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韓国から「慰安婦」被害者の訃報が二件 (と海南訴訟とアムネスティ) 

 「慰安婦」関係の情報をチェックしていて、韓国語報道がたくさん出ていると、ぎくりとする。特に厳寒期だと。これは、去年、その時期に韓国の「慰安婦」被害者の方の訃報が相次いだためだ。高齢の方には寒さが堪えるだろうと思えるだけに、今年もその時期に韓国語報道が出る度にいちいちヒヤリとしていて、1月20日には90歳で亡くなられたハン・オクスン(한옥선)さんの訃報を伝え聞いていたが、いつの間にか暖かい季節に移っていた。とはいえ無論、だからといって他の被害者の方達皆さんがお元気なわけではないのは自明ではあった。
 加減がお悪い方が多いのは聞き及んでいたが、訃報がお二人分続いていたのを知ったのは、この報道を見てからだった。

 聯合ニュース 2009/05/28 21:34付「고향도 못간 '위안부' 할머니 별세 (故郷に戻れなかった『慰安婦』ハルモニ死去)」
 蔚山(ウルサン)にお住まいの ユン・ドゥリ(尹頭理、윤두리)さんが、28日に享年81歳で亡くなられたとのことだ。聯合ニュースが報じるには、1928年に釜山で生まれて15歳の時に「慰安婦」とされたユンさんだそうだが(韓国挺身隊問題対策協議会=挺身隊対策協の発表)、「滝尾英二著『在朝日本人の女性たち ―「史料」からのアプローチの試み― 』1994年2月16日 (近代天皇制、植民地支配に関する資料)」に、もう少し詳細な記述があった。
ユーザータグ:  日本軍性奴隷制問題
[ 2009/05/29 17:37 ] 自爆史観 | TB(1) | CM(2)

5月の小規模テロをまとめて 

 反日の予定がなんだか親日になってしまった小籠包のリベンジのため、鶏出汁を取るべく、ガラを買いに行ったら、またこれしか売ってなかった。

グラム30円で300g。
 白ネギの青いトコと生姜のかけらを入れて、圧力鍋で蒸気が出るまで加圧。その時点で一旦火を止めて冷めるまで放置。冷めたら、料理ばさみで適当に細かく切って、後は手で握りつぶして肉部分を細かくし、再度加圧。蒸気が上がってから2-30分ぐらいで、抽出終了。冷めてから力一杯絞ると、白濁した味の濃い出汁が取れるので、これをいろいろに使ったので、そのレポート(及び、若干おまけ)。
 もちろん、小籠包がメインなんだけど、あれは100ccぐらいしか使わないから、まず、別用途に使ったので、こっちを先にエントリにして自慢しておこうという話。

 いつも材料入手困難なおいしそーな料理をアップするどらねこさんが、材料入手容易なレシピをあげてくれていたので、これは試さないとね。
 『ぶーさんのビール煮チーズ焼き

 まずは、豚肩ロースをゲット。
ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2009/05/28 23:35 ] 小ネタ | TB(2) | CM(12)

「朝日新聞」「pokoponにっき」「みみずくからの伝言」「みつどん曇天日記」の科学等に対する認識を問う 

 2009/05/05のこと、どこのマスコミも科学部はしょぼいというもっぱらの評判を裏付けるかのような記事が、朝日新聞の科学面「アスパラクラブ」に掲載された。

aサロン_科学面にようこそ_DO科学/「3」を究める

 科学もへったくれもない、どこの呪術社会の「科学」なんだと腐したくなるこの記事のとんでもなさは、『今日の科学:pokoponにっき』(2009.05.22付)が批判していたが、批判すればよいと言うものではない。この記事はあろうことか、不思議なパワーがあるのは「3」ではなく「4」であると指摘しているのだ。トンデモをトンデモで批判しても、まとめてトンデモなだけである。

 だが、この右翼blogであると運営者が自称しているブログのエントリを、勇気ある論者が「一見科学的な装いを凝らしてはいるが、思い込みに基づいた非科学的な記事であると言わざるをえない」として、敢然と批判した。
pokoponにっきの科学に対する認識を問う:みみずくからの伝言』(2009/5/22付)

 …なんということだろう。敢然と勇気をもって批判するのはいいが、批判すること自体が目的となっては本末転倒である。これでは批判偶数組と揶揄されるのも宜なるかなと評せざるを得ない。このエントリは、「なんといっても不思議な数は4ではなくて2であろう」と主張して、根拠を列挙するのである。

