‐リングテスト国際学会で色彩診断治療に関する研究成果を発表。同時に、「加島パワーテスト」による、松果体システムの解析を完成。1998年11月、「国際色彩診断治療研究会」を設立。現在に至る。(後略)
…Oーリングかぁ。国際学会があるのか…。信じる者は救われるって話なんだろうか(^^;
ブレンダ・E・ダランパン氏(EFT-JAPAN代表)
Vol.10 「心身の自由と平和を得る技術「EFT(Emotional Freed on Techniques)」の医療における応用」
(略)
EFTはエネルギー療法の一つであり、アメリカ・フロリダ州在住のGary Craig氏がTFT(Thought Field Therapy)を元に生み出したものです。多くの療法の中でも一般の方々が学びやすく、そして効果的に使えるものとして研究し続けられています。その効果はほとんど数分のうちに感じられ、お子さんからお年寄りの方まで自分で簡単に行える療法として喜ばれています。(略)
ハワイ在住ながらも、日本中の大人のみならず、子どもたちにもEFTを広め、健やかな心の育成を個人目標としている。(後略)
子供にも広めようと、ハワイから努力なさっているそうである。
そして、『
波動医学連続講座III 意識の核融合~あなたと私たちで祝う新しい医療の未来~』
(リンクは魚拓へ)より。
長谷川淳史氏(TMSジャパン代表)
●第一回 「腰痛革命で何が変わったのか」
(略)
医学界にEBM(根拠に基づく医療)という治療戦略が導入されて以来、さまざまな分野で診療ガイドラインが作成されるようになりました。腰痛疾患については現在、少なくとも14の診療ガイドラインが世界各国で発表されています。こうした医学史に残るようなうねりの中で、いつしか腰痛概念に劇的な転換が生じました。世界の専門家はこれを「腰痛革命」と呼んでいます。(略)
21世紀の腰痛医療は、治療者と患者の意識改革が鍵を握っていることを理解していただければ幸いです。(後略)
…出だしはまっとうな文章のように思えるのだが、「治療者と患者の意識改革が鍵」が微妙である。
板村論子氏(医学博士 日本ホメオパシー医学会専門医)
●第二回 ホメオパシーは本当に効くのか?
エネルギー・メディスンの代表的存在であるホメオパシー。現在日本においても急速に普及しようとしています。アトピー治療の助けとして心理療法を学ぼうとしていた時に、たまたま出会ったホメオパシー。私自身が最初の頃、かなりその効果に対して懐疑的でした。しかし現在はホメオパシーの医療としての正しい普及に全力で取り組んでいます。(略)
今回の講義では、成功例だけでなく、治療がうまくいかなかった場合、思い通りの結果が出なかった事例などについてもきちんと紹介し、より効果的で間違いの少ないレメディーの使い方、レメディーとの付き合い方についてもお話したく思います。(後略)
つっこみは、どらねこさんに任せよう(^^;
川畑伸子氏(サイモントン療法認定トレーナー・認定カウンセラー)
●第三回 「サイモントン療法~がん患者とその家族のための心理療法~」
サイモントン療法は、米国の放射線腫瘍医であり、心理社会腫瘍学の権威、Dr.O.カール・サイモントンが考案した、がん患者とそのサポーター(家族等)のための心理療法です。(略)
今回の講義では、サイモントン療法の核となる認知療法とイメージトレーニング(イメージ療法)について、そしてサイモントン療法の実際についてご紹介します。(後略)
よく解らないのでチェックのみ
江本勝氏(国際生命の水協会会長)
●第四回 「世界波動新事情II - 世界の波動医学最新情報」
紹介文引用略。同じだったし。
もし、万が一、ここで講義している人で何か疑問をもちつつ参加している人がいるとしたら、とっとと離れた方がいいとは思う。
クリスティーン・ペイジ氏(医師、米国サトルエネルギー・エネルギー医学学会会長)
●第五回 チャクラ活性化の秘訣「日本波動医学協会・超越意識研究所協同主催特別企画」
英国に生まれ、医学部を卒業後に医師となり、さらにホメオパシーを学び、フィンドホーンを訪れたときにキャロライン・メイス博士と出会う。30年以上にわたる医師としての仕事はもとより、自らの直感に従い、直感を高めて自分のからだが発する智慧を聞くことを患者に説く。(略)
今回の来日によって、サトルエネルギー分野で、学術的にも、技術の面でも日米間の交流が今後大きく促進されるであろう。(後略)
「サトルエネルギー」って知らなかったのだが、ざっと検索して最初の何文かで判断が付くと申しましょうか、何と申しましょうか…orz (
サトルエネルギー学会のホームページはこちら)
大谷由紀子氏(ゾーンセラピスト・リーディングカウンセラー)
●第六回 「ゾーンセラピー 足裏から見る心のサイン」
人間は小さな足で全身を支えて、人生を歩き続けています。足裏には全身の末梢神経が集まっており、体の各器官の反応が出て、肉体部位そのものの、つまりを見つけ出すことが出来ますが、そのもっと奥に今までの人生のトラウマや、心の傷などが隠れているのです。肉体の心とバランスをとるゾーンセラピーは足から見えてくる隠された深層心理を読み解くヒントをお話いたします。(後略)
…つっこみ入れる元気が吸い取られそうである(^^;
宮川明子氏(マザーズオフィス代表)
●第七回 「生活習慣病と身体のリズム」
