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株式会社ブラック日本の雇用システム

ボンボン時代の麻生はよく大盤振る舞いをしていたそうだが、首相は色んな面で優れ資産もある日本と自分をダブらせているのか?国際関係は世界オラガ村ではないから、そんなことで立場を得ようとしても無駄だろう。儲かるとなれば10倍のレバレッジを効かせて投資する人たちがぺんぺん草だけを残して去っていった後に現れてお金を出してやるといっても、ボランティアの人かと思われるだけである。

不安神経症的に将来を憂えるNHKの最近の特集番組に登場する人たちは、まるでブラック企業に就職して人生に失敗した人のようだ。ブラック企業は幹部が儲け一般社員を使い捨てにする。日本も同じだ。年功序列、終身雇用、系列出向転籍が儲かるシステムだったのだからしょうがない。

日本がベーシックインカムを導入するというような、欧米の観念を覆すような仕組みでも構築できれば別だが、雇用不安をカバーして経済の活性を取り戻していくには結局欧米にならうしかない。自己都合で退職した場合は失業給付金の支給は半年後という、国民の働く意欲を頭ごなしに否定するようなブラック企業的な方法はやめつつ、仕事の現場では業務内容に値段をつけて人材の流通デッドロックを解除し、働き方そのものから変えることである。今このタイミングで国民のマインドをがらりと変え、V字回復が達成できれば、麻生総理もお望みどおりの、世界のエグゼクティブから賞賛と尊敬を受ける日本になれるだろう。

そもそも100年の1度というなら、構造問題が重なり世界一深刻な後退を見せている日本にとってこの不況は黒船のはずである。それなのに年金砲で日経平均を狂ったように9000円まで上げているのはまさにブラックである。金融指標は底入れを匂わせるものばかりのようだが、金融指標と実体経済の乖離は目を覆うばかりで、実体経済が今後も下降していくなら、今無理に注入すればするほど後のバストもひどくなる。いや実体経済が下降していくことは間違いないと思われる。ゴールドマンも仕込んでいるようだし、あとはまた、みなが狂ったようにマウスをクリックするようなタイミングが訪れるのを待つのみである。

鈴木氏が北方でほにゃららとか、領土返還で麻生が解散とか、ぶっそうな噂がちらほらな今日この頃、すわ民主党政権で日経暴落とか、地に足着かない米ドルとか、どこかで誰かがソファに深く腰掛けて着火マンの火花をカチカチさせているんだろうなという気がまたするこの頃、みなさんGWはいかがお過ごしでしたか?



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笹部 政宏
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