 こうした批判を批判なのか、批判批判を批判なのか、だんだん混乱してきた状況に、さらに勇気あるブロガーが一石を投じた。
5は至高の数字 - みつどん曇天日記

 ……なんということだろう。このブロガーも「5の魔力」「あらゆる言語に5は含まれる」として、具体的な根拠を列挙するのである。私はあまりのことに呆れ果ててしまった。

[ 2009/05/26 12:36 ] ニセ科学系トンデモ | TB(6) | CM(13)

感染症に対する意識は中世から変わってないような気がしてきた 

 先日、積読の山(笑)の背表紙を見ていると、ふとある本のタイトルが目についた。
「疾病は警告する ー人間の歴史を動かす感染症の魔力ー」濱田篤郎著(洋泉社)
多分、去年か一昨年ぐらいに古本屋で買ったおぼろげな記憶がある(<-そのまま放置していたorz)。2004年8月の初版で、ちょうどSARSの収束後のタイミングに出た、感染症の専門家による新書だ。著者の濱田医師は、昨今のインフルエンザでもメディアで発言している、海外感染症の専門家だ。

 内容は歴史上で確認できる人類に流行した感染症を紹介するもの。ハンセン病、ペスト、梅毒、天然痘、マラリア、コレラ、結核、黄熱、インフルエンザ、発疹チフス、エイズ、そしてSARSが取り上げられているが、それぞれの感染症が社会へ及ぼした影響や、感染症が動かした歴史、感染症と闘った医師達の努力を紹介する文章は、文章そのものが上手く、非常に読みやすくて面白い本だった。

 そして、歴史を動かした感染症を紹介した後、それをふまえたSARSへの考察はとても興味深かった。
[ 2009/05/24 17:16 ] 四方山話 | TB(2) | CM(7)

なぜか日本で報じられない傾向のある出来事をメモ 

 2009/05/16に公開したエントリ;「日本の仏教界が、韓国に歴史事実を謝罪」に、はてなブックマークでで、matasaburoさんからこんなコメントを頂いた。

このケースの場合マスコミが報道しない理由はどういうあたりにあるのでしょうか? 朝日から読売まですべて報道しないということですよね。

 この「和合碑」除幕式そのものは13日で、韓国でも13日から報道されはじめていたトピックである。もし、日本のマスコミが取り上げるつもりなら、上記エントリの公開のタイミングなら確実に出ているはず、というのが経験的な事実(なので、先のエントリのように書いていた)。実際、今現在検索してもこの件に関する日本のマスコミによる報道はネット上で拾えない。

 matasaburoさんは理由を問われているが、私にしても明確な答えはない。しかし、エントリ公開時点でそう書いた根拠は、明確に言語化はできないがあるにはある。以下に私が踏まえている情報を、新しい物から遡って挙げてみよう。

ユーザータグ:  日本軍性奴隷制問題
[ 2009/05/21 20:43 ] 自爆史観 | TB(0) | CM(31)

「裁判員制度における被害者のプライバシー確保を求める要請」その後 

 18日に公開したエントリ;「<緊急>裁判員制度による性犯罪被害者個人情報流出に反対する要請への賛同署名を(追記有)」にて、アジア女性資料センターさんの『裁判員制度における被害者のプライバシー確保を求める要請』への賛同署名を募る広報に協力させていただいたが (応じて下さった皆様、ありがとうございます)、毎日新聞が2009年5月19日20時56分付で『裁判員制度:性犯罪被害者の2次被害防止を 女性団体要望』として、報じていた。

 既に最高裁は、被害者名を出さずに大まかな情報を伝え、思い当たる人物がいるか候補者に尋ねるなどの運用をし、候補者には口外しないよう求めるとしているが、女性たちは「最高裁は各地裁にガイドラインを示して」などと不安を訴えた。

 08年1年間に起訴された対象事件2324件のうち、性犯罪は約2割の468件ある。

当ブログにおいては、SIVAさんから「これ、デマですよみたいに書いてるブロガーも散見する」とお知らせいただいていたし、「被害者名を出さずに大まかな情報を伝え」といった路線で「大変な誤解です」と発言している方もいたらしいと聞き及んでいるので、最高裁の返答にまつわる詳細を知りたいと考えていた。


そして、今日、20日付で、アジア女性資料センターさんが報告エントリを上げて下さっていた。

最高裁申し入れのご報告

 一部引用させていただくと、
[ 2009/05/20 19:57 ] 四方山話 | TB(4) | CM(10)

