を説いていて、「カップ麺200食を一気に食べると即死する」とか「世界の盟主は日本だと予言したアインシュタイン」とかの内容を含む「マインドコントロール」なるタイトルの著作を発表し、「闇の世界組織」とか「オウムの後ろには創価学会が」とか「自衛隊が活動する意義は当に宇宙レベルの重要性がある」とかの内容を含むメルマガを配信している、池田整治・陸上自衛隊一等陸佐は、
これと同じように、ガンの発生メカニズムから見ると、体内環境が悪化したから、その酸素不足の環境下で生き残るために、正常細胞が蓄積されたDNA情報に基づき無酸素環境化でもたくましく生き残るレトロの細胞に先祖返りしたのがいわゆるガン細胞である。
その生き残りのガン化にヒトパピローマウィルスが直接的に手助けしているのかも知れない。お互い劣悪な環境下で生き残るために協同しているとも考えられる。
と、根拠なき妙な断言と、実証を欠いた独自の推測を述べていた。
で、
このように見てくると、子宮頸口ガンのみならず、全てのガンの予防・治療の根本は、60兆の細胞の健全化、すなわち、天然の必須アミノ酸・ビタミン・ミネラル・安全な水等の口養生で、免疫力を高めることが基本であることがわかる。
要するに、子宮頸口ガンワクチンは、人間の免疫機能を注射により物理的に確実に回避して、直接血液に異物を入れるトンデモない代物(しろもの)と言える。
絶対に接種してはならない。
だそうな。「直接血液に異物を入れる」もなにも予防接種は血管注射しないだろうに何を言い出すやらだが、しかも「人間の免疫機能を注射により物理的に確実に回避」だそうな。血管じゃなくとも皮下だろうが皮内だろうが筋肉内だろうが、注射投与したって、免疫細胞は体内各所に存在しているので「物理的に確実に回避」できないのだが。もしかして池田氏、「人間の免疫機能」は皮膚や粘膜表面にのみ偏在しているとでも認識しているのだろうか?
という前段階に行数を割いてしまったが、この展開の後にようやく『
真実を知れば、生き方が変わる・・・嘘はもうやめよう!(三)』にとりかかれる。
冒頭がこう来る。
しかし、万一体内に毒を入れてしまったらどうするか?
その回答が、実は「ホメオパシー」なのである。
しかもホメオパシージャパンの由井寅子先生は、日本社会特有である幼児からの予防接種によるアルミニウムなど様々な毒を、独自のレメディで「体外排出」することに世界で初めて成功したのである。
アルミニウムぐらい、飲水からも普通の食生活からもある程度摂取するものなので、毒呼ばわりするなら、どれほど危険な量が体内に吸収する形で含まれているか示して欲しいところなのだが、「毒」という潔い断言があるだけだ。そして「独自のレメディで「体外排出」することに世界で初めて成功した」と主張されても、ここにはどうやって体外排出したと確認したのかというような情報は見あたらない。「世界で初めて成功」という思い切りのいい断言があるだけだ。
この「快挙」を、「彼ら」は看過できないのである。
日本人を病気にして利益を得る、このこれまで築いた「虚構」、すなわち35兆円の「医療利権」が崩される恐れがある。
このために、メディアを通じて徹底的に社会的に葬り去りたいのである。
はぁ。残念ながら、この世界は、思い切りよく断言すれば空想が現実化するような法則性では動いていない。その「快挙」が、客観的に確認できないのは残念な限りである
(婉曲表現)。
主権在民・情報化社会では、国民に組織的な偽情報を流し、世論を自己の利益に沿うように形成する。
まさに軍略の応用である。
ここで、これまでの医学に関する「彼ら」の世界史における壮大な「工作」を見てみよう。
実は19世紀初め頃までは、ヨーロッパには5つの医学の流派が共存共栄していた。
・ナチュロパシー…食餌療法による免疫力増強
・オステオパシー…体の歪みをとる整体療法
・サイコパシー……心の歪みをケアすることで病気を治す心理療法
・ホメオパシー……自然治癒力を刺激する同種療法
・アロパシー………薬物療法
(*アロパシーのみ「対症」療法、あとの4つは自然治癒力を高める「根治」療法)