私達はリズムの集合体です。心臓のリズム、眠りと目覚めのリズム、月経リズム、四季のリズムなど、私達の生命活動は、太陽や月、惑星と地球など、宇宙のリズムの一要素として存在しています。
ところが戦後、ネット社会や生活の24時間化のほか、冷暖房や「旬」のない食生活の喪失、情報過多や硬直化した組織社会などにより、古来の伝統的な生活習慣が消え、「身体の自然」が失われようとしています。「現代病」は、劇的なリズムの変化ついていけない、身体からのメッセージなのです。
今回は、月経リズムと骨盤の開閉に応じた自然療法オリジナルメソッド「リズミカルボディセラピー」に基づき、生体リズムを整えるためのアプローチについてお話します。(略)
植物療法、野口整体、シュタイナー教育などを背景に、月経リズムに応じたアロマメソッド「リズミカルボディセラピー」を考案するなど、教育、施術など、自然療法家の育成と女性の身体のケアを行なっている。
…見るだけで疲れた(^^;
今後、スピリチュアル系やオカルト系のトンデモさんを見て回る時には、参考になる…かもしれない。
なお、私がつっこみ不足の各人物へのつっこみ、情報提供は大歓迎します。
おまけ;
「
講師 | サプリメント指導士養成講座」
…川嶋朗氏や板村論子氏がいる(^^;
TB用のリンク;
「
東海林さだおがいいなぁ 「本当にサルから進化したの?」 追記アリ」
「
こんなサイトもあった - 百丁森の一軒家・別館」
「
聖なる数 - 北斗柄の占いについて思うこと」
No. 6538
勢揃いした役者をこうして眺めると、なんか、こう、壮観でもありますが、被害者のことを思うと暗澹たる気持になります。
「日本波動医学協会」は、昨年5月にバイオシーパルスが「特定商取引違反」で6ヶ月間の業務停止命令を受けた後、「日本エネルギー医学協会」に名称変更していますね。
http://www.vibrational-medicine.com/
経産省の業務停止命令は、単にマルチ商法の違法性に対するものではなく、
「同社に対し、「パワーウェーブ(波動情報発生器)」、「ウェーブクリエーター(波動情報入力器)」と称する家庭用電気機械器具で波動情報が水に伝わるとしていることには、科学的に明確な根拠がない旨を各販売店及び消費者に速やかに周知するよう指示するとともに、取引停止命令期間中には、その連鎖販売業の全部又は一部の譲渡を行わないよう指示しました。」
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/0805/080527.htm
という厳しいものだったのですが、上記の「命令」はちゃんと守られなかったと思います。本来なら、業務停止期間の延長もあり得た筈なのですが、腑に落ちません。
No. 6539
碧猫さま、お疲れさまでございました。
いつものように、力作!
いやぁ、役力士勢ぞろいですね、まさに。
「全く意味のないこと」(と、私には思える)にこれだけの人が関わって、労力が割かれていることが不思議でなりません。
いや、趣味の世界や楽しみごとならば、「他人にとって全く意味の無いこと」に大量のりソースが割かれることは不思議でもなんでもないのですけれど、そうとも思えないし。
この方たちのモチベーションというのはひたすら「経済(商売)」だけなのでしょうか、それとも本気なんでしょうか。
さつきさんご紹介の「日本エネルギー医学協会」
http://www.vibrational-medicine.com/ を読んでいて、先入観には違いないのですが写真を載せているお歴々が一癖も二癖もある面構えだなぁ、と思ってしまいました(笑)
また、同協会が入居しているビル名が「ナイジェリア大使館ビル」で、何の根拠もありませんが(例の魔女狩りからのトンデモ繋がりかな)「シンクロ二シティ」気分でございました。
No. 6542
>さつきさん
被害が出ていても気づかず喜んで帰依(?)してる人も結構いる様子ですね。女子医大がクリニック単位で乗っていたり、医師免許もちも結構関与していたり、で、しみじみ呆然としました。
>「日本エネルギー医学協会」に名称変更
>経産省の業務停止命令
<
御教授ありがとうございます。「科学的に明確な根拠がない」妙な機械って、ネットでこっち方面を見て回るとわんさか販売されているようですが、一応、公的には否定的な措置が執られるのですね。
でも、トンデモ耐性がかなり弱そうな政党が政権与党になったから、ちょっとこっち方面が要注意だと警戒しております。
>ちょちょんまげさん
>資金はどこから?、とか
<
さつきさんご紹介の「日本エネルギー医学協会」のサイトに、『今年は昨年、一昨年に開催したような500人規模の大会はお休みとさせて頂きます』とあるところをみると、イベントをする度儲かるのではないかと思えます…orz
>これだけの人が関わって、労力が割かれていることが不思議でなりません。
<
正直、多分、儲かるんじゃないかな、と…orz
愛だの共感だのには、物質的な原価はかからないのではないかと。
>それとも本気なんでしょうか。
<
それも多分ありかなぁ。双方共に本気だから、治療効果だって、何か探せば見つかるでしょう…orz
>写真を載せているお歴々が一癖も二癖もある面構えだなぁ、と
<
未知現象研究家の阿久津淳氏以外は全員、「波動医学」にも登場していましたね。
コメントの投稿