<緊急>裁判員制度による性犯罪被害者個人情報流出に反対する要請への賛同署名を(追記有) 

(18:00、追記)

 はてなブックマークでこんな報道を知り気にはなっていたが、話題が重い上に、裁判員制度に関する情報にも疎いため、関連情報を調べる時間が取れないこともあってエントリに取り上げられずにいた。

 九州発 読売新聞2009年5月6日付

(略)
 裁判員は事件と無関係でなければならず、数十人から約100人の候補者に被害者の氏名などを伝えることになる。選任されなかったほとんどの人は、裁判員法が定める守秘義務を負う必要がない。(略)

 性犯罪のうち裁判員制度対象の重大事件は強姦致死傷、強盗強姦、強制わいせつ致死傷、集団強姦致死傷事件。2008年の全国の対象事件2324件のうち約2割を占める。

 被害者のほとんどが、被害を他人に知られたくないと強く願っている。(略)ところが裁判員の選任手続きでは、候補者に事件との関係の有無を確認する。そのため被害者の氏名や事件の概要を知らせることは避けられないという。また、裁判員に課せられる守秘義務も候補者には及ばず、情報を他人に教えても罰せられることはない。

 最高裁も「情報流出による二次被害の恐れが考えられる」と懸念するが、対策の指針は示さない予定で、最終的には各地裁で対応を判断することになりそうだという。

性犯罪の被害体験を書籍にした方は、

「被害を届け出ない女性は今でも多いのに、対策もないまま制度が始まるなんて」と憤る。

 性犯罪のうち、被害者がけがを負ったりPTSD(心的外傷後ストレス障害)などにかかったりする「致傷」事件になると、裁判員裁判の対象になる。「そうなることを嫌がる被害者が、心や体の傷を負っても申告しない事態が起きる恐れもある。重罰を求める気持ちが強くても、かなわなくなる」と(略)


 その後、『akira's room』さんが14日に関連情報をまとめてエントリにあげて下さった。
裁判員制度に新たな問題点が浮上
一部引用させていただくと、

裁判員制度が導入される事件の中には、「強盗強姦」「強姦致死、致傷」「強制わいせつ致死・致傷」のような性犯罪が含まれています。
刑事訴訟法は被害者の申し出があれば氏名や住所などを法廷で伏せるよう定めていますが、事前に漏れてしまうのであれば何の意味も持ちません。
また、公判前に多数の人(被害者からしてみれば不特定多数の人と言うことになりましょう)に、自分のプライバシーが知られてしまうとしたら、被害者の心理的な重圧はいかばかりでしょうか。

裁判員に課せられる守秘義務も候補者には及びません。候補者は守秘義務違反で罰せられることはないのです。
もし情報が流出してしまったら誰から漏れたのかなどは調べようがないだろうと思いますし、もし訴えるとしても被害者はさらなる負担をおわざるを得ません。

また、性犯罪においては他の事件にはない、被害者へ批判や二次加害が後を絶ちません。このように性暴力被害は一般に未だ偏見の多い分野です。一般市民から選ばれた裁判員に公正な判断ができるのかという強い危惧を抱いています。

当面考えられる対策として、性犯罪事件には裁判員制度を導入しない事を強く望みます。



 そして、こういった問題には常に取り組んでくださっている、アジア女性資料センター様が緊急要請を開始してくださったとのことで、ご連絡いただいた。裁判員制度が始まるのは21日。ということで、賛同署名を携えた最高裁への申し入れは19日。

 とても〆切間際ではあるのですが、女性団体の方達が情報を得たのがakiraさんのアクション後だったかも?ぐらいの話なので、ご協力いただける方、どうぞよろしくお願いします。


 以下、賛同署名要請文の転載;

ユーザータグ:  『男は熊』
[ 2009/05/18 12:34 ] 四方山話 | TB(3) | CM(12)

(続)日本の仏教界による韓国への歴史事実謝罪 

 15日付でアップした『日本の仏教界が、韓国に歴史事実を謝罪』のブックマークにて、kanimasterさんとkarpaさんが人類和合共生祈願碑についての2008年6月14日付の情報を教えてくださった(ありがとうございます)。

 2008年6月14日付の情報が掲載されていたのは、「100余年の歴史を持つ総合的な宗教文化専門紙」中外日報。ということは?と思って探すと、すぐに見つかった。

 中外日報社の2009年5月16日付で、
[ 2009/05/16 23:59 ] 自爆史観 | TB(1) | CM(0)