こうして改めて見ると、対症療法であるアロパシーの現代医学よりも、むしろ自然治癒力を強化する様々な根治療法の方が多く存在していたことがわかる。
この「5つの医学の流派が共存共栄」というのも、裏がとれないのだが、まぁいいや。200年ほど前にそういう療法があった事と、今、ホメオパシーがプラシーボ以上の効果がないと認識されていることに関係はない。
で、
ところが、この中からアロパシー対症療法のみが盛んになってきた。その契機として、プロシャ(ドイツ)の病院制度の発達があげられる。
とくる。なんか適当に、野戦病院とかの言及があった後、
さらに19世紀半ばに、石油産業が勃興してくると、薬物療法のアロパシーが、この石油権力、国家権力、アカデミズムと結びついて、残りの4つを弾圧追放してしまった。
なぜなら石油化学の産物である医薬品で儲けるためには、自然治癒力を強化する他の医療は彼らにとって邪魔者以外のなにものでもないからである。
こうして医療が、石油化学メジャーの餌食になってしまった。
どこかの小説のような話になっているが、町中のそこここで「整体治療」の看板は目にするし、標準医療で食事の改善指導は普通に行われる。「弾圧追放」の実体は謎である。
この後、無茶振りの話は自然治癒力賛美からホメオスタシスだのに移行する。
発熱は、体温を上げてウィルスを死滅する作用、咳も鼻水も下痢もウィルスを体外に排出しようという働き。症状は全てありがたい。薬物を投与すると、そのありがたい働きを中途半端で止めてしまう。
すると体はどうなるか?
体は異常なままで固定されて、正常なホメオスタシスが働かなくなって、薬物依存の素地をつくってしまう。
ホメオスタシスどころか、不可逆的変化をもたらす発熱もあるのは、池田氏の目には止まらないらしい。それに、この理屈だと漢方薬も否定しているようだが、それでいいのか?
続いてこう来る。
さらに怖いのが、ウィルスに薬物耐性ができて効かなくなり、量を増やさなければならなくなる。
解熱薬と抗ウイルス薬ぐらい区別して考えた方が良いと思うが。
癌で亡くなる人のほとんどの人の原因は、抗ガン剤と放射線治療による免疫力の低下である。
まともな医師ならばそのことを知っている。だから自らガンになったとき、抗ガン剤と放射線治療を受ける医師がいないのだ。
前半の根拠のない断言にも呆れるが、私の知人にも標準医療でがんを治療している医師はいるもので後半の妄想にも、、、これ、鵜呑みにするヒト、やっぱりいるんだろうなぁ。
この後、何故か話は「宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」の『ふかいの森』をご存じだろうか?」(原文まま)となる。何故、腐海が平仮名なのか謎である。
つまりふかいの森は、残留放射能で汚染された水を、あらゆる生物の生命の血としてのきれいな水に再生していたのである。
自らは汚染度が高まり、犠牲となりながら…。
実は人間のガン細胞も同じ働きである。血液中の化学物質など異物を取り除いてくれているのである。
またしても、想像が根拠の力強い断言であるが、もしそうだとしたら、標準医療の外科手術で癌組織を摘出するのが一番いいことになってしまわないだろうか(^^; 不思議なことに、池田氏の主張には摘出手術への言及がない。
逆にガン細胞に「感謝」しながら、血液をキレイにすること、つまり酸性化していた体液を弱アルカリのPH7.35(ホメオタシス)にするための食餌療法や毒素を取り除くホメオパシー療法をすることにより、自己の本来もっている自然治癒力が高まり、癌は自然緩解、つまりなくなる。
貧弱な医学知識しかない人物が適当極まりない放言をしているのには呆れるしかない。この人自身はどうでもいいが、この人の身内が癌にかかった時に、この人物が標準医療の治療を阻止しないことを祈るばかりだ。
ところで、えーっと。この一節だけで、療法や健康法のタイトルで表現するといくつ含まれるんだろうか? マクロビも含んでそうである。 冒頭で、「子宮頚口ガン予防ワクチン接種公的支援」と「朝日新聞による日本ホメオパシー叩き」の二つの社会現象が、実は根っこでしっかり繋がっていると指摘した理由がお解りになったであろうか?