日本の仏教界が、韓国に歴史事実を謝罪 

 13日から14日にかけて、「慰安婦」に関係するらしい韓国語報道がどっさりでていたので驚いたら、タイトルのような報道が韓国マスコミで一斉に取り上げていた。日本語版を出している各紙も含まれているので、日本語版が出ないかなーと待っているのだが(^^; どうも、このエントリを書いている時点では見当たらない。
聯合ニュース2009.5.13付
일본 불교계 '과거사 반성' 화합비 건 (日本仏教界「過去の歴史反省」和合碑建立)」

ハンキョレ新聞2009/05/14 02:41:0付
일본 불교계 "한국인에 고통 준 과거사 반성합니다" (日本仏教界「韓国人に苦痛をもたらした過去の事実を反省」)」

東亜日報 2009-05-14 02:57
日불교계 “한국인에게 고통 준 과거사 반성”  (日本仏教界「韓国人に苦痛をもたらした過去の出来事を反省」 )」

朝鮮日報 2009.05.13 15:11付
"한국민에 고통 끼친 것 반성"…일본 승려들 과거사 참회  (「韓国民に苦痛をもたらしたことを反省」…日本僧侶らが過去の出来事を懺悔)」

SBSニュース 2009-05-13 20:44付
"일본, 과거 한국에 큰 고통"…'참회' 새긴 비문  ( 「日本が過去に韓国に大きな苦痛を」「懺悔」刻んだ碑文) 」


 上記の報道を、聯合ニュースを主に、他の報道で補ってまとめると、
ユーザータグ:  日本軍性奴隷制問題
[ 2009/05/15 17:08 ] 自爆史観 | TB(0) | CM(3)

反日系食い意地テロへの誘い 

 先日、『みつどん曇天日記』さんがこんなエントリを上げてらした。
レシピはブログで
ふと見ると、私もよく拝見している美味しそうなブログと並べて、当ブログもご紹介いただいていた。のはいいが、このエントリ自体がまた、強烈な食い意地テロ攻撃(^^; 撃沈者多数(^^;
 これは、反撃に出なければ。

 さて、みつどんさんのエントリによると

どらねこ日誌
科学と生活のイーハトーヴ
complex_cat
Gazing at the Celestial Blue

 このブログ様方は、しょっちゅう参考にさせて頂いてます。いつもすいませんねぇ。それにしても猫多いな。

 思うに、ブログのレシピエントリーは料理の一部始終を、失敗も交えて公開していることと、その人独自の「こだわり」がハッキリ出ている事、そしてなにより、公開した後コメント・TB等でフィードバックがある事が重要なポイントなのではないでしょうか。

 このエントリの結果、「この国の料理の大半は猫が作っている」という衝撃の事実も暴露されてしまっていた。衝撃の事実はともかく、こだわりといえば、『科学と生活のイーハトーヴ』さんは素材の持ち味を生かした美味しそうな料理、『どらねこ日誌』さんは簡単そうに書いているくせに難易度の高そうな(おまけに材料入手難度も高そうな)美食、『complex_cat』さんは「そんな材料手に入りません(号泣)」な自力再現まず不可能な為に恨めしく見ているのみになりがちな美味しそうな料理と、それぞれ特徴があるようだ。

 なら、当ブログでも、実績を上げている路線での食い意地テロをせめばなるまい。


 となると、やはりあれですね。

反日
ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2009/05/12 21:00 ] 小ネタ | TB(2) | CM(0)

日本政府が第二次世界大戦下の戦争犯罪に対し公式謝罪(!?) 

 という情報を、いつも参考にさせていただいている(けど、トラックバックが通らない)調査会法情報」さんの10日付エントリ「調査会法情報090510 (元米兵捕虜・旧軍毒ガス・公文書)」で見かけた。ここですかさず「まさか」と思ってしまうわたくし、日本政府に対する信頼感に満ちあふれているようだ。

 以下、紹介されていた新聞記事。私がとる前に魚拓が撮られていたから、このエントリを書いている間にApemanさんがエントリを上げられるかもしれない (注;と予想してみたけど、16:00時点でまだだった(^^;)
[ 2009/05/10 14:00 ] 自爆史観 | TB(2) | CM(13)

性犯罪加害者に対する治療プログラム検討の試みには賛同する、のだけど… 

 気がつくのが遅い目ではあるのだが、なんだか強烈な違和感を感じる記事が目についたので、お持ち帰り。

 大元は、医療介護CBニュースだが登録してないと読めないかもしれないので、同じ内容を配信していたライブドアニュースで魚拓取得。
医療介護CBニュース 2009/05/02 12:00配信分で、「性の問題、その治療とは」(魚拓

 「榎本クリニック」という、「精神神経科、心療内科」などを守備範囲とする医療法人の理事長という話の医学博士をもつ榎本稔医師のインタビュー記事。
 「性依存症」である性犯罪の加害者に対する治療プログラムを普及させようという話のようで、それ自体は、もちろん、大変賛同できる試みである。また、9日に『幅広く性の諸問題を扱う「日本『性とこころ』関連問題学会」』を立ち上げるのだそうで、その対会長も務められる、ということなのだが。。。


 このインタビュー記事、インタビュアーがこう切り出す。
「性の多様化が叫ばれていますが、同時にさまざまな問題が浮かび上がってきていると指摘する声があります。」
その答で、いきなり、はぁ???となった。
[ 2009/05/08 19:00 ] ジェンダー関連? | TB(3) | CM(17)

だって豚肉が安かったから 

 このところ、休みになると「異次元鶏はむ」を作製して、平日の朝ご飯はベーグルに鶏はむとしゃれ込むのだが、鶏はむも軽くスモークをかけると旨さが増す。以前、エントリでベーコン作製にもちらっと触れたことがあるが、スモークすること自体は難しい調理方法ではない。スモーク用のチップも東急ハンズで売っている。スモークの後にはボイルの工程があるのだが、このボイルをミスるとゆで汁に旨味が逃げたまっずい燻製品になってしまう。しかし、そのステップも「異次元調理法」と使えば大丈夫。

 と、いろいろ、レシピが充実してきたとあるゴールデンウィーク。年度末の過重労働が終わり、年度頭の恒例ハードワークも一段落ついて、次の〆切を気にしつつ英気を養うと称して、美味いものを食べようと目論んでいた連休のある日。
 豚肉の固まりが安く売っていた。

 ラッキーと思った、わたくし。ハムの作製を思い立った。すでにグラム39円の鶏胸肉を買っていたが、豚腿の塊もお買い上げ。そして、別のスーパーにも立ち寄ると、ここでは豚ヒレの塊がさらに安く売っていた(^^;
…肉が増えたところで、調理の手間はほとんど変わらないから、この際、作って冷凍しておこう(^^;

 買ってきた肉の塊は、1.5%の塩と、0.5%の三温糖、ブラックペパーとオールスパイスを適当に振って冷蔵庫で丸二日漬け込み。スモークするステップの前に、ざっと表面についているスパイスを洗い流し、肉を拭いておく。

 そして、タコ糸で巻いて整形のステップだ。さて、ここからが今回のメインイベント(だったらしい)。
ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2009/05/07 00:00 ] 小ネタ | TB(3) | CM(7)

マスコミによる医療機関叩きも原因の一つじゃないのか? 

 ひどい話だと思う。初報は毎日という噂だが、私は確認していなくて、気がつくと同様の報道が各紙から出ていた。『感染している可能性が低いにもかかわらず、発熱などを訴えた人の診察を拒否するケースが東京都内の病院で相次ぎ、2日朝から5日正午までに計92件にのぼる』件。
 ここでは、日経から。

(略)
 過剰ともいえる病院側の対応について、都感染症対策課は「病院は冷静に対応してほしい」と呼び掛けている。

 同課によると、診察拒否は、都が設置した発熱相談センターへの相談電話で判明。大学病院が断ったケースもあった。

 感染国への渡航歴がないのに発熱相談センターに相談することを勧められたという人が大半だが、同センターから一般病院での受診を勧められたのに診察を拒否されたケースもあった。中には「成田空港に勤務している」「友人に外国人がいる」と話したことで拒否された人もいたという。


 まず、何をもって「診察拒否」と呼んでいるのだろう?