ある意味「対トンデモ」という点で、根っこがつながっていると言えば言えるかもしれないが。もちろん、つながると表現できるかも?と考える所以は、池田氏のようなトンデモ言説あってのことである。
この後、話はホメオパシーからも遠くはばたき、朝日disの後、宇宙規模の壮大なストーリーに展開するが、もちろん、長いので中略。
その太陽系の進む方向に、ニュートン力学では説明のつかない雲状の光の帯が発見された。
やがて太陽系がその帯に突入することもわかった。そこでボイジャー1号、2号が1977年に偵察衛星として前方に打ち出された。公的情報では「外惑星の探査」と欺騙情報が流されている。
やがて光の帯の実態がわかった。6000度の水素元素…つまり、プラズマ帯であったのだ。
…はぁ。
もっともこのプラズマは、日本人の神坂氏とドイツの最高の頭脳を持つ若い学者が戦争終結直前に満州で実験し、彼ら自身がこのプラズマで覆われて空を飛んだ…つまりUFO原理を実証している。
えーっと。何度も言及して恐縮だが、この引用した文章を書いているのは、今現在現役の一等陸佐である。「実証」という単語はご存じのようだが、意味をご存じであるかに不安を感じるのは私だけではあるまい、多分。
そのプラズマ帯に完全に入る日が、マヤ歴のおわりと言われる2011年10月28日。
プラズマという高エネルギーが全てを覆うことになる。この時をアセンション、次元上昇の時とも言われている。
だそうですよ皆さん(棒)。1万2千年前にもプラズマ体に入ったけど、当時の人類(ムー大陸の頃だとか?)のエゴが強くて滅んだそうですよ。怖いですねー。
プラズマエネルギーを受けると、人間性の高まっていたヒトは、一気に意識向上し、3次元から5次元社会でいきる半霊半物質の身体に変容するとも言われている。
誰が言ってたんだろう? で、「時間が限られている」のだそーです(棒)。
是非、日本人が、その本来の特性である、自然と一体化・共生する社会を世界に先駆けて雛形として作ることに、意識を集中してほしい。
そうすれば、ムー大陸以来の積年の人類の課題、日本だけでもヤマト王朝成立以来の宿題が一気に解決されるであろう。
あっさり、ムー大陸が実在するとして語られているようである(^^;
もう嘘はいい。
是非、本当の情報を知って、
一人でも多くの人に「有意な人」になって
何が何でも生き抜き、
新たな高意識の地球文明を創ってほしい。
この「思い」に一人でも多くの人が応えてくれることを信じつつ…
「もう嘘はいい」と仰せだが、妄想ならよろしいのだろうか?
…しかしまぁなんですね。
ご指摘もあるのだが、こういう伝奇系小説って、よくあるよね。特に、この辺、
さらに世界三大メジャーといわれる石油、金融、軍事の三つが軍産複合体、つまり世界金融支配体制としてあらゆる分野に支配網を張り巡らせるようになると、医学の分野もその支配下に完全に置かれてしまった。
某「○竜伝」にもあった設定のようである(^^;
(続きまだでしょうか?田中さん) 多分、池田氏の頭の中では権力側にイルミナティが入ってそうだし、だとしたらレプティリアンも含まれるだろうから
(<-勝手に決めた)、「創○伝」では反権力側が爬虫類(でいいのか(^^;)という、ちょっとした違いがあるだけのような気がしたのであった。