 たとえば、大分県は中津市の「新型インフルエンザ感染防止対策のお知らせ」にはこうある。

 (略)新型インフルエンザの感染を心配されている方や新型インフルエンザの症状(通常のインフルエンザの症状に類似した発熱、脱力、食欲不振、発咳などがみられる。また、鼻汁、咽頭痛、吐気、下痢がみられることがある。)が現れた場合は、まずは電話で北部保健所へご相談ください。新型インフルエンザの診療を行う医療機関をご紹介します。
(略)
院内感染を防止するための対応として、医療機関では受け入れ準備が必要です。
直接医療機関を受診することは避けてください。


…なんで、中津市から引用してきたかというと、非常にまっとうなことが書いてあるにもかかわらず、ちゃんと呼びかけている公的機関があまり見当たらなかったからだ。
 岩手日報からも引用しておこう。
[ 2009/05/06 14:25 ] 四方山話 | TB(1) | CM(7)

新型インフルエンザそのものよりこっちを危惧する 

 この記事は、出てすぐ見ていたが、気持ちの悪いものを感じつつも、スルーしてしまっていた。既存システムを活用して、パンデミック対策をというような取り上げ方だったからかもしれない。今日付のスラッシュどっとジャパン『総務省がパンデミック対策として国民の移動履歴記録システムを実験』で取り上げてくれていたので、あらためて注目して、あらためてなんだかなぁと言う気分になったのだが。

 利用者の居場所を特定できる携帯電話の全地球測位システム(GPS)機能を活用し、感染症の世界的大流行(パンデミック)を防げないか――。
(中略)
 具体的には、携帯電話会社などがモニター全員の移動履歴をデータベースに蓄積。その後、1人が感染症にかかったとの想定で全モニターの移動履歴をさかのぼり、感染者と同じ電車やバスに乗るなど感染の可能性がある人を抽出し、注意喚起や対処方法を知らせるメールを送る試みだ。
(中略)
このため、総務省は実験を通じ、移動履歴の活用に対する心理的抵抗感などもあわせて検証する方針だ。


asahi.com 2009年5月3日13時17分「感染者に近づけばメールが届く 携帯電話で秋にも実験」より一部
 心理的抵抗感に配慮してくれるそうだが、「感染症の流行対策」という大義名分を掲げられたら、心理的抵抗感を表明しやすいだろうか?
 あるいは、マスコミがどんな風に煽るだろうとか、なんだか、このところの報道とあわせて危惧を感じざるを得ない。

 そしてもう一点、疑問を感じる点がある。移動履歴を蓄積されるのは、GPS機能付の携帯通話端末をもった個人だ。このシステムがパンデミック対策としては大した役に立たず、他の目的に活用されるんじゃないか、というのが、その疑問。
 感染が確認された個人がGPS携帯をもってなきゃ、機能しないシステムじゃないのか、これは。
[ 2009/05/05 16:12 ] 四方山話 | TB(0) | CM(2)

「メキシコ」と目にする機会が激増したのが、きっかけ 

 感染力は強そうだが弱毒株(発症しても重症化する率が低い)で、豚から感染した証拠が確認されていないのにゲノムにブタインフルエンザ由来配列が混ざっていた恐らくは一つの株に由来する感染がメキシコでヒトを介して規模を拡大したためかでも、起源がアメリカである可能性は否定されていないそうだ最初に「豚インフルエンザ」と呼ばれていた、新型インフルエンザ・A型(H1N1)の流行が、何故か、横浜のメキシコ料理店から客足を遠のけているとの報道があった。

 思わず、メキシコ料理ってどんなんだろうと調べているうちに、上記報道の5月1日時点では新型インフル感染が疑われていた横浜の高校生が、そうではなかったとの報道が出たようなので、風評被害は収まっているものと思いたいものである…(こちらに普通にお客さんがいたとの証言はあるにはあるのだが)件のお店、行ってみたくはあるが、ちと、私には遠い(時間的余裕もない)

 一方、インフルエンザ報道で「メキシコ」がしきりと言及され、料理店の風評被害報道なども目にするうち、なんだか、迷走してしまった。

ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2009/05/04 14:00 ] 小ネタ | TB(0) | CM(0)

たけねこ・再度 

 山菜狩りなどに行くと、最初は他の野草と区別つかない山菜が、目が慣れてくるとあっちにもこっちにもあることに気付いて目につくようになるものだと経験しているが、近ごろ、買い物に行くと竹の子が目について仕方ない(<-そういう問題か?)。

 前回、4/23にエントリにした通り、既に今年は竹の子にありついているが、年に一回食べれば満足するものでは、当然無い。というわけで、目につくと、つい買ってしまう。

 今回の獲物。埼玉産とか。
ユーザータグ:  食い意地テロ
[ 2009/05/03 17:00 ] 小ネタ | TB(0) | CM(0)












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